今回の「せかいはほしいモノにあふれてる」は、JUJUさんが行ったとっておき旅を再放送!
番組MCのJUJUさんがイタリアへ、本場のパスタを求めて旅したときのもの。
2019年4月25日に放送した番組を改めてご紹介します。
鈴木亮平さんの推し旅もご覧くださいね。
せかほし鈴木亮平とっておき旅:「青」だけを巡る旅!5周年アンコー推し旅
世界はほしいモノであふれてる:祝5周年!とっておきの旅SPの生放送の様子はこちらもどうぞ。
せかほし:祝5周年!とっておきの旅SPお店や場所はドコ?世界はほしいモノにあふれてる
目次
せかほしJUJUとっておき旅:ローマ
この頃のMCは、三浦春馬さんとJUJUさんのお二人。
まずJUJUさんが向かったのは永遠の都ローマ。
優雅に馬車に乗りながら、JUJUさん初めてのイタリアをめぐります。
旅の案内人は、メゾンドツユキシェフ、村上千砂さんと花野敬子さんのシェフコンビのお二人。
世界40か国以上をめぐり、見つけた食材で独自の料理を提供されています。
神楽坂の路地裏の一軒家を改造したメゾンドツユキは、知る人ぞ知る、予約が取れない名店です。ワタクシらら子も2度ほどお邪魔したことがありますが、もうもうもう感動の連続(≧◇≦)
今回は村上さんとローマで合流。
早速美味しいパスタを食べに行きます。
イタリア全土から個性的なパスタを入手している、パスタ専門店へ。
たくさんのパスタの中からJUJUさんが選んだのは、ラビオリ。
生地で具を包み込んだ詰め物のパスタです。
南北に長いイタリアでは地域ごとに異なるパスタが作られていたそうです。
イタリア人の数だけ、パスタと歴史があると言われています。
それだけイタリア人にとってパスタは特別なものなんですね。
その中でも最近人気が高まっているのが、古代小麦のパスタ。
少し色が濃くて濃い目の茶色をしています。
小麦の味がしっかり香っておいしそう!
このお店でこだわっているのは「てづくり」。
生パスタを作る機械もあるのですが、やはり生地にストレスを与えてしまうそう。
世代を超えて、手作りパスタにこだわるのには理由があるのですね。
せかほしJUJUとっておき旅:パスタ打ち
今回のスタジオはキッチン。
JUJUさんがイタリアで学んだパスタ打ちを三浦さんに伝授します!
作るのは卵入りパスタ。それを使ってラビオリに挑戦します。
生地の材料は、小麦粉:300グラム、卵:3個、塩:少々、オリーブオイル:適量。
改めてみるとパスタの材料って本当にシンプルですよね。
いつでも家にあるものでできるけど、ハードルが高いイメージがあって、なかなか挑戦できない…。
こねた生地を15分ほど寝かしている間に、ラビオリの中身を作ります。
ラビオリの具は、ポットベラマッシュルーム、サンドライドトマト、グアンチャーレ(豚のほほ肉の塩漬け)、白ワイン、リコッタチーズです。
炒めた具材に、最後にリコッタチーズを混ぜます。
いよいよ、寝かせた生地を麺棒で伸ばしていきます。
薄く広げたらたたんで、また均等に伸ばしていきます。
きれいな黄色い生地が出来上がりました。
この上に、先ほどの具材を並べ、上から生地を重ねて、くり抜いていきます。
これを4分ほど茹でたら完成!
2人ともパクリ!美味しそうです!
せかほしJUJUとっておき旅:シチリア
旅のお次はシチリア。
JUJUさんと村上さんは、ライスコロッケのお店へ。
お米の詰まったまん丸のコロッケがたくさん並んでいます。
JUJUさんが選んだのは、ピカンテ・アランチーナ。
唐辛子の入ったピリ辛のライスコロッケです。
実はイタリアにも激辛グルメがあるそう。
村上さんと花野さんのシェフ2人が日本にない味を求めてやってきたのは、南部のカラブリア州。
実はここは、イタリア1の唐辛子の生産地。
お店にはずらっと唐辛子を使った調味料や、ソーセージが並んでいます。
いただいたのは、ンドゥイヤという、豚の腸に唐辛子をまぜ、熟成させた巨大なソーセージのようなもの。
カラブリアのソールフードです。
パンに乗せてパテのようにいただきます。
辛みが広がりますが、後から熟成させた豚のうまみが広がります。
せかほしJUJUとっておき旅:究極のパスタ
三浦さんがVTRを見ている間に、JUJUさんがスタジオで究極のパスタを調理します。
究極のパスタの旅はローマから。
MISSION:ローマ伝統のパスタを探せ
訪ねたのは昔ながらのローマ料理にこだわる老舗。
扱うのはローマ発祥のパスタだけ。徹底してますね。
代表できなものが、アマトリチャーナ。
トマトと豚のほほ肉のうまみが濃縮された一品です。
また、カーチョエペペ。こちらは、チーズとコショウのみのシンプルな味付け。
イタリア人のお茶漬けと言われるもの。
中世からあるレシピだそうです。
有機栽培の小麦を臼でひいて、ヒツジのミルクを使うという、昔ながらの手法を守って作られています。
また、同じように人気なのが、カルボナーラ。
日本人の知っているカルボナーラとは別物のようです。
生クリームは使わず、豚のほほ肉を炒めた油でパスタと、リコッタチーズと卵黄を混ぜたものをからめるというとてもシンプルなもの。
本場のカルボナーラは、生クリームを使わないって聞いたことありますけど、本当なんですね。
こういうシンプルなものが、ものすごく美味しかったりするんですよねー!
つづいて、シチリア。
島で最大の町、パレルモへ。
MISSION:シチリア美食の秘密を探る
二人を案内してくれるのは、ガイド歴30年のアントニオ・メロディアさん。
サン・カタルド教会。イスラム教徒が建築した教会です。
丸い天井はイスラム様式のもの。でも、これはモスクではなく教会として作られました。
文明の十字路と呼ばれるシチリアには、様々な文明が交錯してきました。
様々な民族が運んできた食材が文化が混ざり合って、独自の文化を築いています。
シチリアの代表料理カポナータは、まさに、ギリシャ文化、アラブ文化、ノルマン文化の融合した料理。
シチリアの野菜とカジキが、トマトソースやアラブの甘酢で煮てあって、とても美味しい!
シチリア…とても魅力的な場所ですね。
JUJUさんは、さらなるパスタを求めてアーヴォラという、さらに東の町へ。
春らしく、ここではアーモンドの花が咲き乱れています。
MISSION:知られざるアーモンドパスタを探す
マッテオさんとアローラさん夫妻を訪ねます。
ファッショネッロというこの地域にしかない固有種のアーモンドをいただきます。
普通のアーモンドより味が濃厚で、とても希少な品種だそうです。
マッテオさんはもともと北イタリアの出身。
12年前に妻のアローラさんとシチリアへ移り住んできました。
仕事に追われる日々から、自然とともに暮らす今の生活へ変えたそうです。
そんなマッテオさんに教えてもらうのは、このアーモンドを使ったパスタ。
パスタをアンチョビ、ケッパーとオリーブオイルと一緒に、ミキサーで攪拌します。
それをパスタと和えるという、シンプルなもの。
このアーモンドだからこそ出せる独特のおいしさです。
ここで少し寄り道。
パスタと一緒に楽しめるワインを探しに行きます。
向かったのは、ヨーロッパ最大の火山エトナ山。
MISSION:パスタと楽しむ極上ワインを探す
醸造家サルボ・フォーティさんを訪ねます。
サルボさんは伝統的な製法にこだわり、添加物や化学肥料を使わないワインづくりを行っています。
ブドウの木も1本1本手で挿し、機械は使わず人の手とロバだけで作るという徹底ぶり。
火山灰のミネラル分が、美味しいワインを生み出しているのです。
広大な畑には3万本を超えるブドウの木が。
これを人の手だけで収穫しているというからビックリです。
MISSION:マンマの味を知る
イタリアではマンマの味が親から子へ、代々引き継がれているといいます。
そして、みんな1番美味しいパスタはマンマのパスタだと口をそろえて言うのです。
そこで、JUJUさんもマンマのパスタの味を伝授してもらいに。
訪れたのは3人の子どもがいるマンマ、アガタ・ディ・フェーデさんのお宅。
シチリアの家庭で食べるパスタ、マッケローニづくりを教えてくれました。
力を込めてこねたパスタを、竹串に巻き付けて成型します。
いつもは、編み棒を使うとのこと。
まさに、家庭の料理って感じですね。
竹串からパスタが上手に抜けないJUJUさんを、こっそり自分のパスタと取り換えてあげるアガタさん。優しい…笑
こうやって娘と一緒に作っていくんだなぁと、雰囲気がよく伝わります。
バジルが効いたトマトソースに、揚げナスを加えて、パスタと和えます。
出来上がった料理を、アガタさんの家族みんなでいただきます。
イタリアの家庭の雰囲気がよく伝わって、とても温かい気分になりました。
せかほしJUJUとっておき旅:JUJUさんが再現したマンマのパスタ
スタジオでも、JUJUさんが再現したマンマのパスタが出来上がりました。
JUJUさん、三浦春馬さん、さらに番組ナレーターの神尾晋一郎さんの3人で一緒にいただきます。
みなさんとてもいい笑顔!すごく美味しそうです。
JUJUさんいわく、アルデンテだけがパスタの正解じゃない。
家庭でしかできない柔らかさみたいなのも含めて、家庭のパスタは美味しい!とのこと。
みんなで作るからこそ感じるおいしさがあるのってすごく分かります。
私も家族と一緒に料理をして、美味しいねって言いながら食べたくなりました。
手作りパスタにも挑戦してみたくなる回でした。