ザ・グレイト文楽ライブ配信決定!配役情報!桐竹勘十郎・宮田大その他豪華出演:おうちで文楽

こんにちは。らら子です。

文楽人形遣いの三世桐竹勘十郎さんとチェリスト宮田大さんのコラボによる、「ザ・グレイト文楽」いよいよ開幕です。

このメンバー、この演目。なんとも贅沢な公演になりそうです。劇場での公演は2日間昼夜4回。うれしいことにライブ配信もされます。

【日程】2020年10月21日(水)~ 22日(木) [全4回公演]
【会場】国立文楽劇場【チケット】5800円
【主催・企画制作】関西テレビ(公演事務局 06・6314・8262)。

公式サイト:https://www.ktv.jp/event/gbunraku/

目玉はチェロと人形の競演『無伴奏チェロのための「BUNRAKU」』。2016年に宮田さんがチェロで演奏。桐竹勘十郎さんが『花競四季寿(はなくらべしきのことぶき)』の“秋”である『関寺小町』を題材にした人形を遣いました。

今回は満を持して再演。今回はさらに伝統的な文楽として義太夫節での舞踊4部作『花競四季寿』も上演されます。この演目は「万才」「海女」「関寺小町」「鷺娘(さぎむすめ)」の4部からなっています。

勘十郎さんはチェロと義太夫節と両方の「関寺小町」を演じられます。義太夫節の「関寺小町」は、なんと勘十郎さん初役だそうです。意外ですね。




ザ・グレイト文楽:『無伴奏チェロのための「BUNRAKU」』(黛敏郎作曲)とは

今回、ザ・グレイト文楽で勘十郎さんと宮田さんがコラボする『無伴奏チェロのための「BUNRAKU」』は黛 敏郎(まゆずみ としろう)さん作曲。低音弦楽器であるチェロの音色を太棹三味線に見立てた名曲です。

今からちょうと50年前、岡山県倉敷市の大原美術館30周年記念行事(1960年)のために作曲され、理事長の大原総一郎さん(1909年7月29日 – 1968年7月27日)に捧げられました。

その名曲に桐竹勘十郎さんがほれこみ、曲に合わせて「関寺小町」をモチーフにした演目を作り上演したということです。

こちらもご参考に。

無伴奏チェロのための『BUNRAKU』黛敏郎(まゆずみとしろう)作曲:『文楽(ぶんらく)』をモチーフにした最高傑作(動画あり




「ザ・グレイト文楽」チェロ奏者:宮田大(みやただい)さんのプロフィール

チェリストの宮田大(みやただい)さんは、栃木県宇都宮市出身。ご両親は音楽教師で、チェロを始めたのはわずか3歳。すぐにその才能を開花させ、小学生の時から数々のコンクールで入賞します。

その後、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに進み、首席で卒業。その後、2009年にスイスのジュネーヴ音楽院卒業、 2013年6月にドイツのクロンベルク・アカデミー修了。

桐朋学園大学は日本のトップレベルの音大ですが、宮田さんが卒業した「ソリスト・ディプロマコース」とはどういうコースでしょう。桐朋学園のサイトによると、以下の説明がありました。

ソリストとしての将来性を有すると認められた者を対象に高度な実技教育を行うことを目的としているコースで1973年に開設されました。(中略)
在籍している学生の中には、普通高校に通いながらの「ダブル・スクール」を実践している学生もいますし、演奏活動と両立させている学生もいます。
(出典:ソリスト・ディプロマ・コース|桐朋学園大学)

つまり、音楽大学や音楽高校の一般的な課程ではなく、少数先鋭の高度な音楽教育を受けられたということですね。

そしてつちかわれた宮田さんの高い音楽性とテクニックは、世界的指揮者の小澤征爾さんも絶賛。日本を代表するチェリストとして国際的な活動を繰り広げていらっしゃいます。

使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1698年製A. ストラディヴァリウス“Cholmondeley”とのことです。



「ザ・グレイト文楽」:勘十郎さんと宮田さんの意気ごみは?

お二人は2016年の文楽とチェロ競演ですっかり意気投合。パワーアップして戻ってきました。

勘十郎さんは和楽器は太棹の三味線、洋楽器はチェロが好きで、余裕があれば、チェロは一度習ってみたいそうですよ。

宮田さんは、クラシック奏者として文楽の世界の聖地に立てる幸せをかみしめながら、勘十郎さんと一緒に表現するのをどきどきわくわく楽しみにしているそうです。

https://mainichi.jp/articles/20201003/k00/00m/040/097000c?utm_source=smartnews&utm_medium=ios&utm_campaign=smartnews

三世 桐竹 勘十郎さんの投稿 2020年10月4日日曜日

日本の伝統芸能と西洋発祥のクラシック音楽、人形とチェロ。ルーツや表現方法は違っても、お二人の根っこの部分で通じるものがあるのをこのインタビューからひしひしと伝わってきました。



「ザ・グレイト文楽」出演者情報:簑紫郎さんと寛太郎さんのインタビュー記事も。

さて、今回の公演は伝統的な文楽の部もあります。

文楽でのご出演は以下の方々です。リンクをクリックすると詳しい人物情報が読めます(らら子調べ)

太 夫:竹本錣太夫 / 竹本織太夫 / 竹本小住太夫 / 竹本碩太夫

三味線:竹澤宗助 / 鶴澤清志郎 / 鶴澤寛太郎 / 野澤錦吾 / 鶴澤燕二郎

人 形:桐竹勘十郎 / 吉田簑紫郎 / 吉田玉翔 / 吉田簑太郎 / 桐竹勘次郎 / 桐竹勘介 / 吉田簑之 / 吉田玉延 / 桐竹勘昇 / 豊松清之助

囃 子:望月太明藏社中

「ザ・グレイト文楽」簑紫郎さんと寛太郎さんのインタビュー記事

「ザ・グレイト文楽」公演に先立ち、吉田簑紫郎さんと鶴澤寛太郎さんのインタビュー記事も。気合が入ってます!

吉田簑紫郎さんはバックパック文楽で世界の人形劇を訪ねるなど、独自の活動を展開している方。鶴澤寛太郎さんは祖父様が師匠(人間国宝・七代目鶴澤寛治)、超絶技巧の若手三味線のホープ。お二人とも注目株です。

コロナの休演期間は、寛太郎さんはマンションで音を出さない生活をしていらしたそうです。確かに、太棹三味線の音量はすごいですものね。ステイホームで他の住民もいる環境ではお稽古がしにくかったということです。

簑紫郎さんが深夜に物流センターで肉体労働のバイトをしていたというのは、報道などで知られた話です。

そんなお二人は今回の公演はプレッシャーが半端ないといいいます。

人形遣いは、『関寺小町』を遣う勘十郎さん以外もみなさん初役だそうです。

寛太郎さんは首席奏者にあたるシンを勤められるそうです。先輩の鶴澤清志郎さんがセカンドにあたる2枚目、そして師匠の竹澤宗助さんが末席のスソ。

こういう、しがらみにとらわれない配役をさらっとしてしまうところが、実力本位の人形浄瑠璃文楽の良さだと思います。




ライブ公演ネット配信チケット入手方法

2020年10月21日(水)~ 22日(木)の全4回公演のうち、千穐楽にあたる10月10月22日(木)夜の部がネットで配信されます。

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配信日 10/22(木)19:00~
*公演時間は休憩15分を含む約90分を予定
アーカイブ期間:10/25(日)23:59まで

視聴チケット ¥2,000税込

別途各種手数料がかかります。

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詳細は下記URLで。

https://l-tike.com/play/mevent/?mid=546351

らら子はライブ配信組。とても楽しみにしています。



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