こんにちは~。らら子です。
今回のNHK 『美の壺』は、「日本ワイン」。
日本の土地の個性を活かした日本ワインがたっぷり出てきます♡
番組で紹介されたスポットやお店をご紹介。
今夜の【美の壺・選】は #日本ワイン
世界最高峰のワインコンクールで、金賞を受賞した日本ワイン
ぶどうの魅力を最大限引き出す醸造
北海道の、自然酵母にこだわったワイン
日本ワインの、極上のペアリングも!Eテレ 午後11:00~ #美の壺 pic.twitter.com/YpCEe6738A
— NHK びじゅつ委員長 (@nhk_bijutsu) December 6, 2020
いざ、日本が世界に誇るワインワールドへ。
目次
美の壺:放送内容、出演者情報
【番組予告】
輝くようなルビー色、キャンディーのような甘い香りの赤ワイン。
世界最高峰のワインコンクールで金賞を受賞した、深い味わいの白ワイン。
世界が注目の日本ワイン躍進の秘密を探る!?
自然酵母にこだわった北海道のワインづくりに密着。
雄大な大地が育んだ味わいとは?
必見!日本ワインならではのペアリング。
定番料理から、和のスイーツ「みたらしだんご」まで!
日本ワインが切り開く新たな世界を紹介!出典:番組公式ホームページ
【出演】草刈正雄 木村多江(語り・ナレーション)
美の壺:1つめのツボ「日本のぶどうの底力」
美の壺:長野県東卸市 日本ならではのワインをつくるワイナリー
番組には長野県東卸市のワイナリー「ヴィラデスト」が登場しました。
東御市にあるヴィラデストワイナリーに行って来ました。
食事もデザートも美味しかったですよ。
本社の人とは、普段会わないのでお話も出来て楽しかったです。
社長、ごちそうさまでした‼️m(__)m pic.twitter.com/66MbVNj5xN— sakuya@ビジネス系はブロックします (@sakuya_22nyan) July 29, 2019
(sakuya@ペットロスから低浮上@sakuya_22nyanさんアップありがとうございます)
ヴィラデストは日本の地で、海外にはない魅力のつまった日本ワインを醸造しています。
栽培醸造家の小西超(こにし とおる)さんによると、ヨーロッパに比べて日本は雨が多いため、優しい味わいのワインになるのだとか。
繊細な味覚を楽しむ日本人にぴったりですね。
かつての日本には「欧米のようなワイン」をつくろうとする傾向があった、そう語るのはフード・ワインジャーナリストの鹿取みゆき(かとり みゆき)さん。
しかし現在はむしろ土地の個性を活かして、バリエーション豊かなワインがつくられています。
日本でつくられたからこそ楽しめる日本ワイン。
いまは消費量もどんどん増加しているそうですよ。日本人として、要チェックですね。
美の壺:山梨県勝沼ぶどうにこだわるのワイナリー
山梨県勝沼の「MGVsワイナリー」が登場します。
1月5日(土)午前
勝沼へ。シャトーメルシャンでテイスティング後、MGVs(マグヴィス)ワイナリーを見学。工場をリノベーションした建物をはじめ、内装にもかなり力が入っていて都内のショップのような印象。製造ラインも実用+見せることに力が入っていて、今までにはなかったタイプの理系ワイナリー。 pic.twitter.com/jps5iHu8KM— 杉山 彩 (@AyaSugiyama1226) January 28, 2019
(杉山 彩@AyaSugiyama1226さんアップありがとうございます)
MGVsワイナリーがこだわるのは、日本ではつくるのが難しい人気品種「マスカット・ベリーA」でのワインづくり。
これまで日本のマスカット・ベリーAは、海外の専門家から「味気がない」と批判されてきました。
雨の多い日本では、どうしてもぶどうの水分が多すぎて、味も色も薄まってしまうのだとか。
美味しいワインには、美味しいぶどうが欠かせません。
そこでワイナリー社長の松坂浩志(まつざか ひろし)さんは、小さなぶどうを栽培して、与える水分を抑えます。
この工夫によって、味わいがぎゅっと濃縮したぶどうを完成させました。
松坂さんのワインにかける並々ならぬ情熱が感じられますね。
ストーリーも含めて、深みのあるMGVsのワイン。味わってみたいところです。
美の壺:「甲州」世界に認められた白ワイン
栽培醸造家の三澤彩奈(みさわ あやな)さんが登場します。
三澤さんの手がけたワインは、世界最高峰のワインコンクール「デカンタ・ワールド・ワイン・アワード(Decanter World Wine Awards)」で金賞を受賞。
これは日本初の快挙です。すごい!
使われたぶどうは、日本に古くから伝わる「甲州」で、山梨県の標高800mに広がるワイナリー畑で栽培されています。
それまで一般的だった棚栽培から、フランスで主流の垣根栽培に切り替えることで、より甘くて栄養価の高いぶどうに仕上げました。
伝統を革新したからこそ、日本のワインを世界にまで羽ばたかせることができたのですね。
キュヴェ三澤
彩奈ちゃんのワインは本当に美味い。
彼女のワインに対する考え方や物作りの精神は尊敬しかない。 pic.twitter.com/V6c6T67nsK— 米澤文雄[CHEF] (@yone_asakusa) November 9, 2018
(米澤文雄[CHEF]@yone_asakusaさんアップありがとうございます)
「良いぶどうをつくるには、たゆまぬ愛情が必要」と三澤さん。
ワインに愛情を注ぐ生産者がいる限り、日本ワインの可能性は、今後もどんどん広がっていくのでしょう。
美の壺:白ワイン「甲州」のナゾ 日本固有のワイン用ブドウ品種「甲州」のゲノム解読と特徴付けに成功
ところで、番組とは関係ありませんが、この伝統的な「甲州」ブドウ。このブドウを使ったワインがなぜか柑橘系の香りがすると不思議がっていた知人がいました。
ゲノムの機能的・構造的な特徴付けを行ったところ、「フェニルプロパノイド、フラボノイド、グルタチオン、α-リノレン酸」の代謝系に関わる遺伝子が他品種と比べて甲州で変化しており、それらは特にポリフェノールなどの機能成分や柑橘系の風味に関連していることが明らかになった
出典:山梨大学ワイン科学研究センターNEWS
美の壺:2つめのツボ「日本の大地を味わう」
美の壺:東京都江東区 イタリアンレストラン
東京都江東区のイタリアンレストラン フジマル醸造所が登場します。
オープン以来、予約でいっぱいのお店。人気の秘訣は美味しいイタリアンと、地下に併設されたワイナリーです。
清澄白河にある「フジマル醸造所」は、レストランを併設した“都市型ワイナリー”。サーバーから注がれる自社醸造の「生樽ワイン」がいただけるんですよ。
くわしくは⇒https://t.co/vQBx3w1Xtg #ことりっぷ pic.twitter.com/DyeQOL5wg7
— ことりっぷ (@cotrip_twi) May 26, 2016
フジマル醸造所では全国の農家から買い付けた国産葡萄で、ワインが醸造されています。
あえて味や色などの調整はせず、その土地でその年にできあがったぶどうを楽しむのが、この店の流儀なのだとか。
地域ごとの自然な味わいをそのまま楽しめるなんて、とってもユニークですよね。
イタリアンに舌鼓をうちながら、ゆっくりとした贅沢な時間を過ごせそうです。
美の壺:ブルース・ガットラヴさん 北海道のぶどうに魅せられた醸造家
偶然口にした北海道のぶどうに心を奪われたのは、アメリカ人醸造家のブルース・ガットラヴさん。
もともとはワインの一大産地ナパで、ワインのコンサルタントをしていました。北海道に移住してからは、道内各地でとれるぶどうを使って、ワインづくりをしています。
来日したのは栃木県のココ・ファームからの招聘がきっかけだったそうです。
1989年に栃木県足利市にあるココ・ファーム・ワイナリーから熱心な招致を受け、コンサルタントとして指導を行うため日本に移住。国産ぶどうを100%使用し、世界に通用するワインをつくり上げる。
ココ・ファーム・ワイナリーでの仕事を続けるなかで独自のワインを作りたいという思いが高まり、2009年にワイナリー「10R(トアール)」を岩見沢市に設立。ワインづくりのすばらしさや喜び、ワインの楽しみ方を、日本により深く、広く伝え続けている。
出典:TED×SAPPORO
美の壺:ブルース・ガットラヴさんさんの醸造所
ブルース・ガットラヴさんは、2009年にワイナリー「10R(トアール)」を岩見沢市に設立しました。
仕込みでは機械を極力つかわず、手作業にこだわることで、優しい味のワインに仕上げるのだそうですよ。
北海道余市登 木村農園さんのピノ・ノワール。醸造は10Rワイナリー、ブルース・ガットラヴさん。 pic.twitter.com/O1PNlDmuzX
— 田向 俊 (@stamukai) January 4, 2020
(田向 俊@stamukaiさんアップありがとうございます)
枝から取り外され、積み上げられたぶどうはまるで宝石のようです。そのぶどうを皮に付着している酵母菌で発酵させることで、畑の味をより強くしみこませます。
北海道の大地の個性がふんだんに凝縮されたワイン。美味しくないはずがありません😊
美の壺:最後のツボ「日本ワインならではのペアリング」
美の壺:絶妙なペアリング 東京中央区 築地のレストラン
東京中央区 築地のレストランIMADEYA「蔵葡(くらぶう)」が登場します。
全国各地のワイナリーでつくられた日本ワインと、それぞれのワインにぴったりな料理を提供してくれるお店です。
取り扱っているワインの数はなんと200種類!
日本ワインのペアリングコースがすーごい楽しくてすーごい美味でした。また行く! #築地 #銀座 #蔵葡 #ワイン #おばんざい #日本ワイン pic.twitter.com/vfQsTX5ICL
— かえるこ (@kaeruko78) April 10, 2019
(かえるこ@kaeruko78さんアップありがとうございます)
美の壺:料理長の岩川直己(いわかわ なおき)さん
蔵葡(くらぶう)料理長の岩川直己(いわかわ なおき)さん曰く、日本ワインの優しい味には、やはり和食との相性が抜群なのだとか。
うまみや味わいの深みをより引き立ててくれるそうですよ。
岩川直己さんは、飲食の世界で20年以上活躍するベテラン。調理師専門学校を卒業後、寿司店や和食店で修行を積んだそうです(出典:ヒトサラ)
番組では、栃木県産の赤ワインと、きんぴらをつかった和風のペンネのペアリングが紹介されていました。きんぴらとペンネなんて、ユニークな組み合わせですよね。
繊細な味と味の共演をじっくりと楽しむことができそうです。
美の壺: 大越基裕(おおこし もとひろ)さん ソムリエ・ワインテイスター
番組では、ソムリエ・ワインテイスター・大越基裕さんが、日本ワインと料理のおすすめの組み合わせを紹介してくれました。
オレンジ色の巨峰ワインに合わせるのは、緑茶ペーストに季節の野菜を散りばめたサラダ。
見た目にも鮮やかでワクワクするようなペアリングです。
しかもサラダの塩味・うまみ・苦味・酸味に、巨峰ワインの甘みが加わって、バランスの良い味わいを楽しむことができます。
さらにユニークなのは、マスカット・ベーリーAの赤ワインと、たれがかかった焼き鳥の組み合わせ。
ワインの甘い香りがたれの味をひきしめて、相性抜群なんだとか。
日本ワインの懐の深さにびっくりします。
日本ワインといろいろな料理の組み合わせを、自宅で試してみるのも、楽しみ方のひとつかもしれませんね。
美の壺:再放送・バックナンバー情報
美の壺・合わせて読みたい バックナンバー
NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。
2019年以降の放送一覧のまとめはこちら。
2022 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。
2021 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。
2020年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。
2019年はこちらです。
ご参考になさってくださいね。
美の壺・放送予定。再放送はいつ? NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。
今回の『美の壺』初回放送は2018年12月7日(金)でした。番組内容もこの時点のものです。
放送スケジュールは2020年4月現在で、
Eテレ「美の壺・選」の放送は、日曜日午後11時~、再放送は毎週木曜日午前11時~です。
BSプレミアム「美の壺」は毎週金曜日午後7時30分~、再放送は毎週土曜日午前6時45分~です。
BS4Kは、BSプレミアムと同じ毎週金曜 午後7時30分で、再放送は回数が増えて、
日曜日午前6時45分、月曜日午後4時00分、金曜日午前9時00~の3回あります。
キレイな画質のBS4Kは美の壺のような番組にはピッタリですね!
NHKオンデマンドなら月額の見逃し見放題パックや単品視聴ができます。月々500~600本の番組が放送当日または翌日から見られます。
最近では「ないエンタメがない」がキャッチコピーのU-NEXT(ユーネクスト)も話題ですね。最初の31日間は無料おためし期間だそうです。
【参考サイト】
番組公式ページ https://www.nhk.jp/p/tsubo/ts/3LWMJVY79P/
NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/
NHK クロニクル https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/
NHKの旧美の壺詳細サイト https://www.nhk.or.jp/tsubo/program/