こんにちは~。らら子です。
今回のNHK 『せかほし』は、「太陽と火山の恵み!絶品食材を探す旅 シチリア」。
イタリア・シチリア島で、食卓を彩る加工食品を探す旅です。「黄金のトマト」を使った絶品ソースや、シチリアレモンのオリーブオイル。最果ての島で受け継がれたマンマの味が登場するそうですよ。
#せかほし 「太陽と火山の恵み!絶品食材を探す旅 イタリア・シチリア」本日夜10時30分放送です!但し、九州沖縄地方は別番組を放送します。九州沖縄地方の方は、4月28日(火)午前1時5分~(※月曜深夜)または、30日(木)夜10時半~の放送をご覧いただければ幸いですm(__)m pic.twitter.com/6vqI2vqbLU
— せかほし (@nhk_sekahoshi) April 23, 2020
撮影は2月。いつも通りのイタリア・シチリアの風景が広がります。
早く事態が収束していつかこの恵にきっと出会えますように。
目次
番組予告
太陽と火山の恵みが詰まった“絶品加工食品”を求めて。
イタリアの食材を日本に紹介するバイヤーが、食卓を彩るアイテムを探して、イタリア南部・シチリア島をめぐる。
抜群の甘さを誇る「黄色いトマト」のソースに、エトナ山が育む「レモンオリーブオイル」。
地元のマンマ直伝!簡単レシピもご紹介。
さらに旅は、究極のレモンが育つというイタリア最果ての島へ。
代々受け継がれた希少な実で手作りする、感動のジャムとは。
出典:NHKクロニクル
せかほし:Casa Morimi(カーサモリミ)代表の小林もりみ(こばやし もりみ)さんがバイヤー:ブログやnoteも充実
今回のバイヤーさんは小林もりみさん。Casa Morimi(カーサモリミ)代表兼バイヤーです。
Casa Morimi(カーサーモリミ)
もりみさんは、イタリア・ミラノ在住11年目。丁寧に作られたイタリアのスローフード食材を日本に紹介しています。もりみさんのお店、Casa Morimi(カーサーモリミ) とは「もりみの家」の意味。
食卓の笑顔づくり、心豊かな暮らし、良い食品(=添加物などを使わずに時間と手間をかけて仕上げられたもの)が次世代に受け継がれていくこと。こうしたことのお手伝いができたら、と願っています、日本でも、イタリアでも。
出典:小林もりみさんのnote
オンラインショップ 『ラ・クチネッタ フェリーチェ』 :ネット通販おとりよせ可
ミラノ在住のモリミさんの商品はオンラインショップ 『ラ・クチネッタ フェリーチェ』 で扱っています。
ラ・クチネッタ(la cucinetta)とは小さな台所、フェリーチェ(felice)は幸せという意味。
今回の旅で、もりみさんが買い付けた商品や、もりみさんが開発したオールインワンパスタセット「ラ・プロンタ(La Pronta)」なども買えます。
小林もりみ(こばやし もりみ)さんのWiki的プロフ
今回のバイヤー小林もりみさん。番組ではもりみさんと呼ばれていました。
イタリアの太陽が良く似合うとびきりの笑顔がステキな方ですね。
プロフィールは以下の通りです。
2008年 イタリア・オリーブオイル・テイスター協会『O.N.A.O.O』(Organizzazione Nazionale Assaggiatori Olio di Oliva)イタリア・インペリアの本校にてオリーブオイル・テイスターの資格取得。
2009年、拠点をイタリアに移し、スローフード運営の食科学大学( Universita degli Studi di Scienze Gastronomiche)にて『イタリアン・ガストロノミー&ツーリズム』修士課程修了。
2014年より食科学大学修士課程非常勤講師。NPO オルトデイソーニ代表。出典:公式サイト
オリーブオイルにかけてはまさにプロ中のプロ。
きっかけとなった運命のオリーブオイルが登場するそうです。
イケメン料理研究家ベリッシモ・フランチェスコさん「黄金のトマト」の絶品パスタを!年齢やWiki的プロフィールは?
今回、スタジオで絶品パスタを振る舞ってくれるのがリッシモ・フランチェスコさん。
明日23日(木)の #せかほし のテーマはイタリア食材!イタリア出身の料理研究家、 #ベリッシモ・フランチェスコ さんがスタジオに。おうちで気軽に作れるレシピを披露!絶品パスタに三浦さんもJUJUさんもうっとり♪ #ベリッシモ #レシピ pic.twitter.com/TaynrIvKyv
— せかほし (@nhk_sekahoshi) April 22, 2020
本名はフランチェスコ・ベリッシモ(Francesco BELLISSIMO) さんですが、日本風に姓・名の順にしているそうです。株式会社ビリオネア を運営し、日本語もペラペラ。イケメン料理研究家としてもテレビやCMにひっぱりだこです。
ベリッシモ・フランチェスコさんのプロフィールは以下の通り。1979年1月3日生まれの41歳。独身!だそうですよ
生年月日 1979年1月3日
プロフィール イタリア、ローマ出身。料理研究家として数々のテレビ出演、クッキングショー、講演、料理イベント出演などで活躍中。国内外レストランやホテルのコンサルティング。伝統を守りながらも現代の食卓に合うような新しいグローバルスタンダードを目指し、イタリアと日本の経験やアジアの様々なアイディア等を活かし世界中で受け入れられやすいイタリア料理を作る。現在は、料理の分野を超えて、イタリアと日本の文化の架け橋的な役割で活躍の幅を広げている。
出典:ビリオネア公式サイト
イタリア南部・シチリアへの旅
南イタリア南部のシチリア島へ渡ります。
MISSION 日本未上陸の食材を探せ
市場を回る小林さん。
無添加かつ日本人の味覚に合うものを厳しい目で商品を選びます。
買ってすぐに味見。古代リンゴがはいった瓶詰のカポナータ、サボテンのジャム、etc
一口目の感動を大切にしているという小林さん。「美味しい!」とか「伝えたい!」というものを選びたいといいます。
MISSION ダッテリーニトマトの新商品を手に入れる
マリーナ・ディ・ラグーサ( Marina di Ragusa)という港町を訪ねた小林さん。
マリーナ・ディ・ラグーサは、ダッテリーニ・トマト(datterini tomatoes)という小粒で濃厚なトマトの産地です。
トマト加工会社La Vita Bio (ラ・ビータ・ビオ)社長ニコーラ・アレーナさんを訪ねます。
お目当ては、糖度の高いダッテリーニトマトの新種、黄色いダッテリーニトマトです。
「黄金のトマト」。甘くて酸味のバランスがいいそうです。
ここでは受粉を蜂に頼り、ため池に蓄えた雨水でトマトに水やり。ガチョウや魚を池で飼うことにより、有機栽培を実現しています。
今回買い付けるのは、黄色いトマトを使った新商品のトマトソース。日本でもほとんど出回っていないそうです。
クリーミーで、甘くて、繊細で、繊細だと、もりみさんべた褒め。
「黄金のトマト」ソースをパスタソースに
もりみさんはトマトソースをもって、地元の人気のリストランテへ(2020年2月16日)。
海の幸を使った料理に定評があるそうです。
シェフのアントニオさんは、トマトソースをパスタソースにします。アントニオさんも、味・色・質感ともに気に入ったようです。
ソースにはローリエやバジルを追加。メインはムール貝。ニンニクで炒めてワイン蒸しにして、隠し味にガリ。オリーブオイルで炒めてムール貝とマリアージュ。
目にも美しいソースをまずお皿の上に。その上にパスタ、さらに酒蒸しのムール貝。
美味しそうです!
スタジオで「黄金のトマト」のパスタを再現。
通常ならバイヤーさんとスタジオでトークですが、今回はバイヤーさんの席は空席。
収録が2020年3月26日なので、バイヤーの小林もりみさんはスタジオにはいられません。
ミラノのもりみさんと映像でつながります。
今のミラノの大変な状況について、もりみさんは、
「力になれることはせめて家にいて感染をひろめないこと。(中略)
みんなが納得して家にいます。」と語ります。
スタジオには、料理研究家のベリッシモさんが登場。アントニオさんのレシピをもとに日本の食材で再現してくれます。
リングイネを使って、ムール貝の代わりに旬のアサリを白ワインの辛口の代わりに日本酒で酒蒸しに。魚醬(いしる)を小さじ1入れる。
ベニッシモさんの口説きの連続にJUJUさん思わず「イタリア人が過ぎる!」
運命のオリーブオイル:Capezzana
トスカーナ地方、緑が広がる美しいカルミニャーノ。
もりみさんはオリーブオイル製造家のフィリッポ・コンティーニ・ボナコッシさんを訪ねます(2020年2月20日)。
フィリッポさん、実はコンティーニ・ボナコッシ伯爵家の四代目。もとはメディチ家の所有だったという広大な敷地に、3万本のオリーブを植えて有機栽培をおこなっています。
もりみさんがバイヤーを志して初めて買い付けたのがこのテヌータ ディ カペッツァーナ (Tenuta di Capezzana)社のオリーブオイル。
搾りたてのオリーブオイルは、なんとあざやかな緑でした!
かけるだけで料理が極上の一皿になる魔法のアイテム、オリーブオイル。しぼりたてのものはどんな色をしているのか、ご存じですか?今回の主人公がバイヤーを志すきっかけになった、運命のオリーブオイル。本日の #せかほし でご紹介します☆ pic.twitter.com/oeAceLiryt
— せかほし (@nhk_sekahoshi) April 23, 2020
この緑のオリーブオイルに魅せられて、2002年にイタリアの輸入食材のお店をオープンしたもりみさん。昼も夜も働きづめの生活で過労がたたって病に倒れたそうです。
今は病を克服し元気を取り戻したもりみさん。ちゃんと食べること、自然派食品の大切さに気づき、人々が楽に食事を楽しめるような食材を提供したいと考えるようになりましした。
MISSION シチリアレモンを使った絶品アイテムを探す!
シチリアレモンのオリーブオイル:もりみさん絶賛!ロマーノのオイル
シチリアはレモンの産地。町はレモンのグルメがいっぱい。ドリンク、スイーツetc
レモンのジェラートをブリオッシュで挟んで食べるのが町で人気だそうです。
もりみさんが訪ねたのは、パスクアーレ・ロマーノさんのオリーブ畑。
エトナ山のレモンをつかったレモンフレーバーのオリーブオイルが登場します。
レモンの種類は「ザガラビアンカ」というそうです。果実が緑のうちに収穫。
もりみさん、Buonissimo!(ベニッシモ!すごくおいしい!)連発。 緑のレモンが感じられると大興奮です。
もりみさんが100本ためしてやっと出会ったレモンフレーバーオリーブオイルだそうです。スタジオでベニッシモさんとともに試食(試飲?)したJUJUさん三浦さん。
飲みものじゃないとわかっているけど……というJUJUさんの横で、三浦さんは飲み干してました!
このオイルはもりみさんのオンラインショップで買えます。
レモンオリーブオイルを使ったマンマの簡単料理
パスクアーレ・ロマーノさんの夫人、ルチアさんにレモンオリーブオイルを使った料理を習います。
作るのは、レモンオリーブオイルを使ったハンバーグ。
この次のツイートで、番組でご紹介した #シチリアレモンハンバーグ のレシピをおさらいしますよ~♪ #せかほし #レシピ pic.twitter.com/7fplXygD83
— せかほし (@nhk_sekahoshi) April 25, 2020
- 材料は、牛ひき肉とパルメザンチーズ、パセリ、卵、塩コショウ。
- ハンバーグ状に形を整えたらレモンの葉にはさむ。
- レモンオリーブオイルをかけてオーブンへ(250℃で10分)
- 焼きあがったら再度レモンオリーブオイルをかける
- レモンの皮を削りかけて出来上がり!
レモンオリーブオイルは肉類だけでなく、魚介類にも野菜にも合うそうです。
カルパッチョはもちろん茹でたジャガイモがレモンオリーブオイルでごちそうに大変身!
陶器の町カルタジローネのマヨリカ焼き
バロック様式の街並みが美しい街カルタジローネ(Caltagirone)に立ち寄ります。
ユネスコ世界遺産にも登録されているカルタジローネの特産はマヨリカ焼き(Majolica)。アラブに征服されていた時代の影響が残ったエキゾチックな陶器です。
一瞬マヨルカ焼と思っちゃいましたが、マヨリカ焼なんですね。
町にはいたるところにマヨリカ焼きのタイルや彫像があります。
Uncover #Sicily by visiting one of the most important city of Val di Noto, #Caltagirone, mostly renowned for the artisanal creation of #majolica #pottery.#UncoveredSicily #Sicilia #historicalcentre #valdinoto #guidedtour #localguide #culturaltours #baroque #unesco #ceramica pic.twitter.com/g51OE2sMs6
— uncoveredsicily (@UncoveredSicily) April 2, 2019
もりみさん工房を訪ねます。逆さにしても液体がこぼれてこないオリーブオイルポットなど面白い品々が。
最果て(さいはて)の島で受け継がれたマンマの味:パンテレリア島にもりみさん大感激
さらにもりみさんは、パンテレリア島(パンテッレリーア島: Isola di Pantelleria)へ向かいます。
シチリア最西端の火山島パンテレリア島は、一年中強い風が吹いています。ここでは風に倒されないように木に重しをつけて低く低く育てます。
農家のエマニュエル・ボノモさん夫妻を訪ねます。風が強いこの島では、石垣でレモンを守って育てる伝統があります。この石垣はユネスコ無形文化遺産にもなっています。
ボノモさん夫婦が受け継いだレモンの木はたった10本。満月の日に実を結ぶルナーリオという品種で、たくさん収穫出来るそうです。しかも実が大きい。
もりみさん。驚いて「マンマミーア!」連発。
さっそく食べてみます。皮が肉厚で、全然酸っぱくない。そうです。「美味しい、美味しい」と、もりみさん完食。皮も気持ちよく丸ごと食べられるそうです。
石垣の中で育てると、日陰もでき、レモンの成長に必要な温度と湿度が守れるそうです。
MISSION レモンの究極アイテムを探す:シチリアのレモンジャム
もりみさんがこの旅でぜひ手に入れたい逸品があります。
古くから島に伝わるレシピで作られたレモンジャム。
夫婦は、マンマ伝来のレモンジャムのレシピを忠実に守っています。
さまざまな気遣いがあります。
木によってって酸味が違うので気をまぜない。皮と実は完全に分け、実は5分ほど、皮は別の鍋でゆでるそうです。
実がゆであがったら手作業で種を除きます。ひとつも残さない気持ちで、種が歯にあたらないように丁寧に取り除きます。それがマンマの教え。細かく砕いてペースト状にしてもう一度種をとりのぞきます。
もりみさんは、想像よりもっと複雑で驚きの連続ですと思わず。
砂糖は通常の半分の量。「なんていい香り!抜群ね!」圧力なべで15分煮込んで出来上がり。味見したもりみさんは、Buonissimo!(おいしい!) Complimenti!(すごい!) 来てよかった!と大絶賛。
エマニュエルさんは「愛と情熱が味の決め手。最高の調理法は心を込めて作ること。」といいます。
なるほど。
マンマから教わったレシピ。イタリア最果ての島で出会った奇跡のジャムです。
無添加のオールインワン・パスタ「ラ・プロンタ(La Pronta)」家庭ですぐできる本格的な味
もりみさんが開発に取り組んでいるのは、パスタと具材が一緒になったオールインワンパスタ。その名も「ラ・プロンタ(La Pronta)」
prontaは「用意ができた」という意味ですね。中食にピッタリいいネーミング。
ラ・プロンタは食材のプロ、南イタリアはプーリア州で高級食材店を営んできたティベリーノ家によるオリジナルレシピで作られているとのことです。(出典:https://ippin.gnavi.co.jp/article-10017/)
番組で紹介されたのは、ボルチーニ茸たっぷりのパスタ。
このパスタすごい‼️
茹でて生クリーム入れるだけで
お店みたいな味になった‼️#おうちごはん #パスタ#ラ・プロンタ #お店みたいな味 pic.twitter.com/ADSCTcWHmy— もりぢ。 (@zC36s0iVKrg8wE1) July 22, 2019
(もりちさんアップありがとうございます。美味しそうです)
忙しいお母さんや、食事を作る時間のないような忙しい方々が、笑顔で美味しい食べ物を食べながら笑顔で暮らしていけるようにしたいと語ります。
本場イタリアの味を、ご家庭で簡単に。身体に優しいマンマの味。少しのお湯をお鍋に沸かしてパスタを入れるだけ。たった10分程で本場イタリアの味ができ上がり!パスタと具材が一緒になった、無添加のオールインワン・パスタ「ラ・プロンタ」。仕上げにオリーブオイルをたっぷりかけて。本場イタリアの味をご家庭で簡単にお愉しみください。出典:ラ・クッチーナ公式サイト
『世界はほしいモノであふれてる』番組情報
『世界はほしいモノであふれてる』放送・再放送予定
今回の初回放送は2020年4月23日(九州沖縄は4月30日)でした。再放送は翌週です。通常スケジュールは以下の通りです。
総合 毎週木曜 午後10時30分
再放送 毎週火曜 午前1時10分(月曜深夜25時10分)
NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。
【参考サイト】
番組公式ページ https://www4.nhk.or.jp/sekahoshi/
バイヤー’sVOICE https://www4.nhk.or.jp/sekahoshi/26/
再放送予定 https://www4.nhk.or.jp/sekahoshi/2/
NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/
NHK クロニクル https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/
『世界はほしいモノであふれてる(”This World is Filled with Wants”)』はNHKワールドプレミアムでも!
『世界はほしいモノであふれてる』は、英語タイトルが”This World is Filled with Wants”です。NHKワールドプレミアムでも観られます。海外で住んでいるおうちからはもちろん、ホテルからでも観られます。
You can watch the TV program at your home abroad, at your hotel as well.
【参考サイト】
世界はほしいモノにあふれてる(This World is Filled with Wants)
https://nhkworldpremium.com/program/53