新宿末広亭の初めての楽しみ方!かんたんアクセスやチケットの買い方、演目出演者はどうやって知る?着物や浴衣で割引『死神』聖地巡礼:クラファン成功!新宿末廣亭・新宿広末亭!?

こんにちは。らら子です。
この間、着物でふらりと寄席に行って、つかの間の非日常を楽しみました。

行ったのは新宿三丁目にある新宿末広亭(ただしくは新宿末廣亭)です。一歩中へ入ると、時が止まったかのような空間です。

最近は、若い人も寄席に足を運ぶようですが、特に人気があるのが新宿・末廣亭なんです。米津玄師さんの『死神』MVのロケ場所でもあります。

皆さんも新宿末広亭ですてきな時間を過ごしてくださいね。





新宿末広亭へのアクセス!かんたん確実な行き方は地下鉄C3出口!チケットの買い方は?演目はどうやって知る?着物や浴衣は割引!

まずは新宿末広亭へのアクセス方法です。住所は〒160-0022 新宿区新宿3-6-12。もちろん公式サイトに地図ものっています。

新宿伊勢丹の東側、表通りから2本ばかり裏の道。単純なんですが、似たような通りがいくつあるので、迷います。

もっとも確実なルートは、地下鉄・新宿三丁目駅のC3出口

東京メトロと都営新宿線とどちらからも行けます。出口の表示をちゃんと確認すれば、絶対に迷子になりませんよ。

C3出口を出たらすぐ左方向へ。まっすぐ進むと左手前方にいかにも「寄席!」という建物が見えてきます。のぼり旗やちょうちんが目印。

通りに面して切符売り場の小さな窓口があります。ここでチケットを買います。着物や浴衣を着ていれば500円引きになることも。

建物の正面には、橘流寄席文字(たちばなりゅうよせもじ)で書かれた出演者の札がズラリと並んでいます。

一番大きな札は「一枚看板」といってその席の最後の演者、つまりトリを務める主任の名前が書かれています。

演目は本番までのお楽しみ。昼席・夜席別に出演者スケジュールが載っている番組表は、公式ホームページで見られます。

日によって代演や出演者の入れ替わりがあります。当日の出演者は公式Twitterで確認できます。便利な世の中ですねえ。





新宿末広亭の楽しみ方:座席は?途中入場・退場は?飲食できる?トイレはきれい?

東京にある他の寄席はビルの一角に入っていますが、新宿広末亭は昭和レトロな木造。中はボロい?と思いがちですが、すっきり広くてとても清潔。

昼席はお昼から、夜席は夕方から。好きな時間にふらりと入場できます。ただし満席になると「札止め」になり入場できなくなります。

昼夜入れ替えの時と入れ替えなしの場合があります。入れ替えなしなら、お昼から終演までずーっといることもできます。もちろん好きな時間に帰ってもよし。再入場はできません。

座席や居心地の良さは大事ですよね。

客席後方から入ると中央に座席が並んでいます。両側はすこし高さがあって畳の桟敷席(さじきせき)になっています。キャパシティは300席ちょっと。

都内の寄席で畳席があるのはここだけだそうです。ここで足を投げ出してくつろいで座るのもいいですよね。

客席は座面のクッションが効いていて座り心地がいい。ドリンクホルダーもついています。

ただし、コロナ禍のご時世なので水分補給以外の飲み食いはできません。ソフトドリンクはOKです。

本当はどっかりとおちついて、ビールを飲んだり、おべんとうを食べたりしたいところですが、まだむずかしいようです。

入場前に腹ごしらえしてきた方がいいですね。末広亭の周辺にはおいしそうなお店がたくさんあります。

トイレは舞台に向かって左の廊下をぐるっと回って、舞台の下手側の脇にあります。とても清潔で気持ちよく使えます。バリアフリーにも対応しています。

トイレに行くタイミングは、演者の交替の時がいいですよね。演目の途中で席を立たれると、演者さんがよけいな心配をするかもしれません。





新宿末広亭の楽しみ方:落語、手品、漫才、紙切、曲芸!おみやげ!米津玄師が座った席をさがす

末広亭にかぎらず、寄席の楽しみは落語。そして落語以外のいろいろな出し物。色物(いろもの)っていうんですね。末広亭の落語と色物の割合は、2:1ぐらいです。

2/3ほどが落語、あとは漫才、奇術、曲芸、俗曲など 様々な色物を揃えており、名実ともに各演芸分野の第一人者が次々と登場します。

出典:末広亭の公式ページ

紙切りは、お客がリクエストを出して好きな形に切ってもらえます。作品はお持ち帰りできます。ぜひ番組表で紙切りがある時をチェックしてみてくださいね。

曲芸も迫力があって楽しいです。なにしろ寄席は客席と舞台の距離が近いので。舞台もこじんまりと、ちょうどいいサイズ感ですよね。

売店ではおみやげも売っています。ちょうちん、扇子、手ぬぐいなどの寄席グッズを記念に買うのもいいですよ。

米津玄師さんの『死神』MVで、米津玄師さんが座った席を探してみるのも面白いかもしれませんね。

他にもテレビやロケ場所として使われているので、聖地巡礼が楽しめます。

高座の脇には、今の演者の名前を書いた札をはめ込んであります。米津玄師さんの『死神』MVでは「幻師」となっていました。

高座の上の額に書いてある文字は右から読んで「和氣満堂」。「わきどうにみつる」とか「わきどうにみちて」とか読みます。

意味は「和やかな雰囲気が、この部屋いっぱいに満ちている」ということだそうで、たしかにこの寄席の雰囲気にぴったりですね。

ホール内を見回してみると、ここにも寄席文字で出演者の名前が書いてあります。両側の廊下もいい雰囲気です。なにより換気がよさそうで安心です。





新宿末広亭の楽しみ方:クラファン!存続の危機??クラウドファンディング成功!

新宿末広亭は、コロナ禍でお客さんが7割ほど減ってしまい、まだまだ戻らない状況だそうです。

寄席は営業するだけで経費がかかります。人気のある芸人さんだけを集めれば、黒字になるかもしれません。あるいは休業すれば経費を軽くすることはできるかもしれません。

でも、芸人さんの活躍の場を確保し、寄席の文化を絶やさないために、毎日赤字となっても寄席を営業しています。

そこで考えたのがクラウドファンディングです。2022年夏に実施したクラファンは8月31日に無事終了。なんと2000万円以上が集まったそうです。

クラウドファンディングには返礼品や招待券もついていてお得。次回のクラウドファンディングがあれば協力してみませんか?詳細は、公式ページからどうぞ。

マスクなしで大きな声で笑える日まで、新宿末広亭がますます栄えるようにお祈りしています。





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