こんにちは、らら子です。
今回は、人形遣いの吉田玉輝(よしだ たまき)さんをご紹介します。玉輝さんは文楽研修生だ一期生。荒物・老役など幅広い役を使う立役(男役)の人形遣いです。個人的には第一期というのはパイオニア精神と好奇心が旺盛な人だと思っています。
比較的新しいと思っていた研修生制度も、そろそろ30期に近づこうとする昨今、玉輝さんも、ベテランの域ですね。どんな方なのでしょう。さっそくプロフィールを見ていきましょう。
吉田玉輝(よしだ たまき)さんのプロフィール、年齢や出身、芸歴は?
誕生日:昭和22(1947)年7月4日
出身地:岩手県
本 名:佐々木幸男[芸 歴]
- 昭和47(1972)年 5月 国立劇場文楽第1期研修生となる
- 昭和491974)年 4月 初代・吉田玉男(よしだ たまお)に入門、
- 吉田玉輝(よしだ たまき)と名のる
- 大阪・朝日座で初舞台
[受賞歴]
- 昭和56(1981)年 1月 昭和55年度文楽協会賞
- 昭和61(1986)年 1月 昭和60年度文楽協会賞
吉田玉輝(よしだ たまき)さんは研修生第一期!多彩な師匠の元でも修業
吉田玉輝(よしだ たまき)さんは、岩手県の生まれ。
24歳で国立劇場の文楽研修生第一期生となります。2年の研修を経て、初代・吉田玉男さんに入門します。
研修生の年齢の上限はだいたい23歳なので、遅めのスタートですね。お名前で検索するととある私大の同窓会が出てくるので、大卒での入門のようです。
文楽研修生制度ができたころは、とうぜん人手不足です。このため、玉輝さんはいろいろな人の足遣いを経験したことが良い勉強になったそうです。
体格もよく、芯の強そうな玉輝さん。何事にもじっくりと取り組むタイプだそうです。
さまざまな先輩方から受け継いだ芸を舞台で披露するだけでなく、さらに後進に伝えていっていただきたいですね。
今後のますますご活躍をお祈りしております!
参考にさせていただいたサイト
公益財団法人 文楽協会 https://bunraku.or.jp/index.html