美の壺 「不動の祈り 柱」 <File665>お店や場所はドコ?出演者情報もお見逃しなく!NHK美の壺

こんにちは~。らら子です。
今回のNHK 『美の壺』は、「不動の祈り 柱」。

柱といえば大黒柱。大きくて太いイメージしかありませんが、どんな壺が、隠されているのでしょうか?暮らしの寄りそった「柱」がたっぷり出てきます♡

番組で紹介されたスポットやお店をご紹介。いざ、ニッポンはしら ワールドへ。





美の壺:放送内容、出演者情報

【番組予告】

日本の心を支える「柱」の奥深い世界へ。▼大地震から建物を守る先人の驚くべき知恵・五重塔「心柱(しんばしら)」の秘密▼養蚕を支えた「大黒柱」の誕生物語▼古い大黒柱をよみがえらせる匠の技▼1200年以上続く長野・諏訪の「御柱祭」、木の神様に託す人々の祈り▼現代的な柱が演出する美術館の芸術空間▼世界最大級の木造コンサートホール▼草刈さんのお宅に、動く柱が!それは一体!?

File665 出典:番組公式ホームページ

【出演者・キャストほか】

有泉 和人…宮大工 / 花里 利一…三重大学 名誉教授 / 石川 重人…山梨家並保存会 理事 / 桃井 義弘…諏訪大社 権宮司 / 吉澤 菜摘…国立新美術館 主任研究員 / 長島 透…南陽市文化会館教育委員会

草刈正雄(ナビゲーター)木村多江(語り・ナレーション)




美の壺:1つめのツボ「長き時を ともに刻む」

美の壺  花里 利一(はなざと としかず)さん 大学教授 千葉県市川市 中山法華寺

千葉県市川市にある「法華経寺」。あー、ここ中山法華寺ですね。駅前からまっすぐ道が伸びてて、五重塔が目立つんですよね、ワタクシらら子も外から見たことがあります。

こちらの五重塔は、400年もの間、大地震や台風にも耐え続けてきました。

建築構造学が専門で五重塔を研究する三重大学名誉教授の花里利一さんに同行して特別に五重塔の中を見せていただきました。

中心にすえられている古い柱が「心柱(しんばしら)」です。

心柱は、建物の木材の中での中心の「心(しん)」から名前が由来していると考えられています。また、心柱はお釈迦さまそのもので仏教の心理の象徴ととらえられていたそうです。

「中心」と「心」、その名の通り重要な位置や存在を示しています。心柱は、塔の中心をまっすぐに貫き、一番上の「相輪(そうりん)」にまでつながっていきます。

構造も独特で心柱を周りの部材に固定しないことで地震の揺れをやわらげます。

心柱とその周りの塔身(とうしん)との間は、数十センチあり、地震の揺れで塔身が変形しても心柱にぶつからないようになっているそうです。

いろいろ考えつくされていますね。こうして心柱は守られているのですね〜。法華経寺は、鎌倉時代に創立、境内の建造物の多くは国の重要文化財に指定されています。

 (an@御朱印巡り@sanpai_sukiさん、アップありがとうございます。)




美の壺 石川 重人さん 会社社長 家並保存会理事  山梨県甲州市

山梨県甲州市の上条(かみじょう)集落には、昔の面影を感じる家並みが残されています。江戸時代初期に建てられた「つきあげ屋根」と呼ばれる特徴的な屋根の民家です。

家を支えるのは直径50cmほどの大黒柱で、土間から2階をつらぬく存在感があります。栗の大木の表面には、斧で削った跡が残り、ぬくもりを感じさせてくれます。

これぞ大黒柱!民家の象徴的存在ですね(^^♪

しかし、この大黒柱は、最初からあったものではありませんでした。「伝匠舎(でんしょうしゃ)石川工務所」の社長で山梨家並み保存会の理事 石川重人さんによると、後から入れた柱だったそうです。

本来は、つきあげ屋根はなかった家でした。

甲府盆地は、江戸時代後期以降、養蚕が盛んになった地域で、民家も養蚕に合わせて形を変えていきます。お蚕さんを増やし、手狭になった家は、2階、3階と増床していきました。

突き上げ屋根をつくって明かりを入れ、風を通す仕組みの養蚕型の民家に変わっていきました。天井裏に蚕を飼い、光や風を取り入れる空間づくりは、大黒柱を入れることで可能になりました。

この民家は、甲州民家における「大黒柱の誕生の家」だと石川さんは語ります。突き上げ屋根は、煙突みたいで愛着を感じますね~。

(スカイDJ@sky_dj_さん、アップありがとうございます。)




美の壺 有泉 和人さん 宮大工 / 佐野 友弥さん・結衣さん ぶどう農家 山梨県甲州市

石川重人さんの会社「伝匠舎 石川工務所」では、社寺建築を手掛け、古くなった大黒柱の再生にも取り組んでいます。

わぁ~。大きな柱ですが、虫食いの跡もみられますね~。Σ(・□・;)

熟練の宮大工の有泉和人さんがノミを振るいます。100年以上経つケヤキの柱ですが、芯の部分はいまでも堅牢です。有泉さんによると、金具を一切使わない匠の技です。

「継手(つぎて)」は、日本古来、一番強いものだそうです。継手には、オスとメス、すなわち、雄木(おぎ)と雌木(めぎ)があって、木が組み合わされることで強度が増します。

古い大黒柱に新しい木を継いでいきます。継いだ柱は、500年は、優にもつそうで、古くなれば、またほどいて別の材料を継げばいいと有泉さんは言います。

大黒柱に命が宿りました。

2年前に建てられたぶどう農家の佐野友弥さん、結衣さんのお宅も100年以上使われていた大黒柱のある古民家です。佐野さんは、大黒柱のある家を建てるのが夢でした。

佐野友弥さんは、大黒柱はいろんな意味で、安心感の象徴だと語ります。

奥さまの結衣さんも娘さんの成長も大黒柱に見守ってもらいたいと話してくださいました。

大黒柱の存在って偉大ですね。

(ザ・ゴールデンヒストリー@文化放送大竹まことゴールデンラジオ@1134golden2さん、アップありがとうございます。)




美の壺:2つめのツボ「木の神に願いを託して」

美の壺 桃井 義弘さん 諏訪大社宮司 長野県諏訪市

長野県諏訪地方で1200年以上近く続く「御柱祭(おんばしらさい)正式名:式年造営御柱大祭(しきねんぞうえいみはしらたいさい)」は、諏訪大社が舞台となる神事です。

雄大な柱のお祭りですね〜(*’▽’)

勇ましく危険と隣り合わせのお祭りのイメージがあります〜。

7年に一度、寅と申の年に巨木を切り出し、社に立つ古い柱を建て替えます。

南北4つある社に御柱と呼ばれる巨木がたてられます。柱を立てる理由は、記録に残っていません。最も大きい一の柱は、高さ17メートルを超えた樹齢200年のモミの木のです。

宮司の桃井義弘さんにおたずねしました。

日本では、木や大きな岩など自然そのものを神様として信仰の対象になっていることから四隅に柱を立てることで神聖な空間を表しています。

神様を数える時は、ひと柱、ふた柱と数え、山奥の巨木を切り倒し、ごう音とともに倒れていく御柱を見ると神秘的なものを感じるそうです。大きな柱は、一人の力では動きません。

大勢の人の力で、ゆっくりと柱が進むところも神さまの力で、我々が理解できないものがあるのだろうと語ってくださいました。

神秘的ですね(#^^#)

(おひモッチ(御日向)@ohimocchiさん、アップありがとうございます。)




美の壺 小松 直人さん 木遣(きやり)師 長野県下諏訪町

次の御柱祭まであと2年、2026年4月。

長野県下諏訪町で「ミスター御柱」と呼ばれる木遣師(きやりし)の小松直人さんは、慌ただしい朝を迎えていました。

家の守り神「稲荷大明神」にも社を囲むように4本の御柱が立っています。小松さんは今日もお稲荷さまの好物のきつねずしをそなえ、給仕をつとめていました。

小松さんによると、どのお宅にも氏神様、道祖神がいらっしゃって、四隅に御柱を建て、その位置を神域として神様に守ってもらっているそうです。

小松さんは、祭りの中で「木遣り(きやり)」と呼ばれる役割を担っていました。

木遣り唄で神を呼び、氏子の心がひとつになることで巨木が動くそうです。この時期、諏訪では次の御柱になる木を決める神事「本見立て」が行われます。

小松さんも自宅の裏山へ行き、家を守る御柱を決めます。

この行事のため、息子さんやお孫さんも帰ってきました。小松さんの父が植えた樹齢60年のヒノキにしめ縄をつけます。

2年後に訪れる次の祭りに、このヒノキから4本の御柱をつくります。

小松さんは、「木は神」だと語ります。

自然災害がなくなるように自然のサイクルを回さなければならない、木を大事にしなければいけないと教えてくださいました。

御柱を育てることも代々に受け継がれているのですね。

(やーさん(yassan)@yassan_naganoさん、アップありがとうございます。)




美の壺:最後のツボ「場をつくり 場を守る」

美の壺 吉澤 菜摘さん 美術館 研究員  東京・六本木

建築家 黒川紀章の建築で知られる「国立新美術館」が登場します。

素敵な建物ですよね〜(^^♪

別世界にやってきた感覚です。国立新美術館でも柱が重要な役割を果たしています。空間自体が鑑賞の場であるロビーの柱について主任研究員吉澤菜摘さんが紹介くださいました。

カーテンウォールをよく見ると、縦に白い柱のようなものが東西に端から端まで115本並んでいます。

「マリオン」という鋼鉄製の柱で本来は窓を区切るものですが、ロビーの天井部分にも続きます。

立つ場所によって違うカーブのマリオンを見ることができて、建物の面白さを感じられると吉澤さんは解説してくださいました。

廊下を支えるコンクリートの柱も緩やかに弧を描き出してふくらみを出しています。

美術館を象徴するのが「コーン」と呼ばれる円すい型のコンクリートの巨大な構造物の上部にレストランやカフェがあります。

円すい形にすることで開放感が演出され、人々が集える広い空間が実現しました。

大小のコーンは、天井までつながっていないので、建物も支える柱とはいえないが、コーンがあることでその先が見えない、これから入る人へのワクワク感が生まれます。

吉澤さんは、新しいものに出会い、人々の反応の触れ、次の新たな芸術表現の場に立ち会ってもらいたいと考えています。

(国立新美術館 The National Art Center, Tokyo@NACT_PRさん、アップありがとうございます。)




美の壺 長島 透さん 南陽市教育委員会 山形県南陽市

市民が集う南陽市文化会館「シェルターなんようホール」を訪れると8本の柱が木の香りとともに迎えてくれます。

柱は、地元の森で育った樹齢50年の杉材でつくられています。

重厚な柱ですね~(*’▽’)

高さは約14メートルもありあます。この柱は、特別な加工を施しています。地元企業「株式会社シェルター」が開発したものです。

南陽市教育委員会の長島透さんに紹介していただきました。

通常、木造で火事が起きれば燃えてしまうのですが、木材の間に耐火性の石こうをはさみ、燃えにくく、中の柱や、はりが崩れない加工がされています。

南陽市は面積の6割が森林を占めています。健全な森を保つため、樹齢50年をむかえた木材を伐採して木材として活用しました。

地元愛が強いですね(#^^#)

火災に強い柱をつかってできたのが世界最大級のコンサートホールです。素晴らしい!平成27年12月21日世界ギネスに「最大の木造のコンサートホール」として認定をうけました。

どんな音を奏でるのでしょうか~(^^♪

木の香りも相まって、五感に響くコンサートホールなんでしょうね。耐火性の柱は、ホールだけで176本、およそ1400人が収容できます。

以前の市民会館は、東日本大震災で被災しました。この建物は災害時の避難施設の役割も担い、災害時の避難施設の指定にもなっているそうです。

備えは大切ですね(^^)

隣接している市役所が被災した場合は、炊き出しや太陽光発電も取り入れているため災害本部のような機能にも対応ができるそうです。

地域が育んだ柱が私たちを守ってくれます。

(林はるか Hayashi Haruka@hayashi_harukaさん、アップありがとうございます。)




美の壺:再放送・バックナンバー情報

NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。
2019年以降の放送一覧のまとめはこちら。

こんにちは。らら子です。 いつも楽しみに見ているNHK『美の壺』のバックナンバーを2019年後半から現在までまとめてあります。

2022 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2022年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2021 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2020年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2020年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2020年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2019年はこちらです。

こんにちは、らら子です。 2019年7月から始めたこのブログ。記事もたまってきたので月別放送一覧を2019年バックナンバーにまとめてみまし...

ご参考になさってくださいね。