NHKせかほしバルト3国「神秘のバルト三国SP 」世界はほしいモノにあふれてる:お店や場所はドコ?再放送はいつ?ネタバレ出演者情報もお見逃しなく!エストニア、ラトビア、リトアニア

こんにちは~。らら子です。

今回のNHK 『せかほし』は、「神秘のバルト三国SP」。
バルト三国とは、バルト海に面する小さな3つの国のこと。北からエストニア、ラトビア、リトアニアのことです。首都は全て世界遺産だそうです。

エストニア出身の力士、把瑠都 凱斗(ばると かいと)さんもいましたよね。
バルト海の向こうは北欧、お隣はロシアです。近い!





せかほしバルト3国『世界はほしいモノであふれてる』番組予告:再放送は?NHKプラスで見逃し配信

初回放送日は2022年6月13日(月)10時。再放送は未定ですが、NHKプラスで見逃し配信があります。

白夜の季節、ちょうど夏至祭を迎える時期ですが、ロケは3月。まだまだ寒い早春です。

神秘に満ちたバルト三国!心を癒やす美しきハンドクラフトを巡る旅へ!精霊が宿ると言われるサウナやはちみつスイーツ!JUJUさん&鈴木亮平さんのまさかのデュエットも 出典:番組公式サイト

バルト三国は位置的にはフィンランドやスウェーデンのお向かい。民族や文化も行き来しています。

バルト三国は細かく美しい手芸でも有名です。ワタクシらら子も15年以上前にエストニアのタリンに行ったことがあります。

『行った気になる世界遺産』の著書もある世界遺産オタク鈴木亮平さんも、Googleストリートビューで町を歩き回ったそうですよ。

あちこちでおばあさんが細かい手芸品を実演販売していて、とても楽しかった思い出があります。




せかほしバルト3国:バイヤーは横川雅子さん!お店はドコ?Wiki的プロフ

今回の旅人は横川雅子(よこがわまさこ)さん。目黒で、リトアニアリネンと伝統工芸品のお店を経営しています。

今回は夫の勇志(ゆうじ)さんと共にバルト3国を訪れます。

お店の名前は ʟᴀʙᴅɪᴇɴ (ラブディエン)です。実店舗は東急目黒線不動前駅から徒歩5分、オンラインショップもあります。

住所は〒141-0031 東京都品川区西五反田4丁目1−2 1F

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横川さんは大阪府豊中市出身。大学でグラフィックデザインを専攻後、大坂の手芸用品メーカーに勤務。2年後に渡米。アメリカではIKEAに通いつめたそう笑

帰国後は大日本印刷に就職し、東京・市ヶ谷の本社への転勤がきっかけで、今のお店がある東急目黒線沿線に転居。

いつかは女の人を癒すようなかわいいお店を開きたいと、夢をあたためていたそうですよ。

10年ぐらいの企業人生ののち、30代半ばでリトアニア雑貨店を起業しました。




せかほしバルト3国:「エストニアの精霊が宿るスモークサウナ」サウナ姫 カイリ・サクラ(Kairi Sakla)さんプロフィール・お店はドコ?

エストニアの精霊が宿るスモークサウナのコーナーで、古来から伝わるサウナの伝統が紹介されます。

紹介してくれるのは、エストニア出身の カイリ・サクラ(Kairi Sakla)さんです。サクラさんって、日本名みたいですね☺

番組ではカイリ・トームさんとして紹介されました。

癒しのサウナ儀式をとりおこなうカイリさんは、「サウナ姫」とよばれているそうです。

カイリ・サクラさんは、2022年6月19日から兵庫県で始まる「北欧の音楽ピクニック2020」<夏至2022>のアートマーケットで、アクセサリーを出店しています。

Kairi Sakla (カイリ・サクラ)
1989年エストニア南部ヴォルマー生まれ。
アニミズム的な世界観を持ち「サウナ姫」と呼ばれ、ヴォル地域の古いスモークサウナの伝統を守り続けている。祖先から引き継がれた土地に住み、自身で採取・栽培したさまざまな薬草を使用し、訪れるゲストに癒しのスモークサウナの儀式を提供している。カイリのサウナは日本の雑誌、テレビ番組などにも取り上げられている。
出典:北欧の音楽ピクニック実行委員会






せかほしバルト3国:リトアニア首都ヴィリニス:カジューカス祭

まずは、リトアニアの人々が慕う守護聖人、聖カジミエラスを祭る、カジューラス祭を訪ねます。

最大の見どころは国内から集まる1000を超えるハンドクラフトの店。冬の間に各家庭で作りためたアイテムが並びます。中にはヘタウマも笑

陶器のブローチ。ハンドペイントガラスなど。なじみのカゴのお店では、濃いお酒とサラミのおもてなしも。

リトアニアは世界有数のリネンの産地。4000年の伝統を持っています。

リネン作家のヴィルギニヤ・スティガイラさんのお宅を訪ねます。カラフルでデザインと機能性に富んだ新作に横川さんも感服。

スタジオで横川さんが登場。持ち帰ったアイテムを次々と手にとっては大盛り上がりのMCお二人です。




せかほしバルト3国:エストニア首都:タリン歴史地区とヴォル地域のサウナ

ビデオに案内人のマールヤさん登場。エストニア首都のタリンを案内してくれます。

エストニアはデンマーク統治時代が長かったので、北欧の雰囲気があります。

まずはエストニアの有名レストランで、エストニア産のはちみつを使ったはちみつケーキを。

続いては、スモークサウナ。ユネスコの無形文化遺産にも指定されているサウナがあります。

カイリ・トームさんの案内で、伝統的なサウナの儀式を体験。サウナに入ったら、はちみつを身体に塗って菩提樹の枝で身体を叩くウィスキング。

仕上げに氷の張った池にはいって、白樺の樹液を飲んでリラックス。

「ととのいました!」




せかほしバルト3国:リトアニア・ウクメルゲの動物ブローチ、カウナスの壁飾りプリエヴェルプステ

ふたたびリトアニアに戻ってウクメルゲ(Ukmergė)を訪ねます。首都のヴィリニュスから北西に 78 km(48マイル)。

待っていたのは動物のブローチ作家のアドマス・シムカイティスさんとその家族。アドマスさん、マッチョな大男ですね。

伝統菓子のシャコティスを用意して待っていてくれました。木の枝をかたどったケーキで、バウムクーヘンの起源といわれています。材料は小麦粉・卵・バター・砂糖。

スタジオで試食した鈴木さん、水分持っていかれる系といいつつ幸せそうです。

アドマスさんの大胆で繊細でブローチ作りにタメ息が出ます。神話の世界を表現した動物のモチーフが、生き生きと浮きあがります。

まるで魔術師のようです。

買い付けの途中で、リトアニアのウジュガヴェネス祭という、冬を怖がらせる仮装祭にも行き当たりました。みなさん春の訪れを待ち焦がれているんですね。

プリエヴェルプステという壁飾りの職人を訪ねます。エドムンダス・アクラウスカスさんです。

プリエヴェルプステはもともと機織りの道具だったそうです。豊穣と子孫繁栄の願いを込めてリトアニアの人々は装飾を施したのですね。

ソファの上に腰かけて、簡単な下書きをしてどんどん彫刻刀で削っていくと、透かし彫りとあっという間に繊細な壁飾りができあがります。

天使のモチーフを希望していた横川さんに「たくさん作っといたよ」とにっこり。




せかほしバルト3国:『百万本のバラ』はラトビアの歌謡曲

スタジオに流れたのは、聞き覚えのあるメロディ。「……あなたにあなたにあなたにあげる……」。

MCのJUJUさん鈴木亮平さんのお二人が、「知ってる!」と思わず口ずさんでしまったのはあの名曲『百万本のバラ』です。

加藤登紀子さんが日本語の歌詞をつけて大ヒットしました。

ところが、原曲はラトビアの歌謡曲『Dāvāja Māriņa(ダーヴァーヤ・マーリニャ)』で、意味は「マーラが与えた人生」なんですね。

ラトビアと日本、思わぬところで深いつながりがありました。

ロシア語の歌謡曲『Миллион роз(ミリオーン・ロース)』を訳したものですね。この曲は、旧ソビエト連邦の歌手アーラ・プガチョワの持ち歌として知られています。

ところで、加藤登紀子さんはロシアに縁が深く、東京のスンガリ―と京都のキエフというロシア料理店を経営しています。加藤登紀子さんのご両親から受け継いだものです。

加藤さんのご両親は、戦前の満州在住時代にロシア料理と出会い、食文化を通してロシア、ウクライナ両国と日本の架け橋となりたいと、店を開きました。

ここまで、らら子調べでした!次はオーナメント作家を訪ねます。





せかほしバルト3国:ラトビア首都リガでプズリに出会う

お次は、ラトビアの首都リガでオーナメント作家を訪ねます。

出迎えてくれたのは、アウスマ・スパルヴィニャさんです。民族衣装がステキですね。お手製だそうですよ。

プズリ(puzuri)という麦わらを使ったハンドクラフトが紹介されました。麦わらに糸をとおして、三角形のモチーフを作ります。

その三角形をつなげて正四面体にしたり、横につなげていったりします。それぞれ意味のある文様だといいます。

プズリは大きさもさまざま。あー、これはフィンランドで見かけるヒンメルと同じですね。天井からさげてモビールにしたりします。

第二次世界大戦をはさんで旧ソ連の統治下にあったラトビアは、伝統的な手仕事は禁止されていました。

アウスマさんたちは伝統を復活させるために、プズリ教室を開いています。人々が集まると自然と歌が始まります。こうして伝統がつたわっていくんですね。




せかほしバルト3国:リトアニア・リエシネス職人をヴィサギナスにたずねる

ふたたびリトアニアに戻ります。訪ねたのは、国境近くのヴィサギナス( Visaginas)という都市です。

リトアニアの民族衣装に欠かせないハンドクラフト品を手に入れたいと横川さんは考えています。

お目当ては、リエシネスというハンドウォーマーを兼ねたアクセサリです。ウールにビーズを編み込んで作ります。

伝統文化センターに編み物作家のヴィオレッタ・アバリエネさんを訪ねます。ジュエリーのように美しいリエシネス。

ヴィオレッタさんは毎日身に着けてもらえるような品づくりをしているといいます。

祖国を思う花、星、文様などさまざまなモチーフがあります。ビーズは刺繍ではなく編み込みです。

初めにビーズの数を計算し、ウールに通して頭の中で考えながら祈りを込めて編んでいくそうです。

ヴィオレッタさんは、今はその技と心を地域の人たちに伝えています。教室にくるのは、リトアニア、ベラルーシ、ウクライナ、ロシア、ポーランドなどさまざまなルーツを持つ女性たちです。

お話を伺って、スタジオでMCのお二人もしんみり。ちょうどロシアのウクライナ侵攻の時期と横川さんの訪問時期は重なっていたそうです。日本の皆さんに大事に伝えていきたいと横川さんも語っていました。





せかほしバルト3国:旅の終わりに古い民謡

旅の終わりに横川さんがいつも訪ねるお店が登場します。

ルータ・アンブラスーナスさんとリナスさん。ルータさん、素敵な女性ですね。

お二人は横川さんにとっては家族のような存在。忙しい日常生活で使えるホッとするような木のアイテムをつくっています。

横川さんにルータさんが古い民謡を歌ってくれました。

生きとし生けるものの魂が帰るという母なる木の歌。たとえ不安が満ちた時代であってもあなたは一人じゃない。というメッセージを込めて。

歌を聞き終わって勇志さんも涙ぐんでいましたね。

困難を乗り越えて生きてきたバルト三国の人々の生活が知れていい番組でした。いつか行けるといいな。





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