こんにちは~。らら子です。
今回のNHK 『美の壺』は、世界で大注目の「日本酒」。
薫り高い日本酒がたっぷり出てきます♡
番組で紹介されたスポットやお店をご紹介。
[telemap]美の壺 0124_ https://t.co/QPfEdp2vIv
— らら子 (@bunrakukimono) January 23, 2020
いざ、奥深き日本酒ワールドへ。
美の壺:放送内容、出演者情報
【番組予告】
▽昔ながらの土蔵造りの酒蔵。高い天井にこだわる理由とは?
▽蔵の中に蔵!「内蔵(うちぐら)」の役割とは?
▽創業250年以上の老舗が挑む、廃線トンネルを利用した熟成法
▽これぞ伝統の技!受け継がれる麹(こうじ)づくり
▽「花酵母」が生み出す、新たな香りの日本酒
▽酒器が日本酒の味を変える!器の形と味の深い関係
▽料理との画期的なペアリングで、ひとつの酒が2回楽しめる!<File495>
出典:番組公式ホームページ
【出演】草刈正雄 木村多江(語り・ナレーション)
美の壺:1つ目のツボ:蔵に抱かれ時を経て
美の壺:内蔵のある酒蔵 酒蔵 酔楽天
秋田酒造(あきたしゅぞう)
立派な杉玉がつるされた秋田市の酒蔵が紹介されます。杉玉の後ろには「酔楽天」の文字が。「秋田晴」「酔楽天」を醸す秋田酒造株式会社が登場します。
説明してくれるのは、社長の野本翔さんです。
野本翔さんは創業者の孫ですが、もともとは別業種で活躍していたのが、酒蔵に戻ったそうです。(出典:東北夢の桜街道)
昔ながらの土蔵造りの酒蔵。見上げると八角形の高い天井があります。高い天井は蒸気が抜けやすくするため。
蔵の中に蔵があります。内蔵ではもろみづくりが行われています。
公式サイトによると「酒蔵 酔楽天」というスペースでは、お酒の他、酒粕や地元の野菜などを販売しているそうです。一度行ってみたいですね。
美の壺:トンネルを有効活用した老舗の酒蔵
旧のと鉄道能登線のトンネルを有効活用した老舗の酒蔵が登場します。
宗玄酒造(そうげんしゅぞう)の「隧道蔵(ずいどうぐら)」です。
社長の徳力暁(とくりきさとる)さんが説明してくれます。
「トンネル内は湿度が高く熟成に向いている」とのことです。
宗玄酒造の創業は明和5年(1764)年。
能登杜氏発祥の酒蔵とも呼ばれ、250年以上の歴史を誇る同社で3つ目の蔵だそうです。
このトンネルは平成17年に廃線となった、のと鉄道能登線で使われていた宗玄トンネルで、同社の裏手に位置する。同社では全長130m、幅4m、高さ5mのトンネルのうち、中央部の80mを「隧道蔵(ずいどうぐら)」と名付けた貯蔵庫として整備し、外気や日光の影響を受けないよう二重の壁を設けて両端をふさいだ。同社にとっては245年前の創業時に建てられた「明和蔵」、平成10年に完成した「平成蔵」に続き、3つ目の蔵となる。
出典:石川県産業創出支援機構(ISICO)
美の壺:2つ目のツボ:米にまとって酒となる
美の壺 岩手県二戸市の酒蔵
岩手県二戸市、酒蔵 南部美人が登場します。
社長さんは久慈浩介(くじ こうすけ)さん。
酒米(さかまい)に麹菌をまぶして米麹をつくる工程をじっくり見せてくれます。
NHKクローズアップ現代や「吉田類の酒場放浪記」でもおなじみ。
世界に向けて日本のSAKEを発信したり、地元のホテルとのコラボでお料理とのマリアージュを探る会を開いたり、若狭あふれる社長さん大活躍です。
東京オリンピックの聖火ランナーの持つ本物のトーチをいち早く持たせていただきました。感激です!!!NTTさんが自社機関紙の撮影などで使うものです。しっかりと聖火ランナーの一人として聖火を繋いで行きます!!!
*NTTさんから許可をもらって写真をアップしています pic.twitter.com/E2YywHR7EB— 久慈浩介 (@nanbubijinsake) January 7, 2020
美の壺 「花酵母」
米麹を花酵母つまり花から酵母で作っているという佐賀の酒蔵が登場します。
天吹酒造(あまぶきしゅぞう)合資会社
説明してくれたのは専務の木下大輔さん。
科学者のような風貌ですね。
今までにないような香りのお酒ができるそうです。
酒母になる花の種類は、ヒマワリやナデシコを使った酵母。
華やかですねー。
花酵母(はなこうぼ)って何?花酵母をつかった蔵元?どこで買える?
ところで、花酵母ってなんでしょう?もともとはどこから来たのか調べてみました。
作り出したのは、花酵母研究会。
花酵母研究会の公式サイトから、蔵元の検索もできます。
自然界に咲く花々から様々な香味を醸し出し、新たな香りの日本酒を作ることができる「花酵母」。
「花酵母」の生みの親、東京農業大学の中田教授です。生みの親「分離者」っていうんですね。
中田さんのプロフィールはこちら。
中田 久保 (ナカタ ヒサヤス)
所属 東京農業大学 短期大学部 醸造学科 教授 酒類学研究室
専門分野 醸造学・発酵学
基本姿勢 自然界から有用な酵母を検索し、酵母の利用を確立した後、清酒業界を中心に共同研究開発を実施、業界との連携をより深め、業界の発展に寄与する。研究テーマ
- 「醸造酵母の特性と花酵母」(共著)東京農大花酵母研究会
- 「清酒酵母の分類学」(共著)建帛社
- 泡盛酵母の特性(第1報~第4報)日本醸造協会誌
- こうじ菌の生産する抗菌性物質(Yeasticidin)に関する研究
- (共著)醸造研究 東京農業大学 醸造振興会 他多数
出典:花酵母研究会公式サイト
人工物でない酵母への取り組み、日本酒業界の発展への寄与といい、すばらしいビジョンですね。
美の壺 最後のツボ:個性を生かし 個性を引き出す
加賀市 日本酒をメインに揃えた小さなBAR
石川県加賀市にある日本酒をメインに揃えた小さなBAR、が登場します。
その名も「和酒BAR縁がわ」
器とお酒の組み合わせの楽しみを提案するのは下木雄介さんです。
創業は2014年9月、銘柄ごとに異なる香りや味をより楽しんでもらおうと酒質に合わせて酒器を変え提供させて頂いております。石川県内の蔵で造られた日本酒を中心に常時約30銘柄ございます。店内は11坪で客席も9席とすぐに満席になってしまう小さなお店です。
出典:食べログ
科学のような日本酒を雰囲気のいいお店で堪能できるそうです。山中温泉の近くなんですね。
麻布十番 料理と日本酒の店
麻布十番にある、料理と日本酒のペアリングの店が紹介されます。
赤星とくまがい
ソムリエの赤星慶太(あかぼしけいた)さんとシェフの熊谷道弘(くまがいみちひろ)さんと組んで5年前にオープンしたそうです。
同じお酒がお料理のペアリングで何度でも味わいが変わるといいます。
https://www.facebook.com/akakumasake/photos/a.1653190088250855/2155129274723598/?type=3
美の壺:再放送・バックナンバー情報
美の壺・合わせて読みたい バックナンバー
NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。
2020 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。
2019年はこちらです。
美の壺・放送予定。再放送はいつ? NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。
今回の『美の壺』初回放送は2020年1月24日(金)でした。番組内容もこの時点のものです。Eテレ「美の壺・選」の放送は、日曜日午後11時~、再放送は毎週木曜日午前11時~です。
BSプレミアム「美の壺」は毎週金曜日午後7時30分~、再放送は毎週土曜日午前6時30分~です。
BS4Kの放送も始まりました。『美の壺』は基本的に木曜日放映が多いですが、時間帯は不定期なので要チェックです。
NHKオンデマンドなら月額の見逃し見放題パックや単品視聴ができます。月々500~600本の番組が放送当日または翌日から見られます。
【参考サイト】
番組公式ページ https://www4.nhk.or.jp/tsubo/
放送予定 https://www4.nhk.or.jp/tsubo/
再放送予定 https://www4.nhk.or.jp/tsubo/2/
NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/
NHK クロニクル https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/
NHKの旧美の壺詳細サイト https://www.nhk.or.jp/tsubo/program/