こんにちは~。らら子です。
今回のNHK 『美の壺』は、「レトロを楽しむ 路面電車」
のどかな路面電車に意外な歴史も!番組で紹介されたスポットやお店をご紹介。
NHK Eテレ「美の壷」で路面電車 2月17日からの週間鉄道テレビ | RailLab ニュース(レイルラボ) https://t.co/pLtjJpHY5L via @RailLabNews
— ぶぶ (@imRLLXRlsIDhnyz) February 16, 2020
いざ、ノスタルジックなチンチン電車ワールドへ。
美の壺:放送内容、出演者情報
【番組予告】
ノスタルジックな姿が、大人気の「路面電車」
▽北海道「函館市電」と、名建築のベストショット!
▽京都「嵐電」からの車窓風景!
▽大阪「阪堺電車」には、90年以上走り続ける日本最古の現役車両が!
▽長崎では、水戸岡鋭治さんによる最新デザイン!
▽地震4日後に運行再開した「熊本市電」の音
▽漫画やドラマになった、広島の路面電車。漫画のモデルとなった元運転手の女性が、路面電車の思いを語る!<File497>出典:番組公式ホームページ
【ゲスト】諸河久,水戸岡鋭治,
【出演】草刈正雄 木村多江(語り・ナレーション)
美の壺:ゲスト 諸河久(もろかわ ひさし) さん カメラマン
鉄道写真の第一人者、諸河 久 (もろかわ ひさし)さんが、函館の路面電車の撮影スポットと撮り方を指南してくれます。
諸河さんのプロフィールはこちら
諸河 久 (もろかわ ひさし、1947年11月13日 – )は、東京都中央区新富出身の、日本の鉄道カメラマン。 人物・来歴[編集]. 日本大学経済学部卒業; 東京写真専門学校(現・
東京ビジュアルアーツ)卒業; 雑誌「鉄道ファン」カメラマンを経て、フリーカメラマンに転向。
出典:ウィキペディア
美の壺:ゲスト 水戸岡鋭治(みとおか えいじ)さん インダストリアルデザイナー
JR九州の豪華列車「ななつ星」や「或る列車」のデザインを手がけた水戸岡 鋭治さんが登場します。
プロフィールはこちら。
水戸岡 鋭治(みとおか えいじ、1947年7月5日 – )は、日本のインダストリアルデザイナー(工業デザイナー)、イラストレーター。 岡山市吉備津(現:北区)出身。ドーンデザイン研究所代表取締役。九州旅客鉄道(JR九州)デザイン顧問、他
出典:ウィキペディア
美の壺:1つめのツボ「街に寄り添う」
番組に登場した路面電車。レア車両に乗ってみたいですね。
北海道「函館市電」
函館観光ではおなじみの函館市電(はこだてしでん)。
行きかう営業車両の中、昭和26年(1951)から就役する「530号」は、函館市電で最も古い営業車両です。製造時からの車体がほぼそのまま使われており、2020年で70年を迎える最古参です。
写真家の諸河さんが撮影スポットを紹介してくれました。
- 【末広町電停付近】 函館港と八幡坂と明治時代の建物
- 【十字街】 旧丸井百貨店(函館市地域交流まちづくりセンター)
- 【青柳町電停付近】 路面電車だけが際立って見えるスポット
あーたしかに。そういう写真を見たことがあるかも。どれもなるほど納得です。
京都「嵐電」
京都府京都市下京区の四条大宮駅から右京区の嵐山駅までを結ぶ嵐電(らんでん)こと嵐山電鉄。なんといっても車窓からの眺めが最高です。春夏秋冬、季節それぞれに多くの人々を魅了します。
女優の中村彩実(なかむらあやみ)さんは、太秦(うずまさ)にある東映京都撮影所に嵐電で通っています。中村さんお気に入りのスポットを紹介してくれました。
民家の軒先をかすめるように進んだり、お花見スポットがあったり。地元ならではの見どころを教えてくれました。
美の壺:2つ目のツボ「小さな別世界」
▽大阪「阪堺電車」
大阪市民の足、阪堺電車(はんかいでんしゃ)こと阪堺電気軌道には、90年以上走り続ける日本最古の現役車両がいます。
その名も、「阪堺電気軌道モ161形電車(はんかいでんききどうモ161がたでんしゃ)」
昭和3年生まれです。この形の車両は以前は16両あったそうですが、今は4両だけ。この車両にしかない独特の部品も多くあります。
衝撃をやわらげるための板バネ、運転席後ろのコーナー飾り、真鍮(しんちゅう)の手すりなどです。
もう手に入らない部品は他の車両から持ち寄るなどして、少しずつ姿を変えながら現役で働いています。
車両整備の大國浩輔さんは、「一生懸命整備を続けてずっと憧れられる存在であり続ければ」と語ります。
▽長崎「長崎路面電車」
長崎路面電車こと長崎電気軌道 からは65年前に作られた車両を3年前にリニューアルした車両が登場します。真っ青でひときわ目立つ車両。その名も「みなと」。
窓枠はムクの木。椅子は好きな色が選べるように一つ一つシートが異なっています。九州の豪華列車「ななつ星」をデザインした水戸岡さんがブルー基調の豪華車両デザインをてがけ、話題になりました。
天井には本物の船舶用の照明、窓には教会をイメージしたステンドグラス、「長崎くんち」の絵が掛かっています。
たった一両しかない「みなと」。観光客も地元の人も楽しんでいます。
豪華列車に路面電車の料金で乗れるっていいですね。
https://twitter.com/mai_nagasaki/status/849417853509828609
美の壺:最後のツボ「希望を乗せて走る」
▽熊本「熊本市電」
熊本市交通局熊本市電は、2016年14日と16日の熊本地震により、16~18日にかけて、市電全線で運転見合わせが続きました。
しかし関係者の不眠不休の懸命な復旧作業の結果、19日の始発から運転再開します。その驚異的な復旧の早さは、不安な毎日を過ごす熊本市民に希望を与えました。
復旧作業の指揮をとった熊本市交通局の島田裕士さんは当時をふりかえり、「一分一秒でも早く走らせたいというのはみんなの共通意識としてあった」と語ります。
早くやってしまうのではなくあわてず進め、三回の試運転で安全を確認した後に、運転を再開しました。
▽長崎次郎喫茶室 店長 長崎圭作さん
熊本市中央区新町にある熊本市内最古の書店、長崎次郎書店。
その書店の2階にある長崎次郎喫茶室の店長の長崎圭作さんも、運転再開をよろこんだ一人です。
喫茶店の窓際の席からの景色が長崎さんのお気に入り。路面電車がよく見えます。長崎さんは、路面電車が走る音で運転再開を知ったといいます。
https://twitter.com/ichijou5759/status/1218356747913445377
▽広島の路面電車
広島市民の足、広島電鉄広島市電。広島の原爆で被爆した車両が今も現役で動いています。
被爆電車の651号、652号です。
原爆投下から71年目の今日、被爆電車の651号652号は朝から2本とも動いていました。これからも広島の足として、そして歴史の生き証人として末永く走ってもらいたいです。 pic.twitter.com/DXI65GUR4y
— t a n i k o u 7 6 8 (@tanikou768) August 6, 2016
(tanikou768さんアップありがとうございます。)
広島原爆:漫画のモデルとなった路面電車元運転手の女性
さすらいのカナブンさんは、祖母の姉妹である増野幸子さんの被爆体験を漫画にしました。
さすらいのカナブン 作 『ヒロシマを生きた少女の話』
原爆の日ということで、祖母の被爆体験漫画をリンクしとく。今年は従姉妹の増野幸子さんの被爆体験も制作中で、途中のものが読めます→【ヒロシマを生きた少女の話】※画像クリックでページがめくれますhttp://t.co/pSHBg0oJKj pic.twitter.com/ON6dy1AP7N
— さすらいのカナブン (@sasurai_K1) August 5, 2014
母の従姉妹、広島電鉄家政女学校二期生の増野幸子さんの被爆体験を漫画にしたものです。原爆マンガ二作目、全99ページ予定。筆が遅いため更新ゆっくりです。
https://rookie.shonenjump.com/series/X1vJnKYU9m8
車両に乗って懐かしそうに当時のことを語る増野幸子さん。原爆投下時に体調を崩して寮で寝ていたという増野さんは、背中にガラス片が114個も刺さっていたといいます。
ご自身でも被爆の体験を今に伝えていらっしゃいます。「残してほしいですねえ、憧れの電車だから」と語ります。
美の壺:再放送・バックナンバー情報
美の壺・合わせて読みたい バックナンバー
2020年の現時点までのバックナンバーです。
2019年のバックナンバーです。
美の壺・放送予定。再放送はいつ? NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。
今回の『美の壺』初回放送は2020年2月21(金)でした。番組内容もこの時点のものです。
Eテレ「美の壺・選」の放送は、日曜日午後11時~、再放送は毎週木曜日午前11時~です。
BSプレミアム「美の壺」は毎週金曜日午後7時30分~、再放送は毎週土曜日午前6時30分~です。
BS4Kの放送も始まりました。『美の壺』は基本的に木曜日放映が多いですが、時
間帯は不定期なので要チェックです。
NHKオンデマンドなら月額の見逃し見放題パックや単品視聴ができます。月々500~600本の番組が放送当日または翌日から見られます。
【参考サイト】
番組公式ページ https://www4.nhk.or.jp/tsubo/
放送予定 https://www4.nhk.or.jp/tsubo/
再放送予定 https://www4.nhk.or.jp/tsubo/2/
NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/
NHK クロニクル https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/
NHKの旧美の壺詳細サイト https://www.nhk.or.jp/tsubo/program/