【公演中止】2020年3月【文楽地方公演】まとめ(あらすじ・配役・日程):昼の部『生写朝顔話』夜の部『ひらかな盛衰記』『日高川入相花王』令和2年文楽春巡業(人形浄瑠璃)

こんにちは。らら子です。
2020年3月の地方公演のまとめを作ってみました。お役に立てば幸いです。
新型コロナウイルスの影響で全公演が中止になってしまいました(2020年3月6日現在)。
本当に残念です。
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公演日程は2020年3月6日(金)~21(土) 関西~関東~関西 と回ります。

昼の部は大井川を渡り、夜の部は大阪・福島の海で船を漕ぎ、そして日高川を渡り、船頭がよく出てきます。配役とあらすじをまとめました。

3月6日(金)・7日(土) の京都会場は2日目は昼夜入れ替えだそうです。詳しい日程と各会場のチケット問い合わせ先は末尾をご覧ください。

※残念ながら「新型コロナウイルス感染症対応・公演中止のお知らせ」が発表されました。末尾に公演実施の有無を掲載しました。



【文楽】2020年3月地方公演昼の部の解説・あらすじ・配役

生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)

昼の部は、生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)。永遠のすれ違いカップルの切ない物語です。

恋ゆえに家出してすっかり落ちぶれた武家の令嬢の朝顔(あさがお)と、忠義ゆえに真実をあかせない駒澤次郎左衛門(こまざわじろうざえもん)の悲恋。

視力を失い哀れな姿となっている恋人を前に、何も声をかけられない苦しい立場の駒沢に観客はやきもき。一方、「笑い薬(わらいぐすり)」など独特の面白い場面もあります。

もう少し詳しいお話と配役は以下のリンクをご覧ください。



【文楽】2020年3月地方公演夜の部の解説・あらすじ・配役

ひらかな盛衰記(ひらがなせいすいき)

ひらかな盛衰記(ひらがなせいすいき)より三段目が上演されます。

「松右衛門内の段」は源平の合戦に題材をとった親子取り違えの物語。忠義と肉親の情愛が見せどころです。

「逆櫓の段(さかろのだん)」の逆櫓とは、舟の操縦法のひとつ。「やっしし、やっしし」という船頭の掛け声も勇ましくて印象的です。





『日高川入相花王』「 渡し場の段」(ひだかがわいりあいざくら わたしばのだん)

『日高川入相花王』「 渡し場の段」は、安珍清姫(あんちん きよひめ)伝説に題材をとった乙女のいちずな恋心のお話。

渡し場というのは川の橋がないところで対岸に舟で渡る乗り場のことです。見どころはガブという特殊な人形がでてくるスペキュタクルな場面です。



令和2年3月 地方公演お問い合わせ先

残念ながら新型コロナウイルスの影響により、公演中止の決定が相次ぎました。一日も早く安全に公演が再開されることを願ってやみません。

新型コロナウイルス感染症対応・公演中止のお知らせ(三月地方公演)追加 :

2020年3月6日現在の公演状況は以下の通りです。詳細は各会場へお問い合わせください。




各会場日程と公演中止先およびチケット問い合わせ先

  • 【中止】3月6日(金)・7日(土)  京都府立文化芸術会館(京都府京都市)・・ 075-222-1046
    • 7日は昼夜の演目を入替】
  • 【中止】8日(日)戸畑市民会館(福岡県北九州市)・・・・・・・・・・・・・093-562-2655
  • 【中止】11日(水) あましんアルカイックホール・オクト(兵庫県尼崎市)・・06-6487-0810
  • 【中止】13日(金)高崎芸術劇場スタジオシアター(群馬県高崎市) ・・・・・027-321-3900
  • 【中止】14日(土) ルネこだいら(東京郡小平市)・・・・・・・・・・・・・ 042-346-9000
  • 【中止】15日(日) 府中の森芸術劇場(東京都府中市)・・・・・・・・・・ 042-333-9999
  • 【中止】20日(金・祝) 姫路市文化センター(兵庫県姫沼市)・・・・・・・ 079-298-8015
    • 【昼の部のみ上演】
  • 【中止】21日(土)三重県文化会館(三重県津市)・・・・・・・・・・・・・ 059-233-1122

主催:文楽協会

公式サイト:https://www.bunraku.or.jp

公演チラシ:https://www.bunraku.or.jp/pdf/chihou2020.pdf





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