美の壺 「語りの芸術 講談」<File503>お店や場所はドコ?出演者情報もお見逃しなく!NHK美の壺

こんにちは~。らら子です。

今回のNHK 『美の壺』は、「講談」。
講談を絶滅危惧種と自虐しつつ大ブームを起こした「神田松之丞」さん。真打になり「神田伯山」を襲名。他にも講談師がズラリと講談の魅力、張り扇(はりせん)、釈台(しゃくだい)へのこだわりを語ります。番組で紹介されたスポットをご紹介。

いざ、至芸の語りワールドへ。





美の壺:放送内容、出演者情報

【番組予告】
「神田松之丞」改め「神田伯山」の襲名で、大ブームの「講談」。伯山ならではの、美しい言葉の見極め方、美文調の語りは必見!
▽講談師初の人間国宝・一龍斎貞水が「語りの極意」を語る!
▽講談に欠かせない「張り扇」。350年の歴史を持つ「西の内紙」で、最高の音を生み出す!
▽「釈台」コレクターの講談師による、究極の一台とは?!
▽新紙幣・一万円札の肖像に決まった渋沢栄一。その創作講談に密着!
<File503>
出典:番組公式ホームページ

【ゲスト】神田伯山(六代目),一龍斎貞水,宝井琴柳,神田山緑,旭堂南陵(四代目),神田すみれ,一龍斎貞鏡,
【出演】草刈正雄 木村多江(語り・ナレーション)




美の壺:1つ目のツボ「美文調を味わう」

美の壺ゲスト:講談師 一龍斎貞鏡(いちりゅうさい ていきょう)さん

町内会の催しで落語を披露する気満々の草刈さんの元に訪ねてきた美人講談師は、講談協会所属の一龍斎 貞鏡(いちりゅうさい ていきょう)さん。

プロフィールによると以下の通り。

本名 浅井靖世
誕生日 1月30日
出身地 東京都渋谷区
紋 中陰光琳桐
血液型 A型
身長 165センチ
趣味 酒
出典:公式サイト

Twitterは @teikyo0130 です。

https://twitter.com/teikyo0130/status/1246626175423631361





美の壺ゲスト:講談師 一龍斎貞水(いちりゅうさいていすい)

講談師初の人間国宝、一龍斎貞水(いちりゅうさいていすい)さんが、講談の特徴について語ります。

講談師ならば必ずやるのが、三方ヶ原軍記(みかたがはらぐんき)。
なかでも合戦の場面を描いた「修羅場読み(しゅらばよみ)」が講談師の必須科目だそうです。

実演してもらうと確かに臨場感が伝わってきますね。

人間国宝の講談師、一龍斎貞水さんは2020年12月3日、肺炎のため死去なさいました。81歳でした。ご冥福をお祈りいたします。

https://twitter.com/bunrakukimono/status/1336643924119580674



美の壺ゲスト:講談師 神田伯山(かんだはくざん)さん

2020年2月に上野末広亭(うえのすえひろてい)で行われた襲名披露。
主役は「神田松之丞(かんだまつのじょう)」さんから真打になり「神田伯山(かんだはくざん)」さんを襲名。「松之丞改め六代目神田伯山 真打昇進襲名披露興行」をにぎにぎしく行ないました。

プロフィールは以下の通り。

芸名 神田 伯山(かんだ はくざん)
本名 古舘 克彦(ふるたち かつひこ)
生年月日 昭和58年6月4日
芸種 講談
階級 真打
出囃子 滝流し
出典:公式サイト

高座で語る伯山さんの後ろに飾られていた幕には武蔵大学から贈られたものなのでしょうね。

立川談志に心酔していた伯山さんは、落語家にはならず講談師を志して神田松鯉(かんだしょうり)さんに2007年11月入門。真打昇進前の二つ目時代に数百人の聴衆を集めていた人気者です。

伝統というのは今のお客様によせ過ぎず、寄せなさすぎないのが大事と語ります。

たとえば美文調を生かすなら「卍巴(まんじどもえ)と降る雪の中」という言葉は生かしたいが、それではわからないのでそのあとで
分かりやすい言葉で補足するそうです。

ちなみに、卍巴(まんじどもえ)は入り乱れた状態のことだそうです。

らら子も実際に神田松之丞の時に、高座でこの演目を聞いたことがありますが、その時は「卍巴(まんじどもえ)と降る雪の中」って意味わかりますか皆さん、わかんないですよね??というようなアドリブでした。




美の壺:2つ目のツボ「高座を盛り上げる名脇役」

薬研堀不動尊の張り扇供養

講談に欠かせないのが張り扇(はりおうぎ)。

中央区東日本橋の薬研堀不動尊では、年末に講談で使う張扇の供養会が行われます。

東京別院 薬研堀不動院 

講談は江戸時代に両国広小路での辻講釈が起源とされており、記念碑もあるそうです。(出典:中央区観光協会特派員ブログ)

https://twitter.com/teikyo0130/status/945871174898106368




美の壺:ゲスト 講談師 宝井琴柳(たからい きんりゅう)さん

張り扇に人一倍こだわりを持っている講談師の宝井琴柳さんが登場します。

琴流さんの張り扇は28センチから30センチ その日の気分屋尺代との相性によって使い分けているそうです。

材料となるのは、茨城県常陸大宮市で作られている「西の内紙(にしのうちし)」

明治時代から続く和紙工房「紙のさと」四代目の菊池大輔さんが登場します。

原料の那須楮(なすこうぞ)は、土地がやせて寒暖差が激しいこの地では小さくしか育たず、その分、緻密な繊維となり丈夫な和紙になると話してくれました。

多くの講談師は張り扇を自分の手でつくるそうです。竹の芯にアツがみつけ、西の内紙をまいていきます。

宝井琴流さんは音が柔らかくなるからと多めに紙をまきます。上部に僅かに隙間を開けることで音がよく響くそうです。




美の壺:ゲスト 講談師 神田山緑(かんださんりょく)さん

釈台にこだわるのは、神田山緑(かんださんりょく)さん。

どんどんいいものが欲しいと、10台目となる釈台を誂えることにしました。

長野県木曽地方の木工職人山戸忠(やまとただし)さん。

工房は、家具木工山戸 です。

山緑さんの釈台を作るのは2回目ですが今回は持ち運べるように組み立て式のオーダー。
1回目はヒノキ、今回は栗を使います。天板の厚みは音のバランス1.5センチ。
脚の部分は格子状にして軽く仕立てることに。

講座で講談師より目立ってはいけないといわれる釈台ですが、体が大きい山緑さんはあえて木目の目立つ存在感のあるものを作りました。

完成品が届いてご満悦です。




美の壺:最後のツボ「時代を読み伝統をつむぐ」

美の壺:ゲスト 講談師 四代目・旭堂南陵(きょくどうなんりょう)さん

関西の講談師の重鎮、旭堂南陵(きょくどうなんりょう)さんは講談師の登場する浮世絵を集めています。

昔は、講談師は歌舞伎のせりふを勉強し、歌舞伎役者もよく講釈場に足を運んでいたといいます。

旭堂南陵さんが最も大事にしているのは、安達吟光(銀光)「講談一席讀切(こうだんいっせきよみきり)」という、歌舞伎役者が講談の場面を演じている浮世絵集。

国立国会図書館のサイトで観ることができます。

また、明治時代の講談師の松林伯圓(しょうりんはくえん)は、時事ネタをいち早く講談に仕立てるのがうまかったそうです。

テレビがなかった当時は、人々は事件の全貌を知るために伯圓の創作講談を聴きに講釈場に通ったといいます。




美の壺:ゲスト 講談師 神田すみれさん

創作講談に取り組む神田すみれさん。釈台にこだわる山緑さんの師匠でもあります。

埼玉県深谷市にある「渋沢栄一記念館」を訪ねて取材しています。

新一万円札の肖像に選ばれた渋沢栄一について本を読んだらすごい人だと思い、渋沢栄一を題材にした創作講談を考えました。

講談を知らない人も渋沢栄一を知らない人でもわかりやすいようにセリフを多用することにしました。

番組中では、岩崎弥太郎と渋沢栄一の会話の部分が放映されました。




美の壺:再放送・バックナンバー情報

美の壺・合わせて読みたい バックナンバー

NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。

2020 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。

こんにちは、らら子です。 毎回楽しみにしているNHK『美の壺』。2020年の放送一覧をまとめてみました。お役に立てれば幸いです。 ...

2019年はこちらです。

こんにちは、らら子です。 2019年7月から始めたこのブログ。記事もたまってきたので月別放送一覧を2019年バックナンバーにまとめてみまし...

ご参考になさってくださいね。




美の壺・放送予定。再放送はいつ? NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。

今回の『美の壺』初回放送は2020年4月10日でした。番組内容もこの時点のものです。
放送スケジュールは2020年4月現在で、
Eテレ「美の壺・選」の放送は、日曜日午後11時~、再放送は毎週木曜日午前11時~です。
BSプレミアム「美の壺」は毎週金曜日午後7時30分~、再放送は毎週土曜日午前6時45分~です。
BS4Kは、BSプレミアムと同じ毎週金曜 午後7時30分
再放送は回数が増えて、日曜日午前6時45分、月曜日午後4時00分、金曜日午前9時00~の3回あります。
キレイな画質のBS4Kは美の壺のような番組にはピッタリですね!

NHKオンデマンドなら月額の見逃し見放題パックや単品視聴ができます。月々500~600本の番組が放送当日または翌日から見られます。

最近では「ないエンタメがない」がキャッチコピーのU-NEXT(ユーネクスト)も話題ですね。最初の31日間は無料おためし期間だそうです。




【参考サイト】

番組公式ページ https://www4.nhk.or.jp/tsubo/
放送予定 https://www4.nhk.or.jp/tsubo/
再放送予定 https://www4.nhk.or.jp/tsubo/2/
NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/
NHK クロニクル  https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/
NHKの旧美の壺詳細サイト https://www.nhk.or.jp/tsubo/program/




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