こんにちは! らら子です。
今回は、しゅっとしたお兄さん、鶴澤 友之助(つるざわ とものすけ)さんをご紹介します。
人形浄瑠璃文楽三味線の若手イケメンとして、テレビや新聞でもよく取り上げられているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1851756211598712
単にイケメンだけでなく、本業でもぐんぐん活躍の場を広げています。
その迫力ときれのある三味線。細身の友之助さんから繰り出される、太くてよく響く低音に魅了されてしまいます。
同じくイケメン枠の豊竹咲寿太夫さんや人形遣いの吉田簑紫郎さんなどともに注目されていますね。
目次
鶴澤友之助さんのWiki的プロフィール。前名は豊澤龍爾(とよざわ りょうじ)さん。年齢や出身、芸歴、受賞歴は?
では、さっそくプロフィールを見ていきます。
誕生日:昭和55(1980)年11月12日
出身地:大阪府
本 名:木下 啓[芸 歴]
- 平成12(2000)年 4月 国立劇場文楽第19期研修生となる
- 平成14(2002)年 4月 豊澤富助(とよざわ とみすけ)に入門、
- 豊澤龍爾(とよざわ りょうじ)と名のる
- 平成14(2002)年 7月 国立文楽劇場で初舞台
- 『薫樹累物語(めいぼくかさねものがたり)』「豆腐屋の段(とうふやのだん)」
- 平成29(2017)年 5月 鶴澤清友(つるざわ せいとも)の門下となる
- 鶴澤友之助(つるざわ とものすけ)と名のる
[受賞歴]
- 平成22(2010)年 4月 第38回(平成21年度)文楽協会賞
- 平成27(2015)年 3月 第34回(平成26年度)国立劇場文楽賞文楽奨励賞
- 平成28(2016)年 4月 第44回(平成27年度)文楽協会賞
鶴澤友之助さんの家族は?結婚は?
大阪出身の友之助さん。
文楽や伝統芸能のおうちに生まれたのかと思っていたら、意外にもご両親はお父様はピアニスト、お母さまがバイオリニストという、クラシックの音楽家だそうです。
結婚はしていないようですよ。
文楽入門のきっかけは次の項目にあるのでお楽しみに➰
ところで、らら子が、「しゅっとしたお兄さん」友之助さんを知ったときは、鶴澤友之助さんではなく豊澤龍爾(とよざわ りょうじ)さんというお名前でした。
ええー?どゆこと?
平成14(2002)年 4月 に入門した時の芸名は、豊澤龍爾(とよざわ りょうじ)さんでしたが、その後、鶴澤清友(つるざわ せいとも)さんがお師匠様となり、平成29(2017)年 5月からは鶴澤友之助となりました。
鶴澤友之助さんの入門のきっかけは?
クラシック音楽に囲まれて育ち、友達とギターやエレキベース、フラメンコギターなども弾いていた友之助さん、低音の弦楽器が好きで将来はクラシックの音楽家を目指していました。
大阪センチュリー交響楽団首席コントラバス奏者の故・奥田一夫氏に師事して、オーケストラの弦楽器の中で一番大きな、コントラバスという楽器で音楽大学受験のために準備をしていました。
本当に低音好きなんですね。
そんな低音好きな友之助さん、ある日テレビを見ていて文楽三味線(太棹)の音を知ります。さらに、たまたま広告を見かけた文楽研修生にも興味を持ちます。
とはいえ、前からの希望通り音大受験準備をちゃくちゃくとしていたところ、
なんと入試の実技試験の前日に入院!(・o・)
病気が治って無事に退院したのが一ヶ月後。当然、その時には入試は終わっていました。
なんという運命のいたずら!
友之助さん、国立劇場文楽研修生として改めて文楽の道を目指すことにしたそうです。
文楽の神様(いや、女神様か?)にすっかり気に入られちゃったんですねー。
そのおかげで文楽ファンは、かっこいい太棹三味線が楽しめることになりました。
鶴澤友之助さんの特技や趣味は?インスタグラムやTwitter、Facebookはある?
小さい頃からクラシック音楽を勉強して、三味線だけでなく西洋音楽でよく使われている五線譜もバリバリ読める友之助さん。
これから他分野の音楽や舞台とのコラボなどにも興味があるそうなので、新しい太棹三味線の世界が広がりそうですね。これからのますますのご活躍をお祈りしています!
最近は、若い技芸員(演者)さんたちもTwitterやインスタグラムでも情報発信をしていて、友之助さんもインスタグラムを持っています。
若い人のフォロワーが増えて文楽の知名度がもっと上がるといいですね。
Facebookもありますよー。
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らら子的萌えポイント
初めて友之助さんを認識したのは、5年ぐらい前の文楽教室の時でした。その時は「しゅっとしたお兄さんの豊澤龍爾さん」として三味線の説明に登場して、物腰が柔らかくて所作が美しい方だなと思いました。
そして、お話が気さくで面白い!文楽ってこんなに気楽に楽しんでいいんだ!とちょっとびっくりしました。そんなに面白いのに三味線を弾く姿はキリッとストイックな雰囲気、そして音は迫力があって素敵です。
あるイベントで、御簾内(みすうち)で弾く曲を舞台上で披露する姿を拝見したことがありますが、御簾内では腰掛けたりせず立膝で演奏するとのことで、すっとしゃがまれた姿がまたしゅっとカッコよかったです。
友之助さんの名前を検索すると「友之助 結婚」とかいうキーワードが出てくるんですが、どうなんでしょうね??
参考にさせていただいたサイト:
文楽協会|三味線 https://bunraku.or.jp/sami/index.html
鶴澤 友之助さん(@tsurusawatomonosuke) • Instagram写真と動画https://www.instagram.com/tsurusawatomonosuke/?hl=ja
文楽女子がイケメン技芸員にインタビュー!
https://www.lmaga.jp/pr/bunrakujoshi03/