こんにちは~。 らら子です。
今回は、人形遣いの吉田玉誉(よしだ たまよ)さんをご紹介します。
うめだ文楽やインタビューで、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
プログラム写真からも優しそうな雰囲気が伝わってきます。
笑顔の #吉田玉誉 さん。#中之島文楽 終演後、ロビーでお人形さん撮影タイムがありました。#大阪中央公会堂 pic.twitter.com/HIQdazGxYz
— 大阪の文楽、落語、歌舞伎の面白さを伝える古典芸能案内人・天野光 (@amanohikaru2) October 5, 2018
(大阪の文楽、落語、歌舞伎の面白さを伝える古典芸能案内人・天野光さんアップありがとうございます)
どんな方なのでしょうか?さっそくプロフィールを見ていきます。
目次
吉田玉誉さんのプロフィール、年齢や出身、芸歴は?
こちらがプロフィールです。
誕生日:昭和46(1971)年10月31日
出身地:福島県
本 名:関谷泰洋[芸 歴]
- 平成 4(1992)年 4月 国立劇場文楽第15期研修生となる
- 平成 6(1994)年 4月 吉田文昇(よしだ ぶんしょう)に入門
- 吉田昇市(よしだ しょういち)と名のり 国立文楽劇場で初舞台
- 平成12(2000)年 1月 退座
- 平成15(2003)年 6月 初代・吉田玉男(よしだ たまお)門下となる
- 吉田玉誉(よしだ たまよ)と名のる
[受賞歴]
- 平成25(2013)年 4月 第41回(平成24年度)文楽協会賞
玉誉さんは、福島県生まれ。20歳で文楽研修生となります。その後、2年間の研修期間を経て吉田文昇(よしだ ぶんしょう)さんに入門、吉田昇市(よしだ しょういち)と名のって、初舞台。
その6年後、思うところあり一度は退座します。その後、紆余曲折あって文楽に復帰(後述)。今度は、初代・吉田玉男(よしだ たまお)の門下となり、吉田玉誉(よしだ たまよ)さんと名のります。
吉田玉誉さんの入門のきっかけは?退座の真相は?
福島生まれの玉誉さん。文楽のおうちに生まれた方ではないですね。
高校生の時に観ていたテレビのクイズ番組で、誰でも文楽の技芸員になれることを知って、興味を持ったそうです。
でも、すぐに技芸員に!というわけでもなく、高校卒業後、東京で予備校生活に。ある日、たまたまコマーシャルに出ている文楽の人形を見て、ムクムクと興味が再燃、実際に、国立劇場に文楽を見に行って決心。
あら、流し見テレビがきっかけで決まる人生。
そして経歴通り、20歳で入門、22歳で初舞台。6年後に急に他の事をやってみたくなった、珠代さん。退座して「青年海外協力隊」に応募します!が、落選。東京で高層ビルの窓ふきなどに従事。
そのうちに「文楽の世界に戻りたい」と思い始めましたが、そこはさすがに言い出しにくく……。そうこうしているうちに、先方から「戻ってこないか」という話になり、めでたくカムバック!ということだそうです。
吉田玉誉さんの特技や趣味は?インスタグラムやTwitterは?
噂によると>玉誉さん、解説がめちゃくちゃ面白いそうです。一度聞いてみたいですね。
趣味や特技も漏れてこず。インスタグラムやTwitterは見つかりませんでした。
大胆な行動力だし、いろいろアウトドアっぽいことが得意なのでは?と想像。
引き続きリサーチします!
玉誉さん「無形重要文化財保持者」に!
2020年7月7月17日に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て「無形重要文化財保持者」に認定される運びとなりました。
追加認定は3年ぶりのことです。おめでとうございます。
「無形重要文化財保持者」に認定について詳しくはこちらの記事もあわせてごらんくださいね。
https://bunrakukimono.com/mukeibunkazai-dantai-2020-7590
らら子的萌えポイント
頭巾の下はほんわかおおらかな笑顔。玉誉さんって、ひとり遣いのつめ人形をすごく楽しそうに遣っているイメージがあるんですよね。
文楽鑑賞教室の解説などでも、包容力のある笑顔に引き込まれます。
テレビでなんとなく興味を持った文楽の世界に飛び込みんだという行動力。キャリアの途中で他の仕事も経験し、再度、文楽の世界へ。他の人とは一味違う経歴で、きっと芸に深みやいろどりを増して来ることでしょう。
これから大きなお役がついてくることと思いますが、ますますのご活躍をお祈りしております!
参考にさせていただいたサイト
公益財団法人 文楽協会 https://bunraku.or.jp/index.html
成男会http://tamame-tamao.com/
高岡美樹のべっぴんラジオ日記 http://www.obc1314.co.jp/blog/miki/?p=34729