今回は、中堅の竹本南都太夫(たけもと なんとだゆう)さんをご紹介します。
南都太夫さんは公演プログラムの巻末にプロフィール写真がめっちゃカメラ目線です。
どんな方なのでしょうか?さっそくプロフィールを見ていきます。
竹本南都太夫さんのプロフィール、年齢や出身、芸歴は?
こちらがプロフィールです。
誕生日:昭和30(1955)年2月27日
出身地:神奈川県
本 名:川崎公義[芸 歴]
- 昭和55(1980)年 5月 国立劇場第7期研修生
- 昭和57(1982)年 4月 五代竹本南部太夫(たけもと なんぶだゆう)に入門
- 竹本南都太夫(たけもと なんとだゆう)と名のる
- 昭和57(1982)年 7月 朝日座で初舞台
- 昭和60(1985)年10月 豊竹咲太夫(とよたけ さきたゆう)の門下となる
[受賞歴]
- 平成12(2000)年 7月 平成11年度因協会奨励賞
南都太夫さんは神奈川県の生まれ。大学卒業後、25歳で国立劇場の文楽研修生となります。
研修生の年齢の上限の目安は23歳程度なので、ちょっと遅めのスタートですね。
2年間の研修を終えると、五代目・竹本南部太夫さんに入門します。
南部太夫さんが1985年に亡くなると、豊竹咲太夫さんの門下に移りました。
平成12(2000)年に因協会奨励賞 を受賞しています。
竹本南都太夫さんの入門のきっかけは?元は前進座の役者!
入門のきっかけはよくわかりませんが、大学を出てから前進座の養成所に入所して、端役として舞台にも立っていたそうです。
何かインスピレーションが働いたんでしょうか?
役者出身のせいか、良く通る大きな声の太夫さんです。その他大勢の役が多いのが不思議です。つややかな美声を聞かせてくれます。
らら子的萌えポイント
プログラムの写真がカメラ目線でしかもちょっと口の端が上がっているのが印象に残る南都太夫さん。元役者といわれて納得するイケオジです。
ただし、役付きにはあまり恵まれていないような印象も。これから円熟味の増す年代を迎え、ますますのご活躍をお祈りしております!
参考にさせていただいたサイト
公益財団法人 文楽協会 https://bunraku.or.jp/index.html