こんにちは~。らら子です。
今回のNHK 『せかほし』は、「台湾」。
ほっこり懐かしい感じが楽しみ。残念ながら諸般の事情で台湾には世界遺産がないそうですが、ねーこー!はタップリ登場しますよ。
https://twitter.com/nhk_sekahoshi/status/1364798232241590273
ぬくもりの「オールド台湾」を探す旅。台湾在住バイヤー青木由香さんが、幻アイテムや先住民の逸品を発掘!台湾で大活躍の「超便利家電」や「絶品ごはん」など、情報満載。出典:公式サイト
せかほしは残念ながら3月末でのレギュラー番組終了が発表されています。
どうなる『せかほし』終了3月末打ち切り!理由は?NHK『世界はほしいモノにあふれてる』JUJU&鈴木亮平MCロケできずレギュラー放送終了!三浦春馬版の再放送は?
さみしいですねー。とことん楽しみましょう!
目次
『世界はほしいモノであふれてる』今回のバイヤーさんは青木由香さん
せかほし:番組予告
どこか懐かしく、ノスタルジックな台湾。
台北でセレクトショップを開く青木由香さんの、情熱ほとばしる買い付け旅に同行。
1960~1970年代の「オールド台湾」な名品を求めて。
出会ったのは、幻の「龍蝦(ロンシャア)皿」 や、 先住民が代々守り伝えた希少なアイテムの数々。 そこに秘められた 「100年の愛の物語」とは?
さらに、台湾の暮らしに欠かせない万能家電も登場。
体に優しい絶品料理や台湾スイーツなど、盛りだくさん!
出典:公式サイト
バイヤーさん:青木由香さん
【出演】鈴木亮平,JUJU,【語り】神尾晋一郎
25日 #せかほし #台湾 の素敵な場面をちょっとご紹介!絶品 #もちもちスイーツ 、レトロ柄の #豆皿、春先に使いたくなる爽やかな素材のバッグや帽子。歴史を感じさせる街で暮らす「ねーこー!」も随所に登場🐱 寒暖の差のあるこの頃ですが、番組で暖かな春の足音を感じていただけたら嬉しいです! pic.twitter.com/umAeAgws8r
— せかほし (@nhk_sekahoshi) February 24, 2021
せかほし台湾:青木由香さんのプロフィール
今回のバイヤーさんは、青木由香(あおきゆか)さんです。
プロフィールはこちら。
- 神奈川県生まれ。多摩美術大学卒業後、世界各国を旅行し、2003年から3年間台北で染色、写真、墨絵等を制作するかたわら、日本のメディアにコラムを連載。
- 2005年12月に台湾の出版社から『奇怪ね』を出版。ベストセラーとなり、台湾で一躍話題の人となる。
- 2008年には、ビデオブログ「台湾一人観光局」が台湾でテレビ化され、
- 2009年、台湾のテレビ大賞にあたる金鐘奨において、外国人として初めて最優秀総合司会者部門にノミネートされる。
- 2013年、台湾観光貢献賞を受賞。
現在は台湾と日本を行き来しつつ、各メディアで大好きな台湾を日本に紹介している。日本での著書に『台湾ニーハオノート』『好好台湾』『最好的台湾』『台湾のきほん』など。JFN系ラジオ『楽楽台湾』のパーソナリティを務める。
出典:BOOKデータベース
学生時代からバックパッカーとして世界中を旅していた青木さんは、台湾で出会った人たちの親切さに驚き、台湾に夢中になったそうです。
旅慣れたからこそ台湾の良さがわかるようになったという青木さん。台湾のことなら青木さんにお任せ!って感じですね。
台北市 青木由香さんの雑貨店はどこ?ドコで買える?
台北市、絶品台湾グルメを味わえる流行の発信地。旅人の青木さんのお店もここにあります。
店内には、青木さん自ら台湾各地を訪れ、買い集めた雑貨がたくさん並びます。
1960~70年代のオールド台湾を感じられる雑貨をあつめています。中でも日本人に人気なのがロンシャアと呼ばれる古い食器。戦後、高級品だったエビをお皿に描いてしまったというユニークな柄のお皿です。
青木由香さんは2015年に台北市に雑貨店 你好我好(ニーハオウオハオ)を開店しました。
現在は、2号店の廟口店(ミャオコウテン)のみ営業。オンラインショップでも購入できます。
今日台北の天気も良かったので、さっそくダンボールにあったビンテージ食器を全部出して、写真をたくさん撮りました!こちらのビンテージ食器は日本向けのオンラインストアにて、来週販売予定です!
あと、来週の2/25(木)夜10:30-1…
你好我好さんの投稿 2021年2月19日金曜日
MISSION:人気のロンシャア(エビ)皿を探す
台北市:謝彩美さんのお店と福和観光広場:骨董市場
この日訪れたのは近所の老舗雑貨店、謝彩美さんのお店。
70歳というお年には見えない鮮やかな青色のワンピースでお出迎えです。
老舗ということもあり、昔の様々な雑貨が並びますがエビ皿はないとのこと。
「ないない!」ってきっぱり!(笑)
つづいて向かったのは人々の憩いの場、福和観光広場。
あらゆる食材が並ぶ青空市場を抜けると、骨董市場が広がっています。
大通りから一本入った骨董屋さんで双喜皿を発見!
次は、大通りから一本入った骨董品屋さん。ここで発見したのは双喜皿。
「喜」の感じが二つ並んだ、通称ダブルハッピーという2枚のお皿。これも大変人気だそうで、見つけたらすぐ購入されてしまうほどだそうです。
粘った青木さんがお願いして、奥から出してもらったのは、ロンシャアの大皿。状態も良く貴重なものだそう!ですが、他の方が予約済とのこと。本当に人気なのですね。
いじけた顔の青木さんを見て、店員さんがとっておきを出してくれました。ついにエビの小皿を入手!しかも2枚!うち1枚は珍しく赤い目のものだそうです。
https://twitter.com/nhk_sekahoshi/status/1364934175531409417
オールド台湾のご紹介:仇分と電鍋
ここで、オールド台湾をご紹介。
まず台湾といえば、ここ!九份(きゅうふん、台湾読みでジョウフン)
古い街並みが残る美しい町です。
ここで人気のお土産はネコの形をしたオカリナ。飾っても吹いてもよし、のカワイイお土産です。
つづいて、紹介するのは電鍋。台湾の食生活には欠かせない昔ながらの家電です。
蒸気の力で調理をする道具で、炊飯、煮込み、蒸し料理など何にでも使える万能機器。
台湾の学生は海外留学する際にも、これを持参するそうです。
こんにちは!今夜の #せかほし #台湾 に登場する 猫たち。ついにあの方から「ねこ!」 が飛び出すかも…🐱 そして #九份 という美しい街 では、昨日写真でご紹介した #もちもちスイーツ と、この中のかわいい表情の置物のような猫が登場。実は、〇〇〇〇なのですが、何かは番組をお楽しみに! pic.twitter.com/bkEgc3NzeV
— せかほし (@nhk_sekahoshi) February 25, 2021
MISSION:万能家電で絶品おうちごはん
料理教室の先生李璐さんの台湾食材を使った特製肉まん
料理教室の先生、李璐さんに台湾の家庭料理を教えてもらいます。
李さんが作ってくれるのは台湾の食材を使った、特製肉まん!
とっておきの材料が、シェンタンファンという塩漬けにした黄身。生卵を1か月塩漬けにして作るそうです。
台湾では、揚げ料理は体に熱がこもるので良くないという考えがあるそう。なので電鍋を使った蒸し料理が人気なんですね。
電鍋で蒸しあがった肉まんは、シェンタンファンのオレンジが鮮やかで美味しそう!
まもなく22:30から #せかほし【情熱台湾!あったかレトロを探す旅】#鈴木亮平 さんと #JUJU さんと一緒に、いつか行きたい台湾へ! 台北エリアで幸運柄のアイテム探し& #もちもちスイーツ。おうちで作れる絶品 塩味卵の肉まんもご紹介!どうぞご覧ください!https://t.co/pT9YaK3ScM
— せかほし (@nhk_sekahoshi) February 25, 2021
台湾の島:宜蘭県の不老集落に住んでいる先住民族
青木さんは、台湾の島に住んでいる先住民族のもとを訪れることをライフワークにしています。
台湾には16種類もの部族が存在しているそうです。あまり印象がなかったので知らなかったですね。
向かったのは、宜蘭県の不老集落。ここは山に暮らすタイヤル族が暮らす地域。
美人族として有名だそうです。タレントのビビアン・スーさんがこのタイヤル族の血を引いているそう。
「VENUS Vivian Hsu Pictorial」ビビアン・スー [陳文彬] https://t.co/5iHz6aGAMW
— moainolog (@moainolog) February 21, 2021
MISSION:“台湾 先住民族”の技を伝える
タイヤル族のカラムシ織
タイヤル族は布を織ることを得意とする民族。数百年前から同じ道具を使用しているそうです。86歳のユナイさんは、幼い頃に日本語で教育を受けたため、日本語が少し話せます。
糸の原料はカラムシという自生する植物。この茎から繊維を取り出して、よって糸を作ります。糸を作るだけでなんと1年かかるそう!
あー、カラムシ。着物好きのらら子として憧れのカラムシ織ですよ。
最近は、ストラップや充電ケーブルなど、若い人たちがアイデアを出して作られる雑貨も増えているそうです。
19年前に台湾を訪れ、その魅力に引き付けられ、もう3回目の訪問で住み着いてしまったという青木さん。移住してもう18年になるそうです。
台東県 太麻里(タイマーリー) パイワン族
そんな青木さんが、継続的に訪れる場所が台東県 太麻里。
パイワン族の陳利友妹さん、78歳。台湾南部を中心に暮らすパイワン族、現在の総統、蔡英文氏もこのパイワン族の血を受け継いでいるそうです。
その特徴は卓越した刺繍の技。陳さんは、この刺繍の技の匠。作品が美術館に展示されるほどです。
陳さんが特別に見せてくれたのが、お母さんが15歳の頃、将来のお父さんに贈ったという腰巻。
ヘビや貝などの刺繍が様々な色で美しく表現されています。
台東県 太麻里(タイマーリー) すべての刺繍
次は、陳さんが知るすべての刺繍が集められたという大きな布。カバンやスカートなどを作った際に余った刺繍を、何十年も集めて作ったそうです。
一番好きな柄を聞かれて、「すべて!」と答える陳さんの姿がとても印象的でした。
心をこめて刺繍するから嫌いな柄なんてない、大変な作業だけど楽しみながらやるの!とおっしゃる陳さんは、職人でありながら、伝統工芸のファンなんだなぁ!と感じました。
#せかほし ここからは #台湾 の東側へ向かい、伝統の織物・刺繍を守り伝える方々のもとへ。糸になる植物を育て、染めて織り上げる柔らかな織物。そして最高峰の匠の手による彩り豊かな刺繍のバッグ。かつて人生の節目に贈られた大切な大切なモノでした。MCが十代で恋心を抱いた人も登場!?まもなく! pic.twitter.com/rhWW9VZVSJ
— せかほし (@nhk_sekahoshi) February 25, 2021
台東市 アミ族のカゴ作り
青木さんが最後に訪れたのは、台東市。ここに暮らすのはアミ族。歌と踊りを愛する陽気な民族です。
月桃という葉っぱを使ったカゴ作りに挑戦。2時間ほどかけてかわいいカゴを完成させていました。
青木さんが考えているのが、このカゴ作りをキット化して売り出すこと。
現地を訪れなくても、手軽に伝統工芸に触れられる機会を作りたいと奮闘されていました。
どの国にも、その国の人たちにもきちんと知られていない、美しい伝統工芸があるものですね。自分の国のものも含めて、もっとそういった伝統に触れられる機会が増えるといいなぁと思います。
『世界はほしいモノであふれてる』番組情報
『世界はほしいモノであふれてる』放送・再放送予定
今回の放送は2021年2月25日でした。再放送は翌週です。通常スケジュールは以下の通りです。
総合 毎週木曜 午後10時30分
再放送 毎週火曜 午前1時00分(月曜深夜25時)
NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。
【参考サイト】
番組公式ページ https://www4.nhk.or.jp/sekahoshi/
バイヤー’sVOICE https://www4.nhk.or.jp/sekahoshi/26/
再放送予定 https://www4.nhk.or.jp/sekahoshi/2/
NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/
NHK クロニクル https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/
『世界はほしいモノであふれてる(”This World is Filled with Wants”)』はNHKワールドプレミアムでも!
『世界はほしいモノであふれてる』は、英語タイトルが”This World is Filled with Wants”です。NHKワールドプレミアムでも観られます。海外で住んでいるおうちからはもちろん、ホテルからでも観られます。
You can watch the TV program at your home abroad, at your hotel as well.
【参考サイト】
世界はほしいモノにあふれてる(This World is Filled with Wants)
https://nhkworldpremium.com/program/53