NHKせかほし台所&レシピ:「世界の台所探検 ウィーン・ブルガリア」世界はほしいモノにあふれてる:ネタバレ

こんにちは。らら子です。

今日のせかほしは世界の台所。ウィーンとブルガリアのレシピだそうです!



せかほし:バイヤーさんは岡根谷実里(おかねやみさと)さん。

岡根谷実里さん一押しのブルガリアのレシピとは?- 岡根谷実里さんはクックパッドでコラムやレシピを公開されてますレシピハンター。 実際に海外に出向き、世界60以上の国を回って家庭の台所で教えてもらったレシピは本当に美味しそうなものばかりです。「ひと呼んで世界の台所探検家!」

語学も堪能。東大出の才媛だとか!世界のレシピを掘り起こしていきます。

さまざまな文化が溶け合い、食材がどんどん豊富になったというウィーン。京都みたいなところですね。大学時代にウィーンに留学していた岡根谷さんは、さっそく市場へ。

お店の人や素材にこだわる料理自慢のお客さんたちにおススメの食べ方を聞いて回る岡根谷さん。台所探検のターゲット探しに市場にきたのが目的。珍しいチーズを物色していた時に、日本語で話しかけてきた男性の台所を訪ねるように早速約束しちゃう実里さん!



せかほし:オーストリア・ウイーンの市場と台所訪問。

訪ねたのはミヒャエル・シェーヴァーさん。実は生物学者でぬか床をハマり中。妻は日本人きみこさん。元オペラ歌手。

さっそくバルサミコ酢の出番です。梨やトマト、キュウリのバルサミコ酢なんていろいろあるんだー。素材に合わせて使いこなすのがウィーン子!らしい。すごいな。

今日はベリーのバルサミコ酢。酸っぱさに甘さを併せ持つ魔法の調味料。

出来上がったのは、「牛フィレ肉と野菜のベリーバルサミコ酢ソテー」うまそー!

シンプルなのに最高に美味しい。自然に敬意を払い新鮮な食材からおいしさを引き出すと語るミヒャエルさん。

かっけー。

夜になるとさっそくnoteを更新する岡根谷さん。まるで大地を食べているようだった。なるほどなるほど。



せかほし:ウィーンのレーリュッケン 鹿の背中という意味のケーキ。

こんどはスイーツのレシピを探す岡根谷さん。
実はウィーンはスイーツが有名。確かにザッハトルテとか有名だものね。

岡根谷さんがもとめているのはおばあちゃんの台所の家庭の味。

今度は、料理上手で評判のエリザベート・シュタインヴァントナーさんの台所。

55年前からつけている手書きのレシピのノートを取り出してきたエリザベートさん。

今日作るお菓子は、レーリュッケン(Rehrücken)。鹿の背中という名のケーキだそうです。
かまぼこ型を半分にしたようなレーリュッケン型という専用のケーキ型で焼きます。

材料は、素朴なモノばかり。配合がポイント。

バター150g 薄力粉60g チョコレート70g 卵黄4個 卵白40g

バター入れ過ぎじゃ??と思いますが、この調子で甘さも増し増し!です。あまくなければなければケーキじゃない!

さらに砂糖50g アーモンドパウダー60g ベーキングパウダー小さじ1/4

ケーキを作るならダイエットなど気にせず思い切り甘くなきゃ!

金言が続くなーと思います。焼きあがったらアンズジャムを味のアクセントに。そして溶かしチョコレートをどばーっとかけます。

仕上げのナッツはなぜか突き刺す!!これが鹿の背中に見立てたケーキ。

エリザベートさんの家の味。家族はみんなこれしか食べないんだそうです。



せかほし:レーリュッケンをスタジオで実食!

スタジオで興奮するJUJUさんと三浦春馬さん。チョコとバタータップリなケーキにホイップクリームタップリ。

いいの?こんな時間に(笑)といいながら一口食べた春馬さん。

遠くに行って帰ってこない。

JUJUさん一口食べて、「ん?ん?ん?軽い!」と驚く。

そうかー軽いのか―。

昔はお肉が食べられない貧しい人が、せめてケーキでお肉気分を味わいたいと作ったそうです。

「そんなエピソードを添えながら料理をするともっと楽しめるんじゃないかなぁと思います!」と、語る岡根谷さんに「素敵ー♡」と反応する春馬さん。

いえ、あなたのその表情の方が素敵すぎてやばいですから!

レーリュッケン型。鹿の背中を模した長ーいケーキ型は、日本では「トヨ型」というそうです。





後半はブルガリアでレシピハント!

岡根谷さん曰く、ブルガリア料理はあまり手をかけずにシンプルなので、台所レシピを持ち帰りやすいとのこと。

ブルガリアはヨーロッパの台所をささえる農業大国で、酪農も盛ん。

牛といえばヨーグルト。ブルガリアヨーグルトを使ったレシピをハントするのがミッション。



バニッツァ!ブルガリア人のソウルフード。市販の生地パートフィロは日本で購入可能

パン職人のミロ・モネフさん。薄いパン生地にヨーグルトとチーズをいれて焼き上げたバニッツァ。

生地をうすーくうすーく麺棒でのはしていきます。それをクルクルと細長くまとめてオーブンへ。

朝ごはんは妻クレメナさんの実家に行くといいよといわれて直行。迎えてくれたのはマルガリタさん。

あれ?バニッツァって市販のパン生地シートがあるんだって。家庭のバニッツァはチーズを散らしたシートをくしゃくしゃっと丸めて型に詰め込んで焼くだけ!

家族をつなぐレシピがまた一つ見つかった!

バニッツァの生地は、市販の「パートフィロ」をつかえばいいそうです!Amazonで買えますよ。





せかほし:ありがとうサマルダラ!ブルガリアの美味しいハーブソルト

カザンラクという村にやってきました。訪ねたのは料理専門家のネデャルカさん。

ネデャルカと一緒に市場にやってきた岡根谷さん、お目あては「サマルダラ」っていうハーブソルト。
早速買って帰ってサマルダラをお試し。まずはサンドイッチにサマルダラ。ゆで卵にサマルダラ。

一つまみで料理の印象をガラッと変えてしまう万能調味料。トマトをミキサーでスープにしてサマルダラをいれれば複雑な味わいに。
これをいれるとなんでもおいしくなっちゃうなんて!

JUJU・春馬:ほしい!サマルダラ

「サマルダラをくださーい」と替歌を歌いながら、サマルダラのかかったおむすびをぱくつくJUJUさん。おむすび食べてとろけちゃいました。

食べたい―!でも日本では販売してないそうです( ノД`)シクシク…

でも代替手段がないかいろいろ考えて見ましたよ。こちらも見てみてくださいね。

サマルダラってどんなハーブ?NHKせかほしで話題!日本で販売している?



せかほし:トロヤン焼き

おむすびが入っていたのはトロヤン焼きというかわいいお皿。

トロヤンの赤土は農業に適さないので、焼き物が産業として発展したそうです。

素焼きは適度に水分を適度に吸うので濃くておいしいヨーグルトができるそうです。

なるほどー。



せかほし:ブルガリアの真っ赤は保存食「リュテニツァ」

岡根谷さんがどうしても欲しかったレシピ。代々受け継いでいるスヴェトラさんのリュテニッツァ

トマトとパプリカで作る真っ赤な保存食。市場に材料を買いに来ました。

「どんなパプリカがいいの?」「肉厚で新鮮なのがいいわ」

パプリカだけで20キロ!二日がかりで大仕事を始めます。

楽しそうだなー。

まずは20キロの種抜き。家族総出でやらないとできないですねー。日本でお漬物を仕込むような感じかしら?黒焦げになるまで皮を焼くと甘味が増すんですって。

材料を細かくしたら、クミン、塩、コショウひまわり油を混ぜて、焦げ付かないよう40分煮詰める!瓶に詰めたら念入りに煮沸して出来上がり。常温で1年保存できます。

レシピと作り方をマスターしてミッションコンプリート!日本で作るならパプリカは肉厚なものを選べばできるそうです。



せかほし:リュテニツァのレシピ

岡根谷さんが紹介してくれたリュテニツァの作りやすい分量はこちら。
材料 (作りやすい分量)
パプリカ(赤) (ヘタ等込) 1.5kg (約10個)
トマト 300g
にんじ 200g
塩 10g
砂糖 10g
油 20g
ブラックペッパー 1g
クミンパウダー1g
出典:クックパッド



せかほし:日本でのリュテニツァの楽しみ方!

スタジオで、リュテニツァを梨やヨーグルトに乗せて食べてみるJUJUさんと三浦春馬さん。

おいしそー(≧◇≦)

単純に美味しいだけでなく家族をつなげるものがリュテニツァ。日本でいうところの梅干しとかかなー?と考える岡根谷さんです。

帰国するとすぐにリュテニツァを作るワークショップを開催する岡根谷さん。行動派ですねー。

世界のどこかにある料理の楽しさを一杯共有していきたいと語る岡根谷さん。世界でも日本でも同じように楽しめるレシピが岡根谷さんの求めるレシピだそうです!

うーん!食べてみたい!

らら子でしたー。





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