美の壺 「木肌を味わう 曲げわっぱ」 <File662>お店や場所はドコ?出演者情報もお見逃しなく!NHK美の壺

こんにちは~。らら子です。

今回のNHK 『美の壺』は、「木肌を味わう 曲げわっぱ」。
平凡なおかずでもテンションがあがる魔法のお弁当箱。あこがれの曲げわっぱが、たっぷり出てきます♡
番組で紹介されたスポットやお店をご紹介。

いざ、木のかおりただよう曲げわっぱワールドへ。





美の壺:放送内容、出演者情報

【番組予告】

今再注目されている曲げわっぱの「弁当箱」。バイヤーが全国各地からセレクトしたおすすめを紹介!▽料理家・野上優佳子さんも曲げわっぱファン。美しく詰めるコツを伝授!▽秋田・大館で作られる曲げわっぱ。良質な秋田杉を生かす職人の技とは!?▽和せいろに飯切(はんぎり)…曲げわっぱが彩る食卓!▽モダンな形のトレーや、スタイリッシュなぐいのみまで、最新の曲げわっぱも登場!<File662>出典:番組公式ホームページ

【出演】栗原 悠太…バイヤー 野上 優佳子…料理家 柴田 昌正…曲物師 伊藤 朋子…曲げわっぱ職人 栗盛 俊二…曲げわっぱ職人

草刈正雄(ナビゲーター) 木村多江(語り・ナレーション)




美の壺:1つめのツボ「木のやさしさが食を包む」

美の壺 栗原悠太さん バイヤー 東京・杉並区

東京・杉並区にある「cotogoto(コトゴト)」は、暮らしの道具を扱う専門店です。なかでも人気なのが「曲げわっぱ」の弁当箱です。

店内には、全国各地の曲げわっぱのお弁当箱がならんでいます。どれを選んだらいいのか悩みますね〜(#^^#)

バイヤーの栗原悠太さんに紹介していただきました。

秋田県大館(おおだて)の曲げわっぱの弁当箱は、全体が秋田杉で、木目がまっすぐな柾目(まさめ)でできています。

お米が冷めてもベチャっとしないのが最大の特徴です。

岡山県美作の曲げわっぱは、上下の板が美作杉(みまさかすぎ)、側面は、美作桧(みまさかひのき)が使われ、材料を使い分けています。

長野県木曽でつくられた曲げわっぱは、「メンパ」ともよばれています。

「拭き漆(ふきうるし)」でつくられた生漆(きうるし)を木にすりこみ、拭き取って仕上げる伝統の技法です。

強度やつやが、木目を引き立てています。

一言で曲げわっぱといってもいろんな種類があるのですね~。それぞれの良さを知ると、どれを使おうか、ますます悩んでしまいますね(;^_^A

栗原さんは、日本の美意識みたいなところがあらわれている道具で、実用性がある上に工芸的な美しさも兼ね備えた日本らしい道具だと話してくださいました。

(cotogoto コトゴト@cotogoto_jpさん、アップありがとうございます。)




美の壺 野上優佳子さん 料理家

料理家の野上優佳子さんは、さまざまな曲げわっぱの弁当箱を持っています。

いろんな色やかたちのわっぱの弁当箱、すてきですね~。お弁当箱タイムが楽しくなりますね~(*’▽’)

野上さんが一番初めに買った曲げわっぱの弁当箱は、木曽の奈良井の拭き漆のものでした。

20年以上も愛用しています。持ち運びが軽く、長持ちして、そして何より使って飽きがこないそうです。

曲げわっぱに魅了された野上さんは、地方へ出かけるたびにその地域の曲げわっぱを手にとるようになりました。野上優佳子さんは、夫とともに株式会社HORBAL(ホオバル)を設立しています。

また、弁当コンサルトとして、TVやラジオ、雑誌、WEB、講演などの活動をされ、手掛けた料理関連本は20冊以上、「マツコの知らない世界」にも出演、「お弁当の人」として知られるようになりました。

(笠倉出版社 営業部@kasakura_magさん、アップありがとうございます。)




美の壺 曲げわっぱの弁当箱の詰め方

家族と自分のために20年以上曲げわっぱを愛用してきた野上さんに、「野上さん流お弁当の詰め方」を見せていただきました。

楽しみです~(*’▽’)。

まず、ごはんを斜めに詰めます。弁当箱の長い面に傾斜をつけて立てかけるように焼鮭をのせ、続いてたまご焼を詰めます。曲げわっぱのだ円形の曲線を活かします。

ふむふむ、なるほど!明日から使える技ですね( ..)φメモメモ。

からあげはゴツゴツ、たまご焼は角があり、いろいろな形のおかずをこの曲線が受け止めてくれるそうです。曲げわっぱの弁当箱は、素材だけじゃない、形も優れているのですね。

ある程度、全体を詰めた後、箸先を使ってすき間を少しずつ詰めておかずをたしていきます。

あら!あっという間に彩り豊かなお弁当になってきました(*’▽’)

曲げわっぱの弁当箱は、弁当の額縁になる部分が自然な色なので境界線が強くならずに入れるだけでおいしく見せてくれるのだと語ってくださいました。

(野上優佳子『暮らしの図鑑 お弁当』発売中@nogami_yさん、アップありがとうございます。)




美の壺:2つめのツボ「土地の恵みを生かす技」

美の壺 柴田 昌正(しばた よしまさ)さん 曲物師 秋田県大館市

秋田県大館市は、「曲げわっぱ」の産地として知られています。

ワタクシも曲げわっぱといえば、まず大館を思い浮かべます~。秋田県の遺跡からは、平安時代の曲げ物が出土しています。

すでにこの時には曲げわっぱの技術が確立していた証です。17世紀には、大館城主が、曲げわっぱづくりを奨励し、今へと続く伝統産業の礎となりました。

曲げわっぱの歴史は想像以上に古いのですね~。大館と曲げわっぱと伝統工芸がつながりました。現在も大館には、多くの職人が、曲げわっぱに携わっています。

「有限会社柴田慶信商店」の柴田昌正さんもその一人です。こちらの曲げわっぱは、秋田杉でできています。丈夫な木材がとれるのはこの地域の気候にあるそうです。

先代からつくり続けている弁当箱を見せていただきました。縦型でまんまるの形は、この地で親しまれてきました。元は、きこりが使った弁当箱だったそうです。

丈夫で大きいもので2食分入れて山仕事に持って行っていたものを現代生活に合うようにコンパクトにしました。

曲げわっぱの歴史を感じさますね。

(縄文ZINE@jomonzineさん、アップありがとうございます。)




美の壺 大館曲げわっぱができるまで

柴田さんに曲げわっぱができるまでの工程を見せていただきました。

曲げわっぱに適しているのは、「柾目(まさめ)」とよばれる木目が真っ直ぐ通った切り出したものです。

柔軟で耐久性があります。切り出した板のはしをカンナで削り、板を丸めた時に重なる部分の厚みを均等にしていきます。ここが一番重要な工程だそうです。

一晩、水につけてさらに70度から90度の湯で温めてやわらかくします。「ゴロ」とよばれる木型にすばやく巻きつけ形をととのえ、木ばさみで固定をします。

材に含まれる水分が抜けるまでに素早くします。時間との勝負ですね。

長年の経験が必要な技ですね。直射日光を避け、乾燥室で7日から10日ほどゆっくり乾かします。

底板を入れ、接合部分を山桜の木の皮を使って閉じていきます。

山桜の皮は、しなやかでじょうぶ、削ると自然なツヤが出ます。古くから曲げわっぱの留め具として使われてきました。

ワタクシ、曲げわっぱの一番好きな所がこの留め具なんです(#^^#)

作られる工房によってもオリジナルがあって、手作りのぬくもりを感じます。

柴田さんが目指すところは、見た目でかわいく、用と美を兼ね備えた名脇役の道具を作っていきたいそうです。

(明日への扉 by アットホーム@AthomeTobiraさん、アップありがとうございます。)




美の壺 柴田あかねさん 曲げわっぱのある食卓

柴田さんは、日々の暮らしの中で曲げわっぱの道具をよく使っています。

妻のあかねさんと一緒に昼食をつくることもあります。この日は、「和せいろ」をつかって、野菜と肉巻きのせいろ蒸しをつくります。

あかねさんによると、油を使わず、どんな食材でもつくることができて健康にもいいそうです。

冷めたごはんをあたため直すときも杉のかおりが移って、香りもごちそうになっていいと昌正さんは話します。

炊きあがったご飯は、曲げわっぱの「飯切(はんぎり)」に移して、酢飯をつくり、手巻きずしにします。

お昼からごちそううですね~(*’▽’)

昌正さんは、曲げわっぱは、食材を生かすものづくりで、漆器やガラス、陶器などいろんなものが、加わることで食卓が明るく、楽しくなると。

あかねさんは、ごはんや野菜、素材をおいしくしてくれる道具だと語ります。

土地の恵みを形にして日々の暮らしの道具として曲げわっぱは、愛されています。

(AXIS media@axismagさん、アップありがとうございます。)




美の壺:最後のツボ「暮らしに楽しいアクセント」

美の壺 伊藤 朋子さん 曲げわっぱ職人 秋田県大館市

秋田県大館市にある「株式会社りょうび庵」の工房併設の展示コーナーでは、伝統的な曲げわっぱに加え、新たな発想から生まれたデザインの作品も紹介されています。

その中で目をひくのが、丸でもだ円でもない斬新なデザインのトレーです。商品名は「ポンドトレー」、大中小の3種類があり、どれも形が異なります。

新たな可能性を探ろうとデザイナーに設計を託しました。

工場長の伊藤朋子さんにお話しをうかがいました。伊藤さんは、この道30年以上の曲げわっぱ職人ですが、こんな左右非対称のデザインを考えたこともなく、最初は驚きでした。

複雑な曲線は木が伸縮しやすいのでしっかりと乾燥させます。曲げる時も場所によって曲線がきつかったり、ゆるかったりするので折れないように、じんわりと曲げます。

大切なのは、とめ方で、金具で4か所ほどしっかりと固定していきます。乾燥させた後、底板を入れ、すき間なくはめて完成です。

曲線が奏でるリズムに使い方も無限、日々の暮らしに新たな表情をみせるトレーです。

(乾 陽亮 | 伝統工芸とデザイン@inuixさん、アップありがとうございます。)




美の壺 栗盛 俊二(くりもり しゅんじ)さん 曲げわっぱ職人 秋田県大館市

この道60年、老舗曲げわっぱ「栗久(くりきゅう)」6代目で伝統工芸士の栗盛俊二さんは、曲げわっぱの技を生かしながら新しい形に挑み続けています。

きっかけは、妻のひと言でした。新たに生みだした作品は、曲げわっぱの技法を応用してつくった「酒器」です。

中でも「ぐいのみ」は、曲げわっぱの常識を覆すような円すい形のデザインです。

栗盛さんの奥さまから、「主婦は後片づけが大切。スタッキングができないと主婦は使えないのよ。」と言われたそうです。そこで、円すい形なら重ねられることがヒントになりました。

また、円すい形に小さく曲げる試作の過程でユニークな小皿も誕生しました。

すてきなプロセスですこと。酒器だけでなく小皿まで誕生するなんて、主婦の発想は偉大ですね(#^^#)

栗盛さんは、木を型の内側に入れることを思いつきました。

さらに木がしっかり乾くように丈夫で通気性のよい編み目状の素材を型にして、型に入れたまま乾燥させることで形が確実に定着します。

ななめに流れる木目に円すい形のフォルムが響き合い、酒を入れると杉のかおりが漂います。

秋田は酒どころなので、おいしい酒に杉のかおりが重なり、栗盛さんは、職人みょうりに尽きるそうです。

(三保原屋 本店|静岡市@mihoharayaさん、アップありがとうございます。)




美の壺:再放送・バックナンバー情報

NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。

2019年以降の放送一覧のまとめはこちら。

こんにちは。らら子です。 いつも楽しみに見ているNHK『美の壺』のバックナンバーを2019年後半から現在までまとめてあります。

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2019年はこちらです。

こんにちは、らら子です。 2019年7月から始めたこのブログ。記事もたまってきたので月別放送一覧を2019年バックナンバーにまとめてみまし...

ご参考になさってくださいね。