桐竹勘十郎(きりたけ かんじゅうろう)さん:『にほんごであそぼ』出演!姉は三林京子さん!文楽のファンタジスタのWiki的プロフ

こんにちは~。 らら子です。

今回は、文楽のファンタジスタの呼び声高い、人形遣いの三世桐竹勘十郎(きりたけ かんじゅうろう)さんをご紹介します。NHK『にほんごであそぼ』で見たことある方も多いのでは。

同じくNHK『ちかえもん』で人形の監修や出演もしています!そしてしぶいイケメンです♡

三世 桐竹 勘十郎さんの投稿 2019年5月27日月曜日






桐竹勘十郎さんのプロフィール、年齢や出身、芸歴は?父は二世桐竹勘十郎さん(人間国宝)。

ではさっそくプロフィールです。

誕生日:昭和28(1953)年3月1日
出身地:大阪府
本 名:宮永豊実

[芸 歴]

  • 昭和42(1967)年 7月 文楽協会人形部研究生となる
    • 三代吉田簑助(よしだ みのすけ)に入門。
    • 吉田簑太郎(よしだ みのたろう)と名のる
  • 昭和43(1968)年 4月 文楽協会技芸員となり大阪毎日ホールで初舞台
    • 初役は、『壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき』の「阿古屋琴責の段(あこやことぜめのだん)」の水奴(みずやっこ)
  • 平成15(2003)年 4月 大阪・国立文楽劇場において桐竹勘十郎を襲名披露
    •  『絵本太功記(えほんたいこうき)』「尼ケ崎の段(あまがさきのだん)」の武智光秀(たけちみつひで)で襲名披露
  • 平成15(2003)年 5月 東京・国立劇場において桐竹勘十郎を襲名披露
    • 「絵本太功記・尼ケ崎の段」の武智光秀で三世桐竹勘十郎と名のる

桐竹勘十郎さんは、文楽本場の大阪の生まれ。住吉大社の近くで育ったそうです。
父は人間国宝の二世桐竹勘十郎さんです。14歳で父の弟弟子の吉田簑助さんに入門。吉田簑太郎(よしだ みのたろう)となり、15歳で初舞台です。

平成15(2003)年には、桐竹勘十郎を襲名して、三世桐竹勘十郎さんとなりました。




桐竹勘十郎さん、父から受け継いだ立役、師匠から引き継いだ女形、動物役も大好き。

人形遣いの息子に生まれた勘十郎さんですが、お父さんには入門しませんでした。これは父子だと甘えがでてしまうという判断だそうです。

「人形遣いになりたい」という当代に、父は「(自分の弟弟子(おとうとでし)の吉田)簑助(みのすけ)のところへ行け」と告げた。本来なら手元で育てたいと思うところだが、二代目は自らに甘えを禁じ、信頼する弟弟子に息子を託したのである。

出典:【父の教え】文楽人形遣い・桐竹勘十郎さん 「目いっぱい動かせ 限界を知れ」https://www.sankei.com/life/news/180829/

14歳の時に入門した吉田蓑助(よしだ みのすけ)さんは女形の名手で、父の二世桐竹勘十郎さんは立役(男役)の名手。

勘十郎さんは両方のよさを身につけて、若い頃から評判が高かったとのこと。




桐竹勘十郎さんの受賞歴がすごすぎる。書ききれない。

勘十郎さんの受賞歴を転載しようと思いましたが、多すぎるのでやめました(;’∀’)

昭和48(1968)年 2月 国立劇場奨励賞の初受賞を皮切りに、毎年のように受賞して約50賞。

主なところを抜き出すと、以下の通り。

昭和61(1986)年 2月 第3回咲くやこの花賞
平成 7(1995)年 3月 芸術選奨文部大臣新人賞
平成11(1999)年 3月 第20回松尾芸能賞(優秀賞)
平成20(2008)年 3月 芸術選奨文部科学大臣賞
平成20(2008)年11月 紫綬褒章
平成22(2010)年 5月 平成21年度(第66回)日本芸術院賞
平成22(2010)年11月 大阪市市民表彰
平成28(2016)年 1月 第57回毎日芸術賞(演劇・邦舞・演芸部門)
平成30(2018)年 8月 第38回伝統文化ポーラ賞 優秀賞
平成31(2019)年 4月 第38回(平成30年度)国立劇場文楽賞文楽大賞
令和 2(2020)年 3月 令和元年度大阪文化祭賞<第一部門>

その合間は国立劇場や文楽協会の賞で埋まってる感じです。

らら子の見識不足でもっと重要な受賞を記載し漏れているかもしれないのは先にごめんなさい。

詳しくは文楽協会の人形遣いの部(https://bunraku.or.jp/pup/)にアクセスして、桐竹勘十郎さんの顔写真のプロフィールを見てくださいね。





桐竹勘十郎さんの姉は三林京子さん

お姉さんは女優の三林京子(みつばやし きょうこ)さんです。

三林京子さんは女優としNHKの朝ドラ『スカーレット』など8作品に出演するベテラン。テレビや舞台に出演のほか大学教授を務めたこともあります。

桂米朝(かつら べいちょう)事務所に所属する落語家の三代目桂すずめさんとしての活動もあります。桂すずめさんもエッセイなどの著書があります。才能豊かな姉弟ですね。

勘十郎さんいわく、「おやじの親分肌な性格は姉がまるごと引き継いだ」そうです(出典:https://digital.asahi.com/articles/ASN4G62RMN4BUCLV00H.html)

三林京子さんについては詳しくはこちらもご覧くださいね。

こんにちは~。らら子です。 NHKの朝ドラ『スカーレット』(2019年下半期)で大ブレークといえば、女中(じょちゅう)の大久保さん役の三林...





桐竹勘十郎さんの息子は吉田簑太郎さん

息子さんも同じく人形遣いで、吉田蓑太郎(よしだ みのたろう)さんです。

蓑太郎さんも平成12(2000)年に三代目吉田蓑助サマに入門しています。父子で師弟とはならず、父子で兄弟弟子になったのですね。

やはり、先代の勘十郎さん同様、親子では甘やかしてしまうと思われたのでしょうか。または当代の勘十郎さんがつねづね言うように、「父からはその左や足を遣った記憶で立役の、それぞれ至芸を「盗めた」」ことがおおきいのでしょうか(出典:https://digital.asahi.com/articles/ASN4G62RMN4BUCLV00H.html)。

いずれにしても子を思う親心ですね。

吉田簑太郎さんについては詳しくはこちらもご覧くださいね。

https://bunrakukimono.com/yoshida-minotarou-2366




二代目・吉田玉男さんとは二代にわたるよきライバル。「たまおくん」「かんちゃん」と呼び合う仲に??

これは現代文楽史に残るできごとだと思っているのですが、勘十郎さんの入門には語り継がれるエピソードがあります。

勘十郎さんが入門した昭和42(1967年)当時。東京オリンピックが成功し、大坂万博へむけて人々の気持ちが浮き立っているころ。

世の中はは好景気でしたが文楽は人手不足でした。

そのころ、大坂にあった朝日座で「絵本太閤記(えほんたいこうき)」が上演されることになりましたが、登場人物が多すぎて人手がたりません。

人形遣いの息子である勘十郎さんも駆り出されることになります。

そこで勘十郎さんは同じく駆り出されてきた同い年の中学生、未来の吉田玉男さんとも知り合います。

玉男さんは文楽とは縁のない家に育ちましたが、近所に人形遣いの吉田玉昇(よしだたましょう)さんが住んでいたそうです。

その時玉昇さんは名リクルーター振りを発揮して、近所に住む中学生の玉男さんに声をかけます。のちに玉男さんは「近所のおっちゃんにうどんで釣られた」と語っていますが、運命の出会いですね~。

アルバイト気分で文楽公演に参加して、終演後はうどんをごちそうになっていたというお二人。すぐに仲良くなり、その後ずっとともに芸をみがきあい、今の文楽人気を引っ張っています。

らら子は、玉男さん襲名前に「赤坂文楽」というイベントで、勘十郎さんと玉男さんのトークを聴いたことがあります。その時には勘十郎さんは「おやじたちのように、かんちゃん、たまおくん と呼び合う仲になりたいです。」とおっしゃってました。

実は、勘十郎さんのお父さんの二世・桐竹勘十郎さんと、玉男さんの師匠の初代・吉田玉男さんも当時の文楽をささえる2トップ。ライバルであり仲良しだったそうです。

二代にわたるライバルで親友。きゅんきゅんしちゃいます( *´艸`)



「にほんごであそぼ」のレギュラーで「プロフェッショナル 仕事の流儀」「美の壺」などテレビにも出演多数。

マスメディアへの露出の多い勘十郎さん。NHKの「にほんごであそぼ」では「人形浄瑠璃文楽」コーナーのレギュラーでおなじみです。

その他のレギュラーはこちらもご覧くださいね。

こんにちは!らら子です。 Eテレ『にほんごであそぼ』人形浄瑠璃文楽(にんぎょうじょうるりぶんらく)コーナーの出演者の情報をまとめました...

このコーナでは文楽の公演で実際に使われている本物の人形が登場します。

同じくNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀 世界遺産スペシャル 世界とのことに誇る、日本の魂」(2016年9月12日19:30〜)など多数の番組にご出演。近松門左衛門をモデルにしたNHKドラマ『ちかえもん』でも監修しています。

勘十郎さんがきっかけで文楽に目ざめる人も多いですよね。




勘十郎さんは動物好きで「にほんごであそぼ」の人形制作も担当。

人形遣いさんは人形を作ったり、衣装を着つけたりします。

なので、器用でないとつとまらないお仕事ではありますが、中でも勘十郎さんは器用なようです。

「にほんごであそぼ」では、からくり仕掛けがあって変化する人形や、可愛くてユーモラスな動物の人形も出てきて楽しいです。

この動物たち、勘十郎さんの手作りもあります。しかも勘十郎さんの愛犬がモデルになっていたりするそうです。

動物園に行ってじっと動物の動きを観察するのが大好きという、勘十郎さんならではの出来栄えです。

がっかり顔とびっくり顔、ユーモラスでかわいいですよね。





桐竹勘十郎さん:多彩な趣味と特技!元マンガ家志望、エッセイ上手、日曜大工、達郎ファン

勘十郎さんといえば絵がうまいことでも有名です。

人形遣いを志す前はマンガ家になりたかったそうです。ひいきに配るグッズや手ぬぐいにも勘十郎さんが書いたイラストが入っています。

さらに文才もあって、エッセイの連載もあります。

2020年春のステイホーム期間には、文楽の資料を整理したり読み込んだりするほか、大好きな大工仕事で癒されたそうです。なんと折り畳み式の卓球台を作ってご夫婦で楽しまれたとか!

つくづく表現豊かな方、控えめに言って天才ですね。

生活のBGMは山下達郎さんだそうです。達郎さんとは同い年で竹内まりやさんともども親しくしていらっしゃるとか。

そういえば中村吉右衛門さんに狐の絵を描いてもらった楽屋のれんにをNHK『美の壺』で披露していらしたし、

才能のある人同士惹きあうんですね。まぶしいお話です。

よろしければこちらもどうぞ

美の壺「魅せる、隠す、暖簾(のれん)」<File377>お店や場所はドコ?桐竹勘十郎さんと吉右衛門さんの秘話も!出演者情報もお見逃しなく!NHK美の壺




桐竹勘十郎さん:Facebook、インスタグラムやTwitterは?

話題にこと欠かない勘十郎さん。お話も上手なのでテレビや新聞への露出度ぴか一です。それからSNSも見逃せません。

勘十郎さんはFaceBookで情報発信をしていらっしゃいます。全体公開なので誰でもみることができます。

文楽人形や舞台裏の写真が見られます。お人形が大入り袋を手に持っていたり、勘十郎さんの遊び心がたっぷりで楽しいです。

「にほんごであそぼ」に登場したお手製の犬やモデルになった愛犬の写真、お弟子さんたちとの和気あいあいとした様子がアップされていて楽しいです。

舞台の合間には楽屋でご飯を炊いてちゃちゃっとマグロ丼を作ったりもしているそうですよ。

Twitterやインスタグラムは見つかりませんでした。


らら子的萌えポイント

萌えポイント満載の桐竹勘十郎さん。多すぎてあげきれませんが、とにかく花のある方だなーと思います。だれが言い出したのか、ファンタジスタの名がぴったり。

らら子は、勘十郎さんが登場すると「姫……♡」と思います。

立ち役の二枚目もかっこいいのですが、らら子的にはお姫様の役の勘十郎さんが好きです。いわゆる赤姫といわれる、真っ赤な衣装に華やかな髪飾りをつけたお姫様ですね。

ところで、紋付のイメージが多い人形遣いですが、演目によってはピンク色の華やかな衣裳や、柄のついた派手な衣装があって、これがまたよくお似合いなのです。

本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)の奥庭の狐火の段で、狐火の柄の衣裳で登場した時には、思わず「おおぉ」と客席で声を漏らしてしまいました。

狐を遣うにあたって、動物園にいって一日中狐の動きを眺めて研究していたとか、飽くことなき探究心で観客を喜ばせてくださってありがとうございますという気持ちです。

というのが伝わってきます。着実に道を歩んでいってほしいです。


参考にさせていただいたサイト

公益財団法人 文楽協会 https://bunraku.or.jp/index.html

【父の教え】文楽人形遣い・桐竹勘十郎さん 「目いっぱい動かせ 限界を知れ」https://www.sankei.com/life/news/180829/

世界文化基金 アーティストインタビューhttps://performingarts.jp/J/art_interview/0806/1.html





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