NHKせかほしマルタ&パリ「麗しの手仕事SP」世界はほしいモノにあふれてるネタバレ:バイヤーは倉林里美さん&小林モー子さん!出演者情報もお見逃しなく!

こんにちは~。らら子です。

今回のNHK 『せかほし』は、「麗し(うるわし)の手仕事SP」。世界に息づく“麗しい手仕事”の数々。マルタ島とパリの旅を特別編でした。銀細工やビンテージビーズ刺しゅうが織りなす、華麗なる世界へ。





せかほし:麗しの手仕事SP マルタのステキなモノさがし

せかほし:マルタ共和国のバイヤーさんは倉林里美(くらばやしさとみ)さん

マルタ共和国があるマルタ島を訪ねたのは、CREA(クレア)Webの編集者倉林里美(くらばやしさとみ)さん。CREA Traveller(クレアトラベラー)は今すぐ旅に出たくなるような魅力的な情報が満載です。

「やめられないんです、旅は。」と倉林さん。読者が訪れたくなる旅を美しい写真入りで紹介しています。

今回の旅は、マルタ共和国の手仕事を探す旅。まず倉林さんが向かったのは古都イムディーナ。迷路のようなこの町で、コーディネータさんに思わず「迷子にならなりませんか?」と尋ねる倉林さん。コーディネータさんは「なりませんよ。」と一言(笑)






せかほし:ヴァレッタグラス(Valletta glass)

タ・アーリ村の人気のガラス工房を訪ねます。

マルタらしい色使いで色の違うガラスを重ねていく熟練の技があり、塗料や金を吹き付けた独特の色合いも魅力です。

倉林さんが目をつけたのは、ガラスのピアス。1つ5ユーロという驚きの安さ。読者が見てここに行きたい、と思うような商品を載せるようにしているそうです。

工房の主に写真を撮っていいか尋ねる倉林さん。戸外の日の光でいい感じの写真を撮ります。ところで、撮影の最中におっと危ない、商品の上によろけそうになった倉林さん。

商品撮影中のカメラマンさんに向かって「割れたらハッシー(カメラマン)が買うんよね。」と一言。おちゃめですね。




せかほし:タ・アーリ村のタル・リーラ時計

続いてはマルタの貴族に愛された時計屋に向かいます。

主はゲイター・サイードさん。

タル・リーラと言う時計はイタリアから技法が伝わったもの。かつては貴族や位の高い僧侶しか手に入らなかった時計は、いかにも貴族っぽいバロックやロココ様式。

それぞれパーツごとに職人が分かれています。手法も材料も17世紀から変わららないのが驚きです。

タイムスリップしたかのように昔の作り方を大切にしています。




せかほし:ヴァレッタの銀細工 フィリグリー(Filigree)

フィリグリーは銀のワイヤーを編んで作る繊細な銀細工。マシュー・ボージュさんの工房を訪ねます。マシューさんは若く見えますがこの道20年のベテラン。腕は確かですとコーディネータさん。

マルタクロスはマルタクロスは十字軍のモチーフ。フィリグリーの定番商品です。
0.25ミリのワイヤーでよく見ると二本の細いワイヤーを編み込んであります。それを十字軍のモチーフにはめ込み、丁寧に磨きをかけていきます。それをバーナーで焼き付けて固める。

16世紀から作り方はほとんど変わらない。

6年前から店を引き継いだマシュー・ボージュさんは三代目。13歳の時から放課後は父親のモーリスさんの横で修行に励みました。コンクールでも優勝するほどの腕前。フィリグリーでマルタに伝わる再現した銀のタンスです。




せかほし:スタジオでトーク

スタジオでフィリグリーのアクセサリーに目を輝かせるお二人(2018年5月収録。)

JUJUさんが気に入った繊細なブレスレットが70ユーロほど。
ブレスを留めるには、ピンを挿さないといけないのですが、一人では無理そう。

「独身女性には付けられないですね」とJUJUさん。

三浦春馬さんに留め金を止めてもらいました。なかなか苦戦しています。
「僕にはフィリグリー職人無理ですね!」といいながら一生懸命留めてくれました。なんて優しいまなざし。

「初めての共同作業!」と喜ぶJUJUさんに手を合わせてにっこりする三浦春馬さん。

いいなぁ。

フィリグリーは貴族など上流のひとしか身につけていなかったので(召使に)つけていただいてたんだと思います、と倉林さん。




MISSION マルタの職人技 その謎に迫る

小さな島マルタになぜこれほど美しいアクセサリーが集まったのか、その生まれた理由に迫っていきます。

せかほし:聖ヨハネ大聖堂

マルタのシンボル聖ヨハネ大聖堂。絢爛豪華な天井には聖ヨハネの生涯が描かれています。ここはマルタの歴史を語る上で欠かせない所です。その壮麗な内部はマルタ騎士団400人が眠っています。


マルタの礎を築いたマルタ騎士団。16世紀ヨーロッパで繰り広げられたイスラムとキリストの戦いで勝利したマルタ騎士団。ヨーロッパからキリスト教徒が集められました。

美しい工芸品が生まれた理由は、マルタ騎士にあります。
マルタ騎士の末裔、デ・ピーロ侯爵家の9代目ニコラス・デ・ピーロさんに話を聞きました(2018年4月)

400年以上前に建てられたデ・ピーロ侯爵家には博物館級に貴重なものがたくさんあります。
騎士団は8つの地域からマルタに移り住み、その時に時計や装飾品を作るえりすぐりの職人を連れてきたといいます。その技術は混ざり合い長い年月をかけて最高品質のものを作り上げてきました。

邸宅は博物館として公開されています。2020年7月20日再開とのことです。

Casa Rocca Piccola https://www.casaroccapiccola.com/




せかほし:マルタレース

マルタを代表する工芸品にはマルタレースと呼ばれるレースがあります。
100年以上続くマルタでもっとも古いレースの店が登場します。

マルタレースのコレクターであるマニュエル・ブスティールさん。
すばらしく状態がいいレース。10万円ほど(笑)

マルタレースの葉っぱのデザインは麦を表現しているそうです。さらに騎士団の紋章マルタクロスも入っており。

当時は「糸の宝石」と呼ばれ、甲冑の下に身につけていたました。マニュエルさんの娘さんが衿飾りを身につけて見せてくれました。今の服にもぴったり合っておしゃれですね。

今は結婚式などにつけることが多いと言います。

線に沿って編んでいくマルタレースの技法は、いまも島の女性たちの手でマルタに受け継がれています。かつてはどの家庭でもレース作りをしていたんですね。

レースに恋してしまったような倉林さん。「お値引きさせていただきますよ」という言葉でニコニコとお買い上げ。

手に取ると薄くて軽いことに驚き!「うっとりが詰まった島ですね。」とJUJUさんと三浦さんです。




せかほし:倉林さんからのメッセージ

今、倉林さんは旅でつちかった人脈を生かして、各国の最新情報をWebで発信しています。特にパンデミックと戦う医療従事者のことを積極的に発信。
特に『困難を乗り越えた先に、さらに美しい旅が待っている…』ことを皆に伝えたいといいます。






せかほし:麗しの手仕事SP  パリで幻のビーズを探す。

せかほし:旅をするのは刺しゅう作家の小林モー子さん。

小林モー子さんは1977年生まれ。ポップなモチーフをオートクチュールの高いビーズ刺しゅう技術で表現する人気の刺しゅう作家です。

maison des perles(メゾン・デ・ ペルル) https://maisondesperles.com/

モー子さんの作品は、リュネビルという手法で作られています。

フランスオートクチュール刺繍の世界において古くから伝わる伝統技術にcrochet de luneville(クロッシェ・ド ・リュネビル)と呼ばれるかぎ針を使用したテクニック(出典:公式サイト)

作品はWebショップでも購入できます。すべて自社製品なのでSOLD OUTも多いですが、眺めているだけで楽しい気持ちに。




せかほし:オートクチュールビーズの可能性を探る

小林さんがまず訪れたのはオートクチュールのドレス店です。

Didier Ludot https://www.didierludot.fr/

クリスチャン・ディオールやバレンシアガなどオートクチュールのドレスが登場しました(2018年7月)。

1962年発表 ディオール
1965年発表 バレンシアガ

美しいビーズ刺繍が施されています。ざっと3千万円……。
本来、ビーズは限られた方のための特別な機会のためのもの。

持ち上げてみたモー子さん。持てない!といいつつ力こぶを見せます。

三浦さん「上腕二頭筋が……」と笑顔。

小林さんはオートクチュールの技術を使って誰もが楽しめるものを作りたいとパリで修行。

どこかかわいらしいゆるかわであり、高級感のあるしっとりと落ち着いたビーズアクセサリーを生み出しました。

今のビーズでポップなものを作るとポップ過ぎるのだそうです。不純物の入ったもわっとした昔のビーズで作りたいと、モー子さん。



せかほし:スタジオでトーク

スタジオにモー子さんの作品が並びます。テンション上がりまくるお二人。
三浦さんが手に取ったのはシャンパンボトルとキラキラのグラスがモチーフのブローチ。

無類のタコ好きというJUJUさんは、タコのビーズ刺しゅうのブローチを手に取って

「うちのおじいちゃんが死ぬ間際の一言が、あータコ食いてえ!だったそうです。」と笑いをとります。

タコ型のブローチ、おじいさまに思いをはせるにもいいですよね。

三浦春馬さんは日の丸弁当のビーズ刺しゅうのブローチを手に取ってご機嫌。日の丸弁当の梅干し部分のキラキラがたまりません。

バランスが、秀逸ですよねーと三浦さん。動く瞬間を捉えるのがモー子さんのこだわり。

シャンパンボトルや犬や宇宙人とか。キラキラのパーツがぶら下がっているのがステキです。



MISSION 1930年代のビーズを探す

せかほし:蚤の市でビーズ探し

この日、小林モー子さんがやってきたのは長年通う蚤の市。ビーズ収集は情報共有が重要だそうです。今回の旅では1930年代の極小のビンテージビーズを探したいというモー子さん。さっそく探索開始……。
と、ブルーノさんほか、あちこちに知り合いがいてモー子さんに声をかけてきます。フランス語が堪能なモー子さん。みんなに愛されていますね。

「ビーズ集めてるってみんな知ってる」んだそうです。
レコード屋さんとかビーズと全然関係なさそうなところが60キロも持っていたり。面白いですね。




せかほし:古着屋さん

ということで、モー子さん蚤の市での情報を元に古着屋にやってきました。店の奥に1930年代の小粒ビーズが雑然と置かれていた……。

色めき立つ小林さんですが、お値段をしってビックリ!なんと、ひと袋70ユーロ!

どうしよう、やめようかと迷いますが、「出会ったときに買わなければもう二度とお目にかかれない。」とお買い上げ決断。

ビーズはある意味ピクセルなので小粒なほど細かく表現できていいのだそうです。




せかほし:秘密の場所

続いて向かったのは誰にも知られたくない秘密の場所です。
モー子さん、長年通い続けやっと中に入れることを許されたそうです。

100年前の建物の地下室にお宝が眠っていました!もとはカーブ(食品庫)だったそうです。
表のマーケットにはでないレア物が揃っているとのこと。
半日こもりっきりで夢中になってビーズを探している小林さんたち。
そのバイタリティーに感服します。

色合いや形が不揃いな吹きガラスのビーズを見つけます。吹きガラスは吹いたガラスを型にはめてふくらませたもの。ベネチアやチェコで作られたものだそうです。

さらに30年代のガラスにカットの入った小粒ビーズ。収穫がたくさんあったみたいです。





ビンテージビーズのお店

モー子さんが20代から通うというビンテージビーズの店が登場します(2018年7月)

Les perles d’antan by flora barlan
https://www.facebook.com/perlesdantan/

マダムのフローラさんは、掘り出し物があるとモー子さんに連絡をくれるそうです。
ビーズをつくる職人も減って、残り少なくなったビーズ。気に入ったものを選りすぐってたくさん買ってしまいました。

マダムは「モー子はうちのビーズが好き、私はモー子の世界観が好き。パーフェクトでしょ💕」という、マダムのことば感動して思わず涙ぐんでしまうモー子さんです。




せかほし:スタジオで体験モー子のさんのオートクチュールの技術

モー子さんの作品は、オートクチュールの刺しゅうに古くから伝わる特殊技術である「リュネビル法」を用いて表現されています。

モー子さんの鮮やかな手つきにスタジオ感嘆。

これは下側から見た方がいいですね、ということでテーブルの下にもぐってお手元カメラを、操作する三浦さん。神尾さんに褒められていました。無駄にセクシーボイス。

三浦春馬さんも挑戦!「ノ」を担当しました。かぎ針で1粒を引っ掛け、糸にと共にくくりつけていくのですが、「あーついてないですー」と。

山本寛斎さんのリクエストで小林モー子さんが手がけたというウェディング衣装が登場。
日本元気プロジェクト2018「スーパーエネルギー!!」Produced by KANSAIで作られた寛斎流ウェディングです。

いくつもの平面的なモチーフを立体的に重ねている「熊手」を表現するために、「小林モー子さんに白羽の矢が立ったということのようです。





MISSION ビーズ刺しゅうの最前線へ

小林モー子さんがかつて修業していたという、160年の歴史を持つビーズ刺しゅうの老舗が登場します。
Maison Lesage http://lesage-paris.com/

モー子さんが訪問するのは実に14年ぶり。工房には超一流の職人が作業中。
モー子さんが修業時代に習っていたドミニク・アンリ先生ともばったり再開します。

モー子さんがつけていたビーズ刺しゅうのバレッタに目を留めた先生、「これアナタがつくったの?私の教えた技術がちゃんと伝わってるのね」とお褒めの言葉をいただきました。

じーん。

続いて、モー子さんたちは、特別な部屋へ。壁面の収納には刺しゅう作品のアーカイブがズラリと。7万5千のアーカイブ、ひとつとして同じものはないのです。

夢中になってさまざまな作品を見ていくモー子さんたち。

モー子さんが抜き感がいいと取り上げたのは刺しゅうをしてあるところとしていないころがいいバランスです。
本格的にビーズ刺しゅうのはじまったのは19世紀。まだまだ変化がありそうです。
サンプルを見てインスパイアされたモー子さん。

伝統と革新、どんなものでも取り入れていいと再認識したようです。




せかほし:お家時間を楽しむモー子さん

2020年4月の外出自粛時間はアトリエで創作活動に励んでいたモー子さん。
あえてビーズを使わず糸だけで仕上げたRepas(ルパ)という作品を見せてくれました。

ルパとはフランス語で食事のこと。図案はモー子さんのアトリエのサイトで公開中です。





『世界はほしいモノであふれてる』番組情報

『世界はほしいモノであふれてる』放送・再放送予定

今回の総集編の初回放送はマルタの旅が2018年7月5日、パリの刺しゅうの旅が2018年9月20日でした。再放送は翌週です。通常スケジュールは以下の通りです。
総合 毎週木曜 午後10時30分
再放送 毎週火曜 午前1時10分(月曜深夜25時10分)

NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。
【参考サイト】
番組公式ページ https://www4.nhk.or.jp/sekahoshi/
バイヤー’sVOICE https://www4.nhk.or.jp/sekahoshi/26/
再放送予定 https://www4.nhk.or.jp/sekahoshi/2/
NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/
NHK クロニクル  https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/



『世界はほしいモノであふれてる(”This World is Filled with Wants”)』はNHKワールドプレミアムでも!

『世界はほしいモノであふれてる』は、英語タイトルが”This World is Filled with Wants”です。NHKワールドプレミアムでも観られます。海外で住んでいるおうちからはもちろん、ホテルからでも観られます。
You can watch the TV program at your home abroad, at your hotel as well.

【参考サイト】
世界はほしいモノにあふれてる(This World is Filled with Wants)
https://nhkworldpremium.com/program/53




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