こんにちは。らら子です。
今回は、ミュージカルで活躍中の女優、柚希礼音(ゆずきれおん)さんをご紹介します。
柚希礼音さんは独特の芸名でわかる通り、宝塚歌劇団の男役出身。元・宝塚星組トップスターです。
柚希礼音さんといえば10年にひとりの逸材といわれた伝説のスター。現在はミュージカル女優として、スケールの大きな中性的な魅力で人気です。
結婚の噂、相手役トップスターとの関係、在団時のエピソード、退団後の活躍、などを見ていきましょう。まずはプロフィールからどうぞ。
【#柚希礼音】
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目次
柚希礼音:退団はいつ?相手役は誰?結婚は?
柚希礼音さんは、2009年にトップスターに就任し2015年に退団しました。トップスター在任中に宝塚100周年の記念の年を迎え、宝塚歌劇団の顔として活躍しました。
相手役は89期の夢咲ねね(ゆめさき ねね)さんです。トップスターコンビの在任期間は6年間の長期にわたりました。
柚希礼音さんは、宝塚歌劇団を退団するときの記者会見で、今後のことを聞かれて、まだ決めていないと答えましたが、結婚については即座に否定しました。
退団記者会見では結婚について聞くのがお約束になっていて、最近ではそれをネタにして笑いを取る人もいます。
たとえ結婚が決まっていてもファンの夢を考えると「結婚します」という人はいませんよね笑。
2015年、相手役の夢咲ねねさんとそろって宝塚を退団しました。宝塚最後の退団公演は『黒豹のごとく』と『パッショネイト宝塚』でした。
退団公演の千秋楽では、劇場の前にファンが1万2千人もあつまり、別れを惜しみました。
退団して柚希礼音さんは、その後も結婚について噂は聞こえてきません。(相手役の夢咲ねねさんは一般人と結婚したという噂があります)
あれほどの大スターなので、結婚が決まればテレビや新聞で報道されるのでは?と思います。その日を楽しみにしていましょう。
柚希礼音:本名は?年齢は?何期生?同期は誰?芸名の由来は?愛称は?
ここで柚希礼音さんのプロフィールを見ていきましょう。
誕生日 1979年6月11日
出身地 大阪府
身長 172cm
血液型 B型
本名 金山千恵
愛称 ちえ、レオン
柚希礼音さんは、大阪府出身。1997年に宝塚音楽学校に入学します。宝塚音楽学校には1度目の挑戦で合格しました。
1999年に宝塚歌劇団に入団、85期生の男役です。成績は優秀で2番でした。
同期には元・月組トップスターの映美くららさんや、男役スターの真野すがたさんがいます。
芸名の由来は音の響きと上級生にその名前の人がいなかったからという当たり前の理由が出ています。でもレオンという響きはぴったりですね。
タカラジェンヌには必ず愛称がありますが、柚希礼音さんの愛称は本名にちなんでいます。
宝塚歌劇団では入団から退団までずっと星組に在籍していた、きっすいの星組っ子です。星組育ちの「生え抜きのトップスター」という言い方もします。
柚希礼音:経歴は?ダンス・歌・芝居・ルックスは?
柚希礼音さんはもとはバレリーナ志望でした。子どもの頃から多くのバレエコンクールに出場して有名だったそうです。
しかし背が高くなり、体格も良くなってきたことから、宝塚の男役を目指すことにしたそうです。
音楽学校の入学試験では、本科生(2年生)が受験生に振り付けの見本を見せるバレエの模範演技という係があります。
柚希礼音さんはこのバレエの模範演技という係にえらばれ、受験生があまりのうまさに驚いたたとか。
柚希礼音さんは、宝塚歌劇団では星組に所属。ずばぬけたダンスのうまさ、恵まれた体格と顔立ちのかわいらしさ、天性のはなやかさで、早くから若手スターとして注目されました。
将来のトップスターになる条件でもある新人公演や小劇場公演の主演を何度もつとめます。
柚希礼音さんは、若手の頃は歌が苦手でした。歌う役を外されたこともあったそうでが、レッスンを重ねて克服。
トップスター時代にはめぐまれた体格を生かし、伸びやかな歌声を聞かせてくれました。
柚希礼音さんは、順調にステップアップし、前トップスターの安蘭けい(あらん けい)さんの後任として、入団11年目の早さで2009年にトップスターに就任しました。
柚希礼音さん:人気の理由は?性格や評判は?在団中のエピソードは?
柚希礼音さんは明るくおおらかな雰囲気が魅力。でもご本人はコンプレックスが多かったといいます。
ご本人いわく、できていなくて舞台上で恥をかくことも多く、とにかくできるようになるまで努力を積み重ねた結果、実力がついたといいます。
トップスターは2~3年で退団することが多いのですが、それだけ精神的にも肉体的にもタフだったということですね。
夢咲ねねさんとのコンビは、「ちえねね」と呼ばれて人気がありました。宝塚のキスシーンは実際は顔を重ねるだけなのですが、柚希礼音さんはキスシーンがうまいのも人気でした。
キスシーンのバリエーションも多く、本当にキスしてるみたい!とファンはきゃいきゃい言っていました笑
柚希礼音さんは、舞台上ではかっこいいのに、舞台あいさつではちょっと舌足らずな話し方になり、「あいさつがひらがなになる」ともいわれていました。
退団を前にして武道館でコンサートをします。現役のタカラジェンヌが真矢みき(ミキ)さんに次いで史上二人目の快挙です。
このコンサートで自分で作詞してオリジナル曲を歌いますが、「ちえちゃんの日記」と言われました。
柚希礼音:95期柚希礼音チルドレン伝説:柚香光(ゆずかれい)、愛希れいか(まなきれいか)、礼真琴(れいまこと)、実咲凛音(みさきりおん)との関係
柚希礼音さんは宝塚歌劇団85期生、その10期下の宝塚95期はスターがゾロゾロいる期として有名です。
宝塚95期トップスター!神7や娘役のスターは誰?年齢は?柚希礼音チルドレンの成績は?各組2番手・3番手、専科は?宝塚歌劇団95期生
中でも、柚希礼音チルドレンと呼ばれる4人(男役2人娘役2人)がいます。その4人は芸名に、柚希礼音の4文字から1文字ずつついています。
その4人は入団した時から、トップスター就任間違いなしといわれていて、実際にトップスターとトップ娘役に就任しました。
柚は、花組トップスターの柚香光(ゆずかれい)さんです。華やかな容姿とダンスが魅力。入団10年で2019年にトップスターに就任しました。
希は、元・月組トップ娘役の愛希れいか(まなきれいか)さんです。男役として入団し、途中で娘役に転向。愛らしい容姿とずば抜けたダンスが魅力でした。2012年に龍真咲さんの相手役としてトップ娘役に就任、続いて珠城りょうさんの相手役をつとめ、2018年に退団しました。現在は、ミュージカル界やテレビドラマで活躍しています。
礼は、星組トップスターの礼真琴(れいまこと)さんです。歌・芝居・ダンスに優れ、首席入団。柚希礼音さん率いる星組に配属され、入団10年で2019年にトップスターに就任しました。
音は、元・宙組トップ娘役の実咲凛音(みさきりおん)さんです。歌・芝居・ダンスに優れ、花組では入団1年目から朝夏まなとさんと組むなど期待されました。2012年に宙組で凰稀かなめさんの相手役としてトップ娘役に就任。続いて朝夏まなとさんの相手役をつとめ、2017年に退団しました。
柚希礼音:家族は?兄弟は?実家はお金持ち?
自作の歌でも家族のことを歌っていますが、とても仲良し家族のようですね。ご両親の他に4歳上のお兄様がいらっしゃるそうです。
タカラジェンヌのお約束、「実家はお金持ちか?」という話題ですが、お父様の職業は明らかになっていません。
先ほども触れましたが、柚希礼音さんは小さい頃からバレエに本格的に打ち込み、コンクールも総なめにしていたそうです。
バレリーナ芸人の松浦景子さんも、バレエコンクールに出るには、とてもとてもお金がかかると動画で語っていらっしゃいます。
柚希礼音さんは、背が伸びすぎてバレエを断念してから、すぐに宝塚受験を決めたということです。
受験用のレッスンは、バレエだけでなく、ピアノや声楽なども必要になってきますから、お金に余裕がある、それなりに裕福なおうちということがうかがいしれます。
こんなに幸せな家族に囲まれて育ったら、柚希礼音さんもいいお母さんになりそうですよね。でも、まだまだやりたいことがあるので結婚している暇はなさそうです。
柚希礼音:現在は?事務所はどこ?宝塚退団後の活躍は?
柚希礼音さんは、退団後は大手芸能事務所のアミューズに所属します。
退団後すぐにアメリカに渡り、3ヶ月ミュージカル留学をします。
柚希礼音さんは、今でこそインタビューなどで当時のことを明るく話していますが、言葉やさまざまな壁にぶつかり、大変な苦労をしたようです。
留学は、退団後初舞台となるミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』の準備でもありました。初の女役にも心が折れまくったそうです。
しかし柚希礼音さんは、それらをばねにもちまえの努力で克服、人間的にも一回り大きくなったようです。
その後、寺脇康文さん、岸谷五朗さんらが主催するチャリティイベント「AAA」に参加。
『Act Against AIDS 2018「THE VARIETY 26」』では、故・三浦春馬さんと共演もしています。
柚希礼音:アイススケートにも挑戦!氷艶(ひょうえん)2019、LUXE(リュクス)ミュージカル『ボディガード』出演!
柚希礼音さんはアイスショー『氷艶2019(ひょうえん)』にも出演。話題を呼びました。
スケートは小さい時に少しやったことがある程度だったそうです。
2021年には同じメンバーで氷上のレビュー仕立ての新作ショー『LUXE(リュクス)』にも出演しました。
LUXE(リュクス)ではフライングに挑戦したり、黒燕尾を思わせる衣装を着て、男性ダンサーを従えながら力強いダンスを披露してくれました。
演出は、宝塚歌劇団の演出家でもある原田諒先生。柚希礼音さんが在団中は助手でしたが、今をときめく人気の演出家です。
柚希礼音さんは、トップスターを6年勤めただけあって、宝塚へリスペクトが人一倍つよく、黒燕尾風の衣装を着てのダンスについては、原田諒先生とはとことん話し合ったそうです。
そして、待望の『ボディガード』の再演。コロナで泣く泣く休演となってしまった公演ですが、時間が空いたことで、また新たな気持で役に向かい合っているそうです。
『ボディガード』といえば、ヒロインをつとめた歌姫のホイットニー・ヒューストンの名曲 I Will Always Love Youが有名です。
柚希礼音さんは、先日放送されたFNS歌謡祭では見事な歌声とナイスバディで魅了してくれました。
若手のころの歌声を知っているわたくしとしては、その歌声の見事さに涙が止まりませんでした。
柚希礼音さんは、日テレの新番組『アプレジェンヌ』では、「ありがたいと思えば何でもできる」と語っていました。これからも進化が止まらなそうです。