こんにちは~。らら子です。
今回のNHK 『美の壺』は、「ビーズ」。
キラキラのビーズ、ビーズを使ったアクセサリやバッグ、元宝塚娘役スター桜咲彩花(おうさき あやか)さんの手作りアクセサリテクニックなど。ビーズがたっぷり出てきます♡
ビーズといえば貴和製作所が有名ですが、今回紹介されるのはどこでしょう?
番組で紹介されたスポットやお店をご紹介。
今週の【美の壺】は #ビーズ #宝塚 では、娘役が公演間際にビーズを広げる?
ビーズで、みそ汁?日本酒?!
30万個のガラスビーズが輝くドレス!
なぜ今人気?昭和レトロな #ビーズバッグ18日 午後7:30~ BSプレミアム #美の壺 #桜咲彩花 #小林モー子 #田川啓二 https://t.co/7UB3cuMMCm pic.twitter.com/AJWpRjh0hv
— NHK びじゅつ委員長 (@nhk_bijutsu) December 16, 2020
いざ、キラキラワールドへ。
美の壺:放送内容、出演者情報
【番組予告】
宝塚歌劇団では、娘役はアクセサリーを手作り?!元娘役の桜咲彩花さんがビーズアクセサリーを公開!
▽みそ汁や日本酒も?!フランスの技で作る新感覚のブローチ
▽日本は、世界有数のガラス製ビーズの生産国!世界の高級ブランドがこぞって使う、ガラス製ビーズの驚きの製法
▽30万個のガラスビーズからなる「オートクチュールドレス」
▽昭和レトロな「ビーズバッグ」。日本刺繍(ししゅう)の技とは?!<File522>出典:番組公式ホームページ
【ゲスト】桜咲彩花(おうさき あやか),刺繍家…小林モー子,ビーズ刺しゅうデザイナ-…田川啓二(たがわ けいじ),ビーズフラワーアーティスト…下永瀬美奈子(しもながせ みなこ)
【出演】草刈正雄 木村多江(語り・ナレーション)
美の壺 1つめのツボ「笑みこぼれるビーズ」
美の壺:ゲスト 桜咲彩花(おうさき あやか)さん 宝塚花組娘役
元・宝塚歌劇団花組娘役スターの桜咲彩花(おうさき あやか)さんが登場します。
桜咲彩花さんの愛称は「べーちゃん」。宝塚ファンの私はべーちゃんと呼ぶ方がしっくりきます。
桜咲彩花さんは2005年に宝塚歌劇団に93期生として入団。歌・芝居・ダンスと三拍子そろった娘役スターとして活躍しました。かわいい容姿と声の美しさが印象的。おきゃんな役も、しっとりとした大人の役もこなす芸達者なタカラジェンヌでした。
2019年、明日海りおさん主演のCASANOVA(カサノバ)で準ヒロイン役を務め、トップ娘役の仙名 彩世(せんな あやせ)さんと共に退団しました。現在は生島企画室に所属して女優活動をしています。
番組でも、きれいにまとめた髪型と上品な緑のワンピースがお似合いです。
桜咲彩花(おうさき あやか)さんの詳しい経歴は、よろしければこちらもご覧くださいね。
桜咲彩花(おうさきあやか)元宝塚娘役スター!結婚は?何期?同期は誰?年齢は?本名は?相手役?現在や近況、エピソードは?
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宝塚歌劇団の娘役のビーズアクセサリー
娘役といえば、華やかな髪飾りやヘッドドレス、アクセサリーが印象的。他にもネックレス、ブローチ、ブレスレッド、アンクレット、指輪、などなど。あげればきりがありません。
実は彼女たちのアクセサリーはほとんどが手作り。毎公演ごとペンチや針金を駆使して、役柄やお衣装、そして個性に合わせて自分で工夫しているそうです。
アクセサリーは、最初から作ったり、別のアクセサリーを作り替えたり、別のものを転用したり、複数を組み合わせたりと、さまざま。
公演前は朝早くから夜遅くまでお稽古があり、その合間を縫ってアクセサリー作り。舞台稽古でしっくりこなければ、公演間際につく直したりすることもあるとか。
万全を期すためには徹夜になることも。
そして常に美を追求しなければならないのです。睡眠不足は美の大敵。娘役さんは本当に大変ですね。
その努力が彼女たちを舞台の上で輝かせているのです。尊い。
美の壺ゲスト:ビーズ刺繍家 小林モー子さん フランスの技で作る新感覚のブローチ
ビーズ刺繍家の小林モー子さんが登場します。
小林モー子さんは、フランスのビーズ刺繍学校で長年にわたり研鑽を積みました。アンティークビーズを使ったブローチを得意としています。
小林モー子さんはかぎ針のような刺繍針を使って布に刺繍していくと、粒を集めた立体感のあるモチーフができ上ります。
味噌汁や日本酒の他、フランス語のBonjour!(こんにちは)やça va? (元気?)とか、遊び心がいっぱい。英語のOMG(Oh! My God!)とかの単語のブローチも元気が出ますね。
小林モー子さんのブローチの特徴は、身近なモチーフと、パールや大きなビーズの粒がひとしずく揺れているような動きのある作品です。番組でも紹介された味噌汁の湯気や日本酒の一滴といった遊び心のある作品がズラリ。
ビーズは小林さんの自由な発想を形にする魔法のようなものです。
「千変万化の輝き ビーズ」 – NHK https://t.co/PtMrqROEuf
— トーホービーズ (@tohobeads) December 18, 2020
こちらもどうぞご覧くださいね。
美の壺:2つめのツボ「その輝きが世界を魅了する」
広島 世界に誇る日本製ビーズ
ビーズというとスワロフスキーとか海外のイメージが強いですが、日本でビーズを作っているのは3社。今回紹介されるのは広島市にある会社。
広島県広島市にある創業1951年のビーズ工場が登場します。
グラスビーズのトーホー [TOHO BEADS]
世界のファッションシーンで引く手あまただそうです。
業務内容はグラスビーズにまつわることすべて。
明日の【美の壺】は #ビーズ
日本は、世界有数のビーズ生産国。
ビーズの元となるガラス管作りには、職人の厳しい目。
工場で、穴の位置がずれて「不合格」となったガラス管を見せてもらうも、違いが全く分からない・・・
「一粒入魂」の技、ここにあり。午後7:30~ BSプレミアム #美の壺 pic.twitter.com/cE44GAvqQ6
— NHK びじゅつ委員長 (@nhk_bijutsu) December 17, 2020
ガラスを真っ赤に加熱して真ん中に穴が開いた筒状にして、職人さんが30メートルほども歩いて引っ張っていることにびっくり!一定の速度で引っ張るのって難しそうですよね。
さらにそれを官引機(かんびきき)にかけていきます。まずはガラスの棒を作り、それを細かくカット。
杉の粉と混ぜてガラス同士がくっつかないように冷やします。僅か2ミリの粒には芸術品のような輝き。職人の技が光ります。
ところで社長の山仲巌さんは、ビーズの製造だけでなく、ビーズをつかった社会貢献をいろいろ考えていらっしゃるようです。
グラスビーズのトーホー [TOHO BEADS]Youtubeの公式チャンネルもあります。ビーズネタやビーズ細工中の脳の働きを検査する話とか、オモシロネタが満載です。
美の壺ゲスト:オートクチュールビーズ刺しゅうデザイナ-…田川啓二さん
30万個ものビーズをちりばめたオートクチュールのドレス。灯りに照らされてきらめきます。
オートクチュールのビーズ刺しゅうデザイナーの田川啓二(たがわ けいじ)さんが登場します。
ビーズをふんだんに使ったオートクチュールドレスを製作していらっしゃいます。なんて豪華絢爛。重くないのかなぁ……と思っちゃいますが。
田川啓二さんは、NHK『プロフェッショナル』では2020年9月に黒柳徹子さんとの10日間が放映されました。
https://twitter.com/momotealove0811/status/1225255072537333760
(もも子さんアップありがとうございます)
田川さんはNHK『美の壺』の和箪笥の回にもご出演でした。
おばあさまから引き継がれた箪笥について「ビーズ刺繍デザイナーとしてのセンスは祖母から受け継いだものかもしれない」話していらしたのが印象的でした。
https://bunrakukimono.com/btb-430-wadansu-8437
美の壺:田川啓二さんのドレスを身にまとったモデルさんは誰?
今取り組んでいるのは、世界各国の夜景をモチーフにした作品に取り組んでいます。各国のランドマークと夜景が組み合わされています。建物の窓枠や特徴をあらゆるビーズとスパンコールを使っていかに強調するかが腕の見せ所だそうです。
オートクチュールビーズ刺繍デザイナー田川啓二さんの作品ドレスを着こなした美しいモデルさんは、熊井友理奈さんです。
熊井友理奈さんは、ハロー!プロジェクト・キッズを経て、Berryz工房のメンバーでした。イメージカラーはグリーンでご活躍でしたね。すっかり大人の女性になられました。
美の壺 最後のツボ「和と洋を結ぶかけはし」
千葉県柏市:ビーズの和装バッグの老舗
昭和30年から40年代に流行したビーズバッグ。ビーズが一面に刺繍された和装バッグの製造元が登場します。
一時はすたれていましたがSNSの投稿をきっかけに再び脚光を浴びるようになりました。千葉県柏市にある工房、柏ビーズが登場します。
柏ビーズさんは昭和11年に浅草で創業、現在は柏で営業してます。暖簾を守るのは仙田和雅さん。熟練の職人さんが一粒一粒縫い付けていく繊細なバッグは、魔法を見ているように引き込まれていきます。
昭和にビーズバッグが流行ったのには、上皇后陛下のご成婚の頃に皇室の方々がビーズバッグを持っていらしたことにあるそうです。以来、和装にも洋装にも合うビーズバッグが流行しました。
ご年配の方は懐かしく、新しい方には新鮮に映るビーズバッグの魅力です。
浅草店ではビーズ教室もあるようです。気持ちを込めて一刺し一刺ししていくのも贅沢な時間ですね。デパートでの催事にもたびたび出店。
◼︎◼︎◼︎ 柏ビーズ開催中のイベントご案内
● 千葉そごう
《 ディスカバーちばウィークス 》
7階中央エスカレーター横特設会場
5月28日(火)〜6月3日(月)
※最終日は午後5時閉場皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます。 pic.twitter.com/9HuUTFq0eI
— 柏ビーズ*kashiwa beads (@KashiwaBeads) May 30, 2019
美の壺:ゲスト ビーズフラワーアーティスト…下永瀬美奈子(しもながせ みなこ)さん
光に透けるベネチアンビーズのビーズフラワー。旅人たちを驚かせてきました。
ビーズフラワーアーティスト下永瀬美奈子(しもながせ みなこ)さんは、ビーズフラワーの第一人者です。
下永瀬さんはアメリカでビーズフラワーに魅せられ、ベネチアンビーズフラワーの伝統をたやさないように尽力しています。引退を決意したベネチアンビーズの第一人者からそっくりそのままビーズを受け継ぎました。
今ではさらに日本製の光るビーズを使った作品を作っていらっしゃいます。
タメ息が出るような作品ですよね。
千葉市在住ビーズフラワーアーティスト下永瀬美奈子さん、イタリア・フィレンツェ開催「Artigianato e Palazzo 2019」にて来場者投票
「Premio Perseo」1位、主催者賞「Premio del Comitato Promotore」2位に選ばれ、25回のイベント史上初のダブル受賞となりました。#お稽古サロン— @Press【公式】 (@Press__official) June 7, 2019
下永瀬美奈子さん主宰のCandy Garden(キャンディーガーデン)では、ビーズフラワースクールもあります。
下永瀬美奈子さんのプロフィールはこちらです。
1989 年米国ニューヨークでビーズフラワーに出会い、レッスンを始める。2004 年『暮らしを彩るビーズフラワー』、2009 年作品集『Candy Garden の世界』を出版。2011 年日本ビーズフラワー協会を設立、初代会長に就任。
出典:公式サイト
美の壺:再放送・バックナンバー情報
美の壺・合わせて読みたい バックナンバー
NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。
2020 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。
2019年はこちらです。
ご参考になさってくださいね。
美の壺・放送予定。再放送はいつ? NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。
今回の『美の壺』初回放送は2020年12月17日(金)でした。番組内容もこの時点のものです。
放送スケジュールは2020年4月現在で、
Eテレ「美の壺・選」の放送は、日曜日午後11時~、再放送は毎週木曜日午前11時~です。
BSプレミアム「美の壺」は毎週金曜日午後7時30分~、再放送は毎週土曜日午前6時45分~です。
BS4Kは、BSプレミアムと同じ毎週金曜 午後7時30分で、再放送は回数が増えて、
日曜日午前6時45分、月曜日午後4時00分、金曜日午前9時00~の3回あります。
キレイな画質のBS4Kは美の壺のような番組にはピッタリですね!
NHKオンデマンドなら月額の見逃し見放題パックや単品視聴ができます。月々500~600本の番組が放送当日または翌日から見られます。
最近では「ないエンタメがない」がキャッチコピーのU-NEXT(ユーネクスト)も話題ですね。最初の31日間は無料おためし期間だそうです。
【参考サイト】
番組公式ページ https://www.nhk.jp/p/tsubo/ts/3LWMJVY79P/
NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/
NHK クロニクル https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/
NHKの旧美の壺詳細サイト https://www.nhk.or.jp/tsubo/program/