桐竹勘十郎さんYoutube出演！文楽のお人形さんには筋肉があるの？アーカイブ化決定！NOSS 之守～和の心を踊る日本舞踊のエクササイズ『おうちで文楽』コロナ休演

こんにちは。らら子です。

コロナ休演が続くなか、文楽ファンの皆様いかがお過ごしですか？

元気にステイホームしてますか？？休演が続くと見たい気持ちが募りますよね。

文楽ロスに悩む皆様にこんな朗報が！

https://www.facebook.com/NOSSNihonOdoriSportsScience/posts/3156500937747050

人形浄瑠璃文楽の人形遣いの桐竹勘十郎さんがYoutubeにライブ出演されました！

◎日時：2020年5月23日（土）13時～14時
◎媒体：YouTubeにてライブ配信

そして、その配信内容は同じURLでそっくりアーカイブ化されました！配信期間は未定だそうですが、期間内は何度でも見ることができます。

盛りだくさんの内容だったので、うれしいですね。

ご出演は、桐竹勘十郎さん、湯浅景元さん、西川右近さんのお三方。

三人で対談するのを鼎談（ていだん）っていうんですね。

桐竹勘十郎さんのプロフィールはこちらもご覧ください。

湯浅景元（ゆあさかげもと）さんはスポーツ科学者。医学博士であり、中京大学名誉教授でいらっしゃいます。とても穏やかでわかりやすいお話でした。

西川右近（にしかわうこん）さんは、日本舞踊の西川流総師（そうし）。三世家元でいらっしゃいます。

本企画をプロデュースした「NOSS 之守～和の心を踊る日本舞踊のエクササイズ」(http://noss.jp/)の考案者であり、 NOSS協会理事長でもあります。

途中で映像が止まったり、慣れないことが多かったけど楽しかったと勘十郎さん。説明し忘れた分をFBにアップしてくださいました。

人形遣いとして、立役も女方も自在に演じる勘十郎さん。実は、無類の動物好きで、動物の人形を作ったり動かしたりするのもお手の物です。

そんな勘十郎さんの動画は国立劇場の公式チャンネルでも楽しめます。

https://bunrakukimono.com/styahome-bunraku-6620

↑の動画まとめでは、人形作りだけでなく、トンカチを持っても、舞台演出家としてもピカイチの様子が見られます。

https://bunrakukimono.com/stayhome-chuushinngura-6648

↑の動画は、2019年大阪で上演された仮名手本忠臣蔵のダイジェスト版のまとめです。渋いしぶい勘十郎さんが見られますよ。

それぞれ、スポーツ科学×日本舞踊×伝統芸能の第一人者が顔をそろえてどんな話が飛び出すか楽しみにしていましたが、予想をはるかに上回る楽しさでした！

筋肉と人形。知らないことがいっぱいでとても勉強になりました。

日頃お忙しいお三方がこうやって時間を合わせてライブ配信にご出演て、こんな時でないと実現できないですよね。

それぞれの第一人者の方の意気投合してお話がはずんでいる様子は、こちらも刺激的でしたし、途中で映像の不具合が出たときもそれぞれの温かいお人柄が伝わってきて、ほのぼのしました。

人形のお衣装が筋膜の役割をしているとか、二の腕を張っていると若々しく見えるとか、ふだんなんとなく舞台を拝見しているだけではわからないことがたくさんありました。

なにより、勘十郎さんが人形をお遣いになる様子をこんなにアップで見られるとは、本当に贅沢な時間でした。足を遣う勘十郎さんは今やレア映像ですね。

３月からの休演続きで、人形遣いの方々はお稽古もできない状態。特に普段と違う姿勢や動きを身につける必要がある若い足遣いの方々は、お稽古ができないことによって体からその動きが抜けてしまわないかと勘十郎さんが心配していらっしゃいました。

一日も早くコロナが終息してほしいですね。

NOSS協会事務局の方々、ありがとうございました。日本舞踊もぜひ拝見したいと思います。

それではみなさまSTAY HOMEでご安全に！