こんにちは~。らら子です。
今回のNHK 『美の壺』は、「山車(だし)」。
日本の祭りに欠かせない巨大で勇壮な山車(だし)がたっぷり出てきます♡
日本の祭礼の「山・鉾・屋台行事」はユネスコ無形文化遺産にもなっています(2016年 ユネスコ 無形文化遺産保護条約 「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に「山・鉾・屋台行事」として登録)。
番組で紹介されたスポットをご紹介。
いざ、壮麗な山車ワールドへ。
美の壺:放送内容、出演者情報
【番組予告】
祭りで目をひく華やかな「山車(だし)」。神輿(みこし)とは別に引き回される出し物の総称で、地域によって「山」「鉾(ほこ)」「屋台(やたい)」とも呼ぶ。もとは神霊の“依り代”として作られ、時代と共に各地で独自に進化した。彫刻、金具など歴代の名工が腕をふるった屋台、町内一丸となってゼロから作り上げる思い出の山車など、さまざま登場。祭りを彩る山車の美と、伝統を守り継ぐ人々の営みに迫る。<File425>
出典:番組公式ホームページ
【出演】草刈正雄 木村多江(語り・ナレーション)
美の壺:1つ目のツボ「見上げよ、故郷の誇り」
埼玉県「川越 氷川祭の山車行事」
小江戸と呼ばれる埼玉県川越市のお祭りが紹介されます。
川越まつり(川越氷川祭の山車行事)は、10月14日に氷川神社が執行する「例大祭」を根源として、直後に行われる「神幸祭」や「山車行事(祭礼)」から成り立っている。
「神幸祭」は、慶安元年(1648)に、当時の川越藩主、松平伊豆守信綱が氷川神社に神輿・獅子頭・太鼓等を寄進し、祭礼を奨励したことが始まり。https://kawagoematsuri.jp/
長崎県「唐津くんちの曳山行事」
「くんち」とはお祭りのこと。
唐津くんちの曳山行事は、唐津神社の秋季例大祭の祭礼行事で、元来旧暦9月19日を中心に催されていましたが、その後10月29日に変更され、昭和43年からは11月3日を中心とした祭として定着しています。
鐘(かね)、笛、太鼓の囃子もにぎやかに、はっぴ姿の曳子たちによって曳かれる曳山(やま)が市中を巡る行事です。
https://www.city.karatsu.lg.jp/manabee/kyoiku/kyoiku/inkai/bunkazai/bunkazaihogo/karatukuntinohikiyamagyouji.html
京都府「京都祇園の山鉾行事」
言わずとしてれた京都の祇園祭。壮麗な山鉾巡行をひと目見ようと毎年多くの人が訪れます。
京都祇園祭の山鉾行事は京都市東山区祇園に祀られる八坂神社の祭りに行われる行事で、夏に発生しやすい疫病を除けることを祈願して行われる。
出典:https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/218910
千葉県「佐原の山車行事」
佐原の山車行事は本宿と新宿、それぞれの鎮守社祭礼で「つけ祭り(本祭や神事とは別の催事)」として行われてきた行事である。各町内が大人形を飾った豪華な山車を繰り出し、佐原囃子の調べにのって勇壮に巡行する。
出典:https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/bunkazai/bunkazai/n321-003.html
富山県「高岡御車山祭の御車山行事」
高岡御車山は1588年、豊臣秀吉が、後陽成天皇を聚楽第(じゅらくだい)に迎え奉る際に使用した御所車を、前田利家公が拝領し、前田利長公が1609年に高岡城を築くにあたり、町民に与えられたのが始まり
出典:https://www.info-toyama.com/event/20002/
富山県魚津市「たてもん祭り」
“たてもん”は高さ約16mもある大柱に、90余りの堤灯を三角形につるし下げ、総重量約5トンもあるそり台にたてて、80人ほどの人々によって威勢よく曳きまわす船型の万燈です。
出典:https://www.city.uozu.toyama.jp/guide/svGuideDtl.aspx?servno=1750
美の壺:2つ目のツボ「千の技が見せる華やぎ」
岐阜県高山市「秋の高山祭」
高山祭は春の「山王祭」と秋の「八幡祭」があります。
高山を秋の彩りで染める「八幡祭」は、旧高山城下町北半分の氏神様である櫻山八幡宮の例祭です。毎年10月9日・10日になると、安川通りの北側に11台の屋台が登場。屋台が町を巡る曳き廻しや布袋台のからくり奉納などの伝統的な祭行事が楽しめます。
出典:http://kankou.city.takayama.lg.jp/2000002/2000024/2001386.html
美の壺:最後のツボ「年に一度の晴れ姿」
山形県「新庄まつり」
毎年8月24・25・26日の3日間、山形県新庄市で開催される新庄まつりは、藩政時代の宝暦6年(1756年)、藩主戸沢正諶とざわまさのぶが、前年の大凶作でうちひしがれている領民に活気と希望を持たせ、豊作を祈願するために、戸沢氏の氏神である城内天満宮の「新祭」を領民あげて行ったのが起源とされています。
出典:http://shinjo-matsuri.jp/
その他
山車が見もののお祭りには他にもこんなにあります。
石川県七尾「青柏祭(せいはくさい)の曳山行事」
青柏祭は、七尾市の大地主神社の例祭で、5月13日(5月3日)から15日(5日)まで行われる。神饌(しんせん)を青い柏の葉に盛るので祭名となった。でか山とよばれる巨大な曳山を、鍛冶町・府中町・魚町から1基ずつ奉納し、市中がわきたつ。
出典:https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/mukeibunkaisan/seihakusai_unesco.html
埼玉県秩父市「秩父祭の屋台行事と神楽」
12月3日を中心に秩父神社冬季例大祭の付祭りに公開される笠鉾、屋台の曳行と曳行のための屋台ばやし、屋台上の歌舞伎、屋台上の曳き踊り等が重要無形民俗文化財として指定されている。
出典:http://www.city.chichibu.lg.jp/4324.html
千葉県香取市「佐原の大祭」
小江戸佐原の一大イベント『佐原の大祭』は、7月10日以降の金曜・土曜・日曜日に行われる八坂神社祇園祭と、10月第2土曜日を中日とする金曜・土曜・日曜日に行われる諏訪神社秋祭りの総称をいい、 関東3大山車祭りの一つと称され、約300年の伝統を有します。
https://www.city.katori.lg.jp/sightseeing/matsuri/introduction/index.html
美の壺:再放送・バックナンバー情報
美の壺・合わせて読みたい バックナンバー
NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。
2020 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。
2019年はこちらです。
ご参考になさってくださいね。
美の壺・放送予定。再放送はいつ? NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。
今回の『美の壺』初回放送は2017年10月6日(金)でした。番組内容もこの時点のものです。
放送スケジュールは2020年4月現在で、
Eテレ「美の壺・選」の放送は、日曜日午後11時~、再放送は毎週木曜日午前11時~です。
BSプレミアム「美の壺」は毎週金曜日午後7時30分~、再放送は毎週土曜日午前6時45分~です。
BS4Kは、BSプレミアムと同じ毎週金曜 午後7時30分で、再放送は回数が増えて、
日曜日午前6時45分、月曜日午後4時00分、金曜日午前9時00~の3回あります。
キレイな画質のBS4Kは美の壺のような番組にはピッタリですね!
NHKオンデマンドなら月額の見逃し見放題パックや単品視聴ができます。月々500~600本の番組が放送当日または翌日から見られます。
最近では「ないエンタメがない」がキャッチコピーのU-NEXT(ユーネクスト)も話題ですね。最初の31日間は無料おためし期間だそうです。
【参考サイト】
番組公式ページ https://www.nhk.jp/p/tsubo/ts/3LWMJVY79P/
NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/
NHK クロニクル https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/
NHKの旧美の壺詳細サイト https://www.nhk.or.jp/tsubo/program/