豊澤富助(とよざわ とみすけ)さん のWiki的プロフ:世界に義太夫節を広める文化庁文化交流使としても活躍の国際派

こんにちは~。 らら子です。

今回は、文楽三味線の豊澤富助(とよざわ とよすけ)さんをご紹介します。

富助さんは素浄瑠璃をひろめる活動を積極的に行なっていて、文化庁文化交流使として海外にもたびたび派遣されています。

どんな方なのでしょうか?さっそくプロフィールを見ていきます。

豊澤富助さんのプロフィール、年齢や出身、芸歴は?

こちらがプロフィールです。

誕生日:昭和30(1955)年3月25日
出身地:大分県
本 名:鴨打剛史

[芸 歴]

  • 昭和46(1971)年10月 文楽協会三味線部研究生となる(16才)
    • 師は二代野澤勝太郎(のざわ かつたろう)、野澤勝司(のざわ かつし)と名のる
  • 昭和47(1972)年 2月 自由契約となり国立劇場で初舞台 「冥土の飛脚・道行相合かご」
  • 昭和48(1973)年 4月 高校卒業と同時に文楽協会技芸員となる
  • 昭和59(1984)年 4月 五代豊澤富助(とよざわとみすけ)と改名する
    • 五世・鶴澤燕三(つるざわ えんざ)の預かり弟子になる

豊澤富助さんは、16歳で二世野澤勝太郎(のざわ かつたろう)さんに入門し、文楽研究生となります。野澤勝司(のざわ かつし)と名のり、翌年初舞台です。

高校卒業後、文楽協会の技芸員となります。ということは、富助さんは高校と文楽の演者を両立していた、少なくとも当時は演者(技芸員)にならなくても舞台を勤めることはできたということですね。
文楽の技芸員になる方法についてはこちらもご覧くださいね。

技芸員とは?読みや意味をわかりやすく解説:技芸員になるには?

文楽三味線の方々の苗字は、現在「竹澤」「鶴澤」「野澤」「豊澤」の4つありますが、現時点で「豊澤」姓の方は、富助さんおひとりです。




豊澤豊助さんの受賞歴

富助さんの受賞歴がすごいです。ある時期は毎年のように受賞していたのでは?

[受賞歴]

  • 昭和52(1977)年 9月 国立劇場奨励賞
  • 昭和55(1980)年 1月 昭和54年度文楽協会賞
  • 昭和55(1980)年 8月 昭和54年度因協会奨励賞
  • 昭和56(1981)年 1月 昭和55年度文楽協会賞
  • 昭和56(1981)年 2月 国立劇場奨励賞
  • 昭和57(1982)年 1月 昭和56年度文楽協会賞
  • 昭和58(1983)年 1月 昭和57年度文楽協会賞
  • 昭和58(1983)年 8月 昭和57年度因協会奨励賞
  • 昭和59(1984)年 1月 昭和58年度文楽協会賞
  • 昭和59(1984)年 3月 第3回(昭和58年度)国立劇場文楽賞文楽奨励賞
  • 昭和60(1985)年 8月 昭和59年度因協会奨励賞
  • 昭和63(1988)年 1月 第7回(昭和62年度)国立劇場文楽賞文楽奨励賞
  • 平成元(1989)年 2月 芸術選奨文部大臣新人賞
  • 平成 6(1994)年12月 平成5年度因協会賞
  • 平成 7(1995)年 1月 第14回(平成6年)国立劇場文楽賞文楽優秀賞
  • 平成 8(1986)年 1月 第15回(平成7年)国立劇場文楽賞文楽奨励賞
  • 平成 9(1997)年 7月 平成8年度因協会賞
  • 平成12(2000)年 1月 第19回(平成11年)国立劇場文楽賞文楽優秀賞
  • 平成14(2002)年 7月 平成13年度因協会賞
  • 平成21(2009)年 1月 平成19年度因協会賞
  • 平成24(2012)年 7月 十三夜会賞
  • 平成25(2013)年 4月 第32回(平成24年度)国立劇場文楽賞文楽優秀賞
  • 平成26(2014)年 8月 外務大臣表彰
  • 平成28(2016)年 4月 第35回(平成27年度)国立劇場文楽賞文楽優秀賞
  • 平成29(2017)年 2月 平成28年度大阪文化祭賞優秀賞

すばらしい業績です。
富助さんの入門のきっかけ、家族、趣味、特技、SNSなどについてはよくわかりませんでした。



文化庁文化交流使として海外の芸術家や研究者、学生らと交流

富助さんは1996年に先代の豊竹呂太夫さん(1945-2000)が創設した「義太夫節を世界に広める会」でともに活動していましたが、呂太夫さんが他界するとそのあとを引き継ぎ、主にヨーロッパや日本で、素浄瑠璃の継承と発展を目的に活動してきました。

平成18年度文化庁文化交流使(海外派遣型)として、2007年2月26日~3月28日、イギリス、ドイツ、スイス、イタリアに派遣されています。各地の大学等において人形浄瑠璃文楽についての講義、素浄瑠璃公演を行いました。

平成19(2007)年には「義太夫節を世界に広める会」を「詁傳(こでん)の会」と改称し、国内での積極的な活動も行なっています。「詁傳の会」では平成23年度文化交流使(短期指名型)としてドイツで人形浄瑠璃文楽(素浄瑠璃)を上演しました。

「詁傳(こでん)の会」では、竹本千歳太夫さんやその弟子の竹本碩太夫さんらと活動しています。




らら子的萌えポイント

スケールの大きさ、三味線を弾く時のバチの使い方の正確さなどが評価されている富助さん。やさしげな穏やかなな演奏姿が印象的です。どちらかというとクールな三味線といった感じでしょうか。

本公演のほかに各地で素浄瑠璃の会を開催するなど、ご多忙だとは思いますが、おお身体にお気をつけて、ますますのご活躍をお祈りしております!

参考にさせていただいたサイト

公益財団法人 文楽協会 https://bunraku.or.jp/index.html

豊澤 富助 | 文化庁文化交流使 https://culturalenvoy.jp/envoys/envoy_kaigai/h1807.html

詁傳の会 | 文化庁文化交流使
https://culturalenvoy.jp/envoys/envoy_tanki/h2311.html

素浄瑠璃の会ー聞くを愉しむ http://cafeseek.goodmornings.co.jp/seminar/201312.html#20131206