反田恭平さんめんどくさい人?実力と意識の高いサムライ!のだめでピアニストと指揮者を目指す会社社長!小林愛実さんはピアノ教室で幼なじみ?桐朋女子高出身なぜ?第18回「ショパン国際ピアノコンクール」ショパコン2位入賞『ピアノの森』阿字野 壮介(あじの そうすけ)

こんにちは。らら子です。
反田恭平さんは、第18回「ショパン国際ピアノコンクール」第2位。公私共に充実かつ個性的な反田さんについて、気になるところを深掘りしていきましょう。

ショパンコンクール以来、活発に活動している反田さんでしたが、2023年1月、小林愛実さんとの結婚を発表!おめでとうございます。

反田恭平さんと小林愛実さんの結婚についてはこちらの記事もご覧くださいね。

反田恭平・小林愛実結婚!なれそめは?授かり婚!子どもは?演奏活動や拠点は今後どうなる??第1子妊娠中できちゃった婚




反田恭平さん:めんどくさい人?サムライのヘアスタイル!特徴ある外見もセルフ・プロデュース力!若い頃の写真!「ピアノの森」阿字野壮介(あじのそうすけ)先生

さて、反田恭平さんは、第18回「ショパン国際ピアノコンクール」第2位。これは日本出身者としては51年ぶりの快挙です。おめでとうございます。

私は予選からyoutubeで見ていましたが、反田恭平さんの演奏と独特のスタイルにどんどん引き込まれていきました。ちょっと演歌っぽくも聞こえます。

インタビューでのしゃべり方や報道されるエピソードを見ているうちに「あれれ?反田さんって意識高い系のめんどくさそうな人??」と思うように。

5年に1度のショパン国際ピアノコンクールを、コロナ禍で1年延期になったので6年間ずっと待っていたという反田さん。そりゃ狙ってきてますよね。

いっけん素朴に見えるけどそうじゃない?でも音楽を愛するピュアの気持ちは伝わっってくる!そんな愛すべきお人柄を調べてみました。






反田恭平さん:めんどくさい人?サムライのヘアスタイル!特徴ある外見もセルフ・プロデュース力!若い頃の写真!「ピアノの森」阿字野壮介(あじのそうすけ)先生

反田恭平さんはすでに国際的に活躍してるピアニスト。独特のヘアスタイルにちょびヒゲ。後ろでひとつ結びしたヘアスタイルは海外でも「サムライ」と親しまれているそうです。

大きくてやわらかい指から生み出されるデリケートな演奏。口をパクパクさせながら、思い入れたっぷりに弾く表情と、サムライと呼ばれるお姿にギャップ萌え。

丸みのあるクラシカルなメガネがおしゃれだし、親しみが持てる雰囲気です。

たばねた髪は演奏しやすさを優先したのかなーと思っていましたが、実はこれも、計算の上だそうです。

海外のお客さんにとっては、日本人も中国人も区別がつかないだろうから、目で見ても覚えてもらえるようにこの特徴的なヘアスタイルにしているそうです。

これは月刊ショパンのインタビューで、同じコンテスタントの角野隼斗さんと一杯のんでいるところでも話していました。角野さんには本当にチョンマゲにしたら?といわれていました。

これは2018年に『ピアノの森』阿字野 壮介(あじの そうすけ)の演奏シーンを代弾きした時の画像。今とイメージ違いますね。しかも体格も今よりはやせています。

https://twitter.com/oricon_anime_/status/1451038344553533444





反田恭平さん:めんどくさい人?小太りやステージ衣装もセルフ・プロデュース力で勝ちに行く

反田恭平さんは、予選は黒いカジュアルなシャツ、本選では黒いエンビ服をカジュアルに着くずしていました。

えんび服やタキシード姿でバッチリ決めた他のコンテスタント(コンクール参加者)の中で、抜群に目立っていましたね。

目立って人に覚えてもらうことは大切だと考えているようです。これもセルフ・プロデュースなんですね。

実は小太り体型も、計算の上。

国際的なピアニストとして世界を舞台に演奏している反田さん。海外で他のピアニストと互角に戦っていくためには、大きな体格のほうが良いと考えたそうです。

その方がより繊細かつダイナミックな演奏ができるのでしょうね。そのため、あえて数年前から脂肪や筋肉を増やしてて体重アップしたそうです。

ところで、ショパンコンクールの授賞式と入賞者演奏会では、反田恭平さんは、白ボウタイ(蝶ネクタイ)に燕尾服という正式な服装で登場。なんだ持ってるんじゃん!と思いました。

入賞者として晴れの舞台にあがることを想定して、ちゃんと用意してあったんですね。しかもサムライのイメージをくつがえす優美なお姿です。

大き目で優美な白ボウタイに、美しくタックのはいったドレスシャツの盛装。ボウタイ専門店の方もベタぼめですねー。

6年前からこのコンクールを狙っていただけあって、さすがのセルフ・プロデュース力です!

(Horo-G’s BowTie Shop@HoroGino さんアップありがとうございます)




反田恭平さんはめんどくさい人?:のだめカンタービレを読んでピアニストと指揮者を目指す!二宮知子さんとの交流

反田さんは、二宮知子さん『のだめカンタービレ』のファン。『のだめ』がきっかけで音楽の道に進む決意をした反田さん。

きっかけは小学生高学年の時にお母さまが単行本をまとめて買ってきてくれたこと。

すでにサッカー少年だった反田さんが、本格的にピアノを始めていた頃ですね。反田さんは『のだめ』を読んで、オーケストラのさまざまな楽器に魅了されます。

そして『のだめ』に登場する指揮者の「千秋先輩」こと千秋真一の姿を見て、指揮者がもてるということに気づきます笑

「大学のピアノ科で指揮も学んでいたらモテるんだな、と思いました。

色々な作品や人間模様、人間の関係性を教えてくれて、音楽の世界をのぞかせてくれたのが、のだめでした。

出典:朝日新聞「私の「のだめカンタービレ」

音大に入学してすぐにロシアに留学する前に、作者の二宮知子さんとも直接会います。

「のだめコンサート」に自分から聴きに行き、自分からあいさつにいって、お母さまに買ってもらった『のだめ』の第一巻にサインをしてもらったとのこと。

さすがですねー。

その頃まだ10代の反田恭平さん。すでに数々のコンクールで優勝している有望な若手ピアニストです。

そんな青年が子どもの頃から読み込んだ単行本を持ってあいさつに来てくれたら、二宮先生もうれしかったでしょうね。

その後も、反田さんと千秋真一が共演している絵を描いてもらったり、コンサートに聴きに来てもらったりしているそうです。





反田恭平さんはめんどくさい人?:小林愛実(こばやし あいみ)さんダブル入賞!どこのピアノ教室で幼なじみに?家族同然の仲で音高でも一緒

反田恭平さんとダブル入賞した4位の小林愛実(こばやし あいみ)さんも世界的に活躍するピアニスト。反田さんとは幼なじみだそうです。

年齢は反田さんが1歳年上。幼なじみといっても反田さんは東京出身、小林さんは宇部出身です。同じピアノ教室に通っていたわけではありません。

二人が出会ったのは、東京都調布市にある「桐朋学園大学音楽学部附属 子供のための音楽教室」仙川教室です。通称「子供のための音楽教室」とか「音教」といいます。

「子供のための音楽教室」は、小さいうちから早期英才教育をする伝統ある音楽教室で、一期生の小澤征爾さんはじめ超一流の音楽家をたくさん生み出しています。

京王線の仙川駅近くの桐朋学園のキャンパスにある仙川教室の他、今は全国28か所に音楽教室があります。

反田さんと小林さんは、小学生の頃からこの教室での幼なじみ。反田さんいわく「ランドセル背負っていたころ」からの仲。

反田さんは隣接する世田谷区の烏山中学校に、小林さんも隣の中学に通っていて、中学卒業後は同じく桐朋女子高校音楽科(共学)に進学。

家も近所で、家族同然の仲だそうです。ショパンコンクールでもお互いサポートしあう姿が観られました。

そして2023年1月1日にお二人は結婚を報告!しかも小林さんはおめでた!生まれてくる赤ちゃんを心待ちにする2023年になりますね。

小林愛実さんのエピソードはこちらもご覧くださいね。

こんにちは。らら子です。 小林愛実(こばやし あいみ)さん、ショパン国際ピアノコンクールでみごと第4位に入賞!大人気のピアニストです。...




反田恭平さん:メンドクサイ男の子!恩師が語る桐朋女子高音楽科生時代!なぜ女子高なの?

ところで反田恭平さんのプロフィールにある桐朋女子高校音楽科という文字。
実は桐朋女子高校には普通科と音楽科があって、音楽科は男女共学なんですね。

子供のための音楽教室の一期生が高校に進学するタイミングで、同じ敷地にある女子高に音楽科が作られました。内部では音高と呼ばれているそうです。

反田さんと小林愛実さんは音高時代も1学年違い。

音高時代の二人にショパンを教えていたというピアニストで音楽評論家の下田幸二さんによると、「反田くんは、ちょっとめんどくさい男の子」だったそうです。

やっぱり!

下田さんに聞くと、笑いながら当時を振り返ってくれました。
「反田くんは、ちょっとめんどくさい男の子」
下田幸二さん
「反田くんって、小林さんもそうだったけど、クラスの中でも”とんでもないような感じの子”だったんですよ。(出典:NHKサイカル)

反田さんは教室で演奏を指名されると、弾きたくないふりして弾く気満々だったり、バッチリ弾けるのに楽譜を見たいと言ったり。

うっわーめんどくさ!厨二??

こんな個性の強い人達がクラスメートにいたら、やっぱりメンドクサイかな。憧れるけど。





反田恭平さんはめんどくさい人?角野隼斗(すみのはやと)ことかてぃんさんとはポーランドでルームメイト

反田恭平さんのサムライのヘアスタイルについて月刊ショパンのインタビューでも話していましたが、これは三次予選を終えの角野隼斗さんと一杯のんでいるところでのインタビュー。

サムライの反田に対し、角野隼斗さんのは、ふわふわウェーブのかかったんヘアスタイル。これはショパンに寄せたとか笑。

ふたりともすごく打ち解けて仲がいいのが伝わってきましたが、実は二人は2019年の夏にポーランドで行なわれたマスターコースを一緒に受講していたんですね。

年齢は角野隼斗さんがひとつ年下です。つまり角野隼斗さんと小林愛実さんが同じ年ということになるのか。

このマスターコースは古城のような環境で行なわれていました。

反田さんはすでにポーランド留学中で、ルームメイトになると知らされた反田恭平さんが角野隼斗さんをを迎えに行ったそうです。

そこにシャイで子犬のようにおどおどした角野隼斗さんがいたとか。

角野隼斗さんはユーチューバー「かてぃん」でもあり、メゾンスミノという番組もやっていいてそこでルームメイト時代のエピソードが語られています。

サッカー選手を夢見て、12歳まで趣味程度にピアノをやっていた反田さんは、途中からピアノのエリートコースへ。

お母さんにショパンを演奏してあげたいと本場ポーランドに留学していたそうです。いっぽう、角野隼斗さんは開成から東大大学院まで出たお勉強のエリート。

別々の道を目指していた二人がピアノという共通のフィールドで意気投合。等身大の若者言葉で話していて、ほのぼのします。

https://youtu.be/n2v8e-pieYAhttps://youtu.be/n2v8e-pieYA




反田恭平さん:めんどくさい人?父親の反対エピソードとサッカー選手の話の盛り方

ワタクシらら子が僭越にも反田恭平さんをめんどくさい人だなと思う理由は、ピアノへの想いも盛ってセルフプロデュースにしてしまうところ。

ショパコンで4位になった時に、中継放送で英語であいさつをした反田さん。

開口一番「反田恭平です。サッカー選手を目指していましたが、なぜかピアニストになってしまいました。」と。

はい?

「あんなにピアノピアノショパコンショパコンいうてたやないかーい!」とワタクシ思いました。命削ってショパコンにかけたのに、サッカー選手を目指していたって言っちゃうんですね。

意識高いな……

お父さまがピアノの道に進むのが反対だったので、反骨精神でがんばった!という話も、有名です。

子どものころに、家でショパンを弾いていたら、「そのきたない音は何だ!」と言われたとか。

音楽高校に行きたかったらコンクールで一番になれと言われて、自分で調べて3つのコンクールに出場し、すべて1位になったとか。

しかもその発端が、家で焼いたパンケーキの大きい方を反田さんが取ったからお父さまが怒ったことがきっかけだったとか。

奨学金を得て音高に入ってからも、普通の大学にいくなら学費は出してやるといわれて、第81回日本音楽コンクール第1位になったとか。

ちなみにご本人のブログによると、併せて、野村賞、井口賞、河合賞、岩谷賞(聴衆賞)を受賞。すばらしい。

お父さまは転勤族だったそうですが、ピアノに反対だったら、そもそも桐朋学園の近くには住まないと思うんですよね。

音楽教室に通っていればコンクールの情報は山ほど入ってくるし、音高に奨学金付きで入っている息子に普通の大学に行けとは言わないでしょうにね。

ま、そんな話の盛り方やセルフプロデュース力が、オーケストラ会社の社長にも生かされているわけですね。次は反田さんの社長業についてお伝えします。





反田恭平さん:オーケストラ会社社長!指揮者も!卓越したビジネスセンス

『のだめ』に影響されてピアニストだけでなく指揮者も志したという反田さん。

そいえば、ショパンコンクールの本選ではピアノを弾きながらちょっと指揮もしてましたね。ついつい身体が動いてしまったのでしょうか。

『のだめ』というのは、反田さんお得意の盛った話かもしれませんが、反田恭平さんはオーケストラのプロデュースと指揮者もしています。

反田恭平さんは、ジャパンナショナルオーケストラ株式会社という会社の社長でもあります。
ジャパンナショナルオーケストラは、同年代の実力派の音楽家たちに声を掛けて結成しました。

以前はMLMナショナル管弦楽団といって、MLMは「音楽を愛する青年たち」という意味のロシア語の頭文字をつなげたもの。

ミハイル・プレトニョフの作ったロシアナショナル管弦楽団にちなんでいるそうです。ジャパンナショナルオーケストラには2020年に改名。ナショナルという言葉にはこだわりました。

ジャパンナショナルオーケストラの特徴はSNSの活用。Twitterでまめに情報発信しています。コンサートで反田さんに演奏してもらいたい曲をTwitterで募集して、実際に上演したりも。

常にTwitterの分析をしたりして、いかにファンを喜ばせるかの工夫もしています。

リアルでの演奏会が難しいコロナ禍では、メンバーによるオンライン配信のコンサートやレッスンをおこなったりもしています。

音楽サロンもあって、その名もSolistiade(ソリスティアーデ)。優先チケット販売も。

反田さんの夢はソリストを養成する学校を作ることだそうです。このオーケストラは学校付きのオーケストラの第一歩なんですね。

コンクールで選んだピアノは、いつも弾いている柔らかい響きのファツィオリ (FAZIOLI)ではなく、多くの優勝者が選んでいるスタインウェイ。

セルフ・プロデュースに基づいた外見も言動も、コンクールでの勝ちに行くピアノや曲の選び方も、この夢につながっているのかと思いました。

音楽家が自らビジネスをおこして、ちゃんとご飯を食べられる時代へ。

反田さんの夢を応援しています。






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