こんにちは。らら子です。
今週のふるカフェ系 ハルさんの休日は藤沢。天然酵母パンが評判の蔵カフェが登場します。地元産の相州小麦の穀物蔵からの転身。身体にやさしい天然素材を使ったパンが魅力のこのお店の外観は鎌倉石。もう発酵種のいい香りが漂ってきそうです。
— ぶぶ (@yhoobooboo) May 5, 2021
目次
■番組情報:予告と放送スケジュール
湘南・藤沢×蔵カフェ×酵母パンの至福の時間を、ぜひとも味わってみては?長野で日本を代表する自家製酵母パンの達人に修行した夫婦が、藤沢の古い穀物蔵を改造してオープン。意外と知られていないが、江戸時代、藤沢は問屋が多い町だった。名残の蔵が、今も東海道沿いに点在する。その中にとっておきの蔵カフェが。貴重な鎌倉石の外観と、吹き抜けの天井。街道の知られざる歴史にふれながら、美味しいパンを味わう幸せな時間を!
出典:番組公式ページ
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NHKふるカフェ系 ハルさんの休日 2021番組情報バックナンバー&スケジュール:ガイドブックも発売中
ふるカフェ系 ハルさんの休日:湘南・藤沢のベーカリーカフェはどこ?
今回紹介される築100年以上の蔵カフェは藤沢の旧東海道沿いにあります。
1886年に建てられた土蔵を改装したベーカリーカフェ「関次商店 パンの蔵 風土(せきじしょうてん ぱんのくら ふうど)」です。
東海道五十三次で有名な、旧東海道藤沢宿にある国の登録有形文化財「関次商店の穀物蔵」をリノベーションして2019年にオープンしました。
神奈川県藤沢市本町4-5-20
090-2147-6314
9:00~15:00(売り切れ終了)
月・火曜:休み
出典:朝日新聞デジタル
小田急江ノ島線の藤沢本町駅から徒歩8分。
吹き抜けの天井のもと、薄暗い照明に照らされてズラリと並んだパン。
中でも人気は天然酵母の丸パンです。
やっぱりすごく好き♡#パンの蔵 #風土 #関次商店 #穀物蔵 #土蔵 pic.twitter.com/saGsZuhc7Y
— 小川優 (@yuyu_ogw) June 14, 2019
(小川優さんアップありがとうございます)
ふるカフェ系 ハルさんの休日:藤沢のオーガニック小麦&自家製酵母パン
入口ののれんには、素朴な文字で「オーガニック小麦×自家製酵母」と書いてあります。
店主の岩田和憲さんは埼玉県出身で、保育園で働いていた時に天然酵母を使ったパンと出会ったそうです。
都内のベーカリーや長野のパンの名店「ルヴァン」の甲田幹夫さんのもとで修業し、妻の佳奈さんともここで知り合ったとか。
かつて特産の相州小麦を集めたというこの蔵と出会い、運命を感じて店を開くことを決意。
カナダ産オーガニック小麦をメインに、その他の厳選素材を使っています。さらに全粒粉は、同じ小麦の玄麦から自家製粉しているとのこと。
岩田和憲さんは「いい素材をつかった、食べやすく体に負担の少ないパンをお客さんと一緒に分かち合いたい」という思いで作っているそう。
大家さんの関次もお話を聞かせてくれました。
体に優しい天然素材のみをつかったパンと、自然の甘みが引き出されたトッピング。
噛めば噛むほどおいしさがひろがりそうです。
ふるカフェ系 ハルさんの休日:藤沢 小島仁志 助教
今回の藤沢の回に登場したのは、生物資源科学部 くらしの生物学科 小島仁志 助教と、住まいと環境研究室:ふじさわ蔵チームのみなさんです。
「住まいと環境研究室」では、安全で快適な住環境の創出、生物資源の活用・連携による地域活性化を研究テーマとし、
暮らしの改善・向上に資する実践的な知識や手法を、自然・社会科学の双方から学びます。
出典:住まいと環境研究室サイト
学祭ではコラボしてパンの販売も行っているそうですよ。若い力が地域の古い文化財を継承し発展しているのは心強いですね。
これからも地域の強みをいろいろ発掘して、新しい魅力を創り出していってほしいです。
ふるカフェ系 ハルさんの休日:藤沢 黒壁の紙屋さんはどこ? ふじさわ宿交流館がおすすめ
藤沢宿に残る蔵がいくつか映し出されましたが、その中で気になったのは「紙」と一文字貼りだされた黒い蔵。
こちらの蔵は、旧東海道藤沢宿で茶・紙問屋を営んだ桔梗屋の蔵です。黒漆喰仕上げで1階に重厚な観音開きの塗籠戸が吊られ、当時の左官技術を今に伝えています。
桔梗屋は、現在「桔梗屋紙商事株式会社」となり、本社は横浜に移転しました。藤沢宿の蔵は、藤沢支店として営業を続けていました。
しかし、諸般の事情で令和2年9月25日をもって営業は本社に統合されました。
番組で映っていた蔵の散策マップは「ふじさわ宿交流館」のサイトがおススメです。
https://twitter.com/PandaLovely11/status/1350722422748508162