感想「プロミセス、プロミセス」宝塚宙組東京ブリリアホール:ネタバレあらすじ(トイレ情報も)あり・芹香斗亜ハマり役!和希そら色気ダダモレ!ルイマキセ初の女役!(アパートの鍵貸します)留依 蒔世プロプロ東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)

こんにちは。らら子です。
宝塚宙組「プロミセス、プロミセス」行ってまいりました。いやもう素晴らしかったです。ちょっと宝塚であることを忘れてしまうぐらい。

「プロミセス、プロミセス」つまり「お互い約束守れよ」ということでしょうが、テーマは不倫。

「清く正しく美しく」の宝塚歌劇団でどうなのよと思うテーマではありますが、ちょっとこのカンパニーのクオリティの高さやばいレベルのミュージカルです。原田諒先生さすがです。

では気がついたところから感想をつらつらと述べていきます!
ネタバレありのあらすじは最後に載せましたのでどうぞ。

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感想:宙組「プロミセス・プロミセス」ブリリアホール周辺の穴場トイレ事情と舞台セットがすばらしい!

とにかく上演期間が短いこの公演。東京公演は東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)です。本題に入る前にトイレ事情を。

ワタクシらら子は初めての劇場です。池袋駅の北口から出て、ZARAとビックカメラの間の道を抜けたら公演の向こうにすぐ見えてきます。

宝塚歌劇は女性客が多いので、外部公演の場合はトイレ問題が深刻です。

ですがブリリアホールは、隣接するTOHOシネマズと豊島区民センターのトイレが使えるのです。どちらも広くて明るい!

特に区民センターのトイレは、公共施設とは思えない豪華さ!各フロアにあって入口と出口に分かれ中はひろびろ。パウダールームや更衣室まであります。

らら子は2階のトイレを使いました。2階の方が広いそうです。3階からは渡り廊下で劇場入口とつながっています。休憩時間は区民センターのトイレが使えます。

これは穴場ですね。ちなみに1階に入っているカフェでは軽食やビールが楽しめてチケット半券で割引も受けられました。

二階以上になると手すりになどで舞台が見えにくい席が多く、評判の悪いブリリアホールですが、動線やトイレは二重丸でした。

今回らら子は一階席でしたが、座席もゆったりしていてとても見やすかったです。

さて、気分よくトイレを済ませまして、いよいよ開演です。幕が開くと中央に立体的な構造物が。

最上部にあるベッドで何やらもぞもぞ動いていると思ったら、主役のチャック登場~。

目覚まし時計を見て大慌てで身支度。メゾネットタイプの下の階に降りてトースターで焼いたパンを咥えて出勤!パジャマからスーツへの早変わりでは歓声が上がっていました。




感想:宙組「プロミセス、プロミセス」チャック(芹香 斗亜)

このところなんとなく黒い役が続いていた芹香斗亜さん(以下:キキちゃん)が久々にいい人。しかも軽妙。

ポスターのピンクを基調としたお衣装がかわいい。

ラストはオレンジとブルーのボーダーのチョッキを中に着たりしていますが、こういうトンデモな色合いが似合うのがさすがキキちゃん。

ほとんど舞台にいて、台詞も膨大。時に客席にも話しかけています。キキちゃんのなんともかわいい好青年ぶりですよ(*’▽’)

あまりにもセリフが多いので滑舌が心配ですが、それはそこ、多少かんでもそれを笑いに変えてしまうのもさすがコメディセンス抜群のベテラン。

今回は舞台セットが面白くて、舞台の中央にある立体物が盆の上で回って角度が変わると面によってチャックの部屋になったり、オフィスになったり、チャイナ・カフェになったりする。

そこを自在に動き回るキキちゃん。

そしてキキちゃんお歌が急上昇??最近の公演ではショーでソロ歌のシーンが多かったけど、ミュージカルナンバーの多い『プロミセス、プロミセス』でも歌はとてもよく、声もすごく伸びていました。

特にシェルドレイクとの掛け合いのデュオは、階段を降りたり振りも多いのに、息がぴったり合って、すばらしかったなぁ。これぞブロードウエイミュージカル。

合間のシェルドレイクとのアドリブも、キキちゃんが一枚うわて。

チャックが一途にフランのことを想う気持ちが切ない。フランを想い、プライバシーに立ち入らないように悩みを聞き出し、立ち入り過ぎたといっては率直に謝る。素敵。

デートをすっぽかしたフランを気遣い、なんでもなかったふりをしたり、フランをかばってフランのお兄さんに殴られたりする。なんていい人なんだー。

キキちゃんがチャックなのか、チャックがキキちゃんなのかよくわからないぐらいハマり役でした。




感想:宙組「プロミセス、プロミセス」チャック(芹香 斗亜)退団はイヤよ。トップになって。

とにかく生き生きと楽し気に舞台をつとめているキキちゃん。楽しいけどやはりいつもの不安が。「キキちゃんいつトップになるの??」。

いつトップになってもおかしくないのになー。一作トップはいやだけど二番手切りもいやよー。舞台とは違うところでドキドキします。

星組→花組→宙組と組替えを繰り返し、そのつど戦力として組を盛り上げてきたキキちゃん。

ルックスも実力も人気も、別の組の二番手と比べても、キキちゃんがトップにならないっておかしいですよね。

雪組の彩風咲奈(あやかぜさきな)さんはキキちゃんと同期。二番手が95期の朝美絢さんとして、三番手が和希そらさん予定。

客観的に見て、宙組と雪組はみっちり詰まってる感じがあります。

星組の同期、愛月ひかるさんは宙組から専科を経て二番手で退団。

組替えによって新たな魅力が花咲いたりすることはあるけど、何のための組替えだったの??というのはファンの気持ちをざわつかせるのでやめてほしいです。

噂によると、キキちゃんは宙組が楽しすぎて他の組のトップになる気がないんだとか。

真風涼帆(まかぜ すずほ)さんの退団まで、このまま居心地のいい宙組でのびのびとやっていくのかな。

今回の『プロミセス、プロミセス』は作品もキキちゃんもカンパニーも良すぎるので、これでキキちゃんが思い残すことはありません!とか言い出さないか心配です。




感想:宙組「プロミセス・プロミセス」シェルドレイク(和希そら)

最後のそらぐみのソラカズキは自信たっぷりのビジネスマン

和希そらさんは雪組への組替え前の最後の公演。

もうすぐ「宙組のそらちゃんじゃなくなる」和希そらさん(以下:そらちゃん)演じるシェルドレイクは既婚者です。

左手の薬指に結婚指輪もしていて、「そ、そらちゃんが結婚指輪ー!!」とTwitter界隈が大騒ぎになりました笑

不倫相手はフラン。仕事熱心で若くして人事部長になったデキる男。自信家。
後半に登場する子どもの幼さからすると、三十代半ばといったところです。

全体的にパステルカラーのお衣装が多い中、シェルドレイクはダークグレイのスーツを着て、つねに眉間にしわを寄せています。大人の色気ダダモレです。

カフスが似合って、腕時計のベルトがごつい。ワタクシらら子は男の人の手首に弱い笑

身体の小さなそらちゃんがスーツをびしっと着こなして、色っぽい手首をしているのを見て、もうクラクラしてしまいました。

ズボンのポケットに手を入れるから、形の良いお尻の形がはっきりわかるし!

しかもコトが済んだ後のベッドに腰かけて身支度するシーンに至っては!!

しかもしかも!ベッドの中ではフランを腕枕していたり、ベッドから起き上がろうとするフランの腕を、引っ張ってまたベッドに引き戻すのですよ!!

なにそれ!反則!!

そらちゃんてば、いつの間にこんな大人の男を演じる人になっちゃったのか。

いつも自信たっぷり余裕しゃくしゃくに振るまうシェルドレイクですが、一人になった時にふと見せる苦悩。不倫なのに純愛に苦しんでるように見えますよ。

ずるい。

ホームズのレストレード警部風味もあり、竹久夢二の女たらし風味もあり、役を深めてますねーそらさん。




シェルドレイクとフラン(天彩 峰里)のもつれた糸

フランとの仲はそれなりに真剣で、大人の余裕も見せていますが、家庭は捨てられない典型的な不倫男です。強引であらがえない魅力があります。

会えないからと赤い花束を職場に送る。しばらく日干し(失礼)だったフランはいちころで狂喜。職権乱用して食堂係のフランを役員食堂係に配置換えをする。

フランがシェルドレイクを責めたり聴き分けなく泣いたりすると、いらだった声で反論したり宥めたり。妙にリアル。見ているこちらがひりひりします。

そして歌が、うまい!さらに磨きがかかってます。

けっきょく、シェルドレイクの女性遍歴を知る秘書のミス・オルスン(瀬戸花まり)が地雷女になって、シェルドレイクは家庭もフランも失うわけですが、瀬戸花まりさんとの同期ならではの丁々発止のやりとりがまたよかったです。

まあ、でもシェルドレイクは、社内で手を付け過ぎでしょう。

デキる男なら手近なところで手を打ってないで、もっと広い世界で恋人を求めてほしいものです。




感想:宙組「プロミセス、プロミセス」フラン(天彩峰里)

天彩峰里(以下:じゅりちゃん)は、食堂係。

もともと健全で純情な女の子。シェルドレイクが好きになるのも分かるわー。が、シェルドレイクのせいですっかりと典型的な不倫女子コース。

毎日電話をかけ続けたり、吸いなれないタバコを吸ってみたり、イタい。

役作りのせいか、ちょっとふっくらして押し出しがよくなった感じ。歌も安定の巧さ。じゅりちゃんのソロ歌も多いわけですが、どれも耳福

それにしても、じゅりちゃんは清らかな少女をやっても、キョーレツな役をやっても、不倫女をやってもうまい。役のほりさげが深いですねー。

バスケットボールの話をするときの生き生きとした表情。そうよ!これが本来のフランちゃんなのよ!早く日の当たる方へ戻ってきて!と思わせる。

クリスマスイブにも煮え切らないシェルドレイクにしびれを切らして自暴自棄になってしまうわけですが、この自暴自棄具合もイタイですわー。

そらちゃんとはたびたびカップルを演じていたじゅっちゃん。ダンスで組むことも多く、ワタクシらら子の中ではすっかり劇団公認コンビだと思っておりました。

壮麗帝、夢千鳥についで3回目?宙組最後のそらちゃんとがっつり二人でお芝居してくれてよかったです。

でも悲恋というか訳ありの恋愛が続いたので、スコーンとしたバカップルも見てみたかったけど。





感想:宙組「プロミセス、プロミセス」カール/マージ(留依 蒔世)

今回の目玉の一つは留依 蒔世(るいまきせ:以下ルイマキセ)の二役。

もともとはフランの兄カール役だけだったのが、愛海ひかるちゃんの休演によりチャックと絡む女役のマージ役もやることに。

ルイマキセはこのところすっきり痩せてきれいになった印象が。出番も増えて良くなったなあと思います。今回は新たな魅力が爆発です。

おっと、身体がきれい!脚線美に爆乳。毛皮のコートを脱いで肌を露出するとドキドキしちゃいます。

毛皮のコートは、池袋のイケフクロウにかけて、フクロウの毛皮らしいです笑
アドリブもうまいし、急な代役とは思えないはじけっぷりでした。

カール役はツッパリ風。マージとの二役は同じ2幕。メイク変えは大変だったと思います。

先に女顔のメイクをしているので、カールになった時もちょっと色白で美青年風だったのはご愛嬌。

顔がそっくりで……というキキちゃんのアドリブもあり、ピンチをチャンスに変えた感じ。カーテンコールではカールの衣装の上にマージのフクロウコートを羽織っていました。

カールとマージ二役でもルイマキセ的には全然余裕で、一役じゃもったいなかったかも。1幕目は社員としてモブシーンでバリバリ歌い踊ってたし。

元男役の愛海ひかるちゃんにとって、マージ役はチャレンジングな役だったと思います。早く舞台復帰してほしいですね。




感想:宙組「プロミセス、プロミセス」若翔 りつ・松風輝・紫藤りゅう・澄風なぎ(重役たちカルテット)

独身時代に戻れる手ごろなアパートを求める重役カルテットが面白過ぎます。若翔りつ(わかと りつ)のおじさんは、本当にこういう人いそう!というリアリティが〇。

クリスマスイブにチャックが一人飲んだくれるバーで、重役カルテットはそれぞれ別の役で出ているのですが、若翔りつクンはおかま役!『何食べ』のケンジさんのようにキュートでした。

松風輝(まつかぜ あきら)さんは安定のまっぷー。

紫藤りゅう(しどう りゅう)さんの重役は悪くないけど、イケオジをやらせるにはちょっと早すぎるんじゃないですか。

まだまだ上の番手が狙えるポジションだしせっかく星組から組替えしてきたんだから、もっときらきらな役をやらせてください。

チャックの部屋のドアについていた部屋番号「2A」のAは後半になると取れてしまって、ずっとチャックの部屋番号は「2」でしたよ。

どうも、しどりゅーがはぎ取っていた様子。拾い上げてAでドアをガンガン叩いたりしていました。いいのか?

ダンス巧者の澄風なぎ(すみかぜ なぎ)さん。ワタクシこの方のちょっと小太りなフォルム(!)とダンスが大好き。今回もおおらかに楽し気に小粋なダンスを披露していました。

しかしなー。

役でいうと、いかにも優しそうで家族を大切にしてそうなこの人が不倫してたら、何を信じたらいいのか分からないぐらいショックです。

今後は組替の凛城きら(りんじょう きら)ポジションか、はたまた専科ポジションか。今回は全国ツアー組の穂稀せりちゃんと並んで、宙組の脇をがっちりと支えてくれる貴重な人材です。

脇を固めると言えば、シェルドレイクの忠実な秘書役の瀬戸花まりさんも、舞台を引き締めるいい味を出していました。

いわゆるオールドミスですが、シェルドレイクに辞表を突きつけるあたり痛快!




感想:宙組「プロミセス、プロミセス」輝月ゆうま(ドクタードレファス)

チャックの隣人の医者Dr.ドレファスを演じたのは、専科・輝月ゆうま(きづき ゆうま:以下まゆぽん)

月組から専科へ異動後、はじめての公演がこの『プロミセス・プロミセス』です。

たぶん設定はもっと老いた医師なんでしょうね。まゆぽんはちょっと若々しさが出ちゃったかなと思いますが、さすがの安定感。

チャックが住む2Aの隣にある2Bに「ミルドレット」という名の妻と共に住んでいるらしい。専門は一般内科。

夜な夜なチャックの部屋から聞こえる声に迷惑をしているといいつつ、それなりに楽しんでいるような?

絡むのはキキちゃんとじゅりちゃんだけで、昔はやんちゃもして話のわかるおじいさんです。

冒頭に「眠れないならこれを飲むといい」と睡眠薬をひと瓶チャックにくれるのですが、これがあとで大騒動を引き起こします。

何をやってもじょうずなまゆぽんはアドリブもじょうず。

ワタクシらら子が観劇したのは、阪急貸切の時だったのですが、フランの兄にチャックが殴られたあとに「何か言い残すことは?」と聞くドレファス医師。チャックはひとこと「トラピックスツアーで旅行してみたかった」と言い残してました笑

回復したフランに、過去のことは忘れて、笑って、日に当たって、運動するんだと言い聞かせるまゆぽんのハッピーの歌。ワタクシの心にも響きました。

ワタクシらら子の人生のテーマ曲にしたいと思いました。




感想:宙組「プロミセス、プロミセス」若手たちが光る&コーラスの宙組

いやもうイケメンぞろいじゃーん!スタイリッシュでオラオラ。

娘役ちゃんたちもそれぞれ魅力がはじけてました。
みんな自分の見せ所を分かってアピールしてくるけどスマート。

イイ感じに、星組出身のキキちゃんや紫藤りゅうさん。そして専科の輝月ゆうまさんがブレンドされています。

若手のモブ芝居をリードするのが97期の秋奈るい君。ルイマキセと共にこのカンパニーを下支えしてますね。

若手の中で目を引いたのは、バー店主エディをやった風色日向(かぜいろひゅうが)くんは順当として、あとは嵐之真(あらしのしん)くん。

第二幕の怪しげなバーでウェイターをやってましたが、しぐさがカッコイイですね。嵐之真くんはジェンヌ二世。お母さんは天海祐希さんの同期で元月組の鷹悠貴(たかゆうき)さんなんですねー。さすが。

あと、葵祐稀(あおい ゆうき)くん105期。プログラムを見て優希しおん(ゆうきしおん)君に似てる子がいるなと思っていましたが、舞台でもすぐわかりました。
「舞台メイクすると和希そらにそっくりになっていた若手の頃の優希しおん似」でした。

同じく105期の聖叶亜(ひじりとあ)くん。春野寿美礼さんに瀬奈じゅんさんを足したような、好きなお顔です。105期は山吹ひばりちゃんもいるし、すごいですね。

そして何より、コーラスの宙組はさらに磨きがかかってます。カゲコーラスはダビングコーラス(録音)なのですが、舞台上の動きとぴったり。

カンパニーとしてこんなにイイ感じとは予想以上のすばらしさです。

和希そらちゃんが組替えでしょんぼりしていましたが、これからますます楽しみですよ。





感想「プロミセス、プロミセス」あらすじネタバレ(原作:アパートの鍵貸します)

第1幕

チャック(芹香 斗亜)は、ニューヨークの保険会社に勤める経理担当の平社員。

お人好しだが、それなりに野心も持っている。片思いの社員食堂係のフラン(天彩峰里)には相手にされず妄想中。

デートに振られ、会社の帰りに飲みに行ったバーで、チャックは会社の重役ドービッチ(若翔 りつ)から不倫相手との逢引のためにアパートの鍵を貸すはめに。

重役たち(松風輝・紫藤りゅう・澄風なぎ)の間でその話が広まり、出世と引き換えに週4日も鍵を貸す羽目に。

ついには人事部長のシェルドレイク(和希そら)の知るところとなり、役員の末席と引き換えにシェルドレイク用の貸切を約束させられる。部屋を失い困惑する重役たち。

シェルドレイクの不貞の相手はなんとフラン。

フランは報われぬ愛に焦り、傷つき、シェルドレイクはフランを愛しながらも持て余し気味。

会社のクリスマスパーティーの夜、フランはシェルドレイクの女性遍歴を彼の秘書ミス・オルスン(瀬戸花 まり)から聞かされる。

一方、チャックはフランのコンパクトが、シェルドレイクに部屋を貸した後に忘れ物だったコンパクトであることを知る。




第2幕

シェルドレイクに部屋を貸したチャックは、ひとり立ち寄った怪しげなバーで、自称未亡人マージ―(留依蒔世)と意気投合して部屋に連れ帰る。

フランは家庭を優先するシェルドレイクを先に帰した後で、とっさにチャックの部屋にあった睡眠薬を過剰摂取してしまっていた。

睡眠薬は隣人の医者ドレファス(輝月 ゆうま)にもらったもの。帰宅したチャックはドレファスを呼び、あらぬ疑いをかけられながらもフランを一生懸命介抱する(いい人)。

翌朝、なぜかフランの兄カールが迎えに来る。睡眠薬を過剰摂取した理由を問い詰めるカールに、フランの不倫をかばって自分のせいだといい、チャックはカールに殴られる(いい人過ぎる)。

チャックは自分の人生を切り拓くことを決意。シェルドレイクは秘書ミス・オルスンに女性遍歴を妻に告げ口され離婚することになりフランにプロポーズ。

フランは自分を大切にしてくれるチャックの元を訪れて大団円。





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