美の壺 「光の記憶 和の明かり」<File656>お店や場所はドコ?出演者情報もお見逃しなく!NHK美の壺

こんにちは~。らら子です。

今回のNHK 『美の壺』は、「光の記憶 和の明かり」。和のあかりの魅力はなんでしょう~。ろうそくの炎は、幻想的で神秘を感じますね~。炎につつまれた和のあかりが、たっぷり出てきます♡
番組で紹介されたスポットやお店をご紹介。

いざ、ジャパニーズライティングワールドへ。





美の壺:放送内容、出演者情報

【番組予告】

歌舞伎俳優・尾上松也さんが語る「和ろうそく」の奥深い魅力。歌舞伎の舞台で和ろうそくがどのように使われてきたのか、実演を交えて紹介!▽雪深い会津で、花への願いを託してきた「絵ろうそく」。大きく揺らめく炎の秘密とは?!▽神社を照らす「ちょうちん」と、日本有数の産地に受け継がれる驚きの技!▽古墳時代から1600年以上続くという火祭り。重さ1.2トンの巨大たいまつが夜空を焦がす!<File656> 出典:番組公式ホームページ

【出演】伊藤 博紀…提灯職人/尾上 松也…歌舞伎俳優/小澤 成子…ろうそく職人/齋藤 大輔…大善寺玉垂宮権禰宜
草刈正雄(ナビゲーター) 木村多江(語り・ナレーション)




美の壺:1つめのツボ「伝統を照らす 揺らめく炎」

美の壺 尾上 松也(おのえまつや)さん 歌舞伎俳優

歌舞伎俳優の尾上松也さんが登場します。ミュージカルやドラマでも大活躍ですね。

尾上松也さんは、1985年生まれ。5歳の時に『伽羅先代萩(めいぼく せんだいはぎ)』の鶴千代役で初舞台をふみ、以来、数々の子役や女形で人気を得ます。

2023年新作歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐(つきのつるぎえにしのきりのは)』では、初の演出を手掛け、歌舞伎界をけん引する一人です。いつみてもお美しい方ですね~。

和ろうそく愛好家でもある尾上松也さんは、社団法人日本キャンドル協会の理事でもあります。和ろうそくの魅力について、うかがいました。

日本の伝統のあかり「和ろうそく」は、ちょっとした変化でいろんな動きをみせてくれる生き物のようだと語ります。

オレンジがかった色合いは、ほかのキャンドルやろうそくでは出せない独自性があり、ダイナミックなゆらめきは、飽きることないそうです。

そして、ろうそくの根の部分は、宇宙をみているような神秘性を感じるそうです。たとえが、神々しい~。

日本キャンドル協会は、2009年に設立、「キャンドルを作る、灯す、飾る、贈る」を広めるために活動をしている団体です。

(遠州楽器制作株式会社【代表】@Enschu_CEOさん、アップありがとうございます。)




美の壺 関 慶人(せき けいじん)さん 歌舞伎小道具方 埼玉県越谷市

和ろうそくは、江戸時代から歌舞伎には欠かせない存在でした。舞台を照らす照明として重要な小道具でした。

尾上松也さんが、お世話になっているという埼玉県越谷市にある「藤波小道具株式会社」では、小道具の保管や提供、修理や新調などをしています。

松也さんの舞台にもたずさわってきた、歌舞伎小道具方をつとめる関慶人(せきけいじん)さんに案内いただきました。

置かれている「ちょうちん」や「あんどん」は、200以上あります。

現在は、ほとんどが電灯ですが、かつては、和ろうそくを使っていました。実際に火を使う道具も残されています。

歌舞伎座は「本火」つまり本物の火が使えるんですよね。

実演いただきました。ぜいたくなひととき。

「差し出し」という道具は、伸縮自在の棒の先に和ろうそくが置かれ黒子が差し出すもので、江戸時代のスポットライト的存在です。

歌舞伎の演目『伽羅先代萩』で、悪役の仁木弾正がにらみをきかせる場面でも使います。

和ろうそくを用いて、妖術を使う人物の怪しさ、不気味さ、妖艶な雰囲気を演出します。

『鈴ヶ森』という演目では、小田原提灯に和ろうそくの本火が仕込まれています。ゆらゆらとゆらめく火が、刑場の闇を浮かび上がらせていきます。

ろうそくのあかりとともに誕生して進化していったのが歌舞伎で、それぞれの時代の中で、和ろうそくと共に舞台を盛り上げていきたいと松也さんは、考えています。

歌舞伎役者さんも、小道具や和ろうそくに支えられているのですね。

(松竹 歌舞伎美人【公式】@kabukibito_infoさん、アップありがとうございます。)




美の壺 小澤 成子(おざわ しげこ)さん 三星 篤矢さん ろうそく職人 福島県会津若松市 

福島県会津若松市では、毎年2月に「会津絵ろうそくまつり」が開催されます。

和ろうそくに美しい絵を描いた「絵ろうそく」は、伝統工芸品です。

江戸時代から続く「小澤ろうそく店」には、23種類の四季折々の絵ろうそくが並びます。桜、椿、ききょうにもみじ…といった可憐な草花が、なんともりりしく感じますね~。

「会津は雪深いため、ろうそくに花が描かれていると、花の代わりとなって、皆さん喜んでくれます。」と話すのは、小澤成子さん。

亡き夫の技術を受け継ぎ、半世紀以上、絵ろうそくをつくり続けていらっしゃいます。

工程をみせていただきました。

まず、竹串に和紙とい草を巻き付け、芯を作ります。とかしたロウを芯にまきつけ、少しずつロウを重ね、太くしていき、カンナでロウをけずります。

だんだんロウソクらしい形になっていきましたね。続いて60度に熱した純度の高いロウを塗り、白くなめらかにして、下地をつくっていきます。

ろうそく職人の三星篤矢さんによると、均一に塗ってツルツルにしないと、溝ができて絵具がにじんでしまうそうです。

伝統の柄を水彩えのぐで、1本1本手作業で描きます。

最後に純度の高いろうにつけ、絵を保護してツヤを出し、芯を切り出してようやく完成します。1本を作るのに1ヶ月かかるそうです。

小澤さんは、誰にでもできるものではないので、使命感をもって、つなげていきたいと話してくださいました。

電灯にはない、ぬくもりを感じさせてくれます。

(mayu。@xx_mayu_xxさん、アップありがとうございます。)




美の壺:2つめのツボ「竹と和紙が生み出す祈りの形」

美の壺 髙山 定史(たかやまさだふみ)さん 櫛田(くしだ)神社 権禰宜(ごんねぎ) 福岡県福岡市

博多の守り神「櫛田神社」は、「お櫛田さん」の愛称で親しまれる神社で、博多祇園山笠や、博多おくんち、博多どんたくなどの祭事がおこなわれています。

境内のいたるところには、「ちょうちん」があります。

その中で、目をひく一風変わった高さ70センチの黄色いちょうちんは、イチョウの移り変わりを象徴的に描いています。

令和3年に八女市の伊藤権次郎商店が奉納したものです。

伊藤権次郎商店は、江戸末期の1815年に指物商として創業、天保年間より提灯の製造販売をしている老舗です。

櫛田神社の権禰宜(ごんねぎ)をつとめる髙山定史(たかやまさだふみ)さんにおたずねしました。

「銀杏 ぎんなん」のことを「(櫛田の)ぎなん」と呼ぶもので、ご神木のいちょうの木の葉っぱの四季を表現しているちょうちんで、とても珍しいものだそうです。

伝統の中に新しいものを感じる「ぎなんちょうちん」です。一度見たら忘れないインパクトのあるちょうちんですね。

銀杏のことをぎなんと呼ぶなんて、ワタクシ初めて知りました。

櫛田神社のイチョウの木は、秋に実をつけることから子孫繁栄の象徴としても信仰されています。

戎光祥出版【神仏関係情報発信用】@ebisukosyo2さん、アップありがとうございます。)




美の壺 伊藤 博紀(いとう ひろき)さん ぎなんちょうちん職人 伊藤 達耶(いとう たつや)さん 絵師 福岡県八女市

「ぎなんちょうちん」をつくったのは、伊藤権次郎商店の8代目のちょうちん職人 伊藤博紀(いとうひろき)さんです。

子どの頃からちょうちんづくりに親しみ、大学でマーケティングを学び、ファッションビルでの勤務を経て、26歳の時、ちょうちんの世界へ戻ってきました。

LEDやおしゃれなインテリアが増えていく中で、今一度、日本文化を再認識してほしいと伊藤さんは、考えています。

ちょうちん作りは、4メートルの竹ひごを一本、一本、和紙でつなぐ「ひご継ぎ」から始まります。

木型を組み、1本の竹ひごを溝にそって、らせん状に組みます。竹ひごに糸をかけて形を整え、骨組みを補強していきます。

中から光をあてたときをイメージして八女の手すき和紙を貼りつけます。

和紙の素材が紙に残っているのも味だと話す伊藤さん、シワがなくきれいに貼りつけられるのは和紙の性格を知りつくしているからこそです。

余分の紙を削り落として木型をはずし、上下に枠をつけてジャバラになるよう調整します。

1本の竹ひごがからこんな大きなちょうちんが生まれるなんて!ワタクシおどろきです(*’▽’)

できあがったちょうちんは、兄の達耶さんが絵や文字を描き入れます。

伊藤さんは、斬新な絵柄やデニムや絣を使ったちょうちんも作り、伝統を守りながら新たちょうちんづくりにも挑戦しています。

粋な感じで素敵です。さすがファッションのお仕事をされていた発想力ですね。ちょうちんは、令和の時代にも進化をとげていきます。

(クロスロードふくおか/福岡県観光連盟【公式】@visit_fukuokaさん、アップありがとうございます。)




美の壺:最後のツボ「天を焦がす 古代の炎」

美の壺 齋藤 大輔(さいとうだいすけ)さん 大善寺 玉垂宮(だいぜんじ たまたれぐう) 権禰宜 / 宮川 伸幸さん 鬼夜(おによ)保存会 福岡県久留米市

福岡県久留米市の「大善寺 玉垂宮(だいぜんじ たまたれぐう)」は、毎年1月7日に行われる「鬼夜(おによ)」で、よく知られています。

権禰宜の齋藤大輔(さいとうだいすけ)さんよると、鬼夜の起源は、1600年以上前にさかのぼるそうです。

この地域は、湿地帯や沼地が多く、そこに妖族が隠れており、探し出すのに周辺にあった竹などを切り出して、大きいたいまつをつくり、沼を照らして首を討ち取ったことから始まった祭礼です。

1月4日の早朝、氏子たちは鬼夜で使う、たいまつを作り始めます。つくる大たいまつは、全部で6本です。6つの地区の氏子がそれぞれ作ります。

孟宗竹がたいまつの芯になり、竹に縄をかけ、細い竹を重ねて真竹の上から荒縄でしばりつけます。5時間をかけ、長さ13メートル、重さは1.2トンの大たいまつが完成しました。

小さい頃から参加されている鬼夜保存会の会長の宮川伸幸さんは、ごく当たり前のように続いて、よく続いているなぁと感じているそうです。

確かに、ワタクシも改めて、これは奇跡的なことだと思います。

(浄土宗稱佛山専故院@tenjiku1963さん、アップありがとうございます。)




美の壺 西山 秀勝さん 大善寺 玉垂宮  氏子

西山秀勝さんは、今回の鬼夜で、1番たいまつの「手々振り(てでぶり)」という大役を任されました。

たいまつを上に掲げ、その方向に向かって皆がついてくる、いわば指示役です。

1月7日の祭り当日がやってきました。夜7時になると西山さんを先頭にたいまつをかかげた若い衆が、境内へ進みます。

たいまつは、火を持ち運ぶあかりの原点です。炎で境内を清めていきます。一番鐘を合図に境内全域のあかりが消されます。

西山さんも大声をかけて、大たいまつの元へ進みます。

ニ場鐘が打たれた後、鬼火が運ばれ大たいまつに火が灯ります。残りの5本の大たいまつにも次々火が灯ります。

火の粉をあびると無病息災のご利益があるそうです。

1.2トンの大たいまつは、人の力で引き回し、大たいまつが境内の奥へと進みます。祭りのクライマックス「惣門くぐり」です。

鬼の通り道を清め境内へ出て、大たいまつ回しが終わりました。

西山さんも無事、大役をつとめ、たいまつを落とすことなくほっとしている様子です。西山さん、りりしい表情ですね。

たいまつが支える伝統の火祭りは、これからも続いていきます。

(たけし@5828Wさん、アップありがとうございます。)




美の壺:再放送・バックナンバー情報

NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。
2019年以降の放送一覧のまとめはこちら。

こんにちは。らら子です。 いつも楽しみに見ているNHK『美の壺』のバックナンバーを2019年後半から現在までまとめてあります。

2022 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2022年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2021 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2020年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2020年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2020年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2019年はこちらです。

こんにちは、らら子です。 2019年7月から始めたこのブログ。記事もたまってきたので月別放送一覧を2019年バックナンバーにまとめてみまし...

ご参考になさってくださいね。