美の壺 「山野に輝く 清流」<File582>お店や場所はドコ?出演者情報もお見逃しなく!NHK美の壺

こんにちは~。らら子です。

今回のNHK 『美の壺』は、「山野に輝く 清流」。

清流といえば水。自然に癒されますよね~。日本の美しい川がたっぷり出てきます♡
番組で紹介されたスポットやお店をご紹介。

いざ、清流ワールドへ。






美の壺:放送内容、出演者情報

【番組予告】

どこまでも澄んだ、青やエメラルドグリーン。高知・仁淀川を撮り続けた写真家イチオシの「色」。植物学者・牧野富太郎も通いつめた山が育む、清らかな水▽7mもの川底に手が届きそうなほど透明な長野・阿寺川。地元の人が楽しむ「水音」の名所とは?▽京都・るり渓でさまざまな響きと音の変化を味わう▽静岡・伊豆の清流の恵み「わさび」▽岐阜の7世帯の集落が伝える、幻の「川海苔(のり)」とは?!<File582>

出典:番組公式ホームページ

【ゲスト】写真家…高橋宣之
【出演】草刈正雄 木村多江(語り・ナレーション)

美の壺:1つめのツボ「山に湧き、青くゆらめく」

美の壺 高橋 宣之(たかはし のぶゆき)さん 写真家 高知県仁淀川(によどがわ)

仁淀川は、日本有数の清流として名高い川です。透明度の高い水が流れるとして知られています。

写真家の高橋宣之さんは、仁淀川の美しい光景にひかれて30年以上も写真を撮り続けています。

仁淀川の流域をめぐりながら水の美を追求している高橋さんは、水が見せる色の中で特に「青」の色が美しいといいます。

しかしながら、自然の中での青色は少なく、なかなか出会えないそうです。

意外ですよね。

その中で仁淀川は、数少ない青色に出会える場所なのだそうです。

仁淀川をさかのぼると多くの支流につながっています。

その中のひとつ「安居川」は、澄んだ水の流れで時間を忘れさせてくれます。

川の中をみると淡い青の世界が広がっています。

きれいな水の色ですね。

仁淀川の澄んだ水の源は森です。

中流にある横倉山(よこぐらやま)は、植物学者 牧野富太郎も通い続けたという地です。樹齢200年以上もある落葉広葉樹もあるそうです。

牧野博士も見たかもしれませんね。

https://twitter.com/JR68869751/status/1666749180092776450

(応援企画室 本室🚂✨四国紹介@JR68869751さん、アップありがとうございます。)




美の壺 仁淀川の流れる「水」の撮影に密着

横倉山の地表には落ち葉が覆われ、雨は、落ち葉をくぐり抜け「安徳水(あんとくすい)」へたどり着きます。

平家が壇ノ浦の戦いで流れ着いた伝説があります。

神秘的な場所ですね。ロマンを感じます。

仁淀川の水の色は、ブルーの中でも「水色」をしています。

高橋さんは、流域にある石を取り出しました。「緑色片岩」です。

変成岩の一種でグリーンの色をしています。

緑片岩は、硬い石で土砂になりにくく、水をにごりにくくします。

川底のグリーンと重なりグラデーションが豊かで美しい色が出ます。

続いて高橋さんは、動画を撮ります。

滝でぶつかった水滴になった丸い玉を撮りたいと水の世界に迫ります。

高橋さんはブルーの水玉を撮りたかったのですが、今回は踊るような水滴が撮れました。

偶然の産物だと、感動した高橋さんでした。

(岡田昌浩@triparaaceさん、アップありがとうございます。)




美の壺:2つめのツボ「流れが生み出す、悠久の響き」

美の壺 上田 律子さん 地元ボランティア 長野県木曽郡  阿寺(あてら)川

長野県の阿寺川は、全長20km、大半は深い渓谷です。

水の色は澄み切った「青色」です。最も深い場所の「熊ヶ淵」は7メートルもありますが、今にも川底に手が届きそうな美しさです。

きれいなブルーですね。感動します。

阿寺川は、耳でも楽しめると地元のガイド上田律子さんに案内していただきました。

「千畳岩(せんじょういわ)」は、その名のとおり広い岩ですが、別名「瀬音岩」と呼ばれ阿寺川の流れが反響しておりてくる音が楽しめます。

その他、阿寺川には音にまつわる伝説の場所があります。

「吉報の滝」と呼ばれる滝は、滝の音が大きく聞こえる日に里へ帰ると吉報が舞い込む事が重なり、人々からそう呼ばれることになりました。

また、「うなり島」では、その昔、駆け落ちをして、人目を忍んで住んでいた夫婦の妻が事故で亡くなったとか。

今でも雨で増水すると、夫の悲しみがこの島から聞こえるそうです。

上田さんは、大都会の雑踏の中とは違い、清流の音を耳にしていると癒されると、阿寺川の魅力を語って下さいました。

(だるま猫@yukino_darumaさん、アップありがとうございます。)




美の壺  小林 康夫さん 園部文化観光協会 会長  奥村 覚さん 京都府南丹市 るり渓

水音の名所で知られる「るり渓」は、文学的な名称が多くあります。園部文化観光協会の小林康夫さんに紹介いただきました。

滝の「鳴瀑(めいばく)」は、滝の後ろに側に空洞があり、鳴くような音から名の由来があります。

「龍軻譚(りゅうかたん)」は、岩の淵に流れる音がまるで龍が歌っているかのようからだそうです。るり渓は、かつては「滑渓(なめらけい)」と呼ばれていました。

名前が、変わった経緯について、るり渓の保存活動に長く携わっている奥村覚さんにお尋ねしました。

地元の名士 竹内源太郎氏と時の郡長が共に考え、明治38年にるり渓に変わったそうです。

奥村さんは、水の音が静かで、水玉のように音がコロコロと鳴ったように落ちていく景色が素晴らしいといいます。

奥村さんが言うコロコロと音が鳴る場所は「玉走盤(ぎょくそうばん)」です。

川床を覆う凹凸の岩が、コロコロと盤上を転がる玉のようです。

小林さんは、るり渓の水音は、10年前も今も同じ音だと思うと、悩みも吹っ飛び、励まされるそうです。自然は偉大ですね。

(うしこ@ushi78966さん、アップありがとうございます。)




美の壺:最後のツボ「暮らしを潤す」

美の壺 塩谷 典久(しおや よしひさ)さん わさび農家 静岡県伊豆市筏場(いかだば)

「わさび」は、水の良い場所にしか生育しないといいます。静岡県伊豆市筏場は、わさびの名産地で45軒のわさび栽培農家があります。

筏場のわさび田は、棚田になっていて湧き上がる水をかけ流しています。

わさび農家の15代目 塩谷典久さんは、日々、水と向かいながらの作業をしています。

良質のわさびを作るためには、常に水を流してあげることだそうです。

植えつけの際には、にごり水が入ってしまうのでよその田へにごりが入らないように気を配っています。

水をきれいに保つのも大変ですね。

塩谷さんは、30年前、わさび栽培を引き継いで間もなくして、小さな石のほこらを見つけました。

ほこらには、大正5年と刻まれていて、曽祖父が建てたのもののようです。

塩谷さんは、いつも全部のわさび田に水が潤うようにと、ほこらの管理をしつつ、手を合わせ祈っています。

(ぴこりん@KrYJ4rVW567fsf0さん、アップありがとうございます。)




美の壺 山口 晋一さん 集落支援員   下元 英津子さん ボランティア  三津原 ふじ子さん 岐阜県山県(やまがた)市円原(えんばら)

岐阜県山県市の円原地区は、7世帯が住む集落です。そばには「円原川」が流れ、川と共に生きています。

円原川では、「川海苔(かわのり)」が採れます。海苔と同じ藻類の一種で、かつては夏の食べ物でした。

知る人ぞ知る食べ物ですね。初めて知りました。

集落支援員の山口晋一さんとボランティアの下本英津子さんは、川のりを地域の名産となるよう活動をしています。

きっかけは、集落に住む三津原ふじ子さんとの出会いでした。

川のりの採取は、腰にかごをつけて川へ入ります。素足のため足も冷たく、痛いそうです。とれた川のりは、砂や砂利を取りのぞき。天日に干します。

昨年の収穫は、板のりでわずか42枚でした。川のりのできる場所も毎年異なり、量もほんのわずかです。

集落支援員の山口さんは、川のりは、わからないことも多く、どういう状況で増えるのか、無くなるのか、調べることが多いそうです。

ボランティアの下本さんは、川のりを守るのは、地域の人と川の関係性を見直すことだと言います。

地域の資源の活用を目指して、種付けや清掃などの保護活動をして、次の世代の人に受け継いでいきます。

(o-yik@oyik85038025さん、アップありがとうございます。)




美の壺:再放送・バックナンバー情報

NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。
2019年以降の放送一覧のまとめはこちら。

こんにちは。らら子です。 いつも楽しみに見ているNHK『美の壺』のバックナンバーを2019年後半から現在までまとめてあります。

2022 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2022年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2021 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2020年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2020年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2020年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2019年はこちらです。

こんにちは、らら子です。 2019年7月から始めたこのブログ。記事もたまってきたので月別放送一覧を2019年バックナンバーにまとめてみまし...

ご参考になさってくださいね。