美の壺 「光彩を放つ 江戸切子」<File651>お店や場所はドコ?出演者情報もお見逃しなく!NHK美の壺

こんにちは~。らら子です。

今回のNHK 『美の壺』は、「光彩を放つ 江戸切子」。
きらびやかなカットガラスにうっとり~。磨かれた技とガラスがたっぷり出てきます♡
番組で紹介されたスポットやお店をご紹介。
いざ、江戸切子ワールドへ。





美の壺:放送内容、出演者情報

極上のカットが生む光と澄みきった音色を、デザイナー・篠原ともえさんが体感!▽東京の下町で代々受け継がれてきた、光を操る匠の技▽江戸の文様が物語を添える「帯留め」と粋な着物コーディネート▽数センチ角に凝縮された切子ならではの立体美▽ウニ、イクラ、白子、あん肝…江戸切子の器に映える、すし職人の盛り付け術▽バーで話題の提灯型グラス。横線だけのカットに宿る、磨き抜かれた技!<File651>

出典:番組公式ホームページ

【出演】篠原 ともえ…デザイナー・アーティスト/篠崎 英明…江戸切子職人/續 久仁子…着物コーディネーター/小川 郁子…切子作家/後藤 治…寿司店店主/松沢 健…バーテンダー/鍋谷 海斗…江戸切子職人/宮田 茂弥…デザイナー/草刈正雄(ナビゲーター)木村多江(語り・ナレーション)




美の壺:1つめのツボ「光を刻む芸術」

美の壺 篠原 ともえさん デザイナー・アーティスト 東京・銀座

デザイナーでアーティストの篠原ともえさんが登場します。

篠原さんは十代のころ、明るいキャラクターと独創的なファッションで「シノラー」の愛称で人気者となりました。懐かしいですね~^^

舞台衣装やアート作品を手掛け、デザイナーとして才能が開花。

2020年には、夫でアートディレクターの池澤樹さんとクリエイティブスタジオ株式会社「STUDIO」を設立しています。

江戸切子のファンだという篠原さん、江戸切子のイヤリングを身につけて訪れたのは、東京・銀座にある「カガミクリスタル」のショップです。高級感がありますね。

篠原さんのテンションもあがります。カガミクリスタルは、日本のガラスメーカーの老舗で、宮中や首相官邸などでも使われています。

店内には、伝統的なものから最新のものまでたくさん取り揃えています。篠原さんは、手に取ったときの指の感触やずっしりとした重みが江戸切子の魅力だと話します。

確かにずっしり感が高級さを感じさせてくれますよね~。カットされた装飾が、唯一無二の特別感も美しさを際立たせてくれると感動の篠原さんです。

(江戸切子協同組合@edokirikoさん、アップありがとうございます。)




美の壺 椎葉 幸太さん ガラスメーカー 江戸切子の愉しみ 東京・銀座

感動する篠原さんに、カガミクリスタルの椎葉幸太さんが提案をします。

上から光を当てると光が屈折してグラスが輝き、複雑な色と陰影があらわれました。

わ~宝石みたいですね✨

かぶせられた色ガラスがあやしく輝いていて、新たな鑑賞法に感動する篠原さんです。まだまだ楽しみ方はあります。

今度は、グラスに氷を入れてみると店内に高音が響きます。篠原さんも体験させていただき音の余韻にうっとりです。

澄んだ音色とまばゆい輝きは、クリスタルガラスの特徴でもあります。

篠原さんは、江戸切子には、見て、使って、変化を楽しむぜいたくがあり、ワクワクさせてくれるものがいっぱい詰まっていると語ります。

職人が、ガラスと対話をして生まれた光の結晶は、光を刻む芸術だとあらためて感じた篠原さんでした。

カガミクリスタルの語源は、ドイツでクリスタルガラスの技術を習得した創立者の各務鑛三(かがみこうぞう)さん。

1937年(昭和9年)に国内初の一貫生産をするクリスタルガラス専門の工場を立ち上げたことに始まります。

伝統の技が輝きますね。

(やさしナリン@my_name_is_pomさん、アップありがとうございます。)




美の壺 篠崎 英明さん 澤口 智樹さん 篠崎 翔太さん 江戸切子職人 東京・江東区

江戸切子の多くは、東京の下町のガラス工房でつくられてきました。

東京・江東区にある「篠崎硝子工芸所」は、江戸切子職人で伝統工芸士の篠崎英明さんが代表をつとめます。

工房をおこした父・清一さんから江戸切子のさまざまな技術を受け継ぎました。江戸切子の良さは、「輝き」だと語る篠崎さん、工房のポリシーとなっています。

篠崎さんデザインの薄墨色に花模様がほどこされたロックグラスの制作工程をみせていただきました。こちらの工房では、分業で制作がされています。

まずは、江戸切子職人の篠崎翔太さんの仕事です。透明に黒色をきせたガラスの生地に目安となる線をひきます。大切な土台つくりです。

慎重に、緊張しますね。

使う道具は、ダイヤモンド粒子が表面についているホイールと呼ばれる円盤状の板で削ります。

外側の色ガラスが削られ、ホイールを使い分けながら継ぎ目や底の映り込みを調整します。そして、英明さんが花模様を削ります。

感覚を頼りに数百枚の花びらを同じ大きさにします。最後は、江戸切子職人で伝統工芸士の澤口智樹さんが担当です。

底に広がるカットが、寸分もくるうことなく、22個の菊の花模様につながりました。

素敵~(*’▽’)花が広がりましたね。

篠崎さんは、華やかさと技術を落とすことなくお客様に支持されるよう作り続けていきたいと、語ってくださいました。

(江戸切子協同組合@edokirikoさん、アップありがとうございます。)




美の壺:2つめのツボ「小さき中に江戸の光」

美の壺 續 久仁子(つづき くにこ)さん 着物コーディネーター 神奈川県横浜市

神奈川県横浜市の住宅で迎えてくれたのは「銀座もとじ」文化企画デザイン室の着物コーディネーター 續久仁子さんです。

銀座もとじといえば、着物好き垂涎のお店です(^^♪

帯の真ん中には切子の帯留めが輝いています。本日のコーディネートは、精緻な絣(かすり)の大島紬に小倉縞の木綿の帯、菊の文様をイメージした切子の帯留めで秋を演出されたそうです。

カットがキラキラとして躍動感を感じますね。

續さんが、大切にしているのは一期一会の物語だそうです。その中で帯留めは、大切なアイテムのひとつだそうです。

続いては、紅花で染められた山形の真綿紬の着物に水を表した型絵染の帯に赤い切子帯留めです。赤で太陽をイメージして、装いで水・風・太陽を表現しました。

粋ですね~(ため息)

外へ出るとガラスは反射して一刻一刻の表情が変わるのが江戸切子のたのしみだと續さんは、言います。

時代をこえて江戸時代の文様がガラスで表現され、令和の世に楽しめるのは素敵なことだと語ってくださいました。

(結庵 | Yuian@wagalleryyuianさん、アップありがとうございます。)




美の壺 小川 郁子さん 切子作家 岩手県盛岡市

續さんの切子の帯留めをつくったのは、岩手県盛岡市に工房を持つ切子作家の小川郁子さんです。

大学卒業後、名人と呼ばれた切子職人の小林英夫さんに弟子入り、技術を学び、日本伝統工芸展入選など、多くの賞を受賞しています。

帯留めをつくったのは、およそ20年前、一輪差しやグラスの注文を受けたとき、帯留めをつくってほしいと言われたことからでした。

小川さんが、作りやすいのはグラスのような大きさのもので、帯留めは小さすぎて、作った経験もありませんでした。

しかし、作ると大好評で、依頼は次々と舞いこんでいきます。これまでに作った数は、なんと1700個以上ですΣ(・□・;)

その数が人気の高さをうかがえますね。帯留めもダイヤモンドホイールを使って作ります。まず形を整え、板ガラスに多面的にカットをします。

帯留めは、カットする面が下で持ちづらく、形づくりが大変だそうです。透明のガラスにうすく色がかかった部分に彫刻をほどこします。

素材を持つだけでも難しい上、振動もあることで、交点を合わせるのも大変です。底に入れた文様が映りこみ、厚みが立体的に反射して見えます。

小川さんは、着物の中心にあるのが帯留めだが、素敵に着物を着るために役立て、あえて脇役としてさりげなく作っていきたいと考えています。

素朴な人柄も感じられる小川さんのこだわりです。

(七緒@nanaoh_magさん、アップありがとうございます。)




美の壺:最後のツボ「器に命を吹き込む」

美の壺 後藤 治(ごとう おさむ)さん 寿司店店主 神奈川県川崎市

神奈川県川崎市のすし店「北海寿し」の店主の後藤治さんは、江戸切子の器を愛用しています。

料理と江戸切子の組み合わせをち密に計算します。

お料理と切子の器を見せていただきました。ヒラメのうすづくりには、青いお皿を使って、まわりのブルーの色と白身魚の色、薬味の色が映えます。

魚の泳ぐ海をイメージしているようですね。

青い丸型の二段重には、寿司と刺身が盛られています。日に照らされた輝く海のような切子に赤を基調とした料理が映えています。

フタつきの透明な小鉢には、ウニといくらが盛られ透明なガラスがひきたてています。まあ、切子のカットと食材の競演ですね。

そして、赤い鉢には、白子とあん肝、薬味が盛られています。

後藤さんは、器を買われても使わずに飾っている人もいるが、料理が入ってこそ、ひとつの命が吹きこまれて本来の器の良さが伝わると話します。

その通り、いいこと言われますね。使ってこそですよね。器も料理も生きています^^

(川崎市高津区食品衛生協会🧼🙌⚠️〇-157食中毒にご注意ください@takatsu_eiseiさん、アップありがとうございます。)




美の壺 松沢 健(まつざわ たけし)さん バーテンダー 東京・新宿区

2019年、東京・新宿区神楽坂にオープンした「バー パーリンカ」は、ハンガリーの蒸留酒パーリンカを中心に、日本では珍しいお酒を提供しています。

そして、そんなお酒に合うグラスは、なんと、提灯型です。カクテルやロックグラスとして使われています。

なんとまぁ。横にカットがされているなんて。ワタクシ、初めて見ました。斬新です@@;

バーテンダーの松沢 健さんにお話しをうかがいました。

多くのカットが、ほどこされているグラスで、横に細くランダムにカットされているのが珍しく、職人の技が、光り輝いていると感じたそうです。

このグラスは、東京都が主催する「東京手仕事プロジェクト」の最高賞・東京都知事賞を令和7年に受賞しました。

これまでの江戸切子のイメージを大きく変える斬新なデザインと精緻な技が評価されました。作品のタイトルは、「CHOCIN GLASS(チョーチングラス)」です。

一度みたら忘れないグラスで、あまり見かけない色合いも素敵ですね。

(zoom-in@zoomin0510さん、アップありがとうございます。)




美の壺 鍋谷 海斗(なべたに かいと)さん 江戸切子職人 宮田 茂弥(みやた しげや)さん デザイナー 東京・品川区

独創的な江戸切子のグラスをつくったのは、「鍋谷グラス工芸社」の4代目で江戸切子職人の鍋谷海斗さん、そして、ロンドンで学び、国内外で活躍する「合同会社ooooo(おー)」のデザイナー宮田成弥さんです。

おととしの夏、宮田さんは、鍋谷さんにある大胆なデザインを提案しました。それは、提灯をイメージした横線だけのもので、江戸切子では前例のないデザインでした。

当初、鍋谷さんは、江戸切子なので底に菊模様など伝統的な文様を入れた方がいいのではとサンプルを出したそうです。

しかし、宮田さんの圧倒的なこだわりで横のラインだけのデザインとなりました。横のラインだけをストイックに作ることで、技術力の高さをより表現できると宮田さんは考えました。

鍋谷さんが制作をすると、横のラインのみだと無機質で工業的な冷たい印象となってしまいました。

その時、宮田さんが、もうひと要素を入れようと考えたのが、線の間に、鍋谷さんの感性で途切れを入れることでした。

提案を受け入れた鍋谷さん、シンプルなだけに手元がくるうと線がゆがみます。途切れがあることで色を見せることもでき、和紙やちょうちんのような有機さも姿をあらわしました。

デザイナーと職人のぶつかり合いから生まれたグラス、進化の結晶です。

(ISUHOUSE イスハウス@isu_houseさん、アップありがとうございます。)




美の壺:再放送・バックナンバー情報

NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。
2019年以降の放送一覧のまとめはこちら。

こんにちは。らら子です。 いつも楽しみに見ているNHK『美の壺』のバックナンバーを2019年後半から現在までまとめてあります。

2022 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2022年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2021 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2020年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2020年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2020年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2019年はこちらです。

こんにちは、らら子です。 2019年7月から始めたこのブログ。記事もたまってきたので月別放送一覧を2019年バックナンバーにまとめてみまし...

ご参考になさってくださいね。