吉田玉也(よしだ たまや)さん のWiki的プロフ:じっくり熟練の中堅人形遣い

こんにちは~。 らら子です。

今回は、人形遣いの吉田玉也(よしだたまや)さんをご紹介します。
中堅の人形遣いとして、重要な老け役や勇壮な役でで舞台に厚みを出していらっしゃいます。

こちらが吉田玉也さん。ナチュラルな白髪が特徴です。


どんな方なのでしょうか?早速プロフィールを見ていきます。




吉田玉也さんのプロフィール、年齢や出身、芸歴は?

こちらがプロフィールです。

誕生日:昭和20(1945)年6月13日
出身地:福井県
本 名:山下康次

[芸 歴]

  • 昭和46(1971)年 7月 二代吉田栄三(よしだ えいざ)に入門
    • 吉田栄光(よしだ えいこう)と名のる
  • 昭和47(1972)年 4月 大阪・朝日座で初舞台
  • 昭和50(1975)年 1月 吉田玉昇(よしだ たましょう)の預り弟子となる
  • 昭和54(1979)年 4月 初代吉田玉男(よしだ たまお)の預り弟子となる
    • 吉田玉也(よしだ たまや)と改名

[受賞歴]

  • 昭和60(1985)年 8月 昭和59年度因協会奨励賞
  • 平成 4(1992)年 1月 平成3年度文楽協会賞
  • 平成19(2007)年 4月 第26回(平成18年度)国立劇場文楽賞文楽優秀賞
  • 平成22(2010)年 4月 第29回(平成21年)国立劇場文楽賞文楽優秀賞
  • 平成30(2018)年 4月 第37回(平成29年度)国立劇場文楽賞文楽優秀賞





吉田玉也さんの入門のきっかけ・経歴

玉也さんは、福井県の生まれ。
文楽とは縁のない家庭に育ち、人形の表現の豊かさに圧倒されて、文楽の魅力に取りつかれたそうです。
大学を卒業し社会人経験を経て、二代目の吉田栄三(よしだ えいざ)さんに入門します。
吉田栄光(よしだ えいこう)と名のって初舞台です。その時すでに26歳です。

ちなみに現在の文楽研修生の年齢制限がおよそ23歳です。26歳で入門というのは、現在に比べてもかなり遅い入門ですね。

昭和49(1974)年に師匠が亡くなると翌昭和50(1975)年に吉田玉昇(よしだ たましょう)さんの門下に移ります。さらに昭和54(1979)年に、初代吉田玉男(よしだ たまお)さんの門下に移り、名前を吉田玉也(よしだ たまや)と改名しました。

大人になってからの入門、お師匠さんも次々と代わり、人知れずいろいろご苦労があったのではないかと想像します。ご本人は着実に修業を積まれ、入門以来、コンスタントに受賞を重ねていらっしゃいます。

玉也さんの特技や趣味、SNSなどは見つかりませんでした。たぶん、趣味も特技も人形でしょう。




らら子的萌えポイント:文楽を守る戦士

老け役の重要な役を使うことが多い玉也さん。穏やかな風貌ですが、私の印象は「戦士」。
しかもなぜか横文字Warrior(ウォーリアー)が思い浮かびます。

内に秘めた熱い闘志をお持ちの方とお見受けします。

吉田玉也さんのお名前で検索すると出てきますが、2012年に文楽協会が補助金問題に揺れたことがあります。当時の大阪市長が文楽協会への補助金を既得権益と批判し、補助金カットを宣言したものです。

この時に玉也さんは、文楽の将来のためと市長との公開討論に応じました。
当時の読売新聞のインタビューでは、玉也さんは以下のように語られました。

「補助金を頂いている以上は頭を低くしてお願いするしかない。だが、文楽の修業は一生でも足りないこと、効率が悪くお金もうけには結びつかないことを分かってもらいたい」

玉也さんの謙虚なお人柄、文楽への愛、後世へ伝えたいという思いが伝わってきます。

吉田玉也さんの、これからもますますのご活躍をお祈りしております。





参考にさせていただいたサイト

公益財団法人 文楽協会 https://bunraku.or.jp/index.html

玉也さんインタヴュー
http://tiiibikuro.jugem.jp/?eid=759(2012年10月1日 読売新聞)




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