こんにちは。らら子です。
今回は、宝塚月組トップスターの月城かなとさんを紹介します。
月城かなとさんは超・美人で上品。一方で、あかぬけない、もっさりしてる?ショーであまり踊っていなかったり振り付けにリフトがないのでは?という噂も。
人気の理由も含めて、本名、年齢、身長、芸名の由来などなど深掘りしていきましょう。
目次
月城かなと:美しい!人気の理由は?性格は?美人だけどもっさり見える?
月城かなとさんといえば、まずは抜群に美しいお顔。ノーブルな正統派美人です。
舞台に映える大きなお目目に、ひときわ上品で優雅な雰囲気が魅力です。
さらに歌ってよし、ハートのこもった繊細な芝居も上手。かと思えば大胆にふりきったような変人ぽい役もお見事。おひげも似合います。
でも、これだけの美人なのに、どこかあかぬけないというか、もっさりしているという印象を抱く人も多いようです。
キラキラが売りのタカラジェンヌは、時にキザなハッタリも大事。男役ならバリバリにかっこつけるとか、妖しい色気をふりまくとか、それぞれ個性があります。
月城さんの場合は、ナチュラルでまっすぐ。飾らないお人柄も魅力です。
なにより、自分だけが目立つようなスタンドプレイをしないのも特徴。謙虚で優しくて涙もろくて、周りにあたたかい気配りができる人格者と思います。
これは人気が出始めた若手の頃から変わらないですね。いつも穏やかにチームワークよく仕事に取り組んでいる印象です。
それだけに、状況や他の人をよく観察しているのがうかがえます。周りの人たちの考えや行動パターンを見抜いている印象があります。
トーク番組やMCでは、ときどき鋭いツッコミがあったりして、油断ならないと感じます笑
体型的にちょっともっさりして見えるとすると、月城さんはショーであまり激しいダンスを踊らないので、身体が絞れていないのかもしれません。
月城かなと:踊らない?リフトしない理由は体調不良?ダンスが苦手??事故で怪我?
月城かなとさんは、激しい振り付けのダンスやデュエットダンスのリフトはありません。
一説には腰をかばっているせいと聞きます。きっかけは、2019年『夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-』『クルンテープ 天使の都』の東京公演中のケガで、事故とも言われています。
5月21日(火)13時30分公演より千秋楽まで休演
(月組)月城 かなと
※公演中の怪我のため、芝居・ショーともに休演いたします。
出典:公式ページ
東京公演の途中から休演し、本位田又八役は風間柚乃さんが代演。ケガの部位や程度は発表されませんでしたが、入院していたことが後に明らかになりました。
2019年夏に出演が予定されていた『チェ・ゲバラ』は、日本青年館ホール、梅田芸術劇場シアターとも全日程休演となり、続く『宝塚舞踊会』も休演。
全日程休演
(月組)月城かなと
※怪我のため休演いたします。出典:公式ページ
『チェ・ゲバラ』でも風間柚乃さんが代演。代役と思えない好演を見せて話題になりました。
ケガ休演以来、激しいダンスシーンが減ったということなんですねー。
もっとも、トップスターはバリバリ踊らなくてもOKなんですよね。むしろ踊らないほうがスターオーラ―が出るという見方も。
デュエットダンスのリフトは素敵ですが、体格のあまり変わらない女性同士なので、無理に相手をリフトしなくてもいいのでは?とはワタクシは思います。
トップ娘役の海乃美月さんは内助の功で、月城さんの分までダイナミックに踊りクルクル回っています。
この二人ならではの世界観のあるダンスを見せてくれますし、月組の他のメンバーが激しく踊って盛り上げているので、これが今の月組らしいかなと思います。
月城かなと:年齢・身長・本名・芸名や愛称(あだな)の由来は?
月城かなとさんは、2009年に宝塚歌劇団に入団した95期生です。
95期生といえば、スターぞろい。2023年4月時点で、花組の柚香 光(ゆずか れい)さん、星組の礼真琴(れい まこと)さんと、5組中3組のトップスターが95期です。
元トップ娘役も3人。このほかにも各組2番手・3番手スターがざくざく。95期生についてはこちらもどうぞ。
宝塚95期トップスター!神7や娘役スターは誰?年齢は?柚希礼音チルドレンの成績は?各組2番手・3番手、専科は?宝塚歌劇団95期生
身長は172cm。誕生日は12月31日。なんて親孝行な誕生日でしょう。
高校1年で友達に借りたビデオで初めて宝塚を見てハマり、その後、初観劇。
ご両親との「1度きり」の約束で2007年に宝塚音楽学校を受験してめでたく合格。というわけで、1988~90年生まれと推測されています。
本名は牛田玲子(うしだれいこ)さん。愛称は本名から「れいこ」。
芸名の由来が面白くて、90周年の名簿の中から目についた先輩ジェンヌの名をつなぎ合わせたそうです。芸名は先輩と丸かぶりしなければOKなんですよね。
確かに83期に「月城みさき」さんがいらっしゃいます。綿密に考え抜きそうでいながら直感の人ですね(笑)
憧れは元・雪組トップスターの朝海ひかるさん。なので月城さんは、雪組に入りたかったそう。希望通り入団後、雪組に配属されます。
さらに芸名にある文字の「月」組のトップスターになっちゃうなんて、何か見えないパワーに守られていそうです。
月城かなと:経歴は?雪組入団~月組トップ
ワタクシが初めて月城かなとさんを知ったのは、2013年2月の雪組全国ツアー公演『若き日の唄は忘れじ』です。
主人公と同じ道場に通う、いじめっ子の山根清次郎役。うわ!こんなきれいな人をドコに隠してたんだ!?と思いました。
その後、入団7年目までの若手だけでおこなわれる新人公演で3度の主演。トップスターへの道がほぼ約束されました。
舞台挨拶では自分のことはほとんど話さず、誠実に温かく共演者やスタッフについて述べる姿が印象的でした。
2015年バウホール公演『銀二貫』で小劇場初主演。この時の「松吉」という役名が愛犬の名前になっています。
その後も順調に出世し、再びバウ公演を経て、2017年に95期の朝美絢(あさみじゅん)さんと同期同士の入れ替わりで月組に異動します。
月組でも『エリザべート』でルキーニ役で新たな境地を開き、自然なアドリブでも会場を沸かせました。
二番手の美弥るりかさん休演による代役では、ルキーニと真逆のフランツ・ヨーゼフを好演。
美弥るりかさんの退団公演中にケガ休演も経験し、復帰後に二番手に昇格。
珠城りょうさんの後任として2021年8月トップスターに就任しました。
月城かなと:退団はいつ?今後は?次期娘役は?
月組トップスター就任以来、月城かなとさんは次々と話題の作品に恵まれています。お芝居の月組としても、キラキラなショーもチームワークよく楽しませてくれます。
月城かなとさんもトップスターらしく余裕たっぷり。時にリラックスして舞台に立っていますし、海乃美月さんとの相性も良いですよね。
近年トップスターの就任期間は3年前後とすると、そろそろ退団も見えてくる頃でしょうか。腰に不安を抱えているとすると、体調次第という可能性もあります。
今後、ワタクシらら子がこれだけやってほしいと思うのは、『風と共に去りぬ』のレッド・バトラーです。もちろん「バトラー篇」で。
ヒロインのスカーレット・オハラは普通に娘役でOK!
海乃美月ちゃんに気の強いオハラ、彩みちる(いろどりみちる)ちゃんがスカーレットII。ベル・ワットリングが天紫珠李(あましじゅり)ちゃん、で、どうでしょう?!
彩みちるちゃんは、雪組若手時代に一緒に組んでお芝居をした仲。噂では彩みちるちゃんの月組への異動は月城さんが呼び寄せたとか。
この二人のトップコンビも見てみたい~~。どうぞどうぞ長期でトップスターでいてくれますように。
月城かなと:実家はカフェ?お金持ち?父母は喫茶店経営?
月城かなとさんは、見るからにお育ちがよさそうなノーブルな雰囲気です。
新人公演で主演をつとめたときも、自分のことより他のメンバーのことばかり話していましたし、トーク番組でもひねりを聞かせたり気取ることがありません。
しっかりとしたご家庭に育った方なんでしょうね。ご両親とは仲が良く、トーク番組など好物を聞かれると、「父の淹れたコーヒー」と答えています。
お母さまはお料理上手で、東京公演の時は神奈川の実家に帰るのを楽しみにしていると語っていました。
家には本格的な顕微鏡があり、自由研究でも使っていたというエピソードもあります。
数年前に軽井沢にご両親は「Ray Coffee House(レイコーヒハウス)」というお店をオープンしました。
看板犬は、月城さんの役名をとった松吉くん。趣味のよい静かなお店で地元でも評判がよく、宝塚ファンも訪れていましたが、2019年に惜しくも閉店されたそうです。
ご実家がお金持ちかどうかはわかりませんが、タカラジェンヌになるにはお金がかかります。
習い事をたくさんしながら私立の中高に通っていたこと、ご両親が軽井沢にそれなりの立地と規模のお店をかまえたことなど、金銭的に余裕のあるご家庭だろうと思います。