こんにちは。らら子です。
今回は、女優の寺島しのぶ(てらじま しのぶ)さんをご紹介します。ワタクシ若い頃から好きなんですよね~この方。
2023年の大河ドラマ「どうする家康」では語り(ナレーション)を担当しています。
寺島しのぶさんは歌舞伎の名門の娘として生まれて、夫はフランス人。一人息子は歌舞伎役者として活躍中です。
今回は、寺島しのぶさんの華麗な血筋と人脈を見ていきましょう。
【 語り 発表 】#どうする家康 語りは#寺島しのぶ さんに決定しました!
– コメント –
毎回、即興でお芝居をしているような感覚ですね。
私自身が楽しんでやっているので、それが語りににじみ出ていたらいいなと思います。
皆さま、どうか広い心で聞いてやってください!https://t.co/AxQnAPe3eS— 大河ドラマ「どうする家康」 (@nhk_ieyasu) December 9, 2022
目次
寺島しのぶ:夫はフランス人!本名は?年齢は?子どもは?
寺島しのぶさんの本名は、寺島 グナシア 忍(てらじま ぐなしあ しのぶ)さんです。
フランス人の夫ローラン・グナシア(Laurent Ghnassia)さんの姓と自分の旧姓を合わせているんですね。
寺島しのぶさんは1972年12月28日京都生まれの東京育ち、ローラン・グナシアさんは1967年12月28日生まれです。
寺島しのぶさんは言わずとしれた演技派女優。
2003年『赤目四十八瀧心中未遂』では第27回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、『ヴァイブレータ』では東京国際映画祭女優賞、2010年『キャタピラー』でベルリン国際映画祭の銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞しました。
寺島しのぶさんのもう一つの顔は、歌舞伎役者の尾上菊五郎さんのお嬢様。尾上菊五郎家といえば、歌舞伎界の名門ほとんどが親戚や縁戚という名門中の名門です。
家族も親戚もみんな歌舞伎俳優、母は名女優、そして夫はフランス人というゴージャスな家系。
寺島しのぶ:フランス人の夫はどんなひと?本名は?年齢は?結婚はいつ?子どもはいくつ?
夫のローランさんはフランス・トゥールーズ生まれのユダヤ系フランス人です。ローランさんはブランドのブランドの宣伝イベントなどのプロデュースするアートディレクターです。
2004年にアニエスベーの仕事で来日し、寺島しのぶさんと付き合うようになります。
熱愛が発覚し、言葉の壁は?という質問に、寺島しのぶさんは英語もフランス語もできないので、「シン(心)グリッシュ」で会話していると答えて話題になりました。
といっても、寺島しのぶさんは名門のミッションスクールの青山学院そだち。
英会話もできると思いますが、心グリッシュとボディランゲージで、寺島しのぶさんが積極的にアプローチしたそうです。
ローランさんは、仕事の拠点を日本に移します。そのお仕事ぶりはこだわりが強く、「わがまま」と称されることもあるようです。アーティストですからね。
その後、お二人は2007年2月26日に結婚します。これを機に寺島しのぶさんは、寺島の読みをてらしま」から「てらじま」へ変更。今は、「寺島しのぶ(てらじま しのぶ)」さんとして活躍しています。
寺島しのぶ:父は人間国宝の歌舞伎俳優尾上菊五郎 (7代目)、弟は尾上菊之助、母は富司純子(ふじ すみこ)
寺島しのぶさんの父は人間国宝の歌舞伎俳優尾上菊五郎 (7代目)さん。母は名女優の富司純子(ふじ すみこ)さん。大スター同士の長女として生まれます。
富司純子さんは、若い頃は藤純子(ふじ じゅんこ)の名で活躍、任侠映画のヒロイン「緋牡丹お竜」役で大人気でした。結婚後も、奥様番組の名司会者・寺島純子(てらしま じゅんこ)として活躍していました。
尾上菊之五郎さんとは、NHK大河ドラマで共演して結婚。当時は尾上菊之助さんを名のる若手人気歌舞伎役者と、任侠映画の大スターの結婚は大きな話題を呼びました。
歌舞伎の名門の家に生まれた寺島しのぶさん。生まれたときから自分は歌舞伎役者になると信じて疑わなかったしのぶさん。
寺島しのぶさんの弟は、現・尾上菊之助さん。寺島しのぶさんが11歳の時に弟が初舞台を踏むことになります。
その時初めて女の子は歌舞伎役者になれないという事実を知って、大ショックを受けたそうです。ご両親はそれが当たり前のこととして教えてくれなかったとか。
寺島しのぶさんは、大女優・太地喜和子(たいち きわこ)さんのすすめもあり、青山学院大学在学中に文学座に入り、女優への道を歩み出しました。
寺島しのぶ:息子は初代尾上眞秀(おのえ まほろ)甥は尾上丑之助(おのえ うしのすけ)
文学座を卒業後は、映画や舞台で活躍。
その後、しのぶさん40歳のときにローラン・グナシアさんとの間に2012年9月11日には息子の眞秀(まほろ)さんが生まれます。
眞秀(まほろ)さんは、歌舞伎の子役の寺嶋眞秀(てらじま まほろ)さんとして2017年5月歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」の「魚屋宗五郎」で初お目見えしました。
その後、「盛綱陣屋」「実盛物語」など、子役の大役もつとめています。
2023年5月2日には、「團菊祭五月大歌舞伎」(5月2日初日、東京・歌舞伎座)で初代尾上眞秀(おのえまほろ)として初舞台をつとめることが発表されました。
弟の尾上菊之助さんの息子である、七代目 尾上丑之助(しちだいめ おのえ うしのすけ)さんとは従兄弟同士。眞秀(まほろ)さんが2012年生まれ、丑之助さんが2013年生まれなので1歳違い、いいライバルですね。
さてさて、昨年の初春から常磐津節のお稽古に見えている寺嶋眞秀さんの番組が放映されます!
こちらのHPでは「常磐津節のお稽古に挑戦」と、嬉しいご案内もしていただいています。
ぜひご覧ください〜!菊五郎お兄さん、寺島しのぶさん、眞秀さん、ありがとうございます!https://t.co/ksJ0wlZLxx— 常磐津兼太夫(Je chante, donc je suis. 東京藝術大学、お稽古場は銀座) (@jetmasaokane) October 9, 2021
寺島しのぶ:初代尾上眞秀(おのえ まほろ)日仏ルーツの歌舞伎俳優!ハーフの歌舞伎俳優は初めて?
本名で「お目見え」した寺島眞秀さん。将来の夢を聞かれて「仮面ライダー」やサッカー選手と答えていたこともありました。
初代尾上眞秀として記者会見に出席したときは、しっかり歌舞伎俳優になりたいと発言。
記者会見はフランス大使館で行われ、猛勉強中のフランス語でしっかり挨拶もこなしました。
前述の通り、父のローランさんはユダヤ系フランス人なので、「外国人とのハーフ」ということになります。ハーフというのはあまりいい言い方ではありませんね。
ダブルとか「外国にルーツがある」といったほうがいいでしょう。
日本の伝統芸能の役者に外国人が?と思う方もあるかもしれませんが、外国にルーツのある歌舞伎俳優は過去にもいます。
戦前に美形の歌舞伎役者として人気だった十五代目 市村 羽左衛門さんの父は、明治時代に来日したアメリカ人の外交官だったのはよく知られた話です。
ですから、尾上眞秀さんが歌舞伎役者初のハーフではありません。
考えてみれば歌舞伎の隈取(くまどり)は日本人離れした派手な顔立ちにするためのものですから、有利かもしれませんね。
寺島しのぶさんのブログを見ると、いろいろと思うところはあるようですが、歌舞伎役者にならなくても歌舞伎を愛する心には変わりなく、全力でサポートしている様です。
これからも寺島しのぶさんとローランさん、そしての初代尾上眞秀さんのご活躍を楽しみにしています。