美の壺 「新年を祝う 雑煮」<File 433>お店や場所はドコ?出演者情報もお見逃しなく!NHK美の壺

こんにちは~。らら子です。

今回のNHK 『美の壺』は、「雑煮」。

全国各地のお雑煮がたっぷり出てきます♡

番組で紹介されたスポットやお店をご紹介。

(マーさんアップありがとうございます)





美の壺:放送内容、出演者情報

【番組予告】

日本の正月に欠かせない雑煮。

  • 土地土地の産物を取り込み、具も汁もさまざま。
  • そこには新しい一年を幸せに過ごしたいという人々の願いが。
  • 室町時代の武士が食べていたのは、「敵をのす」を意味する「結びのし」など縁起のよい具を煮込んだ雑煮。
  • 奈良県山添村では、神聖な火と水で、昔ながらの雑煮を作る。
  • 料理研究家の鈴木登紀子さんは、故郷の2種類の雑煮を披露。
  • ハレの日にふさわしい雑煮用の器も紹介する。<File433>

出典:番組公式ホームページ

【ゲスト】鈴木登紀子,奥村彪生

【出演】草刈正雄 木村多江(語り・ナレーション)





美の壺:1つめのツボ「神とともに餅をいただく」

御ちまき司 川端道喜 (かわばたどうき) 川端知嘉子さん

室町から江戸時代まで宮中に餅を納めていた京都の和菓子店が登場します。

御ちまき司 川端道喜

代々伝わる、宮中行事に使われた御用品を表した絵巻「御定式御用品雛形」には、神に捧げるお鏡餅が紅白の丸もちの上に薄い餅が重ねられています。

これと同じ丸餅が宮中の雑煮に使われたと伝えられているそうです。赤い菱餅と白い花びら餅、味噌、そしてごぼうの煮物。

あー、これって初釜でいただく花びら餅の原型ですね。

(畑主税さんアップありがとうございます)

「身分の高い人も低い人も同じものを頂くことで、神様のいただきものを皆で分かち合う意味がある」と代表の川端知嘉子さんは語ります。

なるほど!





美の壺:ゲスト 伝承料理研究家 奥村彪生(おくむら あやお)さん

美の壺ではおなじみ、日本で唯一の伝承料理研究家の奥村彪生(おくむら あやお)さんが登場します。奥村さんのプロフィールは以下の通り。

昭和12(1937)年生まれ。伝承料理研究家、和歌山県出身、奈良県在住、主な経歴:神戸山手大学教授、退職後も、大阪市立大学生活学科並びに大学院非常勤講師
出典:ルーラルネット

武士は宮中とは違う雑煮を食べていて、「栗、勝栗は敵に勝つ。結びのしは敵をのす。アワビは不老長寿」というようにそれぞれに意味があり、武士らしい縁起を担いだ海の幸山の幸であるそうです。

真打ちはここでも餅。「鏡餅の分身。餅には年神様が宿っている。もう一つは魂。神様の魂が宿っている」と語ります。





奈良県・山添村(やまぞえむら)

奈良県の山添村は、昔ながらの雑煮作りの風習が根強く残る地域です。

農家の中山勝功さんと容子さんの雑煮の支度は、12月28日、雑煮の支度は餅作りから始まります。家中の神棚にお供えする為にたくさん作ります。

大みそかは具材の下準備。畑で取れた頭芋、地元の春日神社から持ち帰った神聖な火を種火として、年のはじめに汲んだ若水(わかみず)で雑煮を煮ます。

その年の恵方に祝い膳を神に捧げ、その後、餅を焼きます。それをサッと煮てお椀に。頭芋は切らずにそのまま。神への感謝と祈りを込めた雑煮の完成。お膳には神様と同じ餅が添えられ、餅や頭芋はきなこにつけていただきます。

「今年も一年家族みんなが健康でありますようにそしてまた台風とかそんな災害のないように願って皆が無事一年が過ごせますようにと思いでお雑煮をいただきます」と容子さんは語ります。勝功さんは「以下同文」(笑)

さすが、ご利益か仲の良いご夫婦です。

寒い中行われる神聖な儀式は、体力的にも厳しいですよねー。こうした行事を語り次いで下さる方々がいらっしゃるのはありがたいことだと思いました。

https://twitter.com/KPurplemist/status/944184285719773185/photo/2




美の壺:2つめのツボ「意外と知らない隣の雑煮」

美の壺:ゲスト 料理研究家 鈴木登紀子(すずき ときこ)さん

NHK『みんなの今日の料理』でもおなじみ、「ばぁば」の愛称で親しまれる料理研究家の鈴木登紀子(すずき ときこ)さんが登場します。鈴木さんのプロフィールは以下の通り。

1924年青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍中。
出典:NHK「みんなのきょうの料理」鈴木登紀子さん

雑煮と言っても色々。東京都内の料理教室で生徒さんそれぞれに雑煮を作ってもらいました。

  • 静岡県静岡市:里芋大根小松菜の雑煮
  • 大分県佐伯市:特産の鰤の塩漬けの雑煮
  • 兵庫県姫路市:白味噌丸餅が基本
  • 愛知県名古屋市:鰹節をかけることが多い
  • 宮城県仙台市:松島湾のハゼがお椀から溢れんばかり

香ばしいだしが香ります。それぞれの雑煮を食べ比べ。
当たり前だと思っていたわが家の味。他とは違う特別な味でした。






料理研究家の鈴木登紀子さんのふるさとのお雑煮を2種類紹介。

1つめは野菜を3cmに短冊切りにして下茹で。寒い八戸ではお餅は焼かずにお湯で柔らかく。お餅がくっついて器を傷めないように、野菜を敷いた上にお餅をおき、最後に海の幸、いくらなどを載せて彩り豊かに完成。

2つめは「ひき菜」雑炊。大根の千切りなどを使います。ハレからだんだん普段の食べ物に戻していきます。味付けは普段使う味噌。具はもちと野菜、油揚げだけ。鈴木さんはお正月が遠ざかるようで寂しかったとか。

「区切りと言いますかねいつまでもお餅を食べ続けないというところに私いいことがあると思います。体に優しいお雑煮だと思っておりますよ」と語ります。どちらもふるさとの味です。





美の壺:最後のツボ「ハレの日をともに迎える」

文筆家・編集者 片柳草生(かたやなぎ・くさう)さん

様々な生活道具に関わってきた片柳草生(かたやなぎ・くさう)さんが登場します。

片柳さんのプロフィールは以下の通り。

青山学院大学卒業。1968年から文化出版局に勤務。その後フリーランスとして、『ミセス』『クロワッサン』『家庭画法』『ひととき』などで編集・取材に携わる。『クロワッサンプレミアム』では長年にわたり「CRAFT 作家の工房にお邪魔して」を連載。手仕事を多くの人に紹介してきた。工芸のほかに、骨董、焼物など、多彩なジャンルを手掛ける。著書に『手仕事の生活道具たち』(晶文社)がある。編集した本に『白洲正子の世界』(平凡社)、『白洲正子への手紙』(文化出版局)、『名碗を観る』(世界文化社)など。
出典:晶文社著者ページ

片柳草生さんが雑煮椀につかう特別なお椀は、明治時代に作られ25年前に母から譲り受けたもの。「このお椀には家族の歴史が刻まれている」と語ります。

片柳草生さんは、手仕事を多くの人に紹介する著作が多数あります。





京漆匠 象彦(ぞうひこ)

京都御所に近い創業1611年の漆器の老舗が登場します。

京漆匠 象彦(ぞうひこ)

ずらりと並ぶ漆器の中で最も大きいのは雑煮椀です。
京都の伝統的な雑煮椀はシンプルに出来ているそうです。京都では男性は朱一色で仕上げた「総朱」を使う習わしです。女性は「黒内朱」を使います。
家族全員がそれぞれの雑煮椀を持っている家庭も多いとか。

象彦といえば、お嬢さんが2016年の葵祭で第61代斎王代に選ばれ、お母様やおばさま方も斎王代経験者という名家ですね。

そんな名家のお正月といったら、皆さんそれぞれどんなお雑煮椀をお持ちなんでしょう。





京都左京区 山内早苗(やまうち さなえ)さん 山内レイラさん

京都左京区に住む山内早苗さんが登場します。結婚した時に夫の母に作ってもらったお椀があるといいます。華やかで知的。名家の雰囲気が醸し出されています。

間もなく早苗さんの息子さんとまもなく結婚するというレイラさんが、お椀を見に来ました。おきれいな方ですね。レイラさんは札幌出身とか。

レイラさんのご両親が遠方にお住まいなので早苗さんをいろいろと頼りにしているそうです。

山内早苗さんは、セレブな奥様というだけでなく実業家でもあります。代々京都に続く商家から発展した株式会社山庄、近庄を擁する近庄ホールディングスのオーナー一族で、専務取締役を務めていらっしゃいます。

友禅糊商から始まった山庄は、美術品・古典籍の販売で名高い思文閣(しぶんかく)のご親族でもあるそうです。

専務取締役の山内早苗が思文閣の親族であることもあり、「日本の優れた文化を育み、伝え、広める」という思文閣グループの理念に賛同しております。(出典:山庄公式サイト

なるほど、京都の伝統文化を守るお家柄なのですね。

超セレブの奥様方の団体「国際ソロプチミスト京都」でも重責を担っていらっしゃるとのこと。日本文化の継承のためにはこういう方のご活躍がかかせません。

https://www.facebook.com/kadokawadaisaku/posts/2547055101998119/




蒔絵師 富永幸克(とみなが ゆきよし)さん

蒔絵師 富永幸克さんは、平成十九年度京都市伝統産業技術功労者 伝統工芸士。脱サラして蒔絵の世界に入ったそうです。

私は親父の代から蒔絵という仕事に携わってまいりました。つまりは私は二代目ですけれども、俗に言う脱サラ組でございます。一旦は会社に勤めまして、やはりこの仕事が好きであり、やりたいという気持ちがありまして、この世界に入った次第でございます。
出典:姉小路を考える会

富永さんは、正月が近くなると家紋入れの作業が増えてくるそうです。京都はいろんな風習やしきたりがあり、家族愛や地域の結びつきにつながると語ります。





美の壺:再放送・バックナンバー情報

美の壺・合わせて読みたい バックナンバー

NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。

2020 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2020年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2019年はこちらです。

こんにちは、らら子です。 2019年7月から始めたこのブログ。記事もたまってきたので月別放送一覧を2019年バックナンバーにまとめてみまし...

美の壺【バックナンバー】2019 年8月:NHK美の壺[BSプレ・Eテレ]まとめ:番組紹介のお店や場所はドコ?出演者情報もお見逃しなく





美の壺・放送予定。再放送はいつ? NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。

今回の『美の壺』初回放送は2014年01月10日(金)でした。番組内容もこの時点のものです。

Eテレ「美の壺・選」の放送は、日曜日午後11時~、再放送は毎週木曜日午前11時~です。

BSプレミアム「美の壺」は毎週金曜日午後7時30分~、再放送は毎週土曜日午前6時30分~です。

BS4Kの放送も始まりました。『美の壺』は基本的に木曜日放映が多いですが、時間帯は不定期なので要チェックです。

NHKオンデマンドなら月額の見逃し見放題パックや単品視聴ができます。月々500~600本の番組が放送当日または翌日から見られます。





【参考サイト】

番組公式ページ https://www4.nhk.or.jp/tsubo/

放送予定 https://www4.nhk.or.jp/tsubo/

再放送予定 https://www4.nhk.or.jp/tsubo/2/

NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/

NHK クロニクル  https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/

NHKの旧美の壺詳細サイト https://www.nhk.or.jp/tsubo/program/