NHK『プロのおうちごはん』第2弾:気持ちアップスパイスカレー・ホットサンド・まかない天丼・フルーツゼリー・じゃがいもグラタン【コロナ自粛レシピ公開】

こんにちは。らら子です。
NHK「プロフェッショナルのおうちレシピ」第2弾が放送されました。

外出自粛が続く中、過去の『プロフェッショナルの流儀』に登場した、人気店の料理人の皆さんが、簡単・絶品レシピを自撮りで紹介してくれました。

https://twitter.com/nhk_hensei/status/1260191186247192576

第1弾~第4弾までの公開レシピのまとめサイトはこちらです。

「プロフェッショナルのおうちごはん」レシピ公開まとめ:コロナで緊急「特別企画!プロのおうちごはん」by仕事の流儀【ステイホーム】





プロのおうちごはん:第2弾ご出演のプロフェッショナルは誰?紹介されたレシピは?

ご出演は登場順に

  • カレー職人の植竹大介さん
  • パン職人竹内久典さん
  • 天ぷら職人の早乙女哲哉さん
  • 菓子職人の横溝春雄さん
  • フレンチシェフの岸田周三さん

いずれも名だたる名店の方々。さすがNHKです。

そして、おなじみ橋本さとしさんの語り。みなさん大変な状況なのに、画面のこちら側の私たちに「美味しいものを食べて元気を出してください。」と、エールを送ってくださいました。

しかも生き生きと楽しそうに調理する姿、わかりやすく伝えようという気持ちがうれしくて、ワタクシらら子、胸に迫って涙していました。さすがプロフェッショナルを究めた方々です。皆さんありがとうございました。

レシピはNHK番組公式ページから「レシピを知りたい」をクリックして見られますが、ちょっと分かりにくいところにあるので、この先もずっと見やすいようにここに貼っておきます。




プロのおうちごはん:カレー職人 植竹大介さん

最初に登場したのは、旧ヤム邸の植竹大介さん。

教えてくれたのは、「気持ちアップスパイスカレー」です。

コロナ禍で、新店オープンもストップしたままだそうですが、思いがけない食材を使ったスパイスカレーと副菜をユーモアたっぷりに教えてくれました。でも最後はもらい泣き( ノД`)






プロのおうちごはん:『気持ちアップ、スパイスカレー』レシピ

▼カレー職人 植竹大介さん。教えてくれたのは『気持ちアップ、スパイスカレー』
【材料】
ツナ缶(油が入っているタイプ)  1缶
にんにく(チューブタイプで可) およそ20g
しょうが(チューブタイプで可) およそ20g
トマト缶 1缶
カレー粉 おおさじ2杯
粉末クリーム(生クリームでも可) 1個
甘酒 約150ml
レンコン(皮付き)         適量
サラダ油    適量
ごはん 適量

(キャベツのマリネ)
キャベツ 1/2個
すし酢 適量
塩                 適量
コショウ    適量
ターメリックパウダー 適量




【作り方】
1、ツナ缶の油のみ、フライパンに入れる。
2、サラダ油を少量追加し、火をつける。
3、にんにく、しょうがを適量加える。
4、一度火を止めてから、カレー粉を大さじ2杯加える。
ポイント
ツナ缶の油は飛びやすいので要注意。焦がさないように。
5、レンコンを薄めのいちょう切りにする。
ポイント
皮に栄養があるので、皮付きがオススメ。
6、レンコンを加えて再び火をつけ、絡めるように炒める。塩・コショウ、適宜。
ポイント
オイル感が足りないと思ったら少量のサラダ油を加える。
7、トマト缶と甘酒を入れ、火を少し強くして炒める。
8、ツナと粉末クリーム(コーヒー用の粉末クリーム)を入れ、しばらく煮込む。
9、キャベツをザク切りにする(カレーを煮込む間にキャベツのマリネを作る)。
10、キャベツをビニール袋に入れ、すし酢を入れる。
11、ターメリックパウダー、塩、コショウも入れ、軽くもむ。
ポイント
キャベツの食感を楽しむために、もみすぎない。
12、カレーにとろみがついたら、完成。
ごはんにカレーをかけ、キャベツのマリネをのせて完成。
出典:NHK番組公式サイト

SBセレクトのカレーパウダー、ターメリックパウダー、
プラス糀 米糀からつくった糀甘酒、スティックタイプのクリープ(3g)
大地蔵 手巻きすし酢、などでした。




プロのおうちごはん:パン職人 竹内久典さん

次に登場したのは、西宮の標高128mにある生瀬ヒュッテの竹内久典さん。

このお店は、電話予約のみ、なかなかつながらないので有名。今回教えてくれたのは生瀬ヒュッテの看板メニューのホットサンドです。

出来上がったホットサンドを一口食べて、思わず笑顔になって「めっちゃうまい」とつぶやく竹内さん。なんだかジーンとしちゃいました。






プロのおうちごはん:『看板メニューのホットサンド』レシピ

▼パン職人 竹内久典さん『看板メニューのホットサンド』

<3種チーズのホットサンド>

【材料】
食パン・カンパーニュなど、サンドイッチができるパン
モッツァレラチーズ・クリームチーズ・ゴーダチーズ(ミックスチーズやピザチーズでも可)
コルニッション(小キュウリの酢漬け・マスタードやピクルスでも可)
バター
黒コショウ
※すべて適量

【作り方】
1、パンにクリームチーズを塗り、ゴーダチーズ・モッツァレラチーズをのせる。
ポイント 癖のあるゴルゴンゾーラやラクレットチーズに変えれば、
お酒にも合うホッとサンドになる。
2、コルニッションをのせ、コショウを適量。
もう1枚のパンで挟んでサンドイッチにする。
3、チーズをとろけさせるため、電子レンジで30秒~40秒温める。
4、200℃に温めたホットプレートでバターを溶かす。
5、バターが溶けたら、パンにしみこませながら、両面を焼く。
ポイント
高温でカリッと焼くのが。ホットサンドはハムやツナなど、いろいろな具材が合う。





<アボカドとクリームチーズのオープンサンド>

【材料】
カンパーニュなど、サンドイッチができるパン
クリームチーズ・パルメザンチーズ
ニンニク
アボカド
レモン
オリーブオイル
黒コショウ
※すべて適量

【作り方】
1、220℃に温めたホットプレートにオリーブオイルを入れる。
2、パンにオリーブオイルをしみこませながら焼く。
3、カリカリになるまで両面を焼く。
4、焼き色がついたらニンニクを2回ほどこすりつける。
5、クリームチーズを塗り、アボカドをのせる。
6、パルメザンチーズと黒コショウをかける。
仕上げにオリーブオイルを垂らし、イタリアンパセリを乗せて完成。
出典:NHK番組公式サイト



プロのおうちごはん:天ぷら職人 早乙女哲哉さん

3番目は「天ぷらの神様」こと早乙女哲哉(そうとめ てつや)さん。

みかわ 是山居 (ぜざんきょ)

いぶし銀のような魅力をたたえる早乙女さん。さささっとまかない天丼を作っていきます。

試食した若い職人さんたちが、笑顔で「旨いです」とパクパクと食べていた姿に胸アツ。本当に幸せそうです。






プロのおうちごはん:『自宅で簡単、まかない天丼』レシピ

▼天ぷら職人 早乙女哲哉さん『自宅で簡単、まかない天丼』
【材料】
卵         1個
水         1合
薄力粉       適量
ホタテ(生食用)  適量
油         適量
だし        適量(下記の【作り方】を参照)
しょうゆ      適量(下記の【作り方】を参照)
みりん       適量(下記の【作り方】を参照)
揚げ玉       適量
ごはん       適量

【作り方】
<丼づゆ>
1、だし・しょうゆ・みりんを1:1:1の割合で混ぜる。
例、だし300cc、しょうゆ300cc、みりん300cc
2、7分目まで煮詰める。
3、揚げ玉を入れて溶かすようにかき混ぜる。
ポイント
つゆにコクが出る。



<ホタテ天丼>

1、卵1個に水1合を目安に、卵と水をかけあわせる。
ポイント
卵と水は前日から冷やしておく。
2、薄力粉を振りながら溶いていく。
ポイント
薄力粉も前日から冷やしておく。かき混ぜようとしないこと。軽く溶く。
3、生食用のホタテを2枚に切る。
ポイント
薄く切ることで火が通りやすくなる。火の通り方のばらつきを抑える。
4、ホタテの両面に薄力粉をまぶす。
5、油で揚げる。強火で25秒~30秒。
6、ごはんにつゆをかけ、天ぷらにもつゆをかけてのせる。
出典:NHK番組公式サイト




<丼づゆを使った玉子丼>

【材料】
ネギ        適量
卵         適量

1、つゆにだしを加える。割合はつゆ1、だし3~4。
3、 沸騰したら、ネギを入れる。
3、もう一度沸騰したら、卵を入れる。
4、ある程度火が通ったら、ごはんに乗せて完成。
出典:NHK番組公式サイト




プロのおうちごはん:洋菓子職人 横溝春雄さん

4番目は洋菓子職人の横溝春雄さん。

お店は川崎市新百合ヶ丘にある洋菓子の名店ウィーン菓子工房 リリエンベルグです。

お店の外観もメルヘンチックで可愛かったですね。予約の品物を受け取るだけでも長蛇の列になる人気店です。

果物ゼリーを作るのに寒天を使うって目ウロコでした~。

https://twitter.com/mypl_kawasaki/status/1260374502594080768




プロのおうちごはん:『春よ来い、フルーツゼリー』レシピ

▼洋菓子職人 横溝春雄さん『春よ来い、フルーツゼリー』
【材料(4人分)】
日向夏   4個~5個(お好みの柑橘類で)
砂糖   適量
水   50g
粉末寒天   2g
グラニュー糖  50g
キウイ・リンゴなどお好みのフルーツ。ハーブも。




【作り方】
1、スプーンで柑橘類の果肉を取り出す。皮は器に使用するので穴を開けないように。
ポイント
もし穴を開けてしまったら食パンを詰めて補修。
2、果肉をしぼり、果汁にする。果汁は300g必要。
ポイント
網目の粗いざるを使うと、ツブツブ感を際立たせられる。
味見して酸味が弱かったら、レモンを1/4個絞って加える。
3、果汁を3~4分ほど、弱火で温める。
4、50gの水に、粉末寒天2gを溶かす。
ポイント
ゼラチンではなく寒天を使うことで、清涼感が出る。
フルーツゼリーには寒天がオススメ。
5、水で溶いた寒天を弱火にかけ、温めた果汁を加えていく。
6、60℃~70℃で寒天が溶けるので、グラニュー糖50gを加える。
ポイント
このタイミングでも味見し、自分好みの味に仕上げる。
7、お好みのフルーツを刻み、皮の器に入れ、(6)を注ぐ。
8、20分~30分冷やす。
9、お好みのフルーツやハーブを添える。
10、皮の器のフタに当たる部分を絞り、果汁を垂らして完成。
出典:番組公式サイト




プロのおうちごはん:フレンチシェフ 岸田周三さん

日本人初の三ツ星フレンチシェフとなった岸田周三さん。

お店は名店カンテサンスです。

岸田さんは正真正銘の「自撮り」でした。ひとり暮らしなんで、見にくくてすみませんと言いながら教えてくれたのは、「じゃがいもグラタン」。

ジャガイモの他にほうれん草を使います。ほうれん草は冷凍でも良くて、しかもジャガイモの下に敷くのがコツ。
なぜ下にするかって?底にこびりつきにくくなるから洗うのが楽なんですって!
切ったジャガイモは、でんぷん質を洗った方が重くならなくていいそうです。






プロのおうちごはん:『おうちでフレンチ、じゃがいもグラタン』レシピ

▼フレンチシェフ 岸田周三さん『おうちでフレンチ、じゃがいもグラタン』
【材料】
ニンニク 2片
バター 30g
ほうれん草   1束
ジャガイモ 7~8個
塩 適量
牛乳 150g
生クリーム35% 200g
コンテチーズ 120〜150g (無ければどんなチーズでも大丈夫です)
ピスタチオ 50g
※魚介類や鶏肉、キノコなどを加えると豪華に。 焼いたお肉などをのせても。




【作り方】
1、ニンニクをみじん切りにして、鍋に入れる。
2、バターを切って、ニンニクを一番弱火で、色がつかない程度に炒める。
ポイント
バターを切るときは包装紙ごと切り、切断面をきれいにラップすると酸化を防げる。
3、ほうれん草を炒める。鍋の底に敷き詰める。
ポイント
冷凍のほうれん草でも栄養価はほぼ変わりない。
ホウレン草を鍋の底に敷き詰めると、ジャガイモがこびりつかず、洗い物が楽に。
4、ジャガイモの皮をむいてスライス。数十秒、流水にさらす。
ポイント
でんぷん質を洗い落とすと、でき上がったときにジャガイモが重くならない。
5、ジャガイモに塩を振る。
ポイント
後に加えるチーズの塩分を逆算して、塩の量を決める。
6、ジャガイモをホウレン草の上に敷く。
ポイント
キノコ・鶏肉・魚介類を加えると、よりメインディッシュに近くなる。
7、ピスタチオをのせ、牛乳・生クリームも加える。
ポイント
ピスタチオの堅い殻は取り除いておく。薄皮はそのままでも良い。
8、チーズをかける。
9、オーブンに入れる。210℃~250℃で、50分~1時間焼く。
ポイント
オーブンによってかなり差が出るので、
焼き加減はジャガイモに竹串がスッと入るかを目安に。
出典:NHK番組公式サイト




プロのおうちごはん:らら子的感想

第一弾に負けず劣らずわかりやすくて美味しい番組でした。この時間の放映は飯テロでしたけど、作ってみたい!と思いました。

プロの皆さんの一つ一つの品にかける丁寧な仕事や気持ちが伝わってきました。いつまでこの状況が続くのかわかりませんが、なかなか外に出られない今、料理を通して家族や友人、そして自分自身をいつくしむことが大切なんだと思えました。

みなさん美味しいものを食べて元気になりましょう。そして人にやさしくなりましょう。

#STAY HOMEでご安全に。




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