こんにちは~。らら子です。
今回のNHK 『せかほし』は、いよいよ最終回!
今週の「世界はほしいモノにあふれてる」は、「人生をハッピーに!情熱のアフリカンファッション」
世界が注目するアフリカンファッションを巡る旅です!
今回はウガンダ在住の仲本千津さんのアフリカンファブリックの買い付けに同行です。さらにアフリカのオシャレさんを撮る写真家の茶野邦雄さん、傘職人の淵上智子さんも登場します。
出会うのはカラフルで大胆な柄のハッピーファブリック。そして人類最古のテキスタイル!世界一おしゃれな紳士も登場します。
色彩と活力に満ちたハッピーファブリック!ちょっとワイルドな「人生をハッピーに!情熱のアフリカンファッション」で締めくくります!
今夜の #せかほし の旅の舞台のひとつ、アフリカ・セネガルの #世界遺産 サン=ルイ島。実はここ、“着倒れ文化”が息づく島。今宵、せかほしが発掘したオドロキのファッショニスタが登場しますよ!ついつい無難な洋服を手にとってしまいがちの皆様、この春、とびきりのおしゃれを楽しんでみませんか? pic.twitter.com/Rll139GuMy
— せかほし (@nhk_sekahoshi) March 18, 2021
目次
『世界はほしいモノであふれてる』今回のバイヤーさんは仲本千津(なかもと ちづ)さん
せかほし:番組予告
世界的ハイブランドも取り入れるアフリカンファッションを巡る。“アフリカの真珠”といわれるウガンダで出会ったのは誰をも笑顔にするハッピーファブリック。伝統柄に込められた意味とは?またユネスコの無形文化遺産に登録された人類最古のテキスタイルもご紹介。さらに旅は“アフリカのヴェネチア”、セネガルへ。世界遺産「サン=ルイ島」に住むファッションに生きる女性たちに密着する。コンゴ共和国のおしゃれ紳士も登場!
バイヤーさん:【アフリカンファッションブランド代表】仲本千津,【写真家】茶野邦雄,【傘職人】淵上智子
【出演】鈴木亮平,JUJU,【語り】神尾晋一郎
旅人は、RICCI EVERYDAY代表の仲本千津(なかもと ちづ)さん
最初の舞台は、アフリカ大陸の東側、赤道直下の国ウガンダ。
ウガンダ在住の女性たちが誇るファッションブランドを世界に発信しているウガンダ在住の仲本千津(なかもと ちづ)さんです。
その豊かな自然から「アフリカの真珠」と呼ばれている国です。首都はカンパラ。近年、目覚ましい発展を遂げ、高層ビルも並びます。
そんなウガンダに魅せられたのがバイヤーの仲本千津さん。ウガンダで買い付けたものを東京の代官山のセレクトショップで販売しています。
仲本千津(なかもと ちづ)さんのプロフィール:年齢は?
仲本さんは1984年静岡県出身。地元のミッションスクールを卒業後、早稲田大学法学部に進学。卒業後は一橋大学大学院法学研究科修士課程に進み、アフリカの紛争問題などを研究。
2009年から2011年まで三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)勤務後、2014年からは笹川アフリカ協会(現ササカワアフリカ 財団)でウガンダ事務所駐在として農業支援にあたりました。
2015年にウガンダの首都カンパラでバッグ工房を立ち上げます。ここはシングルマザーなどの女性が働ける工房です。
仲本千津(なかもと ちづ)さんはRICCI EVERYDAY(リッチーエブリデイ)代表代表。代官山のお店はどこ?どこで買える?
さらに仲本千津(なかもと ちづ)さんは、母である仲本律枝さんと共に、静岡市葵区にアフリカ布を使ったトラベルバッグブランド RICCI EVERYDAY(リッチーエブリデイ)を設立。
2016年ウガンダでレベッカアケロリミテッドを設立。
2018年には社会起業家たちの世界大会「CHIVAS VENTURE(シーバス・ベンチャー)「CHIVAS VENTURE(シーバス・ベンチャー)」2018年度日本代表者に決定したり、めざましい活躍ぶりです。
RICCI EVERYDAY(リッチーエブリデイ)は代官山にも直営店舗があります。
東京都渋谷区猿楽町24-1 ROOB2 2F-C(03-6455-2446)
現在、代官山直営店舗は要予約で1組30分です。またLINEでオンライン接客サービスもあります。
\世界はほしいモノにあふれてる放映まであと1時間📣🧡💙/
このあと22:30〜NHK総合 #世界はほしいモノにあふれてる にRICCI EVERYDAY が登場いたします🧡💙スタジオには、弊社代表仲本千津@chizunakamoto がリモート出演致します✨皆さま、ぜひぜひご覧ください!#せかほし pic.twitter.com/yp4eceDkij— RICCI EVERYDAY Official/リッチーエブリデイ (@riccieveryday_u) March 18, 2021
MISSSION:ウガンダの新たなファッションアイテムを探す
まずやってきたのは毎週金曜に行われている青空市場。伝統工芸品の雑貨などが並びます。
仲本さんが注目したのは、リサイクルペーパーで作ったビーズ。ネックレスやバッグなど、色とりどりのアイテムが豊富です。
色とりどりの紙をくるくる丸めてビーズを作るって子供の頃にやったことがあります。でもこんなにきれいにできるんですね。
ほかにも廃材を活用したアップサイクルのバッグの見事なこと!
MISSSION:アフリカならではの素材を探す
ウガンダ最大のマーケット
仲本さんは6年前に現地に工房も構えており、独自のデザインのグッズを生産しています。
そのグッズの素材を探しに、100軒以上の布屋が集まるウガンダ最大のマーケットへ。
店内は圧巻!床から天井までびっしりと様々な布が並びます。
布好きな私は、これを見ただけでウガンダに行きたくなっちゃいます!日本では見られない鮮やかなデザインがびっしり!魅力的な空間です。
アフリカンプリントの意味
そんなアフリカンプリントですが、伝統の柄があり、それぞれ意味があるそうです。
ツバメ=「今日の富は明日の富を保証しない」
波紋=「あなたの行動は周りに影響を及ぼす」など
伝統柄もある反面、ハンバーガーやカバンの柄などポップアートのような柄もあり、そのバリエーションの豊かさに驚かされます!
自由で楽しい #アフリカンプリント の世界。中には伝統的な柄もあり、そこにはふか~い意味が込められているんだそう。例えばこちら。飛んでいくツバメをあるものになぞらえた教訓が…。いったいどういうことでしょう?正解は明日の #せかほし で。 #難しいクイズ https://t.co/dfLluz0d1r pic.twitter.com/8V6bKbqkzu
— せかほし (@nhk_sekahoshi) March 17, 2021
スタジオにもおすすめのファブリックをご提供
鈴木亮平さんには、日照り田んぼ柄の鮮やかな水色の背景に、オレンジの太鼓が大きく描かれたカバンを。
JUJUさんには独特の色使いのショートポーチを。
小物だと派手な柄でも違和感なく取り入れられますね。カワイイ!
ここで、仲本さんオススメのウガンダ料理をご紹介。
伝統料理ルウォンボです。肉や野菜をバナナの葉で包み、蒸した料理。味は肉じゃがに似ているそうです。それに添えられているのが4種類もの炭水化物。
気候に恵まれ作物が豊かなウガンダの人々にとって、この伝統料理は誇りだそうです。
ルウォンボ!!
バナナの葉で肉とか魚を蒸したもの!#ウガンダ pic.twitter.com/QNVxfRqLds
— 木村駿介@オンライン旅行Travel At Home (@akubiman) May 29, 2018
(木村駿介@オンライン旅行Travel At Homeさんアップありがとうございます)
MISSION:ウガンダ伝統の素材を探す
首都カンパラから車で2時間、タンザニアとの国境近くの小さな町、キファンバ村へやってきました。
出迎えてくれたのはゴッドフリ・ムゴンザさん。木の皮から作る布、バーククロスの職人さんです。この制作技術はユネスコの無形文化財に登録されています。
その作り方は、バナナの木のナイフを使って、優しく木の皮を剥がし、すぐさまバナナの葉で幹を覆います。そうするとまた皮が再生するそうです。木をとても大事にしているんですね。
剥がした皮を乾燥したバナナの葉と一緒に焼き、表面を削り取りやすくします。
その後、その皮をたたくことなんと4時間!薄く布状になってバーククロスが完成するそうです。
現地の身近な食材バナナを工夫して使っていたり、木のことをとても大事にしている姿がとても印象的で、その土地ならではの技術だなと感じました。
MISSION:バーククロスを使ったバッグの開発
バッグの開発にあたり、仲本さんには相談したい相手が。それはベルギーからウガンダに移住した友人、バーククロス アーティストのエヴァ・メンスバルジャさんです。
10年以上前からバーククロスを使った、ネックレスやオーナメントや、花瓶などを手掛けてきた先駆者です。
仲本さんのデッサンをもとに、2人で試作品を作り込んでいきます。
そうして完成したバッグがスタジオのお二人のもとへ。
白と黒のラインが入ったオシャレなショルダーバッグとミニハンドバッグです。木の皮で出来ているだけあってとても軽いそうです。
色鮮やかで、個性的で、ポップなアフリカンプリント。思わず笑顔になってしまいそう。#ハッピーファブリック とも称されます。明日の #せかほし ではアフリカの布を使い、現地 の人々とファッションアイテムを開発する日本人女性に密着。#鈴木亮平 さん #JUJU さんにピッタリのアイテムとは!? pic.twitter.com/bs6Y1dkltg
— せかほし (@nhk_sekahoshi) March 17, 2021
セネガル サン=ルイ島
セネガル 世界遺産の島サン=ルイ島
つづいては世界遺産の島へ。
西アフリカ、セネガルにある小さな島。サン=ルイ島です。アフリカのベネチアと呼ばれるこの町は、かつてフランス領西アフリカの首都が置かれていました。
星の王子さまの作者、サンテグジュペリも訪れていたそうです。
フランスの影響が強く残るこの地は、ファッションの意識が強い女性も多く、収入のほとんどをファッションに使ってしまう人も多いのだとか!
次回の #せかほし は18日(木)、 #アフリカンファッション の世界をお届けします。#ハッピー な気分になれるアイテムがいっぱい。 そして明日14:45~からは「#せかほし5min.」。「誘惑の #モロッコ」と「世界の #スイーツ」の2本をお届けする予定。まだまだ、旅は続いていきます。どうぞお楽しみに! pic.twitter.com/M52DLWhUHO
— せかほし (@nhk_sekahoshi) March 4, 2021
サン=ルイ島一番のおしゃれな店
そんな島一番のオシャレなお店へ。ファッションデザイナーのラマ・ディアウさん。
ヨーロッパでデザインを学び、14年前からお店を構えています。
インスピレーションの源は島の風景から得るそう。去年のファッションショーではサン=ルイの海をイメージした衣装を集めて開催されたそうです。漁師の使う網を使用した衣装も!
福岡 アフリカサプールファッションに触れられる店
そんなアフリカンファッションに魅せられた人が日本、福岡にも。
ここには、お酒を飲みながら、アフリカのファッションに触れられるお店があります。そんなお店を経営するのが写真家の茶野邦雄さん。
何度もアフリカに足を運び、SAPEUR(サプール)とよばれる「オシャレで優雅な紳士たち」の写真を撮り続けてきました。
そんなサプールが住んでいるのが、コンゴ共和国。平均月収3万円といわれる、決して裕福ではない中で、ファッションが好きでたまらず、オシャレに生きがいを見出す人々がいるのです。
日本でも話題となった、アフリカの紳士=サプール。今回の特集では、サプールを撮影する写真家として有名な茶野邦雄さんとヨシダナギの対談が実現しました。https://t.co/U06Z7FKT1S pic.twitter.com/OmioJm7N8k
— Pen Magazine (@Pen_magazine) May 5, 2017
写真家:茶野邦雄(ちゃの くにお)さん さんのプロフィール お店はどこ?
茶野邦雄さんのプロフィールはこちら。
1959年滋賀県出身。大学卒業と同時にフリーランスカメラマンとして活動開始。84年に最年少で日本広告写真家協会(APA)の正会員に推挙される。86年渡米し、NEW YORK YOMIURI PRESS社勤務。欧米各国で取材撮影を敢行。91年沖縄に移住。現在、沖縄を拠点に広告写真、サプールの写真をライフワークとしている 出典:BOOK データベース
#福岡 に「フォトギャラリー & カフェバー #SAPE(サップ)をオープンします‼️#サプール 作品約30点を常設展示、#レンタルギャラリー も可能。内覧会2/20 11:30〜23:00
福岡市中央区西中洲11-7-2F
092-717-7527 #sapchano #sapeur #写真好きな人と繋がりたい #写真家 #ギャラリー #西中洲 #fukuoka pic.twitter.com/0jeigP529V— サプール写真家SAP CHANO・サプール協会公式 (@sapeur_news) February 13, 2020
サプールと山本寛斎さんの出会い
そんなサプールの魅力を伝えようと、茶野さんは日本を代表するファッションデザイナー山本寛斎さんとサプールを引き合わせました。
この出会いがきっかけで、山本さんが自分のファッションショーにサプールを招待し、ファッションを通じて平和を願うサプールのメッセージに多くの日本人が共感しました。
ファッションって自分の満足のためだけにするのではなく、世界にメッセージを発信することもできるんですね!そんな考え方があるなんて驚きです!
「サプール2021展 in FUKUOKA シーズン2」開幕、スペシャルトークショー開催決定!日本在住のサプールが福岡に!詳細こちら→ https://t.co/rCGbM1o7nW pic.twitter.com/mdKDO3jVB2
— 福岡のニュース (@TwitFukuoka) March 18, 2021
旅の終わりに兵庫県アフリカ布傘職人淵上智子(ふちがみ ともこ)さんを訪ねる
世界に一つだけの鮮やかなアフリカンバティックプリント傘
旅の終わりに鈴木さんの故郷である兵庫県を訪ねます。
ここではアフリカンプリントを使って色とりどりの傘を生み出す職人さんがいます。
傘職人の淵上智子(ふちがみ ともこ)さん。旅先で出会ったアフリカンプリントに一目ぼれし、傘職人に弟子入り、世界に一つだけの鮮やかな傘を生み出しています。
カラフルで様々なモチーフが入った傘は、すごく可愛くて雨の日が楽しみになりそうなものばかりでした。私も欲しい~!
本日の #せかほし はお休みです。次回は18日(木)、情熱のアフリカンファッションに迫ります。アフリカの布が織りなすカラフルでポップな世界。こんな傘を持っていたら、たとえ雨の日でも前向きな気持ちになれるかも。来週の放送をご覧くださいね~! #せかほしhttps://t.co/dfLluz0d1r pic.twitter.com/Kzf2Pj0q5l
— せかほし (@nhk_sekahoshi) March 11, 2021
傘職人:淵上智子(ふちがみ ともこ)さんの「Sun mi(さんみ)」お店はドコ?ドコで買える?
兵庫県在住の淵上智子(ふちがみ ともこ)さんが作る傘は「Sun mi(さんみ)」というブランドです。
淵上智子(ふちがみ ともこ)さんは美大卒業後、子供服メーカーや雑貨店の雑貨企画を経て、神戸で「Sun mi(さんみ)」ブランドを立ち上げました。
アフリカの布を使って手作りした傘は、おしゃれなだけでなく丈夫なことで大人気。
傘は日傘や折り畳み傘も。他にも日本の職人さんたちの手によるスリッパ、下駄、扇子、がま口などがあるそうですよ。
リアルの店舗はなく、主に展示販売と卸売となっています。
~Sun-mi/サンミって何?~
アフリカンバティックを使いオリジナル商品を作っています。 日本には素晴らしい職人さんがたくさんいます。
その手仕事を伝えながら新しいデザイン、そばにあるだけでテンションがあがる、
そんな商品を作って行きたいと思います。
出典:公式サイト
こちらもどうぞ。
兵庫のアフリカンプリント傘がほしい!ブランドは?ドコで買える?アフリカ布の折り畳み傘がまぐちスリッパ
またお会いしましょう!
アフリカに、こんなオシャレなハッピーファブリックが溢れているとは新鮮な驚きがありました。また行ってみたいところが増えちゃったなー!
さて、番組もいよいよ終わり。アフリカの鮮やかな色合に魅せられたお二人は、明日からのファッションについて決意表明。鈴木さんはモノトーンを脱却してピンクを着るそうです!
ファッションの持つ力を改めて感じたというお二人。ちょっとうるうるしてましたね。
そして嬉しいことに。せかほしがGWに放送されることが発表されました。
最終回ということをあまり意識せずにすみました。アウトドアの特集だそうです。放送は5月3日(木)10時から!今から楽しみですね。
『世界はほしいモノであふれてる』番組情報
『世界はほしいモノであふれてる』放送・再放送予定
今回の放送は2021年3月18日でした。再放送は翌週です。通常スケジュールは以下の通りです。
総合 毎週木曜 午後10時30分
再放送 毎週火曜 午前1時00分(月曜深夜25時)
NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。
【参考サイト】
番組公式ページ https://www4.nhk.or.jp/sekahoshi/
バイヤー’sVOICE https://www4.nhk.or.jp/sekahoshi/26/
再放送予定 https://www4.nhk.or.jp/sekahoshi/2/
NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/
NHK クロニクル https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/
『世界はほしいモノであふれてる(”This World is Filled with Wants”)』はNHKワールドプレミアムでも!
『世界はほしいモノであふれてる』は、英語タイトルが”This World is Filled with Wants”です。NHKワールドプレミアムでも観られます。海外で住んでいるおうちからはもちろん、ホテルからでも観られます。
You can watch the TV program at your home abroad, at your hotel as well.
【参考サイト】
世界はほしいモノにあふれてる(This World is Filled with Wants)
https://nhkworldpremium.com/program/53