宝塚95期トップスター!神7や娘役スターは誰?年齢は?柚希礼音チルドレンの成績は?各組2番手・3番手、専科は?宝塚歌劇団95期生

こんにちは。らら子です。今回は宝塚歌劇団のスターを輩出しすぎる95期についてご紹介します。
2022年3月現在、5組のうち星組・花組・月組のトップスターが95期でした。2024年12月に雪組トップのプレお披露目公演、そして宙組も次期トップスター発表となりました。

他にも元トップ娘役やスターがザクザク。男役スターはあわせて神7とも言われています。

今回は95期生のすごさ、そして他にどんなスターがいるのか深掘りしていきましょう。




宝塚95期:年齢は?入団はいつ?何人?仲良し?倍率は?ヒロインやエトワールもたくさん!

宝塚歌劇団95期生は、2007年に宝塚音楽学校に入学、2009年に宝塚歌劇団に入団した45名です。

中卒の合格者は1991年~1992年生まれ、高校在学中での合格者1988年~1990年生まれにあたります。

95期は宝塚音楽学校の合格者45人が全員、宝塚歌劇団に入団しました。

ということは、音楽学校在学中に大きなトラブルもなかったということ。95期は連帯感が強く仲がいい期なのかなと思います。

宝塚歌劇団は毎年40人前後が入団する狭き門です。その中でスターと呼ばれるのはごくわずか、さらにトップスターやトップ娘役になるのはあわせて各期2~3人です。

なのに95期生は、2025年4月に宙組の桜木みなとさんがトップスターに就任すると、結果的に5組すべてに95期がトップスターとして就任したことになります。

さらに過去に3人のトップ娘役がいます。

それだけでなく全国ツアーや小劇場の主演、ヒロインもたくさんいます。

そのほか大劇場公演のショーの最後にソロを歌うエトワール(またはファイナルシンガー)や、スターを多く生み出しています。

ところで、宝塚音楽学校の定員は50名が上限、競争倍率は例年20倍以上です。スターぞろいの95期は45名。

競争倍率は倍率は意外と高くなくて、19.18倍でした。

これはコロナ禍の影響で倍率が低くなる前でいうと、21世紀に入ってから最も低い倍率です。

それでもこれだけスターが出ているということは、ワタクシは「量より質」という言葉が思い浮かびます。




宝塚95期トップスター:花組・月組・星組の誰?成績は?就任時期や愛称(あだ名)?雪組・宙組は?

2023年4月現在、宝塚歌劇団5組ある花組、月組、雪組、星組、宙(そら)組のうち、3組のトップスターが95期でした。

  • 花組の柚香 光(ゆずか れい)
    • 2019年トップ就任 愛称:れい 入団時17番 2024年5月26日退団
  • 月組の月城かなと(つきしろかなと)
    • 2022年トップ就任 愛称:れいこ 入団時20番 2024年7月7日退団
  • 星組の礼真琴(れい まこと)
    • 2019年トップ就任 愛称:こと、こっちゃん 首席入団 2025年8月10日退団予定
  • 雪組の朝美絢(あさみじゅん)
    • 2024年トップ就任 愛称:あーさ、じぇい 入団時24番
  • 宙組の桜木みなと(さくらぎみなと):宙組男役2番手 愛称:ずん 入団時12番

花組、月組、雪組は3人とも芸名や愛称に「れい」がつくのが面白いですよね。2024年9月現在で、花組の柚香 光さんと、月組の月城かなとさんはすでに退団しています。

星組の礼真琴さんは、毎公演チケットが入手しにくい超チケット難がデフォルトの、稀に見るトップスター。2025年8月10日の退団を発表しました。

2025年春にはタカラジェンヌとしては史上3人目の武道館コンサートも敢行!

さらに雪組の朝美絢さんは2024年10月にトップスター就任。同期4人以上がトップスターに就任するのは、真琴つばささんら73期以来、22期ぶりのことです。

73期は月組の真琴つばさ(まことつばさ)、花組の愛華みれ(あいかみれ)、雪組の轟悠(とろどきゆう)、星組の稔幸(みのるこう)の4名が同時にトップスターをつとめていました。

95期は同時にトップスターになったのは3人が最多なので、4人同時という記録は破られていません。

宙組の桜木みなとさんは、芹香斗亜さんの退団にともない2025年4月28日付でトップスター就任が発表されています。これで5人目のトップスターです。

その他、専科の同期2人を合わせて神7と言われています。後で紹介しますね。




宝塚95期トップスター:柚香 光、礼真琴、月城かなとwikiプロフどんな人たち?

花組の柚香 光さん、星組の礼真琴さんは、2019年秋にトップスターに就任しました。
礼真琴さんの方が一足早く95期初。二人とも入団11年目のスピード就任です。

柚香光さんは花組育ち。舞台のどこにいても目立つ華やかな容姿とダンスが魅力。早くから注目を集めました。身長171センチ。

花組の柚香 光(ゆずか れい)さんは、2024年5月26日、東京宝塚劇場での「『アルカンシェル』~パリに架かる虹」での星風まどかさんとの同時退団。

柚香光さんはピアノも得意で、音楽学校時代はピアノの成績が1番だったそうです。よろしければこちらもごらんください。

柚香光ピアノ生演奏うまい!?カフェブレイクやフランツ・リスト役で演奏を披露!実力は?本当に弾いてる?!ピアノ得意なタカラジェンヌは誰?

礼真琴さんは、95期首席入団です。星組育ちで、歌・ダンス・芝居とも常に文句なしの高いパフォーマンスが魅力です。身長170センチ。

2021年8月に95期3人目でトップ就任になった月城かなとさんは、美しい容姿とノーブルな芸風が魅力です。身長172センチ。

残念ながら2024年7月7日をもって海乃美月さんとの同時退団。2024年11月末にコンサートを開き、ゆっくりと芸能活動を続けていくと語っています。

よろしければこちらもごらんください。

月城かなと:美人だけどもっさり?踊らない?理由は?年齢・本名・身長、芸名や愛称(あだな)の由来は?性格は?退団はいつ?



宝塚95期トップスター:朝美絢、桜木みなとwikiプロフどんな人たち?

95期トップスター全組制覇の4人目は朝美絢さん。

女役もこなす美貌のタカラジェンヌ。若手の頃からその美しさで宝塚ファンはもちろん、テレビ出演の度に一般視聴者を魅了してきた全国区です。

朝美絢さんの若手の頃の活躍はこちらをご覧ください。

朝美絢:結婚は?年齢は?本名は?何期?身長は?若手時代から宝塚雪組トップスター!あさみじゅん、じぇい。

桜木みなとさんは宙組2番手から昇格して2025年4月にトップスター就任予定です。新人の頃からスター候補として、宙組で大切に育てられてきました。

2023年秋に娘役さんが急死され宙組に大激震が走ったとき、桜木みなとさんと副組長の秋奈るいさんが協力して組所属のタカラジェンヌの話を聞いたりケアをしたりしたと週刊誌でも報道されました。

桜木みなとさんは、入団時から組替えなく宙組に在籍しています。若手の頃は1期下の和希そらさんと「ずんそら」と言われて人気でした。和希そらさんが雪組に異動することが発表されたときは、ファンも寂しく感じていました。

宙組は1998年設立されて以来、トップスターは他の組からの異動者ばかりです。桜木みなとさんが宙組トップスターになれば、初の宙組生え抜きトップスターとなります。




宝塚95期:神7は誰?成績や愛称(あだ名)は?今後どうなる?水美舞斗、瀬央ゆりや専科へ異動!

トップスター5人と合わせて特に「神7(セブン)」と言われているのが、専科所属の以下の面々。

  • 水美舞斗(みなみまいと):花組男役2番手⇒専科 愛称:マイティ 入団時3番
  • 瀬央ゆりあ(せおゆりあ):星組男役2番手⇒専科 愛称:せおっち 入団時40番

水美舞斗さんと瀬央ゆりやさんは、俗にいう「同期支え」の位置にいました。同期のトップを支えて、組を盛り上げていましたが専科に異動になりました。

水美舞斗さんは、入団以来花組で柚香 光さんに次ぐ立場になりましたが、VISAガールの永久輝せあ(とわきせあ)さんが早くからトップスター候補でした。

案の定というか、水美舞斗さんが2023年4月28日をもって専科へ異動することが発表されました。

水美舞斗さんは美貌とダンスが魅力。また殺陣も上手なのでこれから各組降臨していい影響を及ぼしてくれるのを楽しみにしています。外部公演でも活躍しています。

星組の瀬央ゆりやさんも長らく「同期支え」ポジションにいましたが、月組から人気抜群の暁千星さんが3番手で異動してきました。

瀬央ゆりやさんも同期退団後にトップスターになるのか?退団するのか?組替えか?今後が注目されていましたが、8月28日付けで専科へ異動することが発表されました。

瀬央ゆりやさんは熱い舞台が魅力。すでに在籍している輝月ゆうまさんと共に、95期は専科でも大活躍しそうです。





宝塚95期トップ娘役は誰?:月組・星組・宙組!成績は?成績は?就任時期や愛称(あだ名)は?

95期は、トップ娘役の宝庫でもあります。やはり3名います。今はみなさん退団しています。

  • 愛希れいか(まなきれいか)2012年月組トップ娘役就任 愛称:ちゃぴ 入団時14番
  • 妃海風(ひなみふう)2015年星組トップ娘役就任 愛称:ふう 入団時5番
  • 実咲凛音(みさきりおん)2012年宙組トップ娘役就任 愛称:みりおん 入団時4番

愛希れいか(まなきれいか)さんはダンスが抜群に上手い実力派。入団当時は男役でしたが、娘役に転向すると、あっという間にトップ娘役に就任しました。

相手役は龍真咲(りゅうまさき)さんと、珠城りょう(たまきりょう)さんです。近年のトップ娘役の中では最長の在任期間(6年7か月)で、娘役には異例の単独主演もして2018年に退団しました。伝説のトップ娘役花總まりさん以来の優遇ですね。

愛希れいかさんについては、こちらもごらんくださいね。

愛希れいか(まなきれいか)結婚は?人気の理由は?本名や年齢は?男役出身の元宝塚トップ娘役!大河ドラマや二宮和也共演で話題!

妃海風(ひなみふう)さんは、ダンス・歌・芝居と三拍子揃った実力派です。ユニークなトークもキュート。相手役は北翔海莉(ほくしょうかいり)さんで、2016年に同時退団しました。

司会がうまく、宝塚OGイベントなどでも活躍しています。

実咲凛音(みさきりおん)さんは、入団当初は花組で、入団2年目には阪急阪神の初詣ポスターモデルに起用されました。

実咲凛音さんは、宙組に異動になりトップ娘役に就任。相手役は凰稀かなめ(おうきかなめ)さんと朝夏まなとさん(あさかまなと)さんです。

朝夏まなとさんとは、花組でも入団1年目からショーやお芝居でコンビを組むことが多かったですが、実咲凛音さんが先に宙組に組替え、朝夏まなとさんが後追いで宙組に異動しました。

トップ娘役と前の組で仲がよかった男役が二番手になるって、ちょっとどきどきしませんか(笑)。

2017年に朝夏まなとさんに見送られ退団しました。



宝塚95期:柚希礼音チルドレンとは?成績は?

95期からはトップスターとトップ娘役がそれぞれ3人ずつ出ています。6人のうち4人は、柚希礼音チルドレンとも言われ、特に入団時から話題になっていました。

柚希礼音さんは10年にひとりの逸材と言われたスターです。よろしければこちらもごらんくださいね。

柚希礼音:結婚は?年齢は?伝説は?本名は?人気の理由は?元宝塚トップスターの現在や近況、エピソードは?(ゆずきれおん)

この4人は、柚希礼音さんに憧れていたんですね。芸名を決めるときに、柚希礼音さんのようになりたいと芸名に1文字ずつ柚・希・礼・音をもらってつけたという噂です。

つまり、……柚香光、……愛希れいか、……礼真琴、……実咲凜音の4名です。

この4人とも早いうちから活躍し、見事にトップスターになりました。

でも、成績はバラバラなんですよね。礼真琴さんは首席、実咲凜音さんは4番なので、成績優秀と言えますが、愛希れいかさんは14番、柚香光さんは20番なので中の上です。

この4人が結びついたのは、お互いに感じるものがあったのでしょうね。

元・星組トップ娘役の妃海風(ひなみふう)さんは5番、月組トップの月城かなと(つきしろかなと)さんは18番です。

成績が上位だからスターになるとは限らないし、入団時の成績が中位以下でも実力派のトップスターになることもある……。

成績だけで表されるものではないんですね、芸の道は深いとワタクシも改めて思います。




宝塚95期:新人公演主演は何人?

新人公演の主演も、5組全てで1回は95期生がつとめているんですよね。上記4人とトップスター3人の7人が新人公演の主演をしています。

さらに新人公演ヒロインも5人います。45名中12名が新人公演主演かヒロイン経験者って、すごいと思いませんか?
トップ娘役以外は下記のお二人です。

  • 星乃あんり(ほしのあんり):元雪組娘役スター
  • 伶美うらら(れいみうらら):元宙組娘役スター

星乃あんりさんは、小柄ながら三拍子そろった実力派で注目されました。2017年に退団しました。ユーチューバーの元宝塚・星乃さんとは別人です。

元宝塚・星乃さんについてはこちらもご覧くださいね。

元宝塚・星乃は誰?ハラミちゃんとの星ミちゃんコラボ!華鳥礼良(かとりれいら)年齢は?本名は?タカラヅカ娘役出身の歌手・女優

伶美うららさんは、美貌のタカラジェンヌ。トップ娘役不在となった2017年の朝夏まなとさんの退団公演で、ヒロイン役をつとめて退団しました。




宝塚95期・注目の男役・専科、娘役スターは誰?専科は?

まだまだ注目の95期ジェンヌがいますよ。

星組男役ひろ香祐(ひろか ゆう)さんは、入団時の成績が2番でした。あまり目立つ役がつくことはありませんが、身体が大きく包容力があります。

同期のトップスター礼真琴さんと星組とをしっかりと支えています。

専科の輝月ゆうま(きづきゆうま)さんは、宝塚音楽学校の受験の様子がテレビで密着取材されたこともあります。

入団時は月組に配属。4年目の2012年6 – 9月の『ロミオとジュリエット』では、ヴェローナ大公にばってきされ、その堂々とした歌声と演技で客席をざわつかせました。

コミカルな役も得意ですが、深みのある年長の役がハマります。謙虚で明るい人柄も人気です。なぜ新人公演主演がなかったのか、私は不思議でなりません。

娘役は仕上がりが早いので退団している人が多いですが、現役でもまだまだ目立つ娘役がいます。

たとえば月組の晴音アキ(はるねあき)、雪組の愛すみれ(あいすみれ)さんは、組を支えるバイプレーヤーとして存在感を放っています。

晴音アキ(はるねあき)さんは残念ながら2022年に退団が発表されました。

OGの宙組の彩花まり(あやかまり)さんは、新人公演ヒロイン経験者でなくとも、準ヒロイン役もつとめました。

彩花まりさんは実力があって、とても姿の美しい美貌のタカラジェンヌでした。実咲凛音さんと伶美うららさんと同じ組だったので、不利だったかもしれないなと私は思っています。




宝塚95期トップスターは誰?3人以上の同時トップスターは71期以来17年ぶり。

ここまで、奇跡の95期生の紹介をしてきました。

3名のトップスター、3名の元・トップ娘役、各組の2番手・3番手、さらに存在感のあるバイプレイヤーがずらり。

宝塚音楽学校の入学試験の競走倍率が高くないのに、これだけスターが出るって本当にすごい期ですね。

同期3人以上が同時期にトップスターでいるのは、17年ぶりだそうです。当時は5組中4組のトップスターが71期の4名でした。

  • 花組・愛華みれ(あいかみれ)
  • 月組・真琴つばさ(まことつばさ)
  • 雪組・轟悠(とどろきゆう)
  • 星組・稔幸(みのるこう)
  • 宙組・和央ようか(わおようか)74期

宝塚スペシャルなどのイベントでの78期同期同士のトークも楽しかった記憶があります。

最近のジェンヌさんはお行儀がいいので、あまり暴露話とか出ないと思いますが、同期ならではつながりが見えると、ファンとしてはうれしいですよね。

この先、さらにトップスターを生み出すであろう95期生です。もしかしたら4組同時、5組同時にトップスターという記録が生み出せるでしょうか。

ドキドキしながら見守りたいと思います。




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツユニット(レスポンシブ)