浄瑠璃とは?意味や読みをわかりやすく説明

そもそも浄瑠璃とは何?という方に説明しますね。
読み方は じょうるりです。浄・瑠璃(じょう・るり)。

「文楽」って「人形浄瑠璃文楽」の略ですよと言われても、
そもそも浄瑠璃って意味わかんない!と思いませんか。

漢字も難しいし( ;∀;)

というわけで、いまさらですが浄瑠璃について調べてみました。




浄瑠璃の由来は「浄瑠璃物語(じょうるりものがたり)」から

浄瑠璃というのは、語りもの(かたりもの)芸能の一つ。
語り、つまり、口でストーリーを語って聞かせるということですね。
浄瑠璃節(じょうるりぶし)ともいいます。

浄瑠璃の語源は「浄瑠璃姫(じょうるりひめ)」がヒロインの物語からきています。

「浄瑠璃物語(じょうるりものがたり)」は、三河地方(今の愛知県の東部)の浄瑠璃姫御前(じょうるりひめごぜん)と源義経(みなもとのよしつね)つまり牛若(うしわか)とのラブストーリー♡

「浄瑠璃姫物語」とも呼ばれます。




浄らかな瑠璃(きよらかなるり)

ちなみに、「浄瑠璃」というのはこの上なくきよらかな瑠璃ということ。

「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の瑠璃。
「瑠璃」は青い宝玉又は色付きのガラス、瑠璃は半貴石のラピスラズリともいいます。
「玻璃」は無色の水晶又はガラスのことだそうです。

松田聖子さんの名曲、「瑠璃色の地球」の瑠璃。

瑠璃色は半貴石のラピスラズリの色、つまり<color=”#1e50a2″>紫色を帯びた濃い青色</>です。

瑠璃姫は不思議なパワーを持っていて牛若の命をよみがえらせます。





人形と浄瑠璃が結びついて「人形浄瑠璃(にんぎょうじょうるり)」に

「浄瑠璃物語」は、もともと室町中期以降に作られたお話ですが、三味線の伴奏がついて音楽的に発し、江戸時代に大流行して人形劇と結びつきました。

人形劇と義太夫の組み合わせは人気が出て、人形浄瑠璃というジャンルになります。

人形 + 浄瑠璃 = 人形浄瑠璃

人形浄瑠璃にはいくつもの流派が生まれましたが、竹本座の竹本義太夫(たけもと ぎだゆう)が、大人気となります。

義太夫の人気に目を付けた近松門左衛門(ちか まつもんざえもん)が竹本義太夫に作品を提供して、世に出した「出世景清(しゅっせかげきよ)」が大当たり。

これをきっかけに、浄瑠璃といえば義太夫が語る義太夫節(ぎだゆうぶし)ということになり、いっきに浄瑠璃のメインストリームへ。
そして、義太夫以前の浄瑠璃は「古浄瑠璃(こじょうるり)」、義太夫節が「新浄瑠璃(しんじょうるり)」とか「当流(とうりゅう)」と呼ばれるようになります。





浄瑠璃は歌舞伎とも結びつく

その後、浄瑠璃は人形劇だけでなく、歌舞伎とも結びついて、人形ではなく人間の役者が演じるようになります。

そして、歌舞伎の浄瑠璃もさまざまな流派が生まれます。風紀を乱すと幕府に禁じられた流派もあったりして、なくなったものもあります。

義太夫以外に、常磐津節(ときわずぶし)や清元節(きよもとぶし)が有名です。

義太夫では太棹(ふとざお)三味線を使います。太棹は低音でベーンベーンと鳴ります。常磐津や清元では節は、中棹(ちゅうざお)三味線。ペーンペンと 鳴る感じでしょうか。

常磐津節はナチュラルでニュートラルな(ときわずぶし)が特徴の舞踊音楽。
清元節は、高音の裏声を使う粋な音楽で江戸の庶民に人気がありました。





参考にさせていただいたサイト

コトバンク浄瑠璃
https://kotobank.jp/word/浄瑠璃-79997

ジャパンナレッジ > 知識の泉 > 古典への招待 【第77回:浄瑠璃略史】 (鳥越文蔵)
https://japanknowledge.com/articles/koten/shoutai_77.html