こんにちは。らら子です。
2020年4月文楽公演の演目は通し狂言『義経千本桜』上演予定で話題になっていました。
ところが、
新型コロナウイルスの感染拡大を防止する目的で、3月25日に4月文楽公演の一部休演(4月4日(土)~4月14日(火))が発表されましたが、さらに中止期間が延長され、4月3日には4月26日までの全期間の休演が発表されました。
今までお稽古していらした技芸員の方々、感染防止策をふくめて準備してらした劇場関係者の皆様の胸中はいかがかとお察しします。
さて、そこで気になるのは、公演プログラム(パンフレット)はどうなるの?ということです。全回休演となっても、公演プログラムは大事な記録です。
どんなデザインだったのか?どんなことが書いてあったのか?入手できないのか?とtwitterをうろうろしてみましたよ。
目次
2020年4月文楽公演のプログラムのデザインは?
お手元に公演パンフレットが届いたとツイートされてる方がいらっしゃいました。
文楽劇場から4月公演のパンフが届いた。実はこのパンフに寄稿してたんだけど、全日程公演中止に。今年は本当に「桜」にフラれまくり pic.twitter.com/T5noaK5vUg
— F岡(なんちゃって書道家) (@290cart) April 5, 2020
その方が4月公演パンフレットに寄稿なさったので、著者分として送られてきたのですね。
F岡さん……元週刊アスキー元編集長(現デジタルハリウッド大学教授)の福岡俊弘さんなんですね。
画像には寄稿された文章が一部分が写ってますが、面白そうですね。
鶴澤寛太郎さんのインスタグラムによると、寄稿者はいしいしんじさんと福岡俊弘さん、人気の「技芸員にきく」は豊澤富助さんとのことです。
寄稿は作家のいしいしんじさん・週刊アスキー元編集長の福岡俊弘さん、◇技芸員にきく◇は富助兄さんです。
出典:鶴澤寛太郎公式インスタグラム
2020年4月文楽公演プログラムはどこで買える?
公演期間内は以下の通りとなっていますが、本公演については劇場本体がクローズしているので、売店で買うことはできません。
国立文楽劇場 売店(菓匠 文楽)06-6212-1280(直通)(平日10:00~18:00)
※公演期間外は06-6752-6356(平日9:00~17:00)へお問い合わせください。出典:日本芸術文化振興会
文楽公演プログラムは「文楽せんべい本舗」で通信販売
「※公演期間外は06-6752-6356(平日9:00~17:00)へお問い合わせください。」
と書いてありますが、この番号は文楽せんべい本舗さんの電話番号です。
公式サイトに「国立文楽劇場 令和2年4月文楽公演プログラム販売開始のお知らせ」というページがありますので、そこから購入できます。
文楽公演プログラム「文楽せんべい本舗」への申込・価格・送料・支払い方法の概要
サイトに記載されている申込方法の概要は以下の通り。
- プログラム代金(一冊税込700円)プラス送料を確認後、発送。
(振込手数料は申込者負担、到着まで3~4日) - 送料は1冊310円、2~3冊は360円。3冊まではゆうメール、4冊以上はゆうパック(送料は別途)。
- 申込・問い合わせは、電話、FAX、メールのいずれか
- 申込に必要な必要事項は、名前、住所、電話番号、希望冊数
- 支払い方法は、銀行振込、郵便振替、現金書留のいずれか
※正確な番号はメールアドレスは文楽せんべい本舗さんのサイトで確認してくださいね。
東京・国立劇場売店「文化堂」Yahoo!ショッピングで販売
Yahoo!ショッピングでも購入できます。販売元は東京・国立劇場にある文化堂さんです。
令和2年4月文楽公演のプログラム、ヤフー!ショッピングの文化堂さんでも買えます‼️ #文楽 #4月公演 #義経千本桜https://t.co/5iyX9cZLBR
— 大阪の文楽、落語、歌舞伎の面白さを伝える古典芸能案内人・天野光 (@amanohikaru2) April 6, 2020
(天野光さんのアップありがとうございます)
大阪・国立文楽劇場チケット売場窓口でも購入可能?
大阪の国立文楽劇場チケット売場にて購入可能との情報もあります。
調べた範囲では確認できませんでした。
本来は外出自粛なので、この先、窓口業務もクローズまたは時間短縮される場合がありますね。
大阪の文楽せんべいさんの通販か、東京の文化堂さんのYahoo!ネットショッピングを利用するのが確実そうです。
ただし、大阪も東京も緊急事態宣言対象の6府県(東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡)に含まれるので、近日中はしばらく対応は難しいかもしれませんね。
令和元年度 国立劇場文楽賞・文楽協会賞の贈賞式も中止。
3月25日の一部休演発表についで、4月3日の中止延長。つまり、2020年4月文楽公演は開幕を待たずに全日休演になってしまったのですね。
毎年4月公演は文楽大賞の贈呈式が行われます。今年は令和元年度として以下の方々の受賞が決定しています。
例年であれば、贈賞式は、4月4日(土)文楽公演 第1部『通し狂言 義経千本桜』「堀川御所の段」終演後、幕間に国立文楽劇場舞台上で行われる予定でした。
が、これも休演につき今回は中止となりました。ぜひ、次回以降の公演で贈賞式を行なっていただきたいですね。
らら子個人としては、せっかく豊竹呂勢太夫さんが長らくの病気休演から復帰するというタイミングだったのが、とても残念です。
一日も早く新型コロナウイルスの終息を願うとともに、個人としてもできることできるだけやっていこうと思います。
みなさまのご無事をお祈りしております。