花總まり:なぜすごい?結婚は?実家や年齢は?若い頃の宝塚女帝伝説やエピソード!和央ようかとの仲は?はなふさまり花房まり

こんにちは。らら子です。

今回は、花總まりさんをご紹介します。宝塚史上最強の娘役といわれ、今も日本のミュージカル界を代表する女優です。

最近では神田沙也加さんの代役で『銀河鉄道999』へ急きょメーテル役で出演!

その決断の早さと、原画から抜け出したようなビジュアルで「さすが花總まり」と、話題に。

年齢、宝塚時代のすごいエピソードや伝説、相手役のこと、結婚、何かと話題になるご実家について深掘りしていきましょう。

https://twitter.com/sptv_animeplus/status/1547777980969140224




花總まり:なぜすごい?結婚は?宝塚トップ娘役最長在任期間?伝説は?実家はお金持ち?

日本のミュージカル女優として超売れっ子の花總まりさん。いまだ独身をつらぬき自宅では犬と暮らしているそうです。

アラフィフになっても美しさはそのまま、さらに貫禄たっぷりに活躍の場を広げています。

花總まりさんがなぜすごいのか。なぜ女帝といわれるのか。かいつまんでお話しましょう。

まず宝塚時代のエピソードを一つ上げるなら、宝塚トップ娘役在任期間が史上最長で今も破られていないということです。在任期間は13年、相手役は5人も変わりました。

らら子はヅカファンになる前、宝塚のポスターはいつも同じ人が載ってるなと不思議だったのですが、これが花總まりさんだったのですね。

あまりにも花總まりさんが長くトップ娘役の座にいたので、有望な若手娘役が出世できなかったとも言われていますが、ビジュアルも娘役スキルも、文句なしの貫禄です。

宝塚歌劇団は、花總まりさんに対して娘役としては異例の好待遇をしていました。

また、実家がお金持ちというのもずっとささやかれている噂です。花總まりさんの衣装が他の娘役より豪華なので、「衣装が自前では?」という噂がありました。

娘役はお金がかかるので、それだけ長くトップ娘役を続けられたというのは、普通に考えて実家はお金持ちだと思います。お嬢様学校に通っていたし。

外見の可憐さとは裏腹に、強いプロ根性を持っている花總まりさん。異例づくしの宝塚人生から振り返ってみましょう。




花總まり:なぜすごい?年齢は?何期?同期は誰?本名は?

花總まりさんは、小さなお顔にスレンダーなボディ。いちど劇場のロビーですれ違ったことがありますが、小鼻のみぞまで美しく、まるでお人形のようでした。

アラフィフになっても美しさに変わりがありません。簡単なプロフィールは以下のとおりです。

本名: 醍醐まり子
生年月日:1973年2月28日
出生地:東京都豊島区
出身校:日本女子大学付属高等学校
身長: 163cm
愛称:はな

花總まりさんは、東京都豊島区生まれ。日本女子大学附属の小学校からエスカレータ式で高校まで進学します。

中学3年生の時にはじめて宝塚を観劇。もともとバレエやヴァイオリンをならっていたので、宝塚ならいろいろ学べそうと、高校1年終了時に宝塚音楽学校を受験。

1989年4月に宝塚音楽学校に77期生として入学しました。

同期には元・花組トップスター春野寿美礼(はるのすみれ)さん、元・星組トップスター安蘭けい(あらんけい)さん、元・雪組トップスター朝海ひかる(あさみひかる)さんがいます。

なんて豪華な同期なんでしょうね。

音楽学校入学当初から可愛くて目立っていて、当時は娘役志望だった春野寿美礼さんは、「あのきれいな人と一緒にドレスを着るんだわ」とテンションを上げていたとか。

音楽学校を卒業し、宝塚歌劇団に入ると、娘役初、異例づくしのタカラジェンヌ人生が始まります。




花總まり:なぜすごい?女帝と言われる理由?異例づくしの宝塚娘役時代のエピソード

1991年に宝塚歌劇団に入団し、星組に配属されます。入団早々の星組『白夜伝説』では盲目の妖精ミーミルに大抜擢されました。

入団2年めで新人公演ヒロインを務めます。ここまでは他の娘役でもよくありますが、その後は異例づくしのタカラジェンヌ人生です。

雪組に組替えとなると、『風と共に去りぬ』スカーレット役で新人公演に主演します。

新人公演主演は将来トップスターを狙える路線にいる男役のためのものです。『風と共に去りぬ』主人公のスカーレットも、本来は男役が演じます。

女性の役とはいえ、新人公演に主演するのは、娘役では異例の主演です。

雪組トップスター一路真輝(いちろまき)さんの相手役として雪組トップ娘役に就任。まだ入団3年目でした。

その後も、雪組の高嶺ふぶき(たかねふぶき)、轟悠(とどろきゆう)、宙組の姿月あさと(しずきあさと)、和央ようか(わおようか)、の合計5名を相手役に、トップ娘役として活躍しました。

トップ娘役在任期間はなんと13年(正確には12年と数か月)。次々と若手の娘役が出てくる中、長期にわたって在任し続けるのは極めて異例です。

ご本人が辞めると言わない限り、トップ娘役在任期間は長くなります。その様子は、まるで女帝として君臨しているかのように言われていました。




花總まり:なぜすごい?トップ娘役時代にエリザベート宝塚版初演と2度のタイトルロールのレジェンド

トップ娘役13年というのは、宝塚の常識としてどのくらい長いのでしょうか。近年、在任期間が長かった愛希れいか(まなきれいか)さんでも、6年7ヶ月間です。

相手役は龍真咲さんと玉珠りょうさん2人。

花總まりさんは、年数も相手役の数も倍以上です。

トップ娘役は自分自身も常に輝き続けていなければならないのは当然、相手役を気遣って最高に素敵に見せることも必要です。

その重責をものともせず、それを13年も続けたということは、心身ともに相当タフですよね。そういう意味でも、女帝といわれるだけのことはあります。

宝塚時代の花總まりさんの功績のひとつに『エリザベート』日本初演のタイトルロールがあります。

初演は1996年の雪組でトート役は一路真輝(いちろまき)さん。エリザベート役としては世界最年少、22歳の時です。

演出の小池修一郎さんは、花總まりさんの若さも含めて不安があった準備期間において、舞台衣装姿を見て、鳥肌がたったといいます。

「忘れないのは、衣装合わせの時に彼女を見て、鳥肌が立ったこと。当時22歳で、後半(の年齢を重ねたエリザベートを演じるのが)大丈夫かな?と思っていたのですが、その瞬間にエリザベートが彼女に舞い降りた感じでした」と適役だったことを確信した
出典:報知新聞

この作品は一路真輝さんの退団公演でした。

退団公演で「死」を扱うということで否定的な意見もあったそうですが、幕があがると日を追うごとに大評判となりました。

『エリザベート』は1996年に星組でも再演され、1998年には宙組で再再演されました。

宙組『エリザベート』は、姿月あさと(しづきあさと)さんがトート役でした。花總まりさんは、円熟味の加わったエリザベートを好演。

本作品は宝塚歌劇団としても押しも押されぬドル箱公演になり、エリザベート役は娘役の憧れの役となります。




花總まり:なぜすごい?和央ようかさんとの仲は?

花總まりさんは、13年間のトップ娘役のうち6年間は宙組トップスター和央ようかさんの相手役をつとめました。

これほど長く同じ相手と組むのも珍しく、6年超えは柚希礼音さんと夢咲ねねさんコンビぐらいです。

和央ようかさんと花總まりさんは本物の恋愛カップルのようで、ゴールデンコンビと言われました。多くのファンを熱狂させ、2006年同時退団しました。

退団公演の千秋楽は、宝塚歌劇専門チャンネルスカイ・ステージで生中継されました。退団セレモニーの後も拍手がなりやまず、何度も幕が上がり大幅に時間延長。

宝塚歌劇団からこのコンビがいかに特別扱いされていたかがわかる千穐楽でした。

花總まりさんは、退団後は、本名「醍醐まり子」として和央ようかさんのマネージャーとして、公私共に歩みはじめました。

あの、宝塚史上最高のトップ娘役が裏方に回って元相手役を支えるなんて、誰もが耳を疑いました。

花總まりさんにとって和央ようかさんそれほどまでに尽くせる相手なんだなと、お二人の絆を羨ましくも感じました。

数年後に、関係は解消されました。花總まりさんは舞台に復帰。破局とも噂されましたが、その後もふたりは共演していますので、心配には及ばないのではと思います。

花總まりさんの復帰後の活躍はめざましいばかり。

あれほどのスターが埋もれるのはもったいないと思っていたので、花總まりさんの表舞台への復帰はワタクシ本当にうれしかったです。

和央ようかさんは、48歳の時に作曲家フランク・ワイルドホーン氏と結婚。

現在はアメリカでラブラブなセレブ生活を送っています。ときどき来日し、シンガーとしてコンサートを開いています。




花總まり:なぜすごい?実家がお金持ち?母は誰?衣装やマイクが自前?他の娘役への影響力は?

花總まりさんといえば、実家がすごいお金持ちという噂。お父様は不動産業を営んでいるというのが通説ですが、確かではありません。

花總まりさんのお母様は元・女優の青江奈美さん。数年前に亡くなりました。

宝塚時代は、宝塚駅近の高級マンションに住んでいるとか、舞台衣装やマイクが自前という噂もありました。

衣装が自前ということについては、劇団付きの衣装衣裳デザイナーの有村純さんが否定していますが、ワタクシはそうあってほしいなと思ったりします。

だって、それでこそ女帝伝説っぽいじゃないですか。

自前でなければ、劇団が史上最強のトップ娘役を特別扱いして、特に豪華な衣装を誂えたとかあってほしい。

花總まりさんにはそういうゴージャスな噂が似合います。

マイクが自前というのは、舞台人としてそうあってほしい。性能のいいマイクを使えば歌もうまく聞こえますしね。

在団中に相手役の和央ようかさんが、「彼女の地声は小さいがマイクに良く乗る声」と話していました。

長年トップ娘役の座にいるプロとして、そこにはこだわったという夢がワタクシにはあります。




花總まり:なぜすごい?他の娘役への影響力は?

伝説のトップ娘役、花總まりさんが他の娘役に与えた影響も大きいです。

あまりにも長くトップ娘役の座にいたので、他の若手娘役がトップになれないままに、盛りを過ぎて次々と退団していったというデメリットもありました。

娘役の旬は短いですからね。

いっぽう、花總まりさんに憧れて娘役を目指して宝塚に入団した人も多くいました。

劇団も二匹目のドジョウをねらったのか、目鼻立ちが小さい花總まり似のスター娘役が生まれました。

元・花組トップ娘役の蘭乃はな(らんのはな)さん、桜乃彩音(さくあのあやめ)さん、宙組娘役スターの花影アリスさんなどです。

宝塚史上最強のトップ娘役、不世出のトップ娘役の名をほしいままにした花總まりさん。

東宝ミュージカルの『エリザベート』は卒業しましたが、「花總まり伝説」はまだまだ塗り替えられそうです。





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