こんにちは~。らら子です。
今回は人形遣い(にんぎょうづかい)の吉田玉佳(よしだたまか)さんを紹介します。玉佳さんは師匠の吉田玉男さんの扱う人形の左手を担当する左遣い(ひだりづかい)としても、重要なお役をささえています。
トークショーなどで素顔を拝見すると、いかにも優しそうなシャイな笑顔と、ドラえもん的な体型(失礼)がキュートです。
申し上げ升!
本日18日は「かみなり太鼓」の舞台稽古。
大道具、照明、音響のテストも順調で、
トロ吉さんは無事、宙を翔んで天に帰って行きました。
楽屋前でトロ吉さんと吉田玉佳さんとごいっしょに記念撮影。
明日、もう1回お稽古があって、あさって20日(土)が初日です。
お楽しみにーっ! pic.twitter.com/d9Sk2use2l— 小佐田定雄 (@osadasadao1) July 18, 2019
上の写真は2019年令和初の文楽劇場の夏休み公演『かみなり太鼓』のトロ吉役。宙乗りをこなす大活躍で話題になりました。
2021年4月文楽公演では刀剣乱舞×文楽コラボで話題の『小鍛冶』で小鍛冶を遣います。
とうらぶ×文楽コラボ!2021年4月文楽公演『小鍛冶』 宝刀・小狐丸誕生秘話『刀剣乱舞-ONLINE-』【大阪・国立文楽劇場】
目次
吉田玉佳さんのwiki的情報、年齢や出身、芸歴、受賞歴は?
さて、玉佳さんはどんな方なのでしょうか?さっそくプロフィールを見ていきます。
[経歴]
- 誕生日:昭和40(1965)年3月4日
- 出身地:大阪府
- 本名:前野直
[芸 歴]
- 昭和58(1983)年 国立劇場文楽第9期研修生となる
- 昭和60(1985)年 4月 初代・吉田玉男に入門、
- 吉田玉佳(よしだたまか)と名のる
- 国立文楽劇場で初舞台
[受賞歴]
- 平成14(2002)年 1月 第19回咲くやこの花賞(演劇・舞踊部門)
- 平成18(2007)年 3月 第34回(平成17年度)文楽協会賞
- 平成21(2010)年 1月 平成19年度因協会奨励賞
- 平成22(2011)年4月 第29回(平成21年)国立劇場文楽賞文楽奨励賞
- 平成25(2013)年 9月 平成25年度大阪文化祭賞グランプリ
- 令和2(2020)年4月 第 39 回(令和元年度)国立劇場文楽賞奨励賞
玉佳さんは高校時代に文楽と出会い、昭和58(1983)年文楽協会研修生になり、初代・吉田玉男さんに入門します。
長い間、足遣い(あしづかい)として師匠の大きなお役の両足を担当し、今は左遣いとして当代の玉男さんをささえています。
人形をメインで扱う主遣い(おもづかい)としては、立役(男の脇役)が多く、着実で安定感のあるなーと思いながら見ています。玉佳さんの武将なんて渋くてかっこいいですよ♡
順調に受賞を重ねて、平成14(2002)年 1月第19回「咲くやこの花賞」を受賞します。この賞は、いろんな有名な人が受賞する大阪の大きな賞です。
そして、公演開始前の「とざいーとーざい(東西東西)」という」口上も担当するほど、エエ声の持ち主です。
吉田玉佳さんの入門のきっかけは?WebページやFacebook、インスタグラムやTwitterは?趣味はある?
トークショーなどでの証言によると、玉佳さんの入門のきっかけは、
「親戚のおばさんにしつこく勧められたから」
【オバサンが文楽に】吉田玉佳。昭和58年国立劇場第9期研究生になる。昭和60年4月吉田玉男に入門。平成14年咲くやこの花賞等受賞歴多数。歴代名人の左遣いを勤めてきた。平成29年夏「金太郎の大ぐも退治」では金太郎を遣った。#文楽 #文楽絵 #天絵 #ikkikote #吉田玉佳 pic.twitter.com/YqgWg2VHUr
— 大阪の文楽、落語、歌舞伎の面白さを伝える古典芸能案内人・天野光 (@amanohikaru2) August 29, 2017
こんなすばらしいツイートが(*’▽’)!愛されキャラです♡
文楽好きなおばさまがいらっしゃるんですね。そんな理由で厳しい修業へ??
初めて文楽を見たのは高校3年生。文楽ファンの叔母に勧められて足を運んだが、人形の美しさ、太夫と三味線が醸す迫力に衝撃を受けた。技芸員を養成する国立劇場の「文楽研修生」に合格。2年間の研修終了後、85年に玉男に弟子入りした。「かっこよさ、遣いっぷりの良さがピカイチ。憧れた」という。
出典:日本経済新聞 若手に期待集まる 住大夫引退後の文楽界
おばさまGJです!
師匠の玉男さんもシャイな方ですが、さらにシャイな玉佳さん。
SNSとかやってなさそうな予感はしましたが、やはり残念ながらご本人のTwitterやFacebookは見つかりませんでした。見つかったら追記しますねー。
らら子の萌えポイント
実はワタクシかなり好きです玉佳さん。
ロビーや劇場周辺ですれ違うと、ついつい「たまかさーん」とか話しかけてしまうあやしいおばさんになるらら子。
人形遣い最高身長の吉田玉助さんと、ほのぼの体型の玉佳さんは、黒衣姿でもわかります!!
あ、これは体型の話ですか……。
玉男さんが出演するトークショーの実演の時には、実演後にステージ上で紹介されることもあります。
立役なので動きも激しく、玉佳さんは汗をかいて息を切らしていますが、紹介されると汗をホカホカしたまま後ずさりしていっちゃう照屋さんです。
舞台上のキリっとしたお姿と打って変わった、ふんわり笑顔にギャップ萌えです。
これからもますますのご活躍をお祈りしています!
【参考にさせていただいたサイト】
公益財団法人 文楽協会 https://bunraku.or.jp/index.html
日本経済新聞 若手に期待集まる 住大夫引退後の文楽界 2014/6/28付https://www.nikkei.com/article/DGXNASIH23001_U4A620C1AA1P00/
文楽ファンあるある | 文楽 | 早期退職者の知的生活 http://artcoordinator.com/bunraku/fan-aruaru/