こんにちは。らら子です。
今回は、望海風斗(のぞみ ふうと)さんをご紹介します。望海風斗さんは独特の芸名でわかる通り、宝塚歌劇団の男役出身。元・宝塚雪組トップスターです。
2022年3月1日にはNHK「うたコン」に出演。「望海さん」としてTwitterのトレンド入り!
歌ダンス芝居と三拍子揃った中で、特に歌が上手。稀代の歌うまジェンヌとして人気を博しました。
さっそくプロフィールを見ていきましょう。
【#望海風斗】
宝塚歌劇団の元雪組トップスター、望海風斗が8月1日よりワタナベエンターテインメントに仲間入り!
ぜひ応援のほどよろしくお願いいたします。https://t.co/kF0R7jdLry pic.twitter.com/JFHyYEXFmD— ワタナベエンターテインメント (@WatanabeEnt) July 21, 2021
目次
望海風斗:フィギュアスケートファン!特に羽生結弦さんがお気に入り
と、その前に寄り道。
望海風斗さんは実はガチのフィギュアスケートファン。
前から羽生結弦(はにゅうゆづる)さんの大ファンであることを公言していました。
雪組2番手時代の2016年には、「LOVE! フィギュアスケート」(宝島社)というムック本にもスペシャルインタビューが登場。
トップ時代には浅田真央(あさだまお)さんと東京宝塚劇場で対談する番組もありました。浅田真央さんは望海風斗さんの「失敗の乗り越え方」を参考にしていたそうですよ。
フィギュアスケートと宝塚、どちらも美しさを追求するアスリートとして親和性が高いですよね。
2021年12月にはWFS(ワールドフィギュアスケート)という権威ある雑誌に有川ひろ(有川浩)さんのオファーで対談が載るなど、ガチオタ活動の場がさらに広がっています。
NHK杯でも最前列で応援する姿が目撃されています。宇野昌磨(うの しょうま)さんもお気に入りのよう。
宝塚は公演期間やお稽古中など拘束時間が長いので、なかなか身動き取れなかったでしょうけど、これからはスケジュールの合間を縫って観戦に行けそうですよね。
なんといっても大スター望海風斗様ですからよいお席も用意されそう。
ではプロフィールをどうぞ。
望海風斗:だいもんの由来は本名?愛称(あだ名)?何期生?同期は?天海祐希ファン?2月10日はふうとの日?
こちらが望海風斗さんのプロフィールです。
誕生日 1983年10月19日
出身地 神奈川県横浜市
身長 169cm
血液型 A型
本名 大門紋子(おおかど あやこ)
愛称 だいもん、ふうと、のぞ、のぞさま
望海風斗さんは、神奈川県横浜市出身。
熱烈な宝塚ファンで、天海祐希さんに語りかけるように日記を書いていたこともあったそうです。
2001年宝塚音楽学校合格、2003年に宝塚歌劇団に2番という優秀な成績で入団します。
望海風斗さんは89期生の男役です。同期には元・花組トップスターの明日海りおさんや、声優の七海ひろきさん、美弥るりかさんなどスターぞろいの期です。
芸名の由来は好きな漢字を並べたとのことです。ハマっ子だけあって潮風を感じさせる芸名ですね。
タカラジェンヌには必ず愛称(あだ名)がありますが、望海風斗さんの愛称は「だいもん」。誰かが本名の大門を「だいもん」と間違って読んだというエピソードにちなんでいます。
雪組に異動してからは後輩(下級生)から「のぞさま」と呼ばれる方が多くなっていったかも
89期の同期は「あやこ」呼び。1期上で大の仲良しの朝夏まなとさんは、「あやちゃん♪」と呼んでいますね。♪が付くような感じなんです。
2月10日は望海風斗さんとファンにとっては特別な日。誕生日?ではなく2(ふう)10(と)だそうですよ。毎年何か起こるみたい。
望海風斗:花組時代の明日海りおさん朝夏まなとさんとの仲。ダンス・歌・芝居・ルックスは?
望海風斗さんは、はじめは花組に配属され、早くから若手スターとして注目されました。
とにかく何をやっても上手。
いつ見ても役柄をよく研究しているなーと私は感心していました。
将来のトップスターになる最低条件でもある新人公演では、当時のトップスター真飛聖(まとぶ せい)さんの役で2回主演しました。
その前の新人公演では1期上の朝夏まなとさんが主演、2番手を望海風斗さんが演じることが多かったですね。
華やかで太陽のような朝夏まなとさんと、月のようにクールで整った望海風斗さんは好対照。この二人は仲良しでお互いへのリスペクトが本当に強いんですよね。ロマンだわ。
2012年小劇場であるバウホール公演の「Victrian Jazz」を主演しました。このときは、歌もダンスもお芝居も難易度が高く、私は「だいもんが何でもできるからって演出家の先生やらせすぎー」と思いました😁
同期の明日海りお(あすみ りお)さんが花組に異動してきて、2014年にトップスターに就任。トップお披露目の「エリザベート」でルキーニ役を公演。大評判となりました。
同期としてトップ明日海りおさんを支えた望海風斗さんですが、その後雪組へ異動になります。
ワタクシも「花組育ちで花組大好きなだいもんが花組を出されちゃう~。」とひそかに涙しました。望海風斗さんも少なからずショックだったそうです。
望海風斗:雪組へ異動。早霧せいなさんを2番手として支える
望海風斗さんは2014年に雪組へ2番手として異動します。
当時のトップスター早霧せいなさんは、明るい雰囲気でときどきおふざけもかますおもしろジェンヌ。
そのおかげで望海風斗さんも、花組時代の真面目な印象からちょっとキャラが変わったかも?と感じました。アドリブもうまくなりましたよ。
雪組では2015年『アルカポネ』、2016年『ドン・ジュアン』で小劇場公演に主演。
『ドン・ジュアン』は横浜のKAATで上演され、横浜出身の望海風斗さんは「横浜は俺の庭だ」と言ったとか。
私は両公演とも見ましたが、これがまたチケット難で……。
四方八方手を尽くした甲斐があって、望海風斗さんの上手さにアゴが外れるほどびっくりしました。
もともと何でもうまいのは知っていましたが、特に歌!歌!!歌!!!ふだんの公演は2番手として、トップスターをたてる必要がありますが、自分が主役なら遠慮なし!
思う存分歌いまくる望海風斗さんは、なんじゃこりゃーと思うほどの歌ウマさんに進化していました。
望海風斗:真彩希帆さんを相手役にトップ就任!希望コンビは歌ウマかつハーモニーが抜群!
望海風斗さんは、前トップスターの早霧せいな(さぎりせいな)さんの後任として、2017年7月にトップスターに就任します。
相手役は真彩希帆(まあや きほ)さん。98期生なので望海風斗さんの9期下ですね。
真彩希帆(まあや きほ)さんは新人の頃に花組で望海風斗さんと一緒でした。「まあやちゃん」と呼んでとっても大事にしていました。
真彩さんは、なぜか組み替えが非常に多く、トップコンビとして望海風斗さんと組む前の入団6年目にしてすでに5組全組へ出演しています。
なぜこんなに組み替えが多いのか、宝塚ファンの間では疑問の声が上がっていましたが、とにかく実力派。
お芝居もダンスも上手。そして声がきれいで特に歌唱力が抜群。
歌はうまいだけじゃなくて望海風斗さんとの声質がピッタリあってるんですよね。二人のハーモニーはまさに耳福。
もうずっとこの二人のデュエットを聴いていたいと思いました。
退団発表の記者会見のときに望海風斗さんは真彩希帆さんについて「隣ですごい力を出してくれて」と言っていましたが、その表現がぴったりだと思いました。
二人揃って研究熱心で相手を思いやる気持ちも熱く、相性抜群のゴールデンコンビだと思います。
https://twitter.com/takarazuka_an/status/1416990188287369217
(宝塚アンさま画像お借りします)
真彩希帆さんについては、こちらもごらんくださいね。
真彩希帆(まあやきほ)すごい歌唱力!年齢は?本名は?痩せた?激ヤセ?望海風斗との関係は?結婚は?現在や近況、エピソードは?元宝塚娘役トップスターのWiki的プロフ
望海風斗:退団はいつ?『エリザベート』トート役!退団後の活躍は?事務所はどこ?コンサートや舞台の予定は?
望海風斗さんは、2021年4月に宝塚歌劇団を退団しました。真彩希帆さんも同時に退団しました。コロナ禍により当初の予定より半年遅れての退団でした。
退団まもなくの2021年5月には、『TAKARAZUKA25周年 スペシャル・ガラコンサート』に出演。黄泉の帝王トート役を演じて世間を驚かせました。
なにしろ在団中には演じたことがない役なので。宝塚歌劇団では代役稽古というのがあって、明日海りおさんの代役としてトート役のお稽古はしていたそうです。
望海風斗さんは『TAKARAZUKA25周年 スペシャル・ガラコンサート』で相手役のエリザベート役は、1幕は元星組トップ娘役の夢咲ねねさん。
2幕はなんと明日海りおさん!89期の同期同士のコンビとなりました。みなさん初役。すごいですね。
また、宙組特別バージョンにも特別出演。
朝夏まなとさんのトートに、望海風斗さんのルキーニという神キャストでした。
感想:25周年エリザ’16宙組ガラコンサート朝夏まなとトート望海風斗ルキーニ:アドリブ(東京・ライブ配信)2021年
望海風斗さんの事務所はワタナベエンターテイメントに決定しました。
望海風斗:らら子の萌えポイント!
望海風斗さんはごくごく若手の頃から見ていたので、今の活躍は本当に嬉しいです。新人のころはどちらかというとギラギラしていたかな。とにかく役作りが熱心。
若手の頃に出演した花組バウホール公演『フィフティ・フィフティ』では、出番によってリーゼントの長さひさしの長さを変えて髪質を痛めちゃったそうです。
真飛聖さんお披露目公演の『愛と死のアラビア』ではイスラムの世界観を学ぶために、毎朝コーランを聞き続けていたり。
花組公演『虞美人草』で初の女役に挑戦したときは、背を低く見せるために膝をずっとかがめていたり。いつでも全力投球です。
そういえば、『TAKARAZUKA25周年 スペシャル・ガラコンサート』では、ビジュアルも歌も芝居も歴代のトートを研究しつくしているのがよくわかりました。
ご本人が宝塚オタクで、ちょっと狂気っぽいというか人間じゃない役がよく似合う望海風斗さんです。
これからどんな姿を見せてくれるのか、楽しみすぎます。