こんにちは。らら子です。
宙組アナスタシア。すばらしいクオリティで新たな看板演目誕生!と呼び声も高いですね。東京公演の千穐楽もライブビューイングもあるというので、おススメのシーンとジェンヌちゃんをご紹介したいと思います。あ、1幕と2幕の開演前の風景もお見逃しなく!1幕は青系で雪景色、2幕は紫でアレクサンドル3世橋とエッフェル塔のシルエットが映ってますよ。美しいー。
目次
宙組アナスタシア:まず、見てもらいたいのは、リリー@和希そらさん
なんといっても見逃せないのは和希そらさんの女役。堂々の娘役2番手ですよ。マリア皇太后の腹心の部下の伯爵夫人役です。
歌もダンスも男役らしい強さも。
そらちゃんのがっつり女役は、WSS(ウエストサイドストーリー)のアニータ以来ですが、期待を裏切らないクオリティ。
いい意味で男役らしい骨太さもあって、でもそれが不自然でない生きる強さのある魅力的な女。
2幕はだれもが納得のそらちゃんのターン!ですが、他にも男役として出てるところもお見逃しなく!
あと一幕終盤の夜の公園で散策する男女のデュエットダンスと、群衆芝居に入ってるところがあります。1幕終わりのパリ行の列車の乗客男。じみーに目立たないようにしてますので、お見逃しなく!一度見つけると目が離せないw
宙組アナスタシア:リリー@和希そら 1幕 Introduction②
1幕目のリリーの出番はほんの少し。マリア皇太后(寿つかさ)の腹心の侍女としての出番。ロマノフ王朝が滅びたというニュースに接して嘆くと共に上手花道に登場。
登場する時間は一瞬ですが、マリア皇太后を気遣いながらテキパキとリードして花道に引っ込む様子に、関係性がくっきりと現れています。
うすい水色(すみれ色?)のワンピース姿。ハイヒールを履いて、できる女って感じ。
宙組アナスタシア:乗客男@和希そら 1幕目 夜の公園
夜の公園ではアーニャとドミトリがあれこれやっている後ろを、4組のカップルが踊って通り過ぎていきます。
和希そらさんは綾瀬あきなさんと組んで下手から登場。ハンチング帽の下は巻毛。
ダンス上手のエビ様と気持ちよさそうにバリバリくるくる踊っています。夜の公園とは思えない本気のダンス。優希しおん君たち他の3組もかなり本気。
宙組アナスタシア:乗客男@和希そら 1幕目 第8場 第9場
和希そらさんは、大きなスーツケースをもって下手から登場。壁際にひっそりとたたずんでいる髭もじゃの男。画家だそうです。ちょっと神経質そうな感じですよ。
水音志保ちゃんとカップル?奥さんがいないと何にもできなさそうな感じ。駅で待ち合わせらしくスーツケースに腰を掛けて彼女の到着を待ってます。めんどくさいことは全部彼女に任せてるくせに、彼女が活発にしているとちょっとやきもちやくみたいな……。
列車の中でもなんとなくイライラした雰囲気が伝わってきますが、ときどきは乗客の松風輝さんと気が合うらしくたまに浮かれて踊ったりしてます。
窓から外に向かって歌うシーンでは希望に満ちた表情をしているのがまた素敵。
宙組アナスタシア:乗客男@穂稀せり 1幕目 第8場 第9場
和希そらさんに負けず劣らずおひげもじゃっもじゃなのが98期の穂稀せりさん。
可愛いお顔をこんなに髭だらけにしなくてもいいのに!とも思いますが、おひげの奥にきれいなお目目が輝いています。何気ない立ち姿がきれい。
一幕目第8場は、愛する祖国を捨てて亡命しなければならない人々が祖国を想う歌を合唱するのですが、さっすがコーラスの宙組。この場面は歌うまさん揃えたんですね。
穂稀せりさんは、他の場面では貴族の男とか街の闇商人とかあちこちに登場しますが、それぞれの役をで場面をきっちりと締めています。
ダンスがきれいで表情豊かなので、どこにいても目に入ってきます。
宙組アナスタシア:男@澄風なぎ 第1場B
穂稀せりさんスキーとしては、最近ちょっと気になっているのが99期の澄風なぎさんです。
体形が似てるから?穂稀せりさんとちょっと間違えちゃう。で、あ、澄風なぎさんだね、と思う。
桜木みなとさんのブリドリで、ダンスがうまい!と思って注目していたのですが、歌もセリフもうまいんですねー。これから注目株です。
宙組アナスタシア:同志1@希峰 かなたと同志2@亜音 有星
第5場B
もう、この濃いお顔の二人が同志(ボルシェビキ男)1,2って説得力あり過ぎでしょう―。キキちゃん扮するグレブの部屋にこの2人がいるだけで、もうここがビビる場所だってわかる。このシーン、少女時代のアナスタシア(天彩峰里)とか、いろんな人がアルバイトにきてますけど、他の人ががんばって強面なのに、この2人のナチュラルな強面そして美形、そしてスタイルの良さったら!
希峰 かなたさんはプログラムの日経新聞の広告にも載ってよかったですね^^
亜音くんは、第7場バレエのジークフリートも美しい王子っぷりでした。
でもわたくしはフィナーレのパレードの男(ダブルトリオ)の美しさにやられました。黒燕尾姿の美しいこと。いつの間にこんなにしゅっとしてしまったのでしょうか。目が離せません。
宙組アナスタシア:バレエダンサーロットバルト@優希しおん 第7場
バレエ劇場の客席に正装したアーニャを連れてきて、皇太后に見せようという魂胆。着飾った人々が劇場に集まってくるのも眼福。
そして、バレエがはじまります。オデットは潤花ちゃんですね。おおートウシューズで立ってる!とかアノン君きれいだなーとか思ってると、そこへロットバルト登場。
うわーなにこれ!なにこの背中の反り!なにこの回転の速さ!
てなわけで、舞台上の客席のみなさんのそれぞれの思惑とか、アーニャの姿を見てうろたえる貴賓席のマリア皇太后とか、いろいろすっ飛ばして劇中劇のバレエに釘付けになってしまうわたくしらら子なのでございました。きよちゃん凄すぎるだろう。
宙組アナスタシア:みどころまとめ:安定のトップ3、桜木みなとさんの新境地、否娘2和希そらの大迫力!
トップ3人の目立つのはもうお約束。安定のクオリティの美しい真風涼帆さん。ディーバぶりをいかんなく発揮している星風まどかちゃん。そして独特の世界を展開している芹香斗亜さん。
そして、キラキラをまたまた新境地を開いてしまった桜木みなとさん。 『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』『異人たちのルネサンス』では、「おー、劇団はずんちゃんを促成栽培する気だな」とちょっといぶかしむぐらい、無茶ぶりされてたと思うのですが、このところの進化は目覚ましいものがあります。
あとはもう、目について離れない!耳に染み入って離れない!吸引力のある和希そら@リリーをご堪能あれ!