竹澤團七(たけざわ だんしち)さんのWiki的プロフ「ちかえもん」出演ではチョンマゲも!娘は元タカラジェンヌ!文楽三味線一筋70年の大ベテラン!

こんにちは~。らら子です(^^)
今回は、大ベテランの三味線奏者の竹澤團七(たけざわ だんしち)さんをご紹介します。

お姿を拝見するだけで、いかにも優しそうな團七さん。
いったいどんな方なのでしょうか。


竹澤團七さんのwiki的プロフィール

こちらが團七さんのプロフィールです。現役の技芸員の中では最高齢。2023年に米寿をお迎えになります。

誕生日:昭和10(1935)年12月8日
出身地:愛知県
本 名:菊澤和夫

[芸 歴]

  • 昭和28(1953)年 8月 十代竹澤和彌七(たけざわ やしち)に入門
  • 昭和28(1953)年 9月 四代竹澤團二郎(たけざわ だんじろう)を名のる
  • 昭和29(1954)年 1月 大阪・四ツ橋文楽座にて初舞台
    • 「寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)」「壺坂観音霊験記(つぼさかかんのんれいげんき)・沢市内の段(さわいちうちのだん)」のツレ
  • 昭和56(1981)年 4月 四代竹本津太夫(たけもと つだゆう)の相三味線(あいじゃみせん)となる
  • 昭和56(1981)年 4月 竹澤團七(たけざわ だんしち)と改名
    • 「義士銘々伝・弥作鎌腹の段(ぎしめいめいでん やさくかまばらのだん) 」で披露
  • 昭和62(1987)年9月津太夫の逝去まで相三味線をつとめる

[受賞歴]

  • 昭和46(1971)年11月 国立劇場奨励賞
  • 昭和48(1973)年 1月 昭和47年度文楽協会賞
  • 昭和48(1973)年 5月 昭和47年度因協会奨励賞
  • 昭和50(1975)年 1月 昭和49年度文楽協会賞
  • 昭和51(1976)年 6月 昭和50年度因協会奨励賞
  • 昭和53(1978)年 2月 国立劇場奨励賞
  • 昭和54(1979)年 6月 昭和53年度因協会奨励賞
  • 昭和55(1980)年12月 国立劇場優秀賞
  • 昭和63(1988)年 9月 昭和62年度因協会賞
  • 平成15(2003)年 5月 大阪府知事表彰
  • 平成22(2010)年12月 平成22年度文化庁長官表彰

お肌もつやつや、とてもお元気です。



竹澤團七さんの芸歴、入門のきっかけは?

團七さんは、名古屋の出身です。伝統芸能好きの一家に生まれました。

小学生の時、芸能が好きなお姉さんに連れられて、初めて文楽を鑑賞。「おかしな芸能だな」と思いつつハマり、文楽に通いつめるようになります。

ちなみに、お姉さんは、人形遣いの故・吉田文雀(よしだぶんじゃく)さんの妻となります。

文楽大好きな少年時代を過ごした後、高校3年生の時に18歳で入門します。

同期にあたる鶴澤清治(つるざわ せいじ)さんは8歳で初舞台なので、年齢は10歳も違います。

今では高卒で文楽研修生になる人も多いので、18歳という年齢は特に遅くはありませんが、当時は20歳近くで入門するのは他の人よりも遅かく、人一倍努力したそうです。

後に人間国宝となる竹澤弥七さんの家に住み込み、9年間も内弟子をします。
内弟子は、家事と師匠の身の回りの世話とお稽古と忙しい日々です。

好きな三味線がお稽古できるので苦にならなかったとか。
昔の人はすごいですねー。

昭和56(1981)年に切場語り(きりばがたり)の四世竹本津太夫(たけもと つだゆう)さんの相三味線(あいじゃみせん)となります。

切場語りというのは、その演目の一番のクライマックスを語る、格の高い太夫のことです。

相三味線というのはその太夫の専属の三味線奏者ということですね。相三味線は夫婦も同様で、他の人とは組みません。

相三味線になると同時に改名です。

改名当時に、四世津太夫さんと連名で挨拶状が配られたというブログの記事を見たことがあります。

それだけ重いつながりなんですねえ。津太夫さんが亡くなるまで6年間つとめました。

当時の團七さんは、まだ若手と言ってもいい年代。ご苦労があったでしょうね。

受賞歴もたくさんあります。

国立劇場や文楽協会の数々の受賞のほか、長年の功績により大阪府知事表彰や文化庁長官表彰も受けています。




『文楽芸談 文楽三味線 竹澤團七 橋寿のつぶやき』発刊

2016年に放映されたNHK木曜時代劇「ちかえもん」では義太夫指導。

ちょんまげ姿で竹澤権右衛門役で出演しました。よくお似合いでしたね(^_-)-☆

竹本義太夫役の北村有起哉さんの隣に座って、三味線を弾いていらっしゃいました。

2019年には、團七さんの長い芸歴を聞き書きした本も発売されました。

さてさて、團七さんのインタビューをまとめた本が出版されます。
荒木雪破『文楽芸談 文楽三味線 竹澤團七 橋寿のつぶやき』東方書店,2019.(ISBN:9784862493682)

橋寿(はしじゅ)というのは、長寿を祝う84歳のお祝いだそうです。初めて知りました!
ちょうど傘寿と米寿と中間ですね。

内容は、

第1章 少年時代
第2章 文楽への道へ
第3章 修行は一生
第4章 地方巡業
第5章 師匠彌七のこと
第6章 三味線のこと
「ちかえもん」に共演して(北村有起哉)

執筆者によると、

3年半ほどの間に8回ぐらいの取材をし、昭和の團七師匠の生い立ちから文楽における名人・達人の先輩方、また、広範囲にわたる歌舞伎や伝統芸能の方々との交友録などをお聞きしました。伝統芸能の芸のお話はデザインにとっても参考になるお話がありました。

本の帯に推薦文を寄せているのは、四代目 柳亭 市馬(りゅうてい いちば)さんです。

文楽だけでなく、歌舞伎や伝統芸能の大ベテランの昭和~平成の話題もたっぷり入っていそうです。貴重な資料になりますね。




竹澤團七さんの趣味は?着物好き!娘は元タカラジェンヌ!

三味線一筋60年あまりの團七さん。

インタビューなどでは、伝統芸能には高い教養と感性が必要なので、一生が勉強と語っています。

趣味は寄席通いだそうです。推薦文を書いた柳亭市馬さんとも、仲がよさそうですしね。

ふだんの生活もお着物だそうで、洗える着物の東レシルックもご愛用だとか。

着物姿もオシャレです。

そして娘さんは、元・宝塚歌劇団花組の娘役、桜木星子(さくらぎ せいこ)さんです。

桜木星子さんは1982年入団の68期生で、同期には一路真輝さんがいます。生活総合情報サイトAll About(オールアバウト)の「宝塚ファン」ガイドをしています。

いかにも温厚そうな團七さん。三味線の音色も、とても優しく柔らかな音です。

静かに登場し、超然と三味線を奏で、去っていく、というイメージです。

大ベテランの方だなーとは思っていましたが、髪の色はふさふさしているし、演奏は力強いし、今回調べてみて実年齢を知って若々しさにびっくり❢です。

どうぞ、これからもお元気でご活躍ください。


参考にさせていただいたサイト

公益財団法人 文楽協会 https://bunraku.or.jp/index.html

英 ご贔屓さんのクローゼット 竹澤團七
https://www.kimonohanabusa.co.jp/closet/bn1309/index.html

All About 桜木星子のプロフィール
https://allabout.co.jp/gm/gp/711/profile/

文楽芸談 文楽三味線 竹澤團七 橋寿のつぶやき
https://das.or.jp/?p=8455





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