こんにちは～。らら子です。
今回のNHK 『美の壺』は、「駅弁」。
名物駅弁の誕生秘話から、達人ならではの味わい方、バリエーション豊かな器や掛け紙まで…見て美しい、食べておいしい、駅弁の魅力がたっぷり出てきます♡
番組で紹介されたスポットやお店をご紹介。
— ぶぶ (@imRLLXRlsIDhnyz) May 8, 2020
いざ、旅情豊かな駅弁ワールドへ。
目次
美の壺：放送内容、出演者情報
【番組予告】
旅を盛り上げる「駅弁」。それぞれの地域の名物はもちろん、器や掛け紙など味わいどころ満載！
▽全国４５００個もの駅弁を制覇した達人が、車両や車窓からの景色にまでこだわる、味わい方の極意とは？
▽日本各地に名物駅弁を生んだ「特殊弁当」の歴史とは？
▽おばあちゃんの家庭料理が詰まった、青森・津軽ならではの味とは？
▽駅弁専門のデザイナーによる、掛け紙の制作現場も紹介！
＜Ｆｉｌｅ４４４＞
出典：番組公式ホームページ
【ゲスト】なし
【出演】草刈正雄 木村多江（語り・ナレーション）
美の壺：１つめのツボ｢小箱いっぱいに広がる景色｣
望月崇史（もちづき たかふみ）さん 駅弁ライター
日本中の駅弁を現地で食べ歩いてルポしている駅弁ライターの望月崇史さん。
別名をライター望月さん。プロフィールはこちら。
ニックネーム：ライター望月
性別：男性
誕生日：1975年12月8日
血液型：B型
お住まいの地域：東京都
自己紹介：
駅弁歴20年、のべ5000個を食す。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」web連載中。
出典：https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/
ニッポン放送のウェブサイトの連載『ライター望月の駅弁膝栗毛』https://news.1242.com/article/special/ekiben
函館本線 森駅 森のいかめし
望月さんのお目当ては、東京から5時間。函館本線森駅の「森のいかめし」。
いかめし阿部商店 https://ikameshi.co.jp/
停車時間が長かったころは、ホームで売っていたそうですが、今は駅前のお店で売っています。東京駅その他でも食べられるそうですが、できたてが食べられるのは現地ならでは。
達人は 駅弁をどこで食べるかにもこだわります｡この日は、国鉄時代に造られた キハ40っていうディーゼルカー車両、長万部行き。
昭和16年発売のいかめしの駅弁は森駅の名物です｡当時 近くの港で大量に水揚げされていたするめいか。
食糧難だった時代に少ない米でもいかに詰めれば腹持ちがいいものが作れると考案されたといいます｡
神戸駅の肉めし
ご飯とおかずというお弁当が「普通弁当（ふつうべんとう）」と呼ばれたのに対し、容器や食材に工夫を凝らしたお弁当が「特殊弁当」。高度成長期のレジャーブームの到来とともに普及します。
神戸駅の「肉めし」弁当もその一つ。昭和40年当時珍しい 牛肉の駅弁として発売されました｡
洋風のコールドビーフ（ローストビーフ）を贅沢に使った、50年以上も人気のお弁当です。
淡路屋 https://www.awajiya.co.jp/
番組冒頭で草刈さんが手に持っていた壺の形のお弁当も淡路屋さんの「ひっぱりだこ」というお弁当です。
https://www.facebook.com/awajiya1682/photos/a.597280210350026/2897023183709039/?type=3&theater
美の壺：２つめのツボ「彩りに込められた もてなし」
なかだえりさん イラストレーター
旅先の駅弁を絵に描いているイラストレーターのなかだえりさん。
なかだえり http://www.nakadaeri.com/
描く事で 出会った時の記憶が鮮やかによみがえってくるそうです。
「おかずのバラエティーが豊富で彩りも鮮やかになるっていう、
あれも食べて これも食べてっていう作った方の その地域の気持ちが込められているような気がします｡」といいます。
なかだえりさんが、最初は卵焼きしかないのかなと思っという新潟駅の駅弁は、新発田三新軒の「えび千両ちらし」。うなぎ、こはだ、イカ、えびが厚焼き玉子の下に隠れています。
新発田三新軒 http://masaka.ekiben.or.jp/
https://twitter.com/sayasaru0517/status/1057902329410682880
津軽ばっちゃ御膳 弘前駅
弘前駅で売られている弁当。その名も「津軽弁」。
どの弁当にも 津軽の食材が盛り込まれています｡中でも根強い人気を誇るのが津軽のおばあちゃんが作った弁当｡
「津軽ばっちゃ御膳」 http://www.akitaya.net/PDF/2017/2017_09_01.pdf
あきたや http://www.akitaya.net/
弘前市内の魚屋を起源に昭和33（1958）年創業、今年8月で60年の節目を迎えた仕出しを手掛けているお店だそうです。（出典：https://news.1242.com/article/153170）
考案者の秋田さんは、「この駅弁だけはどこのデパートに行っても売ってないようなお弁当だと私は 自負しております｡」と語ります。
— ぶぶ (@imRLLXRlsIDhnyz) May 16, 2020
美の壺：最後のツボ「食べる前も 食べた後も」
器がユニークな各地の駅弁
新幹線弁当 https://www.jr-foods.co.jp/matsuri/
※新幹線弁当は東京駅の「駅弁屋 祭」などでも買えます（予約不可）
横川の釜めし https://www.oginoya.co.jp/
※横川の釜めしといえば容器に使われているのは益子焼。『美の壺』の益子焼の回でも誕生秘話が紹介されました。
源のますのすし http://www.minamoto.co.jp/
※富山駅の駅弁は笹の葉に包まれた「ますずし」｡これは各社参入が激しいので他にもあります。
会津蔵出弁当 https://next.jorudan.co.jp/ekiben/details/4379/
山陰鳥取釜めし http://www.ekiben.or.jp/abe/
桃太郎の祭りすし http://www.miyoshino.com/
しゃもじかきめし http://www.ekibento.co.jp/page/shamoji.php
猪本 典子さん デコレーター
デコレータの猪本 典子さんが登場します。
猪本典子
1960年生まれ。高校で日本画、大学で染色を学ぶ。1986年から96年までパリに滞在。雑誌や映画撮影でのデコレーション、全て自分でコーディネートしておこなう花や料理の撮影、そして執筆と、多彩に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出典：https://www.amazon.co.jp/dp/4582836585
猪本さんは駅弁の容器を収集しています。洗って持って帰って、お弁当箱としても再利用。形がまちまちなので、自分流の詰め方を見つめ直す機会になるとか。
「予定調和じゃないおもしろさが駅弁の容器にはあるのかな」と語ります。
猪本さんの著書もあります。
猪本典子『ニッポン弁当』平凡社,2014.
小川英恵さん 駅弁の掛け紙デザイナー
小川さんは、鯛めし弁当で有名な大船軒の社員。
湘南鎌倉大船軒 https://www.ofunaken.co.jp/
小川英恵さんのプロフィールはこちら。
小川英恵（おがわ・はなえ）さん、東京都出身。
小さい頃から、食べることと、絵を描くことが大好き。
美術系の大学を卒業後、大手食品メーカーの開発部で商品デザインに携わっていました。
結婚をきっかけに神奈川へ移り、平成11（1999）年に大船軒入社。
平成12（2000）年から、大船軒の駅弁の掛け紙のデザインを担当されています。
出典：https://news.1242.com/article/158124
美の壺：再放送・バックナンバー情報
美の壺・合わせて読みたい バックナンバー
NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。
2020 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。
2019年はこちらです。
ご参考になさってくださいね。
美の壺・放送予定。再放送はいつ？ NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。
今回の『美の壺』初回放送は2018年05月04日(金)でした。番組内容もこの時点のものです。
放送スケジュールは2020年4月現在で、
Ｅテレ「美の壺・選」の放送は、日曜日午後11時～、再放送は毎週木曜日午前11時～です。
BSプレミアム「美の壺」は毎週金曜日午後7時30分～、再放送は毎週土曜日午前6時45分～です。
BS4Kは、BSプレミアムと同じ毎週金曜 午後７時30分で、再放送は回数が増えて、
日曜日午前6時45分、月曜日午後4時00分、金曜日午前9時00～の３回あります。
キレイな画質のBS4Kは美の壺のような番組にはピッタリですね！
NHKオンデマンドなら月額の見逃し見放題パックや単品視聴ができます。月々500～600本の番組が放送当日または翌日から見られます。
最近では「ないエンタメがない」がキャッチコピーのU-NEXT（ユーネクスト）も話題ですね。最初の31日間は無料おためし期間だそうです。
【参考サイト】
番組公式ページ https://www.nhk.jp/p/tsubo/ts/3LWMJVY79P/
NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/
NHK クロニクル https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/
NHKの旧美の壺詳細サイト https://www.nhk.or.jp/tsubo/program/