晴れときどきファーム!野草「春の訪れ“摘み草”を味わう」鶴岡舞子先生!レシピ・ナズナ茶・野草ソースのパスタ・ハルジオンのポテトサラダ・ヤブニッケイのミルクスイーツ:NHK晴れ、ときどきファーム!

こんにちは。らら子です。

今回の『晴れ、ときどきファーム!』は「春の訪れ“摘み草”を味わう」

春になり、芽生えてきた草花の楽しい活用方法をご紹介します♪

今回も元V6の長野博さん、森三中の村上知子さん、女優の滝沢沙織さんのいつもの3人で。摘み草(つみくさ)を使った驚きの料理に取り組みます。





晴れときどきファーム「春の訪れ“摘み草”を味わう」番組予告:再放送予定

番組予告はこちらです。予告だけで春の予感でウキウキしてきます。

里山で草花に目を向けると、あちこちに春の息吹が。そこで今回は、“摘み草”で野草のおいしさを楽しんでみます。春の七草・ゴギョウは、ハハコグサの名でも親しまれていますが、昔は草餅に使われていたのだとか。その味は?ハコベやハルジオンなどは、カレー粉と合わせて便利な洋風ソースに。畑のとなりで見つけた和製のシナモン「ヤブニッケイ」は、ミルクスイーツに。もうすぐ、春です。
出典:公式サイト

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晴れときどきファーム「摘み草」野草の先生は鶴岡舞子(つるおかまいこ)さん!お店はどこ?

今回、積み草料理を教えて下さるのは、野草活用コーディネーター鶴岡舞子(つるおかまいこ)さん。

摘み草を教えてくれるのが、野草活用コーディネーターの鶴岡舞子さん。
保育園での里山学習などで、自分で摘んだ野草を給食でいただく活動などを実施されています。

生まれ育った東京から山梨県甲州市に移住。野草の活用や“摘み草”の実践する〈摘み草のお店 つちころび〉を2014年から運営していらっしゃいます。

内容は、商品の販売や、摘み草実践スクール、料理教室など。

お店は古民家。自分で改修したそうですよ。

〈摘み草のお店 つちころび〉
住所:山梨県甲州市塩山竹森1725-1 ※完全予約制

都会で中高一貫の女子校に通っていた鶴岡さんは、自分で食べ物を手に入れられるようになりたいと、農家になることを決意しました。

東京農業大学に進学し、甲州市の野外教育施設への就職を経て農業生産法人で就農。

鶴岡さん摘み草は、東京・表参道のフランス料理店L’Effervescence(レフェルヴェソンス)など、一流シェフにも愛用されているそうです。





晴れときどきファーム「摘み草」里山散歩とハハコグサの草餅

そんな鶴岡さんと一緒に、里山散歩に出発です!

日本の昔からの春の楽しみといえば、摘み草。
野草を里山で摘んで、薬や料理に活用してきました。

さっそく、いつもの3人、元V6の長野博さん、森三中の村上智子さん、女優の滝沢沙織さんも、古民家の里山で春を探します。

古民家のお庭を出る前に、さっそく発見。
ハハコグサというキク科の植物。春の七草の一つです。

実はこのハハコグサ。草餅の原料でした。
ヨモギが使われる前は、このハハコグサで草餅を作っていたそうです。

番組でもさっそくハハコグサの草餅をふるまってくださいました。
香りはヨモギほどしないけど…優しい食感と味で、素朴なおいしさ。

ハハコグサはうぶ毛のような毛が多く、これが、おもちと接着剤の役割を果たすそうです。
ちゃんと野草の特徴を活かして使われているんですね。




晴れときどきファーム「摘み草」野草の活用方法

鶴岡さんのオススメの、野草の活用方法は、35度以上の焼酎に漬けること。

野草が詰まったたくさんの瓶を持ってきてくれました。

まずは、スイカズラの焼酎漬け。

4月ごろから香りのいい花が咲く植物です。

のどの痛みに効いたり、古くから活用されてきた野草です。

香りが甘いのが特徴的。

その他にも、ヘビイチゴやドクダミなど効能や活用方法も色々です。

庭木や園芸種は、毒草が多いので注意が必要です。

ニラと葉っぱが似ているスイセンは、毒があることで有名です。

最低限の知識はもちろん必要ですね。

畑の周りで見つけたのは、ハコベ。

これは実は、歯の薬。虫歯の予防薬になるそうです。

知らなかったー!

摘み草のポイントは、手で摘むこと。

ハサミを使うと、繊維の固い部分まで切ってしまいますが、手では柔らかいところだけを摘むことができます。

さらに、見つけたのはハルジオン。

春になると、そこらじゅうで花を咲かせるあれですが、実は葉っぱが食べられるそうです。

他にも、ギシギシという雑草にしか見えない植物。

新芽の中にはぬるっとする成分が。

昔からお浸しなどで食されてきました。





晴れときどきファーム「摘み草」カタバミとナズナ茶

お次は、ハウスの中へ。
3人がクローバーだと思っていたのは、カタバミ。

葉っぱがハートの形の方がカタバミです。

さっそく、生のまま食べてみると甘酸っぱくておいしい。
ちょっと周りを見回すだけで、たくさん食べられる植物があるものなんですねぇ!

家の中で、冷えた体を温めましょう。

鶴岡さんのお手製の野草茶をいただきます。
野草の中で目立つのは、ペンペン草。ナズナです。

鶴岡さんオススメの飲み方がもう一つ。
ナズナ茶にお塩を少し入れてみます。

すると、ダシのようなおいしさに。
味に深みが出て、二度楽しめるとのこと。

さて、もう一度外へ出て、摘み草を楽しみます。

畑のわきで見つけたのは、ヤブニッケイの木。
シナモンの木です。葉っぱをこすると、ローリエのような香りが。
乾燥させなくても、そのまま使えるそうです。

家の裏には、小さな赤い色の実をつけた木が。
滝沢さんが前々から気になっていた木です。

これは、フウトウカズラといって、コショウの仲間だそうです。
さっそく、実をいただいてみると…コショウっぽい!

優しい味で、自生しているのは、とても珍しいそうです。
10年前から生えてるのを知ってたのに、今まで使わなかった!と、悔しがる3人です。





晴れときどきファーム「摘み草」レシピ「ナズナ茶」材料とつくり方

■「ナズナ茶」
・ナズナ(アブラナ科)・・・花は3月~5月ごろ。愛称はぺんぺん草。
<材料>2杯分
熱湯・・・400ml、 乾燥ナズナ・・・ふたつまみ

<つくり方>
①ナズナの茶葉に熱湯を注ぎ、2~3分待つ。
※塩を適量入れると、違った風味を楽しめます。
出典:番組公式ページ




晴れときどきファーム「摘み草」レシピ「摘みたて野草ソースのパスタ」

では、摘んだ野草を使って料理を作っていきます。
天ぷらやお浸しのイメージが強い野草ですが、鶴岡さんは洋風アレンジのレシピを教えてくれます。

まずは、肉や魚など何にでも合う万能ソースを作ります。

まずは、ハコベ、ハルジオン、ギシギシなどの野草を1センチほどの粗みじんに切っていきます。

刻んだ野草をフライパンに入れ、さらに、大豆の水煮と、トマトの缶詰を加えます。

味付けのポイントはカレー粉。
少し入れるだけで、味がしっかりして野草とは思えない仕上がりになるそうです。

このソースに、茹でたショートパスタを加えて、絡めたら完成です。

今回使うのは、らせん状にみぞがついているフジッリ(fusilli)。ねじねじの間にソースがよく絡んでいきます。

おいしそうですねー。

つづいて、ハルジオンのポテトサラダを作ります。

お湯を沸かし、ハルジオンをほんの少しだけ茹でます。

それを潰したジャガイモに混ぜ込み、マヨネーズとコショウを混ぜ、さらに、先ほど採ったフウトウカズラをトッピングして出来上がり♪

可愛い!白いポテトサラダに赤いフウトウカズラを2粒。
ウサギのようにキュートなポテサラになりました。





晴れときどきファーム「摘み草」レシピ「摘みたて野草ソースのパスタ」材料とつくり方

■「摘みたて野草ソースのパスタ」
<材料>2人分
野草(ギシギシ・ハルジオン・ハコベ)・・・計100g、 大豆(水煮)・・・120g、
トマト(缶詰)・・・120g、 オリーブ油・・・大さじ1と1/2、 カレー粉・・・少々、
塩・コショウ…適量、 ショートパスタ…120g、 塩・・・少々(パスタを茹でるため)、

<事前準備>
・湯に塩を加えて、パスタをゆでておく。
・摘んだ野草は、よく洗って水けをきっておく。

<つくり方>
① 野草を1cmほどに粗みじん切りにする。
② フライパンに①とオリーブ油、大豆(水煮)、トマト(缶詰)を加えて加熱する。
③ 野草がくたっとして火が通ったら、カレー粉、塩、コショウで味つけをする。
④ ゆでたショートパスタを加えて混ぜ合わせる。

出典:番組公式ページ





晴れときどきファーム「摘み草」レシピ「ハルジオンのポテトサラダ」材料とつくり方

■「ハルジオンのポテトサラダ」
<材料>適量
じゃがいも…1個、 ハルジオン・・・10g、 湯・・・適量、
マヨネーズ・・・大さじ1、 酢・・・小さじ1/4、あらびきこしょう・・・適量、 フウトウカズラ・・・2粒

<事前準備>
・じゃがいもは、ゆでて潰し、粗熱をとっておく。

<つくり方>
① 湯でさっとゆでたハルジオンをザルにあげて水けをとり、みじん切りにする。
② じゃがいもに①、マヨネーズ、酢、あらびきこしょうを加えて混ぜる。
③ 皿に盛り付け、フウトウカズラをトッピングする。

出典:番組公式ページ




晴れときどきファーム「摘み草」レシピ

では、作ったお料理をいただきましょう!

まずは、パスタから。
野草のシャキシャキ感が残っていて、ときどきふわっと香るのがハコベです。

それがハーブのようなアクセントになり美味しい!
トマトソースとよく合います。

お次はハルジオンのポテトサラダ。

食感も残っていて、かなりの存在感。
野性っぽい香りがポテトサラダとよく合います。

季節ごとの野草を使って作ると、毎回違うポテトサラダが味わえるそうです。

ヤブニッケイは、ミルクスイーツに仕上げました。
牛乳にヤブニッケイの葉をちぎって入れ、火にかけます。

そこに、生クリームとゼラチンを加え、冷やし固めれば出来上がり♪
ヤブニッケイの香りでスッキリ!爽やかなスイーツになりました。

こんなに簡単に濃厚ミルクスイーツができるんですね。

これも季節ごとの野草の風味付けで、ミルクスイーツのバリエーションが楽しめそうです。





晴れときどきファーム「摘み草」レシピ「ヤブニッケイのミルクスイーツ」材料とつくり方

■「ヤブニッケイのミルクスイーツ」
<材料>適量
牛乳…200ml、 グラニュー糖…30g、 ゼラチン・・・5g、 生クリーム・・・100ml、
ヤブニッケイの葉・・・3枚

<つくり方>
① 鍋に牛乳、グラニュー糖、ヤブニッケイの葉をちぎり入れて沸騰直前まで熱しておく。
② ①を火からおろしてゼラチンを加え、余熱で溶かす。
③ ふたをして、5分ほど待ち、香りを移す。
④ ③に生クリームを加えて、ヤブニッケイの葉を取り除き、容器に注ぐ。
⑤ 冷蔵庫で約1時間冷やして固める。

出典:番組公式ページ





晴れときどきファーム「春の訪れ“摘み草”を味わう」:らら子的感想やバックナンバー

摘み草。身近な積み草でいろいろ料理ができるのは楽しいですね。

身近に、こんな多様な食べられる野菜があるなんてビックリ!

しかも、肩ひじ張らなくても、ポテトサラダに混ぜたり、パスタにあえたり、普通の野菜と同じように使えるのが、また驚きでした。

ヨモギ餅くらいしか春の野草を使ったことってなかったけど、散歩の途中でちょっと意識して摘んでみたいなと思いました☆

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