こんにちは~。らら子です。
今回のNHK 『美の壺』は、「柿」。
驚きの新柿・伝統の干し柿・柿スイーツ・柿の工芸がたっぷり出てきます♡
番組で紹介されたスポットやお店をご紹介。
[telemap]美の壺 1122_ https://t.co/Xt8Rd6c71d
— ぶぶ (@yhoobooboo) November 19, 2019
いざ、奥深い柿ワールドへ。
目次
美の壺:放送内容、出演者情報
【番組予告】
- 極上柿800本を育てる畑に潜入!柿一筋50年の農家が見つけた“柿が元気になる方法”とは!?
- 平安時代から愛されてきた伝説の干し柿が登場!
- 糖度は普通の柿のおよそ3倍という。絶品の味わいを生む千年の技“手もみ”とは!?
- 1000本に一本の柿の木からしか取れないという希少な「黒柿(くろがき)」の工芸品も登場!
- 艶やかな黒が幻想的模様を醸し出す。柿渋染め、日本限定の柿スイーツも必見!
出典:<File459>番組公式ホームページ
【ゲスト】津田寛治
【出演】草刈正雄 木村多江(語り・ナレーション)
美の壺:ゲスト 津田寛治(つだ かんじ) さん
柿をもって草刈さんを訪ねてきたイトコのケンジさん。俳優の津田寛治さんです。
生年月日 1965年8月27日(54歳)
福井県福井市出身。血液型はAB型、趣味は絵画。
座右の銘 柔よく剛を制す出典:http://lasette.net/actors_tsuda.html#div01
奥さんとケンカして転がり込んできたケンジさん。なにやらあやしい柿の術を駆使しています。草刈さんの一族っていったい……。
美の壺収録② | 草刈正雄オフィシャルブログ Powered by Ameba https://t.co/GK4jOEK9HF
— ぶぶ (@yhoobooboo) November 18, 2019
美の壺:1つめのツボ 甘さを極めた日本の味覚
美の壺:堂上蜂屋柿(どうじょうはちやがき)
柿すだれといわれる 晩秋の風物詩。朱色の大群 干し柿です。
平安時代から愛されてきた伝統の逸品が堂上蜂屋柿。
美濃加茂市堂上蜂屋柿 ブランド構築事業実行委員会
https://www.hachiyagaki.jp/
干し柿づくりの名人の坂井道夫さん。いい干し柿を作るには厳しい環境に置くことが大事だと言います。さらに欠かせないのが毎日やさしく手もみ。
甘みが凝縮し、表面には白い粉が吹き、中身は上品な半生。
糖度は65度。普通の柿の3倍もの甘さ。堂上蜂屋柿は丹精込めて一つ一つ手作りされています。
堂上蜂屋柿(どうじょうはちやがき)は、美濃加茂市から富加町にかけてつくられている干し柿。堂上とは朝廷への昇殿を許された格をもつという意味だそうです。
岐阜県美濃加茂市、平安時代から続いていると言われる堂上蜂屋柿が名産品の一つです。
朝廷や時代の将軍に献上された干し柿。一級品は3つで25000円程の価格評価となっていますが、知名度の向上や作り手の高齢化、経験と勘に委ねられている作り方をどのように継承していくのかが課題です。 pic.twitter.com/pZMAhsKG7c— 藤井浩人 美濃加茂市長 (@Hiroto_Minokamo) June 16, 2019
美の壺:岐阜県産 日本一の柿 天下富舞(てんかふぶ)信長にちなんだ柿
岐阜県で ある柿が日本一と話題を呼びました。重さは なんと300グラム以上。糖度は通常の柿を大きく上回る25度。その甘さは全国の柿農家や関係者を驚かせました。
柿一筋50年の生産農家、加藤泰一さん。
枝先を上に上げると 木が頑張って大きな甘い柿が実る。加藤さんの手法が地元にも普及し柿の産地として名をはせるようになりました。
日本一の柿の名前は「天下富舞(てんかふぶ) 」。岐阜ゆかりの織田信長が掲げた「天下布武(てんかふぶ)」にちなみ一般公募により命名され、甘さとサクサクとした食感が特長だそうです。
高糖度が特徴の「新秋」とサクサクとした食感が特徴の「太秋」を交配し、採取した系統の中から選ばれた1系統が「天下富舞」(品種名:ねおスイート)
天下富舞は、上位から「天下人(糖度25度超)」「大将(糖度22度超)」「武士(もののふ)(糖度22度超)」と3つの等級に分けられています。(出典:岐阜全農)
天下富舞:最高等級の「天下人」2019年初セリで過去最高の2個70万円!
岐阜の高級柿、天下富舞の中でも最高級の「天下人」さま。
桐箱に入っておられます^^
岐阜の高級柿、2個70万円 天下富舞の最高等級「天下人」 | 2019/10/25 – 共同通信 https://t.co/41PA5m1XIN
— ぶぶ (@yhoobooboo) November 20, 2019
最高等級の「天下人」は2018年の2個で54万円で驚かれましたが、2019年の初ぜりではなん、過去最高の2個70万円で競り落とされました。
70万円で競り落とされた岐阜県産の高級柿「天下富舞」=25日午前、愛知県豊山町
岐阜県が開発した高級柿「天下富舞」の初競りが25日、名古屋市中央卸売市場北部市場(愛知県豊山町)で行われ、最高等級の「天下人」が過去最高の2個70万円で競り落とされた。出荷は4年目で、これまでは昨年の54万円が最高だった。11月初旬までに約2千個の出荷を見込む。
天下富舞は、岐阜ゆかりの織田信長が掲げた「天下布武」にちなみ命名され、甘さとサクサクとした食感が特長。岐阜県によると、「天下人」は糖度25度超、重さ310グラム以上が条件になっている。
この日、70万円の値が付くと、集まった関係者らから「おおっ」という歓声と拍手が起こった。出典:https://this.kiji.is/560274342174852193
セリ落とされた後は、デパートに並んだそうですが、店頭ではいったいどんなお値段に??
どのような方がお買い求めになったんでしょうねぇ?
高すぎて味がわからなそう(本末転倒。
美の壺:「天下人」そして2020年秋には柿2個で86万4千円
2020年秋にはさらに高値がつきました。
86万4千円(2個入り、税込み)!スーパーのバロー(多治見市)が購入したそうです。どんな方のお口に入るのでしょうか。
名古屋市中央卸売市場北部市場で10月29日に行われた今季初取引で、最高値となる86万4千円(2個入り、税込み)で売買が成立した。JA全農岐阜によると、スーパーのバロー(多治見市)が購入した。
出典:朝日新聞
— ぶぶ (@yhoobooboo) November 4, 2020
美の壺:2つ目のツボ 愛されて 輝きを増す
美の壺:奈良県吉野地方色とりどりの柿の葉寿司
色とりどりの柿の葉寿司が登場します。その名も「紅葉柿の葉寿司」。
夏・秋に収獲される柿の葉は、柿の葉寿司に使われます。殺菌効果があるので保存に向いているそうです。
夏に柿の収穫してしまう葉っぱ専用の木。実は取らないというような木ということで 渋柿だけなんだそうです。
確かに 普通より大きくて 立派な柿の葉。収穫するときによって葉の色が違えば色とりどりの柿の葉寿司ができるんですね~。
柿の葉すし 山の辺 https://www.kakinohasushi.net/about.html
https://twitter.com/upsidedown510/status/1196401540732350464
(upsidedown510さんアップありがとうございます)
美の壺:パティシエ フレデリック・カッセルさん
おいしそうな柿をふんだんに使ったタルトタタンが登場します。
タルトタタンはフランス伝統のりんごの焼き菓子ですが、りんごのかわりに柿を焼いて作るところが斬新です。
パティシエのフレデリック・カッセルさん
銀座三越にも店を出すフレデリック・カッセルさんは、日本の柿に惚れ込み、柿や干し柿を使って日本独自のタルトやミルフィーユを作ります。
1967年5月25日フランス北部アブヴィルの生まれ。生家は精肉店を営み「良質の食」に囲まれて育つ。ポール・マニュにて飴細工を学んでいた頃ピエール・エルメ氏と出逢い、1988年から「FAUCHON(フォション)」にて修行。この時にエルメ氏より「最高の素材と厳格な仕事」を学ぶ。1994年、高品質の食を求める人たちが多いことで知られる、パリ郊外のフォンテーヌブローにて自身の店をオープン。
2002年には、ショコラティエとサロン・ド・テも展開する。
出典:公式サイト
美の壺:最後のツボ 時が育む美しさ
美の壺:柿渋染め 吉岡幸雄(よしおか さちお)さん&吉岡更紗(よしおか さらさ)さん
江戸時代から続く染屋「染司よしおか」五代目吉岡幸雄(よしおか さちお)さん。
染司「よしおか」 https://www.sachio-yoshioka.com/
京都で昔から作られている「柿渋染め」。青い柿を潰してタンニンを絞り出し、その絞り汁を2~3年寝かして作るそうです。六代目吉岡更紗(よしおかさらさ)さんが若者向けの小物などを手がけています。
吉岡幸雄(よしおか・さちお)は、昭和二十一年四月二日、吉岡常雄(昭和六十三年歿)、俊子(平成十年歿)の長男として、京都市伏見区に生まれる。生家は江戸時代から続く染屋で、父常雄はのちに大阪芸術大学教授として教壇に立つとともに、世界の染色研究に没頭。とくに貝紫の研究は他の追随を許さないものであった。伯父に日本画壇の重鎮、吉岡堅二がいる。
出典:https://www.sachio-yoshioka.com/about/profile.html
ドキュメンタリー映画『紫』は、らら子も観に行きました。
残念ながら2019年9月に急逝されました。ご冥福をお祈りいたします
(出典:https://www.sachio-yoshioka.com/2019/1003.html)
美の壺:黒柿工芸 吉田宏介(よしだ こうすけ)さん・吉田宏信(よしだ ひろのぶ)さん
山形県天童市の木工芸家・吉田宏介さん。黒柿の神秘的な模様に魅せられています。樹齢150年以上の老木に極まれにしか現れないという「黒柿」。
黒柿工芸 吉田木芸 https://www.nihonkogeikai.or.jp/works/1043
内部に美しい黒褐色の文様を秘める、いわば柿の老化現象なんだそうです。その神秘の模様をどう切り出すかは吉田さんの腕の見せ所です。
息子の宏信さんも黒柿工芸を専門とする木工芸家。宏信さんの時代には見つけるのが困難になるかもしれません。
美の壺:再放送・バックナンバー情報
美の壺・合わせて読みたい バックナンバー
NHK美の壺の【バックナンバー】をまとめてみました。
2020 年はBSプレ・Eテレともにこちらが放送一覧です。
2019年はこちらです。
美の壺・放送予定。再放送はいつ? NHKオンデマンド登録で見逃し視聴もできます。
今回の『美の壺』初回放送は2018年11月9日でした。番組内容もこの時点のものです。
Eテレ「美の壺・選」の放送は、日曜日午後11時~、再放送は毎週木曜日午前11時~です。
BSプレミアム「美の壺」は毎週金曜日午後7時30分~、再放送は毎週土曜日午前6時30分~です。
BS4Kの放送も始まりました。『美の壺』は基本的に木曜日放映が多いですが、時
間帯は不定期なので要チェックです。
NHKオンデマンドなら月額の見逃し見放題パックや単品視聴ができます。月々500~600本の番組が放送当日または翌日から見られます。
【参考サイト】
番組公式ページ https://www4.nhk.or.jp/tsubo/
放送予定 https://www4.nhk.or.jp/tsubo/
再放送予定 https://www4.nhk.or.jp/tsubo/2/
NHKオンデマンド https://www.nhk-ondemand.jp/
NHK クロニクル https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/
NHKの旧美の壺詳細サイト https://www.nhk.or.jp/tsubo/program/