美の壺 「海の恵みの玉手箱 かまぼこ」<File658>お店や場所はドコ?出演者情報もお見逃しなく!NHK美の壺

こんにちは~。らら子です。

今回のNHK 『美の壺』は、「海の恵みの玉手箱 かまぼこ」。
お弁当のいろどりからお祝いまで身近なかまぼこ。ちょっとしたおかずに助かっています~。脇役から主役までさまざまな「かまぼこ」がたっぷり出てきます♡

番組で紹介されたスポットやお店をご紹介。いざ、かまぼこワールドへ。





美の壺:放送内容、出演者情報

【番組予告】

古くは平安時代の書物に祝賀料理の一品として記録が伝わる「かまぼこ」。プルっとした姿に詰まった多彩な魅力に迫る。▼昔ながらの板付きかまぼこ。目にも美味しい“扇形”は職人技の結晶▼色鮮やかなタイ、鶴、亀。祝いの思いが込められた細工かまぼこは、地域に喜びを届けるきずなの贈り物▼シンプルゆえに、どんな食材とも相性ばつぐん。料理の可能性を無限大に引き出す、会席料理店の「かまぼこ料理」とは。<File658>

出典:番組公式ホームページ

【出演者・キャストほか】

川田 一輝…ラジオDJ 浅野 恭子…家庭料理研究家 坂本 剣斗…会席料理店副料理長 原田 康嗣…職人 高野 隆司…職人 大門 満…職人 三遊亭金也…落語家   草刈正雄(ナビゲーター) 木村多江(語り・ナレーション)





美の壺:1つめのツボ「板に乗るこだわりの形」

美の壺 美の壺 川田 一輝(かわた かずき)さん ラジオDJ・絵本作家

ラジオDJの川田一輝(かわたかずき)さんが登場します。川田さんは、「さかなのおにいさん かわちゃん」の愛称で親しまれています。

「子どもが、さかなを好きになれば、海は綺麗になる」をモットーに、イラストや歌で生き物の魅力を子どもたちに伝えています。

川田さんは、絵本作家としても活躍しています。4コマまんがで魚の生態を学べる『ツッコミたくなるおさかな図鑑(ワニブックス)』は、印象のあるイラストでわくわくします。

つるっとした見た目に、プルンとした弾力の「板付きかまぼこ」は、長崎ならタチウオ、小田原ならシログチと、地域によって使われている素材もさまざまです。

川田さんが、かまぼこを好きになったのは、たくさんの命が詰まっていて玉手箱みたいと思ったからです。いちばん好きな食べ方は、“そのまま食べる″です。

やっぱり、そのままが一番!ですね~(*’▽’)。

かまぼこの甘みと弾力がいちばん味わえ、冷蔵庫に入れて、ちょっとしたときに切って食べることで、タンパク質を補給できる理想的なプロテインだそうです。

昔から漁師や魚屋を支えているのもかまぼこで、おいしさ、経済、文化、どれをとってもなくてはならない存在です。

さらに川田さんが注目するのは「板」です。

クリスマスの時に気がついたそうですが、かまぼこの板は、もみの木でできていて、抗菌作用もあり、余分な水分を吸ってくれ、かまぼこの板もすごく意味があるのです。

考えつくされていますね〜。

(カワキン🐟~🐟~🐟~@kawakin_kissさん、アップありがとうございます。)

美の壺 石黒 太郎さん 老舗かまぼこ店専務 神奈川県小田原市

魚のすり身でつくられる「かまぼこ」は、唯一無二の食感で親しまれています。

その歴史は古く、平安時代の貴族の暮らしを記した『類聚雑要抄図巻(るいじゅうぞうようしょうずかん)』に祝い料理の一品「蒲鉾」として記録されています。

そんなに歴史があるのですか。意外です~。

一説には、当時つくられていたものが、がまの穂に似ていることから呼ばれるようになったそうです。

長崎の「揚げかまぼこ」、宮城の「笹かまぼこ」、四国の「すまきかまぼこ」など、全国各地、その土地ごとに、かまぼこがつくられるようになりました。

神奈川県小田原市は、「小田原かまぼこ通り」と、通りにかまぼこと名がつくほど縁が深い土地柄です。1814年創業の老舗かまぼこ店「籠淸(かごせい)」は、小田原の大切な伝統を守り続けてきました。

「籠淸(かごせい)」なんですね!ワタクシらら子ずっと「籠清(かごせい)」だと思ってました(恥)

専務の石黒太郎さんによると、小田原のかまぼこは、歴史に特徴があるそうです。

箱根を往来した旅人たちが、相模湾でとれた魚を利用してつくった練り製品を食べ、それが全国に評判として伝わったのではないかと言います。

石黒さんの推しのかまぼこは、「板かまぼこ」です。

色白で、モチモチとした弾力のあるグチ(イシモチ)という魚を使っていて、扇の形が特徴です。特に扇の形は、他の地域と比べても大きな違いだそうです。

ほんとだ、普通のかまぼこ型じゃなくて、扇みたいに下の方が細くなってるんですね。

日の出みたいなかまぼこですね~。

(SMILE@IhtY2rさん、アップありがとうございます。)




美の壺 原田 康嗣(はらだ やすし)さん 老舗かまぼこ店職人

どのようにして「板付きかまぼこ」がつくられるのでしょうか、その工程をみせていただきました。

まずは魚の選別をします。一つ一つ手に取って、ていねいに見極めているのは、この道およそ40年の原田康嗣さんです。

原田さんは、一級技能士の国家資格を取得する練り物職人です。内臓が取れているか、表面のかたさ、しっぽや魚の断面を見て鮮度をチェック、細部まで目を凝らします。

石臼ですりつぶして混ぜ合わせる「擂潰(らいかい)」では、すり身の弾力と、しなやかさを与える大切な工程です。

ここからが腕のみせどころ「成形」の作業です。手仕事で扇形にしていきます。すり身に空気が入らないように感触を確かめながら薄い層を重ね、扇形を意識しながらバランスよくつけていきます。

ここで美しい曲線を描くのですね~。見ているだけで緊張します~。そして、ピンク色のすり身をつけて整えます。小口をなでて切り、表面をみずみずしく仕上げて蒸し上げます。

ここで板がも活躍します。余分な水分を吸収させます。

「切った断面に艶があって弾力と食感があることが一番のかまぼこだ」と原田さんは言います。

お客様からのお褒めの言葉がやりがいへとつながっているそうです。

そうですよね~(*’▽’)

食べる人のことを思い、丹精込めてつくられる優美なかまぼこは、板からはみ出るほど、ぎっしりつまったかまぼこに職人の技と思いが詰まっています。

(神奈川県アンテナショップ「かながわ屋」@kanagawayaaさん、アップありがとうございます。)




美の壺:2つめのツボ「喜びをつなぐ心の細工」

美の壺 浅野 恭子(あさのきょうこ)さん 家庭料理研究家 富山県富山市

富山市で料理教室・「風の薫り(かぜのかおり)」を営む浅野恭子(あさのきょうこ)さんは、もとは大阪出身です。

結婚を機に夫の生まれ故郷である富山に移り住みました。富山では、たびたび食卓に「かまぼこ」が登場します。

スーパーには、「巻きかまぼこ」のなど種類豊富なかまぼこがそろい、県外から帰省する人がいれば、かまぼこを準備して待つ習慣があるそうです。

富山流おもてなしですね。ぬくもりを感じちゃいます~。

富山で欠かせないかまぼこを紹介くだいました。それは、浅野さんの結婚の時、結納品として夫の両親が、大きな鯛や鶴亀のかまぼこを富山から持ってきてくれました。

贈られたかまぼこは、「細工かまぼこ」とよばれるもので、大きな鯛をはじめ、縁起のいい鶴や亀が祝い事を彩ります。

贈られると、切り分けてご近所や親せきへ配り、結婚することを伝えます。

浅野さんもすごい衝撃だったそうです。富山は、かまぼこ文化ですね~。ワタクシもみたことあります。すっごい豪華で細工が美しかったのを覚えています。

おかしらの部分は、一番仲の良い人に差しあげたり、腹の幅の広い部分は、親しい人へ配ったりなど、どの部分を誰に配るかまで、習わしがある事を夫の両親に教えてもらったそうです。

細工かまぼこは、婚礼だけでなく、子どもが生まれるときにも贈られ、より盛大にお祝いしたいと考えるのが富山らしさだと浅野さんは語ってくださいました。

(富山シティエフエム@ToyamaCityFMさん、アップありがとうございます。)




美の壺 高野 隆司(たかのたかし)さん かまぼこ製造会社 職人

富山市にある創業80年以上のかまぼこ製造会社「株式会社梅かま」では、今もかわらず細工かまぼこをつくり続けています。

その中でも鯛は代表格で、小さいものは、横幅およそ20cm、最大で70cm近いものまであります。立派ですね~。

梅かまで50年勤めた高野隆司(たかのたかし)さんは、全国蒲鉾品評会で農林水産大臣賞を受賞するなど、卓越した技術を持つ、ものづくりマイスターです。

現在は、独自で富山のかまぼこを研究しています。研究論文もいくつか。

明治維新後、人口が増え、産業も発達するにつれ、庶民も結婚式など祝い事を盛大にするようになり、広まってきました。

高野さんによると、鯛は、祝いの場でつきものでしたが、時によっては、悪天候で漁ができないこともあり、かまぼこで鯛をつくり、メインとして出すようになった背景があったそうです。

富山では、職人が、細工かまぼこの見栄えや技術を競い合い、他にはないようなかまぼこをつくり出していいて、今後も続けていくべきだと細工かまぼこへの思いも語ってくださいました。

(oihsat@oihsatさん、アップありがとうございます。)




美の壺 大門 満(だいもん みつる)さん かまぼこ製造会社 工場長 職人

細工かまぼこは、今も昔と同じ手作業で作られます。すり身を鯛の木型に入れ土台をつくります。この道46年の職人、大門満さんにその技を見せていただきました。

原料のすり身は繊細なもので、室内が30度を超すと固まってしまうため、温度の低い所に置きます。鯛の土台になるすり身を蒸しあげ、色づけをしていきます。

喜びの気持ちを飾る華やかな赤色をまとわせ、ヒレや顔など緩急をつけて躍動感のある姿が表現されていきます。

大門さんによると、入社1年ほどで鯛を描くことはできるそうですが、表情をうまく描けるには5年以上は、かかるそうです。

大門さんは、お祝いのときに使ってもらえる鯛なので、やさしい表情の顔つきになるよう描いているそうです。かまぼこに命が吹き込まれ、立派な鯛ができあがりました。

大門さんは、職人さんが精魂込めてつくったものだと思いながら味わってもらえたらいいなと話します。現代では、小ぶりの細工かまぼこも人気だそうです。

大門さんも高野さんさんと同じく、「全国かまぼこ品評会」の細工蒲鉾部門で金賞を受賞。

「昆布巻きかまぼこ」の技術を継承するなど高い技術が認められ、2022年に農林水産大臣賞を受賞しています。

(梅かま公式 富山でかまぼこ製造80年@UmekamaKamabokoさん、アップありがとうございます。)




美の壺:最後のツボ「変幻自在を愛でる」

美の壺 三遊亭 金也(さんゆうてい きんや)さん 落語家 東京千代田区

落語家の三遊亭金也さんが登場します。

金也さんは、自らそば打ちをするほどのそば通です。そして、かまぼこにみせられたひとりでもあります。東京神田にある老舗そば店「かんだやぶそば」へ入ると一番に「板わさ」を注文しました。

その理由をたずねると、“注文したらすぐ出てくる”からだそうです。

板わさの始まりは、江戸時代ともいわれます。当時、そば屋で魚は、手に入りにくかったため、かまぼこを刺身に見立てて提供するようになりました。

金也さんは、ある程度の厚みは欲しいそうです。こだわりですね~。厚みがないとはじけた感じがなく、口の中に広がりがないような気がするそうです。

こだわりの食べ方は、少しかじってわさびを口の中に放りこんでフワーっと広げていく方法です。さすが江戸落語家さん。イキですね~。

日本酒にもビールにも合って、後に食べるそばにも負担のかからない量で、相性バツグンです。

午後2時くらいになると、店も落ち着き、お酒とおつまみでちょっとゆっくりするのが、楽しみだそうです。

そば屋は、いろんな所のかまぼこを選んで出してくれます。いわば、「選ばれたかまぼこ」。

板わさがおいしければ、そばは、間違いなくおいしいはずです。板わさは、お店で力を入れている一品だと教えてくださいました。

「かんだやぶそば」は、創業明治13年、文豪・池波正太郎も足を運んだという有名店です。ホームページによると、提供されているかまぼこは、小田原産のものだそうです。

(三遊亭金也@sanyuuteikinyaさん、アップありがとうございます。)




美の壺 坂本 剣斗(さかもと けんと)さん 会席料理店 料理人 神奈川県小田原市

長年、和・洋ともにさまざまな料理をつくってきた坂本剣斗さんは、小田原市にある会席料亭「会席 大清水」の副料理長です。

かまぼこは、シンプルでありながらポテンシャルの高い食材だと話します。

和食にとらわれず、フレンチやイタリアンの手法も積極的に取り入れ、いろんな食べ方を提案しています。

かまぼこが、どう生きるかを考えることで、他に合わせる食材もいろんな見え方がするそうです。

かまぼこを使った料理を紹介していただきました。まずは、「かまぼこのピンチョス」です。スペイン発祥の串で刺した一口サイズのおつまみです。

地元の野菜やフルーツを使って、四季折々、カラフルにかまぼことの組み合わせを楽しみます。お客様に驚きや発見をしてもらいたいという坂本さん、

かまぼこの味は他の料理を邪魔するものでもなく相性のよい引き立て役にも主役にもなる食材だと話します。

続いては、かまぼこを使った「かき揚げ」です。

あら、意外なメニューですこと!

板付きかまぼこをブロック状にして白魚とごぼうを合わせて揚げます。かまぼこは、火をいれると食感が変化します。

衣のカリっと、かまぼこのプリっとが組み合わさったミスマッチが、無限の可能性を広げてくれます。

「会席 大清水」は、小田原の老舗かまぼこメーカー「鈴廣かまぼこ株式会社」が運営する料亭です。

人気商品「あんかけがんも」の監修は、坂本さんが手掛けています。

(コアゼユウスケ@ティピーレコーズイン@koaze_tipyさん、アップありがとうございます。)




美の壺:再放送・バックナンバー情報

NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。
2019年以降の放送一覧のまとめはこちら。

こんにちは。らら子です。 いつも楽しみに見ているNHK『美の壺』のバックナンバーを2019年後半から現在までまとめてあります。

2022 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2022年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2021 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2020年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2020年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

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2019年はこちらです。

こんにちは、らら子です。 2019年7月から始めたこのブログ。記事もたまってきたので月別放送一覧を2019年バックナンバーにまとめてみまし...

ご参考になさってくださいね。