こんにちは~。らら子です。
今回のNHK 『美の壺』は、「レコード」。
味のあるレコードがたっぷり出てきます♡
番組で紹介されたスポットやお店をご紹介。
まもなく【美の壺】#麗しの音色レコード
秦 基博さんのレコード愛♩
潜入!レコード製造現場♪
大正時代創業の名曲喫茶の響き♫
国内外のジャケットを手がける、デザイナーの制作現場に密着♬午後7:30~ BSプレミアム・4K #美の壺 #レコード #秦基博 #おちょやん https://t.co/7UB3cuMMCm pic.twitter.com/5TyrDXbGNs
— NHK びじゅつ委員長 (@nhk_bijutsu) February 5, 2021
いざ、奥深きレコードワールドへ。
目次
美の壺:放送内容、出演者情報
【番組予告】
朝ドラ「おちょやん」主題歌の秦基博さんが語る、レコードの魅力とは?
▽レコードの製造工場に潜入!レコードの溝を彫るエンジニアの緻密な技に迫る!
▽大正時代創業の名曲喫茶では、珍しいプレーヤーと巨大スピーカーが、クラシックの極上の響きを奏でる!
▽6万枚のレコードを持つコレクターが紹介する、レコードジャケットの楽しみ方。
▽国内外のジャケットを手がける、デザイナーの制作現場にも密着!
出典:番組公式ホームページ
【出演】草刈正雄 木村多江(語り・ナレーション)
美の壺:1つめのツボ「あたたかみのある音を味わう」
シンガーソングライター・秦基博(はた もとひろ)さん
連続テレビ小説「おちょやん」の主題歌「泣き笑いのエピソード」など、数々のヒット曲をもつシンガーソングライター・秦基博さんが登場します。
レコードならではのアナログな「音の感触」に魅了されたという秦さん。
数多くのアルバムを聴くなかで、キャロル・キングの「タペストリー」という曲に出会い、「音楽にはいつもの景色を変える力がある」ことに気がつきました。
2018年には自社レーベル「HOBBYLESS RECORDS」を立ち上げ、レコードを何枚もリリースしています。
買ってきた#秦基博 #ひまわりの約束 #アナログ7インチEP #レコード#HOBBYLESSRECORDS pic.twitter.com/LusvKVJd2Q
— ゆうたろう (@hmgm1711) May 1, 2018
(ゆうたろう@hmgm1711さんアップありがとうございます)
エンジニアと相談しながら音の調整作業にたずさわり、レコードでの音づくりに挑戦しているのだそうですよ!
秦さん曰く、レコードにはCDやデジタルダウンロードとは違う迫力・臨場感・あたたかみがあるのだとか。
音楽家ならではの音へのこだわりが感じられますね。
神奈川県横浜市のレコード製造会社
神奈川県横浜市のレコード製造会社・東洋化成は、年間に生産するレコードの枚数がなんと100万枚以上!
日本一のシェアを誇ります。
番組ではレコードから音を出すための溝を彫る「カッティング」という作業が紹介されていました。
https://twitter.com/tomoka_slvjet/status/1036872705339928576
(菊池ともか@tomoka_slvjetさんアップありがとうございます)
レコードは溝の振り幅の大きさや波長で、音の強弱や音域が変化するのだとか。
また回転速度が外側と中心部で変わるため、溝の位置によっても細かい調整が必要になります。
この特性をうまく活かしてカッティングをしていくのが、カッティングエンジニア・西谷俊介(にしや しゅんすけ)さんの腕の見せどころ。
人の手でつくりあげていくことで、デジタルとは違うあたたかみのある音が出るんですね!
「針と溝が触れ合う摩擦によって音が再生される。そこが楽器的なところ」と西谷さん。
どこかホッとするレコードの音の秘密が分かったような気がします。
美の壺:2つめのツボ「極上の響きを求めて」
石川県金沢市・蓄音機の博物館
石川県金沢市の蓄音機の博物館・金沢蓄音器館が登場します。
日本ではじめて製造された機種から、エジソンが1904年に開発したものまで、600台以上の蓄音機を所蔵。
さらに今では貴重な78回転の「SPレコード」の所蔵数も4万枚を超えるなど、レコードの歴史を振り返るのにぴったりの博物館です。
来館者に向けて蓄音機の聴き比べも行っているので、レコード好きな人だけでなく、初心者でも楽しめそう!
https://twitter.com/ishifukukana/status/1073889738333904897
(イフカ🌻@ishifukukanaさんアップありがとうございます)
「当時の音を当時の蓄音機で聴くことに意義がある」と館長の八日市屋典之(ようかいちや のりゆき)さん。
番組では鉄・紙・木という3種類の蓄音機の音が順番に紹介されていました。
素材によって音の響き方がぜんぜん違っていて、とても面白いですよ!
東京渋谷のレコードが聴ける名曲喫茶
大正15年から続く東京渋谷の名曲喫茶ライオンが登場します。
もともとは流行歌を流すために開業したものの、お客さんからの要望によって、やがてクラシック音楽を流すように。
最盛期にはお店からあふれるほどお客さんが押し寄せました。
特注の巨大スピーカーから流れる音楽を聴いていたら、時間がたつのも忘れてしまいそうですね。
渋谷の『名曲喫茶ライオン』に行ったことはある? ソファに深く腰を下ろし、クラシックの調べに耳を傾ける。昭和元年から鎮座するご神体のようなサウンドシステムは、「パイオニア」がつくり「東芝」が音響を調節したという代物。いい音楽は、いい場所で。最新号『はじめまして、東京。』発売中! pic.twitter.com/vYdl9idMuy
— POPEYE (@POPEYE_Magazine) March 28, 2018
お店のレコードプレイヤーはガラス窓の棚に入っている珍しいもので、昭和25年から使われているんですって!
その音にひかれて50年以上も通い続けている常連さんもいるのだとか。
時代が変わっても同じ音を守り続けているなんて、素敵です。
美の壺:最後のツボ「音楽から生まれるアート」
東京都大田区のレコードを手がける印刷会社
レコードの楽しみ方は、音楽を聴くことだけにとどまりません。
目で見て楽しめるレコードジャケットのデザインもその魅力のひとつ。
レコードのジャケットやラベルなどを手がける印刷会社・金羊社(きんようしゃ)のオフィスには、「ミュージックジャケットギャラリー」と名付けられたスペースが。
このスペースにはつねにレコードジャケット150枚以上が展示されていて、3ヶ月ごとにテーマが変わり入れ替えが行われます。
[朝日]ライブ・イン・ジャパン盤といえば? 135点のLP展 https://t.co/w3n0Ik1XR4 レコードジャケットを文化的財産として常設展示している東京都大田区の「ミュージックジャケットギャラリー(MJG)」が開設10年目を迎えた。12月半ばまで記念企画「ライブ・… pic.twitter.com/hdD1XptqnA
— ニュース速報(一般紙系) (@FastNewsJP_) November 5, 2017
色とりどりのレコードジャケットがたくさん並んでいて、見ているだけでワクワクです。
レコードの持ち主は6万枚のコレクションをもつ植村和紀(うえむら かずのり)さん。
13年前、レコードジャケットの魅力を知ってもらおうと展示をはじめました。
植村さん曰く、音楽のジャンルによってデザインに傾向があり、視覚的に音楽性を感じられるのが楽しいのだとか。
お気に入りのレコードジャケットを部屋に飾れば、インテリアの幅も広がりそうですね。
レコードジャケットを手がけるデザイナー
デザイナーの菅谷晋一(すがや しんいち)さんが登場します。
菅谷さんはレコードジャケットをメインに手がける数少ないデザイナーの一人。
これまでに国内外合わせて200枚以上のジャケットを手がけてきました。
その制作過程は、「エポックのアトリエ 菅谷晋一がつくるレコードジャケット」というドキュメンタリー映画でも取り上げられたそうですよ。
番組では実際に、菅谷さんがザ・クロマニヨンズの最新アルバムのジャケットを制作している様子が紹介されます。
https://twitter.com/nonbirirock/status/1333696947723505666
(ゆるやかな速度。@nonbirirockさんアップありがとうございます)
アルバムのタイトル「MUD SHAKES」のHをNに変えると「MUD SNAKES」になることから、蛇をモチーフに。
遊び心たっぷりで、とっても魅力的なレコードジャケットです。
レコードジャケットについて「どういう音楽かなと考えて、すごいワクワクできる存在」と語る菅谷さん。
楽曲へのリスペクトが感じられますね。
おまけ:草刈正雄さんが手に持っていたレコードは?
番組の合間に差し込まれる草刈さんのコーナー(?)
番組の最後で手にしていたLPは草刈さんのお顔がバッチリ。
そして草刈さんが口ずさんでいたメロディは『センチメンタルシティー』(作詞:藤公之介 作曲・編曲:川口真 歌:草刈正雄、発売元:東宝レコード)でした。
その昔、フジテレビで放映していた『華麗なる刑事(かれいなるけいじ)』のエンディングテーマですね。
草刈正雄さんがロス帰りのおしゃれな若手刑事、田中邦衛さん演じるベテラン刑事と組んで、都会を舞台に次々と事件を解決する痛快刑事ドラマでした。
美の壺:再放送・バックナンバー情報
美の壺・合わせて読みたい バックナンバー
NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。
2019年以降の放送一覧のまとめはこちら。
2021 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。
2020 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。
2019年はこちらです。
ご参考になさってくださいね。
美の壺・放送予定。再放送はいつ? NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。
今回の『美の壺』初回放送は2021年2月5日(金)でした。番組内容もこの時点のものです。
放送スケジュールは2020年4月現在で、
Eテレ「美の壺・選」の放送は、日曜日午後11時~、再放送は毎週木曜日午前11時~です。
BSプレミアム「美の壺」は毎週金曜日午後7時30分~、再放送は毎週土曜日午前6時45分~です。
BS4Kは、BSプレミアムと同じ毎週金曜 午後7時30分で、再放送は回数が増えて、
日曜日午前6時45分、月曜日午後4時00分、金曜日午前9時00~の3回あります。
キレイな画質のBS4Kは美の壺のような番組にはピッタリですね!
NHKオンデマンドなら月額の見逃し見放題パックや単品視聴ができます。月々500~600本の番組が放送当日または翌日から見られます。
最近では「ないエンタメがない」がキャッチコピーのU-NEXT(ユーネクスト)も話題ですね。最初の31日間は無料おためし期間だそうです。
【参考サイト】
番組公式ページ https://www.nhk.jp/p/tsubo/ts/3LWMJVY79P/
NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/
NHK クロニクル https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/
NHKの旧美の壺詳細サイト https://www.nhk.or.jp/tsubo/program/